Index-------------------------
1)【記事】日販「2020年間ベストセラー」
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
------------------------------
1)【記事】日販「2020年間ベストセラー」
日販が「2020年間ベストセラー」を発表した。総合のベスト1
1「鬼滅の刃 しあわせの花」 集英社
2「鬼滅の刃 片羽の蝶」集英社
3「あつまれ どうぶつの森 完全攻略本+超カタログ」 徳間書店
4「鬼滅の刃 風の道しるべ」 集英社
5「あつまれ どうぶつの森 ザ・コンプリートガイド」 KADOKAWA
6「WORLD SEIKYO」 2020年春号 聖教新聞社
7「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 新潮社
8「ケーキの切れない非行少年たち」 新潮社
9「世界一美味しい手抜きごはん」KADOKAWA
10「鋼鉄の法」 幸福の科学出版
第1位と第2位を占めたのは「鬼滅の刃」のノベライズであった。
単行本フィクションのベスト5は次の通りだ。
1「流浪の月」 凪良ゆう 東京創元社
2「少年と犬」 馳星周 KADOKAWA
3「半沢直樹 アルルカンと道化師」池井戸潤 講談社
4「クスノキの番人」 東野圭吾 実業之日本社
5「オーバーロード(14)」丸山くがね KADOKAWA
単行本ノンフィクションのベスト3位は次の通りだ。
1「WORLD SEIKYO」 2020年春号
2「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」 新潮社
3「鋼鉄の法」 幸福の科学出版
宗教団体系の出版物が相変わらず強い。
単行本実用のベスト3は次の通りだ。
1「世界一美味しい手抜きごはん」 KADOKAWA
2「はじめてのやせ筋トレ」 KADOKAWA
3「見るだけで勝手に記憶力がよくなるドリル」 サンマーク出版
KADOKAWAが大健闘している。
単行本ビジネスのベスト4は次の通りだ。
1「人は話し方が9割」 すばる舎
2「FACTFULNESS」 日経BP
3「『繊細さん』の本」 飛鳥新社
4「嫌われる勇気」 ダイヤモンド社
ビジネス書はロングセラーが強かった。
新書ノンフィクションのベスト10は次の通りだ。
1「ケーキの切れない非行少年たち」 新潮社
2「一切なりゆき」 文藝春秋
3「還暦からの底力」 講談社
4「自分のことは話すな」 幻冬舎
5「空気を読む脳」 講談社
6「世界のニュースを日本人は何も知らない」 ワニブックス
7「夫のトリセツ」 講談社
8「バカの国」 新潮社
9「偽善者たちへ」 新潮社
10「なんのために学ぶのか」 SBクリエイティブ
新書フィクションのベスト10は次の通りだ。
1 「JUMP j BOOKS 鬼滅の刃 しあわせの花」 集英社
2 「JUMP j BOOKS 鬼滅の刃 片羽の蝶」 集英社
3 「JUMP j BOOKS 鬼滅の刃 風の道しるべ」 集英社
4 「JUMP j BOOKS 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 ノベライズ」 集英社
5 「JUMP j BOOKS ONE PIECE novel LAW」 集英社
6 「JUMP j BOOKS ハイキュー!!ショーセツバン!!」(13) 集英社
7 「JUMP j BOOKS ハイキュー!!ショーセツバン!!」(12) 集英社
8 「JUMP j BOOKS 呪術廻戦 夜明けのいばら道」 集英社
9 「C★NOVELS Fantasia 女王と海賊の披露宴」 中央公論新社
10 「JUMP j BOOKS 呪術廻戦 逝く夏と還る秋」 集英社
中央公論新社の健闘を称えるべきだろう。それにしても、この領域
文庫のベスト10は次の通りだ。
1 角川文庫「AX アックス」 伊坂幸太郎 KADOKAWA
2 集英社文庫「マスカレード・ナイト」 東野圭吾 集英社
3 光文社文庫 「素敵な日本人」 東野圭吾 光文社
4 創元推理文庫 「屍人荘の殺人」 今村昌弘 東京創元社
5 新潮文庫 「ペスト」 アルベール・カミュ 宮崎嶺雄訳 新潮社
6 新潮文庫 「ホワイトラビット」 伊坂幸太郎 新潮社
7 幻冬舎文庫「糸」 林民夫 幻冬舎
8 角川文庫 「青くて痛くて脆い」 住野よる KADOKAWA
9 幻冬舎文庫 「大河の一滴」 五木寛之 幻冬舎
10 講談社文庫 「罪の声」 塩田武士 講談社
コミックスのベスト10は次の通りだ。
1 「鬼滅の刃」(18) 集英社
2 「ONE PIECE」(95) 集英社
3 「SPY×FAMILY」(3) 集英社
4 「鬼滅の刃 公式ファンブック」 鬼殺見聞録 集英社
5 「進撃の巨人」(30) 講談社
6 「キングダム」(57) 集英社
7 「約束のネバーランド」(17) 集英社
8 「僕のヒーローアカデミア」(25) 集英社
9 「五等分の花嫁」(13) 講談社
10 「ハイキュー!!」(41) 集英社
講談社が辛うじて「進撃の巨人」と「五等分の花嫁」をランクイン
https://www.nippan.co.jp/news/
------------------------------
2)【本日の一行情報】
◎産経新聞が11月29日付で掲載している石原千秋の文芸時評に
《旧聞に属するが、「女性はいくらでも嘘をつけますから」発言の
しかし問題は、フロイトの「冗談は本音である」という説を参照す
https://www.sankei.com/life/ne
◎マガジンハウスの「Dr.クロワッサン」。今回の特集は「新型
https://magazineworld.jp/books
https://magazineworld.jp/books
配信ドラマを見ていると、これまでのテレビが「不自由」に感じて
◎「エイガドットコム」は11月30日付で「Netflix、8
https://eiga.com/news/20201130
確かに物凄いラインナップだ。
◎リクルートマーケティングパートナーズが企画制作する妊娠・出
https://prtimes.jp/main/html/r
◎毎日新聞は12月1日付で「#排除する政治~学術会議問題を考
《「フランスのブルボン王朝の出来事かと思うほど、前近代的なこ
https://mainichi.jp/articles/2
◎下山進が「サンデー毎日」で連載している「2050年のメディ
《…この雑誌が現在も部数を伸ばし続けている理由を、同誌が、ニ
https://mainichi.jp/sunday/art
分析し、解釈し、予測することが本来のジャーナリズムの役割なの
◎朝日新聞は12月1日付で社説「ネット中傷対策 試行錯誤を重ねながら」を掲載している。
《裁判手続きの整備や被害相談に応じる仕組みの強化に力を入れる
総務省はこの夏、海外勢を含む事業者から不適切な投稿への取り組
米ツイッター社が事実と異なる投稿に警告表示をしたり、大統領選
https://digital.asahi.com/arti
◎毎日新聞は11月30日付で「学術会議任命拒否『100%デマ
《島袋さんのようなデマはすぐに改善されたが、著名人をはじめ、
ある日、自分に関するデマがネット上に出現……。島袋さんに起き
https://mainichi.jp/articles/2
◎徳間書店は、スタジオジブリ初の全編3DCG長編アニメーショ
https://prtimes.jp/main/html/r
◎東京新聞は11月30日付で「没後50年 三島由紀夫を読む 文芸評論家・田中美代子さんに聞く」を掲載している。
《田中さんが考える三島文学の魅力は、定評ある文章や構成、古今
https://www.tokyo-np.co.jp/art
------------------------------
3)【深夜の誌人語録】
思いはブレーキにもアクセルにもなるから厄介だ。