【文徒】2021年(令和3)1月8日(第9巻4号・通巻1901号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】成人式は中止!東京オリンピックは開催?2032年開催説も…
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】成人式は中止!東京オリンピックは開催?2032年開催説も…

「NEWSポストセブン」は1月4日付で「猪瀬直樹氏 五輪中止論者の感染リスク主張に『無責任な感情論』」を掲載している。猪瀬の主張。
《反対論者は開催時の感染リスクを主張するが、それは具体的なデータを伴わない、無責任な感情論に過ぎません。》
《むしろこのタイミングでの五輪開催は、秩序ある日本人の行動が感染を抑え込んでいると世界に示す絶好の機会でもある。知恵を使って危機管理の成功例となることが重要です。》
https://www.news-postseven.com/archives/20210104_1624464.html?DETAIL
コロナ対策に関しては明らかに後手後手のガースー・ベイダーは「絶好の機会」を逃がそうとしているのではないだろうか。
朝日新聞デジタルは1月5日付で「二階氏、五輪『開催しないお考え聞いてみたいぐらいだ』」を掲載している。
自民党二階俊博幹事長は5日の役員会後の記者会見で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて今夏に延期された東京五輪パラリンピックについて、「自民党として開催促進の決議をしても良いくらいに思っている」と述べ、開催に向けて強い意欲を示した。》
https://digital.asahi.com/articles/ASP15457JP15UTFK00B.html
町山智浩の引用ツイート。
自民党の二階幹事長、東京五輪について
自民党として開催促進の決議をしても良い」
 やっぱり自民党のためか!
「開催しないという考えを聞いてみたいぐらいだ」
 いっぱいいるよ! 国民の声聞いてないね!
「国民の健康にもつながる」
 健康のために中止するんだよ!》
https://twitter.com/TomoMachi/status/1346334640252932096
日刊スポーツは1月7日付で「東京五輪仕切り直し年 組織委の武藤事務総長を直撃」を掲載している。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の事務総長・武藤敏郎は次のように語っている。
《「第3波が収まっても第4波が出てこないとも限らない。実態をよく見極める必要がある。ただ極端なことが起こらない限りコロナは既に想定内のこと。徹底的な対策を講ずれば開催可能だと確信を持っている」》
https://www.nikkansports.com/olympic/column/edition/news/202101060000228.html
緊急事態宣言が発出されるという現状をどう認識するかである。武田砂鉄が指摘している。
《緊急事態宣言、そして、東京で2000人を超えた現在は、「極端なこと」ではないのだろうか。》
https://twitter.com/takedasatetsu/status/1347046231160225792
時事通信は1月6日付で「ワクチン接種、選手優先を 最古参のIOC委員―東京五輪」を配信している。
国際オリンピック委員会(IOC)で最古参のディック・パウンド委員(カナダ)が、7月開幕予定の東京五輪の中止を避けるため、出場選手が新型コロナウイルスのワクチン接種を優先して受けられるようにすべきだとの考えを示した。英スカイニュース(電子版)が6日報じた。》
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010601164&g=spo
ワクチンもアスリートファーストということか。米山隆一がリツイートしている。
《私はそれは、オリンピックの理念上やってはいけない事だと思います。勿論オリンピックは出来た方がいいですが、「すべての命は平等である」という理念を壊して迄やるような事ではありません。誰かの命を犠牲にして開催されるオリンピックなど、私は見たくありません。》
https://twitter.com/RyuichiYoneyama/status/1346815952797663232
小説家の津原泰水が持論を展開している。
《安倍政権が殺人ウイルスを舐めてかかって「どうせ勝手に収束する」「オリンピックで国民は忘れる」と見ていたこと、その「お気持ち」を忖度する政権支持者たちが、医療体制の再編につながる検査拡充を望む声を愚弄し、挙句には「検査が感染拡大を招く」と常識の正反対を喧伝してきたこと、》
《そういう思惑通りとも云える国民のコロナ慣れを、菅義偉政権が一部業界の損失をインスタントに埋めようとして早まったGoToや入国緩和が、いっそう後押ししたこと……と、おおまかには以上の流れが現状を生み、日本経済にとっては想定中、最悪の展開となったと僕は考えています。》
PCR検査の有用性については未だ異論が絶えないんでしょうが、政府が予定していたコロナ収束宣言、正式なオリンピック開会宣言にも、しょせん根拠として相当数が必要な検査であり、申し訳程度の検査数による「たぶん収束した」というハッピーエンドは、最初からあり得なかったとも考えます。》
https://twitter.com/tsuharayasumi/status/1346935306423914496
https://twitter.com/tsuharayasumi/status/1346935784171966466
https://twitter.com/tsuharayasumi/status/1346936104121819139
成人式は中止となり、オリンピックは開催しようというのか。朝日新聞デジタルは1月5日付で「成人式、中止相次ぐ 貸衣装店・美容室は悲鳴」を掲載している。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14752950.html
田村淳が呟いている。
《成人式はコロナが落ち着いたあたりに日程をずらしてあげれば良いのに…オリンピックをやる気なら成人式は余裕でできるはず》
https://twitter.com/atsushilonboo/status/1346280614836637697
「凡人エリック」のツイート。
《コロナ対策を「五輪ありき」で考えること自体が間違い。
今まで色々自粛を呼び掛けてもなかなか自粛効果は見られない。そういう意味でも東京五輪は中止にした方がいい。五輪中止にすれば、国民の多くは本気で危機感を持つと思う。》
https://twitter.com/No_Zey_2020/status/1346964175344390147
こんな意見も!竹熊健太郎だ。
《昨日YouTubeの番組で作家の本間龍氏が、どこまでもオリンピック開催に固執する森元首相に思いとどまらせるには、もはや天皇の御聖断を仰ぐしかないと言っていて、やはりそれしかないかと思った。》
https://twitter.com/kentaro666/status/1346564671151587329
東京大学名誉教授のロバート・ゲラーのツイート。
《世界中、今年の夏の東京オリンピックが開催可能なのかを疑う人が多いようだ。即時にオリンピック開催を断念して、新型コロナをコントロールすることに専念した方がよいだろうという気がする。2032年東京オリンピック開催を目指すことが妥当だろう。》
https://twitter.com/rjgeller/status/1345001032175128578
毒蝮三太夫は昨年12月31日に「BLOGOS」が公開した「総額1兆6440億円 世界一金のかかる東京五輪2032年以降に延期せよ」で次のように語っていた。
《・・・今はもう、いったん東京五輪は中止でいい。IOCに返上する。で、この先、2024年のパリも2028年のロスも、基本は予定通り開催できるならする。で、東京はどうするかと言うと、その先。2032年以降で「いつでも五輪を開催できる優先権」IOCからもらうの。
だから、その「優先権」があれば2032年でもいいし、2036年でも、2040年でもいいよ。とにかくこの先、世界も日本も立ち直って、またオリンピックやってもいいかなって雰囲気になったら、この「いつでも五輪を開催できる優先権」を行使する。オリンピックのクーポン券だね(笑)。》
https://blogos.com/article/507004/

