【文徒】2021年(令和3)3月23日(第9巻53号・通巻1950号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】〝ブタ演出〟に騒ぐ世間は「春砲」すらちゃんと読んでない
2)【本日の一行情報】
3)【人事】主婦の友社 2021年4月1日付
4)【深夜の誌人語録】
5)【お知らせ】
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1)【記事】〝ブタ演出〟に騒ぐ世間は「春砲」すらちゃんと読んでない

花田紀凱の週刊誌ウオッチング」は「週刊春」に厳しい評価を下している。
《たしかに両方ともスクープには違いないが、何か違和感が拭えない。
「開会式」の記事では佐々木氏のLINEまで公開。ベッキー不倫事件の時もそうだったが、他人のLINEを無断で公開していいのか。》
《大臣とNTT社長が会食をして何が問題なのか。会食で親交を深め、情報交換をして悪いわけではない。
が、ネットや野党はこれで大騒ぎ。
春』がそれを当てにして記事を書いているところが嫌なのだ。
https://www.sankei.com/life/news/210321/lif2103210001-n1.html
望月優大は「週刊春」がスクープした「『渡辺直美をブタに』五輪『開会式』責任者 “女性蔑視”を告発する」を読んでツイートしている。
《読んだ。権力とコネのある佐々木宏氏がMIKIKO氏チームを排除し開会式ごと乗っ取ったという話。驚いたのが辞表提出後の彼女への森喜朗氏の言葉。「あなたが女性だったから、佐々木さんは相談できなかったのでは。事を荒立てるんじゃないだろうな」。東京五輪とは一体何なのか。》
https://twitter.com/hirokim21/status/1373278370801197059
望月は著書に「ふたつの日本――『移民国家』の建前と現実」を持経産省OBでもある。
「女子SPA!」は3月20日付で「東京五輪『ブタ演出案だけで騒ぎすぎ』と言う人が、見ようとしない闇」を発表している。
《・・・今回のスクープで、「渡辺直美にブタの扮装をさせる」という佐々木氏の発言問題は、ほんの一部にすぎないからです。
「全を読めばわかりますが、東京オリンピックパラリンピックの開閉会式の演出チームをめぐる、どうしようもない主導権争いがスクープの本質です。春の報道を信じるなら、事実上の責任者だった女性振付師・演出家のMIKIKOさん(43)が、様々な圧力で“排除”されて、昨年5月頃から佐々木氏に取って代わられた、というのです」(週刊誌記者)》
https://joshi-spa.jp/1069858
作品社の元編集者で現在はひとり出版社である月兎社を営む加藤郁美もこのことに気がつき連続ツイートを発表している。
《佐々木宏氏の五輪開会式辞任記事、ルッキズム問題のほうばかりセンセーショナルに取り上げられたけど、記事は2本立、後半(有料部分)は森喜朗と佐々木宏のボーイズクラブが、今の時代を表現するプランを短時間で作り上げ、IOCにも絶賛されたMIKIKO氏(perfume など振り付け)を排除したドロドロ案件》
《それも発端はやはり森喜朗で、リオ五輪安倍晋三マリオに御執心の森喜朗が、佐々木宏氏や椎名林檎のリオ演出メンバー4人を演出陣に加えろと言ってきて、船頭は8人に (やっぱ、開会式冒頭は「土管から安倍晋三」目論んでたんだなー。でも安倍辞任でそれもふっとんだんだな)。》
《さらに森喜朗は映画監督・山崎貴氏の昭和ノスタルジー路線も、能楽師野村萬斎氏の芸術路線も「意味がわからん」で退任させてしまった。しかし、IOCへの開会式プレゼンの時間はせまり、MIKIKO氏がふつうなら2年かかるようなレベルのものを不眠不休でしあげ、IOCは大絶賛。ところが森喜朗がまた横槍》
