【文徒】2020年(令和2)12月17日(第8巻234号・通巻1891号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】柳澤健「2016年の週刊春」が活写する雑誌の青
2)【記事】DHC会長名による在日コリアンに対する差別
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2020.12.17 Shuppanjin

1)【記事】柳澤健「2016年の週刊春」が活写する雑誌の青

新谷学(藝春秋執行役員、週刊春編集局長)、花田紀凱(元週春編集長)というふたりの編集長への徹底取材を軸に、昭和~平成~令和の週刊誌とスクープ現場を500ページに及ぶボリュームで描く柳澤健の「2016年の週刊春」が光社から刊行された。柳澤健花田紀凱編集長体制の「週刊春」に在籍していた。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000687.000021468.html
矢来町の金寿煥がツイートしている。
《16日発売の柳澤健氏『2016年の週刊春』。「週刊誌記者→書籍編集者」という道を歩んできた者として、触発されないわけがない。柳澤さんによる週刊誌賛歌(藝春秋賛歌とも)であると同時に、挽歌でもある。「現場を無闇に神格化しない」「記者クラブの全てを呪いたくなる」など首肯すること多々。》
柳澤健『2016年の週刊春』。紀尾井町と矢来町の違いについても度々言及。「春の人は仲がいいなあ(笑)」という間抜けな感想。休職中の編集長に手紙を出したり、それを読んで号泣したり。とにかく人間関係が熱い。編集部の飲み会で、熱く議論してケンカする――なんて、矢来町でやったことないよ!》
https://twitter.com/KimuSuhan/status/1338340799738572800
https://twitter.com/KimuSuhan/status/1338341947421806593
「週刊春」には良い意味でも悪い意味でも部活のノリがある。伊野尾書店の伊野尾宏之のツイート。
柳澤健さん『2016年の週刊春』が発売になりました。花田紀凱と新谷学、二人の名編集者を中心軸に藝春秋社とそこで働く人間のドラマを書いたノンフィクション。
1923年に菊池寛が「藝春秋」を創刊して以降、現在に至るまでの藝春秋社のみならず、出版界の知られざる逸話がボロボロ出てきます。》
https://twitter.com/inooshoten/status/1338777434959740931
柳澤健は社史では書けない歴史を書いたのである。雑誌の青春を活写したと言っても良かろう。光社新書の高橋恒星がツイートしている。
《『2016年の週刊春』はここまで書いていいのか!ってくらい、春砲の裏側を赤裸々に明かしている。ジャーナリズムに興味のある人にとってはめちゃくちゃ面白いので是非ご一読を。》
https://twitter.com/Kosei0307/status/1338673260062363649
柳澤健のノンフィクションはめちゃくちゃ取材をしているからめちゃくちゃ面白いのだ。光社新書が「note」で序章を公開している。
花田紀凱は『週刊春』を野球にたとえる。特集は攻撃だ。誰もが驚くようなスクープで新しい読者を呼び込む。グラビアやセクションは守備だ。見て楽しい写真記事やおもしろく役に立つ読物を並べて『週刊春』を好きになってもらい、定期購読につなげる。
編集長は監督である。編集部員のそれぞれの個性や適性、得手不得手を把握し、最大限の能力を引き出すためにセクション、グラビア、特集の各班に正しく配置して、最強のチームを作り上げる。
花田編集長時代の『週刊春』にいた頃の私は、多少気の利いた章が書けるだけで、取材力はまるでなかったから、花田編集長は私をグラビア班に置いた。打てないヤツは代走や守備固めで使えばいい、ということだ。》
https://shinsho.kobunsha.com/n/n4430f9e744ac
「2016年の週刊春」は光社新書ではないが、光社新書の仕事であるようだ。仲俣暁生がツイートしている。
《柳沢さんの新著、一瞬、この装丁で新書なのかと思ったじゃないですか!もちろん単行本ですよね?》
https://twitter.com/solar1964/status/1338684953811320834
社新書が仲俣をリツイート
《わかりにくくて申し訳ありません! 
『2016年の週刊春』は四六版ハードになります。
四六版がなぜか新書編集部から出ているのですが、詳細は「あとがき」に…。》
https://twitter.com/kobunsha_shin/status/1338685450484006913
柳澤健は次のように書いている。
《数多くの新書を世に送り出してきた光社の樋口健氏が、『週刊春』編集長だった新谷学に「ウチで本を出しませんか?」とオファーしたのは、春砲華やかなりし 二〇一六年夏のことだった。
新谷は断った。すでにいくつかの出版社から執筆依頼が舞い込んでいたからだ。
だが、樋口氏と会って話をするうちに、優秀な書籍編集者でもある新谷は思い直した。自分が新書を書くつもりはないが、『二〇一六年の週刊春』をノンフィクションで出版することに意味があるのではないか。書き手として出てきたのが私の名前だった。
「柳澤さんは時代を書けるから」というのが新谷の説明だ。
吉祥寺の喫茶店まで来てくれた樋口氏と話すうちに、私はふたりの編集長を主人公、あるいは狂言回しにすることを思いついた。花田紀凱と新谷学である。》
噂の真相」を辞め、「週刊春」で記者として働くことになった西岡研介は出版界の水滸伝だと絶賛している。西岡は新谷学、「週刊春」編集長の加藤晃彦ともども「2016年の週刊春」の帯にも登場している。
https://twitter.com/biriksk/status/1339004579736821760
「2016年の週刊春」には、私もちょこっとだけ登場している