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2)【本日の一行情報】

若松英輔の首相会見についてのツイートだ。
《免疫が落ちるといけないので、会見を見るのは止めて、原稿を書くことにしました。》
https://twitter.com/yomutokaku/status/1347112683338747904
私は免疫力を落としてしまったクチである。

双葉社が運営する「ふたまん+」は、サイトの規模拡大に伴い、新たに外部のライターを募集している。
https://futaman.futabanet.jp/articles/-/120048?page=1
「ふたまん+」は、「専門サイトが発信する本格的な記事にはついていけない」ライトユーザーを対象に漫画・アニメ・ゲームなどを扱った「分かりやすく読みやすい」記事を毎日配信している。
https://futaman.futabanet.jp/

柴田哲孝は2006年に「下山事件 最後の証言」で日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と日本冒険小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞し、2007年に「TENGU」で大藪春彦賞を受賞している。ノンフィクションもフィクションもこなす実力派だが双葉社から刊行された田臥健吾シリーズの最新作「ミッドナイト」も冒険小説好きを納得させる出来栄えだ。「小説推理」のBOOK REVIEWで村上貴史が書いているように《エンターテインメントのプロの手による小説》でありつつ、《今日の国際情勢を的確に反映》しているのである。
https://hon-hikidashi.jp/enjoy/121827/

