【文徒】2018年(平成30)6月27日(第6巻118号・通巻1292号)
Index------------------------------------------------------
1)【記事】「ネットウォッチャー」「炎上評論家」のHagexが刺殺された
2)【記事】栗原康が瀬々敬久監督の「菊とギロチン」をノベライズ!
3)【本日の一行情報】
4)【人事】集英社 6月26日付組織変更と人事異動
5)【深夜の誌人語録】
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- 2018.6.26 Shuppanjin
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1)【記事】「ネットウォッチャー」「炎上評論家」のHagexが刺殺された
福岡市内であったIT関係セミナーの男性講師がビルのトイレで刺殺された事件で、被害者の岡本顕一郎は「ハッカージャパン」の元編集者であった。朝日新聞デジタルは「刺殺された岡本さん、『Hagex』の名でブログ」を掲載し、次のように書いている。
「関係者によると、岡本さんはセキュリティー情報誌『ハッカージャパン』(2013年11月に休刊)の編集者を担当した後、『スプラウト』で、ブログメディアの編集長を務めていた。ブログメディアでは、雑誌時代の人脈をフルに活用し、国内外で起きた最新のサイバー攻撃の実情や、他メディアでは報じられないようなブラックハッカーの生態リポートを手がけて話題になった」
https://www.asahi.com/articles/ASL6T3FHML6TTIPE006.html
スプラウトはホームページに高野聖玄社長名義で「弊社従業員の訃報について」を掲載している。
「平成30年6月24日,弊社従業員が刺殺されたとの報に接しました。休暇中に犯行に巻き込まれたもので,弊社では詳細の把握に努めているところです。既に被疑者は逮捕されたと報道されており,弊社としては捜査に全面的に協力していく所存です。
故人は,弊社創業時からのメンバーであり,弊社ではオンラインのセキュリティメディアの編集長を務めるなど,多方面で大変活躍しておりました。故人を失ったことは弊社としても痛恨の極みです。今後のサイバーセキュリティ業界にとっても,貴重な人材を失ったと言わざるを得ません。故人への哀悼の意を表しますとともに,ご遺族の皆さまに謹んでお悔やみ申し上げます」
https://sproutgroup.co.jp/
高野聖玄社長は日経BP社の出身だ。高野は同社でインターネット事業の開発などに従事した後、2005年に会員制情報誌「FACTA」の創刊に参画している。
https://sproutgroup.co.jp/about/
「セキュリティ集団スプラウト」として文藝春秋から「闇ウェブ」(文春新書)を刊行している。
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166610860
江添佳代子は長文の追悼を綴っている。
「hagex氏の活動にネガティブな印象を持っている人には、もう一度、hagex氏の名義で書かれたものをちゃんと読んでほしい。彼の紹介してきたお笑いスレッドではなく、『彼が書いたもの』のほうだ。圧力で人々をコントロールしようとする輩や、嘘を広めることで感情を弄ろうとする輩の脅しを屁とも思わない態度が現れているから。それは私が知ってる岡本氏とhagex氏の最大の共通点だ。『人をからかったのだから自業自得だろう』とか、『hagexが煽ったのだから仕方ない』とか思っている人は、何が起きたのかをちゃんと読んでほしい。ぜんぜん違うから。本当に違うから。犯人が恨んでいたのははてなだった。岡本氏は『東京のはてな本社まで行くのが面倒だった犯人』の標的にされてしまっただけで」
http://ezkay.com/archives/3076
「hagex」は「ネットウォッチャー」「炎上評論家」として有名であった。「ねとらぼ」が「ブロガー“Hagex”さんイベント後に刺殺か 『信じられない』『日本のネット史に残る事件』とネットに衝撃」を掲載している。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1806/25/news073.html
「hagex」名義でアスキー新書「ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い」(KADOKAWA)を刊行している。