-----------------------------------------------------

2)【記事】DHC会長名による在日コリアンに対する差別

「ハフポスト日本版」は12月16日付で「DHCに『差別だ』と批判あがる。競合他社を在日コリアンへの蔑称を使い批判」を発表している。
《化粧品大手の「DHC」にネットで批判が寄せられている。
公式サイトに掲載した章で、在日コリアンへの蔑称を用いて競合他社を批判したなどとして、Twitterでは「#差別企業DHCの商品は買いません」とするハッシュタグが12月16日時点で日本のトレンドに入っている。》
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5fd9547fc5b690d5d3083122?ncid=tweetlnkjphpmg00000001
これが問題の差別章だ。代表取締役会長・CEOの吉田嘉明名義である。
https://top.dhc.co.jp/contents/other/kuji_about/
「BuzzfFeedFNews」は12月16日付で「【更新】DHC会長、在日コリアンへの差別的メッセージに批判殺到。サントリーを名指し、両社の見解は?」を発表している。
《批判が集まっているのは、DHC公式オンライショップに掲載された「ヤケクソくじについて」という2020年11月日付のメッセージ。
自社のサプリメントについて記した内容だが、途中でライバル企業であるサントリー(ウエルネス)に言及。以下のように記している
サントリーのCMに起用されているタレントはどういうわけかほぼ全員がコリアン系の日本人です。そのためネットではチョントリーと揶揄されているようです。DHCは起用タレントをはじめ、すべてが純粋な日本人です。」
このメッセージはTwitter上で「差別的」であることに対して批判が殺到。「#差別企業DHCの商品は買いません」というハッシュタグが16日朝にトレンド入りした。》
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/dhc-message
朝日新聞デジタルは12月16日付で「DHCサイト、会長名で差別的章 SNSで批判相次ぐ」(池上桃子、杉浦幹治)を掲載している。
ツイッターでは「平気で差別する土壌が社会にまだありますよ、ってことよね?」「合理的な理由なく、他者をおとしめる目的だけの発言に見える」「多様化社会に一切理解のない人間が代表だなんて」などと批判するコメントの一方で、「日本人に対するヘイトに対して声をあげてください。じゃないと平等ではないです」と批判に反発するものもあった。》
https://digital.asahi.com/articles/ASNDJ6HWKNDJUTIL043.html
ヘイトスピーチ」(藝春秋)の安田浩一がDHCを「社会の恥」だとツイートしている。
《企業が社会的存在であることなど露ほども感じていないのだろうDHC。会長も即退場レベルのレイシストならば、いまだヘイトを垂れ流し、煽り続けたままにしている会社も悪質極まりない。社会の恥。》
https://twitter.com/yasudakoichi/status/1339164236610560000
小田嶋隆は次のように指摘している。
《DHCの問題は、単に「差別を拡散する企業が実在している」というだけの話ではない。そういう企業がテレビで番組を持ち、CMを打ち、有名タレントを起用し、コンビニに棚を確保し、新聞に広告を掲載することを許しているこの国の現状こそが問題だと思う。カネさえ払えば何をやってもいいのか、という。》
https://twitter.com/tako_ashi/status/1339000924602167296
こちらは花瑛塾広報局のツイートだ。
《DHC吉田氏による再度の差別発言。過去にもDHCシアター「ニュース女子」という番組のデマとヘイトに溢れた沖縄基地問題集がTOKYO MXで放送され大きな問題となった。あれから約4年。吉田氏もDHCという会社も何もかわっておらず、むしろ差別と憎悪を深めている。不買や取引見直しなど訣別の時である。》
https://twitter.com/kaeizyuku_PR/status/1339113603773857793