◎産経WESTは1月6日付で「コミックも発刊『ある奴隷少女に起こった出来事』への共鳴」を掲載している。ハリエット・アンジェイコブスの「ある奴隷少女に起こった出来事」(新潮庫)を、あらい・まりこが漫画化し、昨年5月に「webアクション」で連載が開始し、昨年7月に第1巻刊行した。今年、第2巻が刊行される予定だという。
《担当編集者の菅間康二さんは「拷問や虐待の過激なシーンについては、奴隷制の実情を知る上で目を背けてはいけない部分であり、どう描けばうまく伝えられるか検討を重ねました」と語る。
本作に対しては、「当時の奴隷制の実態がここまでひどいものとは知らなかった」などといった反響が寄せられているという。》
https://www.sankei.com/west/news/210106/wst2101060001-n1.html
https://comic-action.com/episode/13933686331642169441
ある奴隷少女に起こった出来事」が翻訳されたのは、平成25年(2013)のことだが、親本を刊行したのは大和書房であった。しかも、この記事によれば、翻訳者である堀越ゆきの持ち込み企画であったという。
《堀越さんは、東京の外資コンサルティング会社に勤める会社員だ。出張の新幹線の中で、電子書籍の世界古典名作ランキングの上位に位置した原書を読んで感銘を受け、翻訳を決意した。
複数の出版社の門をたたいた末、平成25年に大和書房から単行本として出版。29年に新潮社から庫化され、発行部数は合わせて10万部を超える。》ときわ書房志津ステーションビル店は活字版も、漫画版も熱心に販売した書店の代表格である。
https://twitter.com/tokiwashizu/status/1015479896389218304
https://twitter.com/tokiwashizu/status/1269940170498781185

朝日新聞デジタルは1月5日付で「爆笑問題太田光さんが控訴 週刊新潮の記事めぐる訴訟」を掲載している。
《お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光さん(55)が日本大学芸術学部に裏口入学したなどと報じた週刊新潮に対し、東京地裁が名誉毀損を認めた判決について、太田さんは主張の一部が認められなかったことを不服として東京高裁に控訴した。昨年12月30日付。発行元の新潮社も同月25日に控訴した。》
https://digital.asahi.com/articles/ASP153DJWP15UTIL004.html
日刊スポーツは1月5日付で「太田光が控訴していた『あちらがしたので』光代社長」を掲載している。
《太田の妻で、所属する芸能事務所タイタンの太田光代社長(55)は「あちらが控訴したので、こちらも控訴しました」と説明。担当弁護士は「太田光氏としても一定の納得は得られる判決内容ではございましたが、新潮社側が東京高等裁判所に控訴したことを受けて、当方からも改めて謝罪広告の掲載等を求めて控訴を致しました」とコメントを発表した。》
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202101050000488.html
東スポWebは1月6日付で「爆笑・太田光 新潮社に〝控訴返し〟するしかなかった複雑事情」を掲載している
《今回“控訴合戦”となったのは、太田側が控訴しないと、高裁での裁判が新潮社に有利に働くためだ。仮に太田側が控訴しなかった場合、高裁では中づりでの謝罪広告の請求など、太田側が求めていたものは争われなくなる。
泥沼化の様相を呈しているが「太田さん本人も内心は複雑な心境でいる」と話すのは芸能関係者だ。さらに「太田さんは地裁判決後の会見で『一生、ネタにする。それでチャラ』と言っていたように、必要以上に新潮の責任を追及して、追い詰める気はなかった。裁判でボケ倒したのは、新潮誌上で『(裏口報道など)芸人なら笑い飛ばせ』と書かれたことへのアンサーでもあったそう。神聖な裁判所でボケるなんて、これほど、きわどいネタはない。笑いで大団円にしたいという気持ちは強い」。》
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/2590530/

日経BPが二年前の2019年1月に刊行した「FACTFULNESS」(ファクトフルネス)の発行部数が累計100万部を突破した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000041279.html

双葉社から「吠えない犬」を刊行したニューヨーク・タイムズ前東京支局長・マーティン・ファクラーがインタビューに答えている。毎日新聞が1月6日付で「『日本政府は中国と同じことを頼む』 ニューヨーク・タイムズ前支局長が内実を暴露」を掲載している。私にはファクラーの次のような発言が印象に残った。
《米国のトランプ大統領ツイッターで記者を名指しで批判します。しかし日本の首相はそこまでしません。米国に比べれば、日本のメディアが受ける政治的圧力はずっとずっと小さい。だから、萎縮する必要は全くありません。もっと調査報道に力を入れ、アクセスジャーナリズムに依存しすぎている状況から脱却すべきです。
かつて日本では多くの産業で横並び意識が強く、どの会社も同じような商品を作っていました。今はどうですか。各社が独自性を発揮したものを作っています。ところが、メディアだけはまだ変わっていません。》
https://mainichi.jp/articles/20210105/k00/00m/040/141000c
現在「オンリーワンの報道」に最も熱心なのは毎日でも、朝日でも讀賣でもなく、「週刊春」なのではないだろうか。周知のように出版社系のメディアは記者クラブによるアクセス・ジャーナリズムから排除されている。記者クラブという化的習慣に絡めとられることによって、犬は吠えなくなってしまったのだ。犬は吠えなくては歴史から忘れ去られてしまうだろう。