《昨年3月、佐々木宏氏がパラ開会式から五輪開会式のプロデューサーに。そこで例のルッキズムLINE、みんなに反発された佐々木氏はこんどは電通同期で代表取締役補佐の高田佳夫氏に手を回して、MIKIKO氏を責任者から降ろしてしまう MIKIKO氏チーム500人の仕事は棚上げに。》
渡辺直美さんも「一昨年に開閉会式のパフォーマーとしての依頼を受けた後、当初の演出チームから演出は、"最高にかっこよかった"と振り返り、"どうしてこういう風になっちゃったのかなって思う」と。MIKIKO氏のプランは多様性をエンパワーメントするものだったんだろう。》
MIKIKO氏チームを排除して、佐々木氏は一から開会式プランを作り直すも、IOCからは不評「前の方が良かった」と。で、MIKIKO氏のプランを切り貼りして(げー ダメ、ゼッタイ)。ここが最高にエグい箇所ですが他もエグさ満載なので週間春買ってください。男の嫉妬とボーイズクラブの横暴の凄まじさ》
《(純然アーティストより、こういうプロデューサーとか編集者とディレクション系の男の嫉妬ほどエグいものないよねー アーティストは自分が負けたら引き下がるしかないけど、ディレクション系はボーイズクラブでスクラム組んで女性を貶め排除するからなあ。絶対じぶんの負け認めない)。》
MIKIKO氏はチーム500人が次の仕事に入ることもできない事態に苦悩、昨年11月に辞表。森喜朗に「あなたが女性だったから、佐々木さんは相談できなかったのでは。事を荒立てるんじゃないだろうな」と言われたと。これ「わきまえない女だから上手くいかなかった。黙って佐々木氏のサポートしろ」だよね》
MIKIKO氏の排除って、そもそもの東京五輪ケチの付き始めザハ・ハディド氏の新国立競技場案撤回と同じ構造だよね。ザハ・ハディド氏の設計案を日建が現実案に落とし込むところで、ザハ独特の伸びやかさ新しさが妙にチンチクリンなデザインに矮小化。それを森喜朗が「生ガキみたい」と愚弄した。》
《もともとあんな狭い敷地にザハ・ハディド氏の作品は無理だったのではないかと思うけれど…。それを何故、安藤忠雄氏がゴリ押したのか。そこからして建築界のボーイズクラブ案件だったわけでしょ。そこへ森喜朗の「生ガキ」発言(これセクハラ含みだと思ったなー。陰で酷いこと言ってそう)。》
《結局、2020Tokyoにふさわしい感性であるザハ・ハディド氏、MIKIKO氏がちゃんとキャスティングされても、ぜんぶ森喜朗が途中で排除している。そして森のちゃぶ台返しのために、何十億円もの税金がドブに捨てることになってしまった。開会式4ヶ月に総監督交代で敢行しても、世界に恥を晒すだけでしょう》
《そもそも五輪開会式、世界的知名度、多様性他の示されるべき感性から言っても、坂本龍一氏しかいなかったと思う。それなのに東五輪組織委員会坂本龍一氏が脱原発派であるために最初から排除。坂本龍一氏が総合プロデューサーで、MIKIKO氏が振り付けやCGを担当したらどんなに美しい開会式だったか》
MIKIKO氏が2019年、山崎氏・野村氏が実質、森喜朗外されたあと、五輪開会式責任者であったことをスルーするTBSテレビ、毎日新聞
《そのことは、3月18日の橋本聖子会長の会見の際、武藤事務局長も認めている。》
《ただし、MIKIKO氏辞任の理由については「お気持ち」。「プロデューサー7人の間で話し合われることで、わたくしどもの立ち入ることでは無い」。》
https://twitter.com/katoikumi/status/1373044536922894338