-----------------------------------------------------

3)【本日の一行情報】

加藤貞顕は「note」に12月15日付で「cakes一連の件についてのお詫び」を発表している。加藤は、こう書いている。
《cakesをはじめて1年後、追加の開発をはじめました。しかし、いろいろ検討した結果、やっぱり別サービスとしてつくったほうがいいことがわかり、それで2014年にリリースしたのが、現在のnoteです。
それに伴い、cakesは、cakes編集部のコンテンツの割合が6割くらい、出版社や著者のコンテンツが4割くらいになり、みんなが表現する場であるプラットフォームから、よりメディア寄りに立ち位置をシフトしました。
この状態になった時、みなさんもご承知の通り、大きな課題がありました。
メディアのような存在になっていったのに、既存のメディアのような厳格なチェック機構がなかったことです。
cakesは当初、プラットフォームとしてつくられたため、出版社やウェブ媒体の提供するコンテンツについては、細かく内容をチェックするといったことはしていませんでした。》
https://note.com/sadaaki/n/nf4b8ffdf6f47
武田砂鉄は加藤が《ただし、やってはいけないことを、ひとつだけ決めました。それは「悪口禁止」です。前向きでおもしろいものだけを載せよう、と決めたのです。》と書いた部分を引用して呟いている。
《これはとても乱暴な考え方だと思う。》
https://twitter.com/takedasatetsu/status/1338995096151236610
そう、ナイーブであることと乱暴なのは同義なのである。

毎日新聞は12月15日付で「安倍政権下で『学術会議は国の機関としてふさわしい』 与えていた『お墨付き』」を掲載している。
《しかし、外部の専門家を交えた内閣府設置の「日本学術会議の新たな展望を考える有識者会議」(座長・尾池和夫京都造形芸術大=現京都芸術大=学長)が15年3月に公表した報告書「日本学術会議の今後の展望について」は、学術会議の「国の機関」としての組織形態について「これを変える積極的な理由は見いだしにくい」と結論づけている。》
https://mainichi.jp/articles/20201215/k00/00m/010/042000c

◎「広告一切なし」だから本音が言える超激辛の保険選びムック「NEWよい保険・悪い保険 2021年版」が徳間書店から発売になった。
https://www.atpress.ne.jp/news/239577