中島岳志は自身初の政治の入門書としてNHK出版の「学びのきほん」シリーズから「自分ごとの政治学」を刊行した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000274.000018219.html

リクルートは、4月1日付で同社を含むリクルート傘下のリクルートキャリア、リクルートジョブズリクルート住まいカンパニー、リクルートマーケティングパートナーズ、リクルートライフスタイル、リクルートコミュニケーションズ、リクルートテクノロジーズという完全子会社7社を吸収合併する。吸収合併存続会社はリクルートとなる。
https://www.travelvoice.jp/20210106-147881

毎日新聞は1月7日付で「中村則の書斎のつぶやき 納得できる説明をしない政治家」を掲載している。中村は、こう書いている。
《コロナの被害は地域差があり、日本と同じ先進国・地域で近隣の島国の台湾とニュージーランドは抑え込んだが、日本は失敗しただけでなく、東アジア最大の(しかも断トツの)感染国になってしまった。あれだけ医療体制の逼迫(ひっぱく)が予想されていたのに、政府は医療機関に有効な援助もせず冬を迎え、今は医療崩壊の危機にある。このような政治を続けてきたら、こうなるだろう。アベノマスクもそうだったが、当然の帰結とも言えるのかもしれない。》
https://mainichi.jp/articles/20210107/ddl/k23/070/174000c
「このような政治」とは、どんなに問われても決して説明しない政治のことである。「説明しない」ということは「説得する」というコミュニケーションを避けることであり、徹頭徹尾、言葉を軽視するということにほかならない。

スポーツニッポンは1月5日付で「嵐 『紅白』む歌手別視聴率で貫録47・2% 午後10時前の瞬間最高は異例」を掲載している。
《昨年大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30~同11・45)の、歌手別最高視聴率が4日、判明した。瞬間最高視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)は、昨年限りで活動を休止した嵐が歌唱を終えた午後9時52分の47・2%。中盤に最高値を記録する異例の結果となった。》
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/01/05/kiji/20210105s00041000061000c.html
第2部の視聴率は40.3%と、2年ぶり40%台を記録した。「東洋経済オンライン」は1月5日付でスージー鈴木の「『無観客紅白』が予想外に受け入れられたワケ」を発表している。
《2020年紅白で表出した、「ライブ感の欠如」という弱みと「音楽をちゃんと聴かせるスムーズな進行」という強みは、けっこう本質的なものだと考えている。そしてこの、弱みの補強と強みの拡大を融合させることで、今後の紅白のあるべき姿が見えてくるのではないか。》
https://toyokeizai.net/articles/-/401237
外出自粛を強いられた上に他に見るに値する番組がなかったことも紅白の視聴率を押し上げたはずである。私のような視聴者が多かった、ということだ。

◎紙製品メーカーのマルアイは、学研プラスの「学研の図鑑LIVE」とコラボした、遊んで学べる図鑑のぬりえ「NuRIEbook」(ヌーリエブック)<希望小売価格:2,000円(税抜)>を1月20日(水)に新発売する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000051757.html

◎「少年ジャンプ+」編集長・細野修平の連ツイ。この人はツイッターの使い方が上手である。
《「面白いマンガを作る」と言っても簡単ではなくて…。①漫画家志望者を集める→②編集者とマンガを磨く→③読者の反応を見る→②③を繰り返す→④面白いマンガができる→⑤沢山の読者が集まってくる→⑥沢山の読者を目当てに漫画家志望者が集まってくる。これの①がジャンプルーキー!なわけです。》
《うまく回れば、②~⑥の繰り返しで行けるのですが、そもそも①が無いとサイクルが回り始めない。というわけで、①にあたるジャンプルーキー!をジャンプ+と一緒に始めたわけです。》
《更に言うと、③の「読者の反応を見る場所」=媒体、つまり雑誌やアプリが大きければ大きいほど、良いフィードバックが得られます。媒体を大きくするためには②~⑥がうまく回ってないといけないわけです。》
《②~⑥が一番うまく回っている媒体こそが『週刊少年ジャンプで、我々「少年ジャンプ+」もデジタルでそれを目指しています。
https://twitter.com/HosonoShuhei/status/1347031313430228995

https://twitter.com/HosonoShuhei/status/1347032795202244608
ツイッターはプロモーションを意識してしまうと信用されなくなる。自らを開いていくことによってのみ共感が得られるのだ。「開く」ことができないのであればツイッターなどやめてしまうべきなのだ。