https://twitter.com/katoikumi/status/1373664199751069701
映画批評家大寺眞輔がツイートしている。
東京オリンピック開閉開式の件は豚演出以上にその前後の経緯として報じられてる部分が本当に最低で、でもあの元電通の佐々木宏氏は秋元康氏と共に東京国際映画祭にも乗り込んできて似たような話を色々聞いたしロゴの件もあったし、ずっと地続きじゃないですか?日本のエンタメとか映画業界とも。》
https://twitter.com/one_quus_one/status/1372398398481985538
「週刊春」には総務省スキャンダルがそうであったように「つづき」があるのかもしれない。むろん、ルッキズムを軽く見てはなるまい。東京新聞は3月22日付で「ルッキズムの残酷さ知ってほしい 五輪式典統括の辞任騒動で容姿侮辱の経験者から声」を掲載している。
《東京都の40代女性は問題となった渡辺さんへの演出案をニュースで知り、いじめと体形に苦しんだ過去を思い出した。「タレント本人がオッケーでも、見ている人が愉快とは限らない。広告業界最前線で活躍している人がいまだにこんな考えなんて」と絶望した。》
https://www.tokyo-np.co.jp/article/92905

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2)【本日の一行情報】

◎緊急事態宣言が解除された。桜も開花。乃南アサツイッター報告している。
《ちょっと用があって出かけてきたんだけど、もう、人出がすごい。それと、どの商業施設や商店でも、出入りする人がほとんど設置してあるのに手の消毒をしないまま素通りするようになってる。まずいんでないかなあ。手消毒は習慣になったと思ったのに。》
https://twitter.com/asanonami/status/1373873910115045377

◎「しんぶん赤旗」は3月22日付で「科省接待の記録 亀岡副大臣(当時)・次官らを複数回 豊栄学園 補助金2400万円」(丹田智之)を掲載している。
《学校法人「豊栄(ほうえい)学園」(宮崎県三股町)が、前科学副大臣亀岡偉民(よしたみ)・復興副大臣自民党衆院議員)と藤原誠・事務次官を、2015年から19年にかけて繰り返し接待したとする記録を本紙は21日までに確認しました。科省は20年、同学園に約2400万円の施設整備費補助金を決定しています。行政がゆがめられたことはないか、解明が求められます。》
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik20/2021-03-22/2021032201_01_1.html
志位和夫が胸を張る。
《「しんぶん赤旗」がスクープ。学校法人「豊栄学園」が、前科学副大臣事務次官を、繰り返し接待。科省は、同学園に約2400万円の施設整備費補助金を決定している。行政が歪められたことはないのか、解明が必要です。》
https://twitter.com/shiikazuo/status/1373781043635916800
田中康夫曰く「赤旗砲と春砲の足元にも及ばぬ『誤送船団・記者クラブ』は解散した方が良くね」。その通りだ。

トーハンは、3月18日より、オリジナル庫フェア「#やっぱり本が好き」を、全国516書店で実施している。
フェア作品には「やっぱり本が好き」と気づかせてくれる12冊の庫をセレクト、これに各書店で選定した庫を加えるとオリジナルフェアが完成する。
フェア特設ページやSNSを開設し、「#やっぱり本が好き」をキーワードに告知を実施。出版社や書店、読者にも投稿を呼びかけ、SNSユーザーの10代~30代を中心に、幅広い読者にアピールするという。
Twitter      @yappari_1
Instagram     @yappari_hongasuki
TikTok       @yappari_hongasuki
https://www.tohan.jp/news/20210318_1709.html
https://www1.e-hon.ne.jp/content/cam/2021/hongasuki_shotenlist.html
フェア銘柄に選ばれていない出版社は新潮社、集英社小学館、幻冬舎、光社、中央公論新社河出書房新社徳間書店といったところか。一方で宝島社からは二冊もフェア銘柄に選ばれている。中山七里の「さよならドビュッシー」と青山 美智子の「木曜日にはココアを」がそうだ。しかし、この二作を「不朽の傑作」とか、「隠れた名作」と読んでしまうことに私は激しい違和感を覚える。私は、このフェア銘柄を見て「やっぱり本が好き」とは口が裂けても言えない。

◎「三原順原画展 ―『三原順 All Color Works』出版記念― Part II」が、3月20日から東京・京橋のスパンアートギャラリーで開催される。三原順白泉社の「花とゆめを代表する作家のひとりだ。「はみだしっ子」は紛れもなく傑作である。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000463.000046848.html

◎「ノラネコぐんだん展」が金沢から巡回を再開決定した。香林坊大和を会場にして、4月23日(金)から5月11日(火)まで開催される。「ノラネコぐんだん」シリーズとは工藤ノリコが描く白泉社の人気絵本シリーズである。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000459.000046848.html