毎日新聞は12月16日付で「『支持率下落は至極妥当』 田原総一朗さんが菅首相に苦言 『国民を甘く見すぎている』」(金志尚)を掲載している。学術会議任命拒否事件について、次のようなやり取りをしている。
《――「学問の自由への侵害だ」といった批判の声が出ていますし、マスコミの報道がなくなったわけではないと思いますが……。
◆そんなことは当たり前ですよ。毎日新聞ももっとバンバン書かないとダメだよ。最近は全然書いていないのでは? 1面トップで書かないと。「書く」というのは、1面トップのことを言うんだよ。》
https://mainichi.jp/articles/20201215/k00/00m/010/299000c
同感だなあ。

朝日新聞デジタルは12月15日付で桐野夏生の寄稿「若い世代の取材に『なぜ許せぬ』桐野夏生さんが疑う正義」を掲載している
《正しき者、正しき行いを描く作品には、確かにカタルシスがある。だが、人間の行いは正しいことばかりとは限らない。人間は愚かで、間違いを犯す。
罪を犯した人間は主人公の価値がない、という発想は、虚構における優生思想ではないか。》
https://digital.asahi.com/articles/ASNDG4HKWND2UPQJ00H.html?iref=com_latestnews_02

主婦の友インフォスは女性ファッション誌「S Cawaii!」を2021年2月号(12月17日発売)よりあらたに定期刊行雑誌(12・3・6・9月の17日発売)として新創刊した。新創刊1号目の表紙を飾るのは、King&Princeだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000680.000007785.html

飛鳥新社の「『気がつきすぎて疲れる』が驚くほどなくなる『繊細さん』の本」は、発行部数が50万部を突破した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000052297.html

◎「NHK NEWS WEB」は12月15日付で「東京五輪・パラ 『中止すべき』が『開催すべき』を上回る」を公開している。
《来年に延期された東京オリンピックパラリンピックの開催についてどう思うか聞いたところ、「開催すべき」が27%、「中止すべき」が32%、「さらに延期すべき」が31%で、「中止すべき」が「開催すべき」を上回りました。》
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201215/k10012763511000.html

◎「ITmedia NEWS」は12月14日付で「NHKが公式noteアカウント立ち上げ 取材過程やノウハウ公開」を公開している。
《20代から30代のNHK報道記者やアナウンサー、ディレクター、カメラマンなどが取材時の情報をまとめた「取材ノート」を公開することで、テレビでは伝えきれなかった情報や取材対象の熱い思いなどを発信する。取材ノートには、取材先の反応や記者の気付きなども書き込まれているといい、取材メモの内容を可能な限り公開するという。》
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2012/14/news136.html
これがそうだ。
https://note.com/nhk_syuzai/n/na9409db3a547
こういうことにお金を使うのであれば受信料を安くしてもらえないだろうか。そう考えるのは私だけだうか。

朝日新聞デジタルは12月15日付で「駅前に本屋ができるまで コロナで気づいたリアルの使命」(竹山栄太郎)を掲載している。12月11日に名古屋・金山総合駅前の商業施設「アスナル金山にオープンした「丸善」をレポートしている。
《新店の売りの一つは、書棚の脇に設置されたドリンクホルダー付きのいす。丸善ジュンク堂初の試みだ。併設のスターバックスのドリンクを持ち込み、飲みながら本を選べる。購入前の本も3冊までスターバックスに持ち込める。ちょっと気になる本を、じっくり選定してもらおうというねらいだ。
「ブック&カフェ」と呼ばれるスタイルで、各地に広がっているが丸善スターバックスが一緒に出店するのは初めてという。
もう一つの売りが、栄地区の大型店「丸善名古屋本店」と「ジュンク堂書店名古屋栄店」の在庫を最速当日に受け取れるサービス。午後1時までに頼めば5時に手に入る。新店にも専門書コーナーはあるが、品ぞろえには限界があり、専門書や洋書が充実する大型店との連携で補う。》
https://digital.asahi.com/articles/ASNDG423QNDBOIPE025.html