◎日刊スポーツは1月7日付で「Snow Man宮舘のコロナ感染報道、発行元謝罪」を掲載している。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202101070000010.html
主婦と生活社は1月6日付で「お詫びと訂正」を発表した。
《『週刊女性』1月19・26日合併号にて、Snow Man宮舘涼太さんが昨年12月に女性と飲食をしたことが新型コロナウイルスに感染した原因であるという記事を掲載しましたが、そうした事実の確認はできませんでした。宮舘涼太さん及び関係者にお詫びをして、ここに訂正いたします。》
https://www.shufu.co.jp/topics/detail/57654/

◎世界化社は2020年10月に発売した絵本「ねむねむさんがやってくる」の3刷重版を決めた。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001010.000009728.html

◎「Number Web」は、2020年12月の純PV(自サイトでのページビュー)が、月間5214万PV(Google Analytics調べ)に達し、2009年以来、最高のPVを記録した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000043732.html

小学館の「コロコロコミック」編集部と、株式会社Plottで8月31日に共同開設したYouTubeアニメチャンネル「ブラックチャンネル」が昨年12月末、チャンネル登録者10万人を突破し、2021年1月には11.1万人にまで達した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000987.000013640.html

白泉社は「フィギュア付きミニ絵本 ノラネコぐんだん おすしやさん」(工藤ノリコ)を発売した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000401.000046848.html

◎「アドタイ」は1月7日付で「ソリューション分野への新たな挑戦『集英社エディターズ・ラボ』も発足」を公開している。
《取り組み事例は、集英社が強みを発揮するファッションやビューティー関連の企業にとどまらない。たとえば東レの使用済みペットボトルを資源とした新繊維「&+(アンドプラス)」のブランドサイトコンテンツ制作。BtoBとしてスポーツブランドやラグジュアリーブランドへの訴求に加え、サスティナビリティやSDGsに敏感な、いわゆるZ世代に向けたBtoCのコミュニケーションを図り、会社のブランディングを行いたいという依頼を受けての企画だ。》
https://www.advertimes.com/20210107/article332578/
女性(ファッション)誌ビジネスが縮小せざるを得ないなかで、その人材をどのように生かすかは各出版社の課題である。

JTBパブリッシングは、「るるぶONE PIECE」を3月4日(木)に発売する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000120.000024732.html

◎「コメダ珈琲店」「おかげ庵」はアニメ「鬼滅の刃」のオリジナルグッズが当たるコラボキャンペーン「『鬼滅の刃』×珈琲所コメ珈琲店コメダでくつろいで鬼を滅ぼせ!”」を実施している。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3543/tdnet/1916730/00.pdf

◎元ゲイ風俗とゲイバーの従業員であった「もちぎ」はマガジンハウスから自己啓発書「悪魔の夜鳴きそば」を刊行した。
https://ananweb.jp/news/327941/
望月もちぎ、なんだね。こう1月1日にツイートしている。
《深夜ドラマを観てるような気分になれるあったかストーリーです
読んだ人が「自分も明日から変わりてぇな」って思える本にしました。
初回特典は《もちぎママのおてもと栞》数量限定でっせ》
https://twitter.com/omoti194/status/1344944532387860480
もちぎは、これまでにもコミックエッセイ「あたいと他の愛」(藝春秋)、漫画「ゲイ風俗のもちぎさん セクシュアリティは人生だ。」(KADOKAWA)、エッセイ「ずる賢く幸せになる」(幻冬舎)、小説「繋渡り」(KADOKAWA)、漫画「ゲイバーのもちぎさん」(講談社)を刊行している。もちぎは、漫画も描けて、章も書ける才能だ。

井上雄彦の「スラムダンク」(集英社)がアニメ映画化されることになった。
https://twitter.com/inouetake/status/1347026926569803776
https://slamdunk-movie.jp/

ツイッターフェイスブックは、トランプ米大統領のアカウントを一時的に停止した。時事通信によれば《各社はトランプ氏の主張に呼応する支持者たちが連邦議会の建物に侵入した事態を重視し、これまでで最も強力な措置に踏み切った》ということだ。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021010700552&g=int

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3)【深夜の誌人語録】

努力とはつづけることだ。