東京新聞は3月22日付で「どうなる五輪招致の意義 海外客ゼロなどで経済損失1兆6258億円、ボランティア意欲低下…」を掲載している。
《「海外客が来なければ、大会を招致した意義の大部分が失われてしまう」。東京都の幹部が落胆した。
大会には100万人規模の観客が来日する想定だった。「外国人との交流、インバウンド、飲食店やホテルへの経済効果、東京という都市のPR…」。幹部は失うものを数えつつ、「今の感染状況では仕方ない」。
関西大の宮本勝浩名誉教授は、海外の観客の入国を見送って、国内の観客だけに限定し、さらに観客数の上限を競技場の収容数の50%以下にした場合、経済損失が1兆6258億円になると試算した。そのうち、海外客の見送り分は2360億円だった。》
https://www.tokyo-np.co.jp/article/92894
毎日新聞は3月20日付で「五輪『スポンサー客』の入国 海外客断念でも譲らぬIOC」を掲載している。
《今後、海外からの受け入れで議論の対象となるのは、スポンサーなど招待客やボランティアの扱いだ。この日はともに議論されなかったという。日本側は感染防止のために規模縮小を図りたい考えだが、IOCはスポンサーの招待客の受け入れを強く求めている。既得権益が絡むだけに調整は簡単ではない。》
https://mainichi.jp/articles/20210320/k00/00m/050/222000c
朝日新聞デジタルは3月20日付で「『インバウンドのきっかけに』海外客断念、崩れた目算」を掲載している。
菅義偉首相は五輪をインバウンド再開の起爆剤とするシナリオを描いてきたが、安倍晋三前首相が掲げた「完全な形」での開催構想とともに頓挫した。当初の想定と異なるかたちの開催でも首相は政権の実績としたい考えだが、その思惑通りに運ぶかどうかは、今後の国内外の感染状況に左右される。》
https://digital.asahi.com/articles/ASP3N6TQ5P3NUTQP01M.html
内田樹がツイートしている。
《五輪、海外からの観光客の受け入れを断念。次は聖火リレーの無観客で、その次は開会式無観客。そのあとくらいでようやく五輪中止がアナウンスされるんだと思います。「戦力の逐次投入」の裏返しの「五月雨式撤収」。》
https://twitter.com/levinassien/status/1373421150714220545

立命館大学准教授の根津朝彦は3月20日朝日新聞デジタル「発行部数が減、SNSでは揶揄 苦境の報道に未来あるか」を発表し、次のように書いている。
《いま報道機関は、政治権力と人々のメディア不信の挟み撃ちにあい、萎縮しやすい状況にある。共同通信編集主幹を務めた原寿雄が『デスク日記』に書いた次の言葉を、報道機関の人には大切にしてもらいたいと私は考えている。「ジャーナリストは、自分の所属するマスメディアと外圧との力関係の計量学をマスターし、自信を持つ必要があると思う。ジャーナリズムの幹部が、お役所か銀行、商社かのように、トラブルを恐れて、平穏な日々を夢見るようになったらおしまいではないか」という章である。》
https://digital.asahi.com/articles/ASP3L52YWP3BULZU004.html

◎Japan Digital DesignでCTOをつとめる楠木正憲が「LINE」問題で次のような連ツイを発表している。
《個人的には中韓から覗き見られることよりも、米国から傍受されて、ある日突然ESTAが通らなくなることの方が仕事では致命的。昔からFISAでは外国人のプライバシーなんて存在しないようなもので、LINEよりもずっと米国系サービスを心配した方が良さそうだが、同盟国だからといって何を期待してるのかな》
《国際電話は通話品質が悪かったので昔から録音していたし、そのデータを諜報に使う制度は日独伊を除く各国はもともと整備していた。なぜ9.11以降にクラウド関係の技術なりサービスが急速に進展したのか、Skypeを何のためにマイクロソフトが買ったのか、後から振り返ると面白いね》
《その昔、役所にLotus Notesが入ってたのは、日米通商交渉で通信が傍受されていたことの反省と聞いたことがある。当時Notesはいち早くグループウェアに公開鍵暗号を持ち込んだ。いつしかNotesレガシーといわれExchangeが主流となりPPAPなるお作法セキュリティが広く使われるように》
《日米通商交渉の反省といいながらメールシステムひとつ内製できずに鍵長を矯められたNotesを使っていた時点で噴飯物だった訳で、あれから日本は対称鍵暗号アルゴリズムばかりいくつもつくったけれども、システムとして仕上げないままに実務としては米国製品を買い続けたんだよね》
《Blaster事件の後できたばかりのNISCはWindows一極集中リスクを騒ぎ立てセキュアOSをつくろうとしたが、Windowsアプリは使いたいので2桁億で互換APIは難しくセキュアVMをつくった。いちおうXPは動いたけどWindows Vistaはブートせず「邪魔しているのでは?」って騒ぎになったっけ》
《あの時代に端末のセキュリティー強化のために短期間でHypervisor的なものをつくり上げ、Smartcardを使った認証とかVPNまで組み込んだのはなかなかの技術力だったけれども、上で動かすOSから何から動く標的で、国として支え続けることは難しく調達に組み込むことさえできなかった》
https://twitter.com/masanork/status/1373613284411117575