日本経済新聞社は12月15日、ニュースサイト「日経電子版」で、専門分野のエキスパートがそれぞれの視点で注目ニュースに解説を投稿する新機能「Think!」を始めた。厳選した日経電子版の記事とともに、エキスパートの多様な見方や意見を併せて読むことで、ニュースを複眼的により深く理解し、考える機会を提供する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000312.000011115.html
朝日新聞記者 デジタル編集部の毛利光輝がツイートしている。
《NewsPicksをマネすることは恥ずかしいことではなくて、読者のためになるなら他社の好事例も取り入れていく姿勢がないと勝てない。スマニューのクーポンはYahooもLINEも容赦なく追随した。うちも同じことやればいいのに、と思っているのに実行しないことの方が恥ずかしい。》
https://twitter.com/m_mitsuteru/status/1338836283146129408

朝日新聞デジタルは12月16日付で「バチェラー男女逆転版にみた『王子いらないプリンセス』」を掲載している。
《一人の独身女性を巡って男性たちが争うリアリティーショー「バチェロレッテ・ジャパン」(アマゾンプライムビデオで配信中)が話題を呼んでいる。これまでは男性が主役だったが、今回初めて女性が男性を選ぶ側になり、その主役女性の振るまいが「かっこいい」と支持を受けている。》
https://digital.asahi.com/articles/ASNDH45P5ND3UCVL02R.html
リアリティーショー「バチェロレッテ・ジャパン」はアマゾンプライムビデオで配信されている番組であり、地上波テレビでは放送されていない。テレビのデジタルシフトとはタイムテーブルの支配から解放されることなのだ。
「バチェロレッテ」をつとめたのはモデル・スポーツトラベラーの福田萌子。人気が出そうだ。
https://www.divinejpn.com/model/model-women/fukuda-moeko.html

朝日新聞デジタルは12月15日付で「柳美里さん小説、翻訳家が泣いたクールジャパンの裏面」(藤原学思)を掲載している。柳美里の小説「JR上野駅公園口」が「全米図書賞」の翻訳学部門を受賞して話題になったが、翻訳家のモーガンジャイルズは次のように語っている。
《「日本語の章は主語がない場合が多くて、しかも、中にどう理解したらいいのかわからない『あいまいさ』がたくさんあります。そのあいまいさを、いかに残すかということが問われます」》
https://digital.asahi.com/articles/ASNDG3F1NND5UHBI001.html

◎世界化社は、演歌歌手・藤あや子の愛猫「マルオレ」待望のファーストフォトブック「マルとオレオと藤あや子」を発売した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000994.000009728.html

◎「BUSINESS INSIDER JAPAN」は「巣ごもりで『漫画村問題』が再燃か 『急増ペースが異常、歯止めきかず』…集英社らが危機感」(小林 優多郎)を発表している。伊東氏とは集英社の伊東敦だ。
《しかし、伊東氏によると2020年1月から、同様の形で「漫画村以外」の海賊版サイトのアクセスが急増しているという。
その背景には、海賊版マンガサイトのサーバーが海外に置かれていることに加え、コンテンツ配信の中継事業者によって巧妙に匿名化され、摘発が難しくなっていること、加えて新型コロナウイルス染症拡大の影響による巣ごもり効果が加わり「急増のペースが異常。極めて危機的」(福井弁護士)にあるという。》
https://www.businessinsider.jp/post-226189

マルティン・ハイデガーカール・ヤスパース、ギュンター・アンダース、ハンナ・アーレント、ハンス・ヨナス、ジャック・デリダ、ジャン=ピエール・デュピュイという7人が原子力について、どう考えていたのかを明らかにする戸谷洋志の集英社新書原子力の哲学」が面白そうだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000198.000011454.html
「漂泊のアーレント 戦場のヨナス──ふたりの二〇世紀 ふたつの旅路」(慶應義塾大学出版会)の戸谷洋志である。

-----------------------------------------------------

4)【深夜の誌人語録】

無駄に無駄なしを実現できればしめたものである。