https://twitter.com/masanork/status/1373628484115779595

朝日新聞デジタルは3月22日付「夫婦別姓、経済界からも 通称・青野氏『動きを起こす』」(秋山訓子)でサイボウズの社長・青野慶久にインタビューしている。実は青野の戸籍名は「西端」だそうだ。夫婦同姓を定めた民法の規定は違憲だとして訴訟も起こしている青野は次のように語っている。
《「ぜひ選択的夫婦別姓を選挙の争点にしてもらいたいです。賛成の人たちは応援しますし、反対の人たちには落選運動も考えています。丸川珠代男女共同参画相が、選択的夫婦別姓制度に賛同する地方議員に対し、慎重な検討を求める書を送った自民党の国会議員有志に名を連ねていましたよね。あの書で、反対派が可視化されました。いろんな方面から世論を盛り上げていきたいと思います」》
https://digital.asahi.com/articles/ASP3M5147P3JULZU01Y.html
これは青野のツイート。
《「みんな」も「会社」も「国」も実在しません。実在するのは、それぞれ違う個性を持った多様な人間たち。一人ひとりと向き合うことから逃げないこと。みんなのため、会社のため、国のため、と言う人たちに騙されないこと。》
https://twitter.com/aono/status/1373846352333996032
私も結婚してから暫くの間は戸籍は「山名」であった。

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3)【人事】主婦の友社 2021年4月1日付

〈組織変更〉
【主な改編のポイント】
・ウェブとプリント(出版)のハイブリッド型組織とする
・顧客ターゲットとジャンルを明確にした組織配置とする
・ウェブの運用支援&マネタイズ組織を新設する
・デジタルパブリッシングを推進する司令塔組織を新設する
・BtoB事業を強化する組織とする

(ジャンル別コンテンツ制作部門の設置)
1.ライフスタイル編集部、育児・教育編集部、第1メディアビネス部、第2メディアビジネス部、ビジネスイノベーション部を再編し、ジャンル別にファッション事業部、ウェルネス事業部、暮らし事業部、育児・教育事業部、コンテンツ編集部を新設する。(部格)
2.ファッション事業部は、GISELeウェブユニット、GISELeユニット、ファッション・生き方ユニットの3ユニットとする。
3.ウェルネス事業部は、OTONA SALONEユニット、美容ユニット、ウェルネスユニットの3ユニットとする。
4.暮らし事業部は、暮らしニスタユニット、料理ユニット、生活ユニット、園芸ガイドユニットの4ユニットとする。
5.育児・教育事業部は、育児・教育ユニット、Pre-mo・Baby-moユニット、Baby-moウェブユニット、あかほしユニットの4ユニットとする。
6.コンテンツ編集部は、コンテンツ編集ユニット、企画・開発ユニット、ゆうゆうユニットの3ユニットとする。

(営業部門の改編)
1.2.第1メディア営業ユニット、第2メディア営業ユニットを統合する形でメディア営業部とし、メディア営業ユニットを新設する。
コンテンツ営業部を新設し、デジタル推進ユニット、コンテンツ営業ユニット、ライツビジネスユニットの3ユニットとする。
3.販売部を改編し、販売プラットフォームユニットを新設する。

(管理部門の改編)
1.管理部、経理部、システム統括室を再編し、管理部とする。
2.管理部は、資材調達ユニット、クリエイティブユニット、人事ユニット、法務ユニット、3.総務ユニット、経理ユニット、システム統括室(ユニット格)の7ユニットとする。
4.経営戦略室をユニット格とする。

〈人事〉
【部長】
 石井 美奈子
新:ファッション事業部 部長 兼 ファッション・生き方ユニット 編集長
旧:ビジネスイノベーション部 部次長 兼 同 コンテンツ編集ユニット 編集長

浅見 悦子
新:ウェルネス事業部 部長
旧:第2メディアビジネス部 部長 兼 同 OTONASALONEユニット 編集長

佐々木 亮
新:暮らし事業部 部長
旧:管理部 部長 兼 ビジネスイノベーション部 部次長

山口 香織
新:育児・教育事業部 部長
旧:育児・教育編集部 部長

木村 晶子
新:コンテンツ編集部 部長(委嘱)
旧:ライフスタイル編集部 部長(委嘱)

澤田 純也
新:メディア営業部 部長
旧:第1メディアビジネス部 第1メディア営業ユニット ユニット長

勝川 賢一
新:コンテンツ営業部 部長(委嘱)
旧:ビジネスイノベーション部 部長(委嘱)

小木 浩
新:管理部 部長(委嘱)
旧:経理部 部長(委嘱)

【部次長】
村井 未来
新:暮らし事業部 部次長 兼 同 暮らしニスタユニット 編集長
旧:第2メディアビジネス部 部次長 兼 同 暮らしニスタユニット 編集長

庄子 寛
新:販売部 部次長 兼 同 販売プラットフォームユニット ユニット長     
旧:第2メディアビジネス部 部次長

千葉 静也
新:管理部 部次長 兼 同 総務ユニット ユニット長 兼 同 システム統括室 室長
旧:システム統括室 室長 兼 管理部 総務ユニット ユニット長

【ユニット長・編集長・室長】
金山 智行
新:ファッション事業部 GISELeウェブユニット 編集長
旧:第1メディアビジネス部 GISELeユニット 編集長

安藤 千春
新:ファッション事業部  GISELeユニット 編集長
旧:第1メディアビジネス部付 編集長

時田 紗耶香
新:ウェルネス事業部 OTONA SALONEユニット 編集長
旧:第1メディアビジネス部 Rayユニット 編集長

野崎 さゆり
新:ウェルネス事業部 美容ユニット 編集長
旧:ライフスタイル編集部 第1編集ユニット 編集長

一久保 法士
新:ウェルネス事業部 ウェルネスユニット 編集長
旧:ビジネスイノベーション部 コンテンツ編集ユニット

町野 慶美
新:暮らし事業部 料理ユニット 編集長
旧:ライフスタイル編集部 第3編集ユニット 編集長

三橋 祐子
新:暮らし事業部 生活ユニット 編集長
旧:ライフスタイル編集部 第2編集ユニット 副編集長

松本 享子
新:暮らし事業部 園芸ガイドユニット 編集長
旧:第2メディアビジネス部 園芸ガイドユニット 編集長

黒部 幹子
新:育児・教育事業部 育児・教育ユニット 編集長
旧:育児・教育編集部 第5編集ユニット 編集長

石橋 紘子
新:育児・教育事業部 Pre-mo・Baby-moユニット 兼  同 Baby-moウェブユニット 編集長
旧:育児・教育編集部 Pre-mo・Baby-moユニット 編集長

大隅 優子
新:育児・教育事業部 あかほしユニット 編集長
旧:育児・教育編集部 あかほしユニット 編集長

志岐 麻子
新:コンテンツ編集部 コンテンツ編集ユニット 編集長
旧:ビジネスイノベーション部 コンテンツ編集ユニット

深堀 直子
新:コンテンツ編集部 企画・開発ユニット 編集長
旧:ライフスタイル編集部 第2編集ユニット 編集長

坂上 京子
新:コンテンツ編集部 ゆうゆうユニット 編集長
旧:第2メディアビジネス部 ゆうゆうユニット 編集長

小林 広子
新:メディア営業部 メディア営業ユニット ユニット長
旧:(株)C-パブリッシングサービスより出向を解く

櫛山 珠里
新:コンテンツ営業部 デジタル推進ユニット ユニット長
旧:販売部 第1企画推進ユニット 副ユニット長

西小路 梨可
新:コンテンツ営業部 コンテンツ営業ユニット ユニット長 兼 同 ライツビジネスユニット ユニット長
旧:ビジネスイノベーション部 コンテンツ営業ユニット ユニット長

松田 修尚
新:管理部 クリエイティブユニット ユニット長
旧:育児・教育編集部 クリエイティブユニット ユニット長

北﨑 満
新:管理部 法務ユニット ユニット長
旧:管理部 法務・ライツ管理ユニット ユニット長

石井 紀行
新:管理部 経理ユニット ユニット長
旧:経理経理ユニット ユニット長

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4)【深夜の誌人語録】

勇気は損気。

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5)【お知らせ】 

」2000号まで、あと50号。