https://honto.jp/netstore/pd-book_26158164.html
ブログ「Hagex-day info」には「6月24日に福岡で『ネットウォッチの勉強会』をやります」と告知されていた。
http://hagex.hatenadiary.jp/
「BuzzFeed News」が掲載した「Hagexさん刺殺に仲間たちが語る『バカにされていたネットの面白さ伝えた同志』」で中川淳一郎は次のように語っている。
「彼の著書『ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い』はウェブ関連のセミナーなどで参考になると受講生に言い続けてきました。そうやって彼のことはいつも意識していたのですが、ついに山本一郎さんと一緒にやっている阿佐ヶ谷ロフトでの『ネットニュースMVP』にゲストとしてオファーをしたところ、実に好青年ならぬ私よりも少し若い好中年で、すっかり彼に魅了されました」
https://www.buzzfeed.com/jp/takumiharimaya/hagex-san?bffbjapan&utm_term=.onPnL1MWbE#.vi4Jg2kDM7
山本一郎のツイート。
「岡本顕一郎さんの刺殺の件につきまして、私自身が気持ちの整理がついていません。弔文は寄せる予定ですが、取材については申し訳ございませんが見送らせてください。多数頂戴しておりますが、ご理解ください」
https://twitter.com/kirik/status/1011142391707758593
山本一郎はブログに「岡本顕一郎さん殺害に関し『はてな社の問題』を問うなどの取材について」を掲載している。
「今回、取り沙汰されている加害者がはてな社のサービス『アノニマスダイヤリー(通称、『増田』 はてな社に登録IDは知られるが、対外的には匿名状態となる掲示板サービス)』でヒートアップしたことが原因とされていますが、過去に他利用者に対する誹謗中傷が繰り返され、無数のID抹消をされているという点で、中傷され続けた(そして殺された)岡本さんも、中傷の場となったはてな社も、殺害にまで至る行為を起こす人物による中傷投稿だったという事実は不知であり、そんな未来を予見しようもなかった、と言えましょう」
https://lineblog.me/yamamotoichiro/archives/13190205.html
こんなツイートも発見した。
「Hagexさんといえば、わたしが原告となった青林堂裁判を暖かい目で見守ってくださったり、エストニアブログやnoteのブックマークに何度かコメントをくださったり…。残念」
https://twitter.com/Kino_Eesti/status/1010948690494836736
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2)【記事】栗原康が瀬々敬久監督の「菊とギロチン」をノベライズ!
おい、おい政治学者の栗原康が小説家としてデビューするのかよ。栗原はそれこそ踊るような文体で伊藤野枝や一遍を描いて来た。厳密にいえば伊藤野枝や一遍が栗原に憑依してしまったかのようなイケイケの文体であった。「村に火をつけ、白痴になれ:伊藤野枝伝」(岩波書店)や「死してなお踊れ:一遍上人伝」(河出書房新社)がそうだ。
https://www.iwanami.co.jp/book/b263941.html
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309247915/
栗原が取り組んだのは、瀬々敬久監督が女相撲とアナキストを活写する映画「菊とギロチン」のノベライズだ。「菊とギロチン―やるならいましかねえ、いつだっていましかねえ」(タバブックス)がそう。あのイケイケの文体が乱舞するのだろう。だって瀬々が「今回も栗原さんの文章は独特のいわば講談調とも呼ぶべき檄文で、映画『菊とギロチン』が見事なほどに栗原流の血沸き肉躍る菊ギロに読み替えられている」と評しているんだもの。これは楽しみだ。発売は7月11日の予定だそうだ。栗原の次のようなコメントからしてイッちゃっている。
「女はよわいから、男にまもってもらえ? だからなにをされても、妻は夫につくさなきゃいけない? おつとめ、ご奉仕、奴隷かよ。いまからおよそ一〇〇年まえ、女たちが家庭をケトバし、女相撲にとびこんだ。ドスコイ、ドスコイ。女たちがホンキでとりみだす。もうなにが男で女なのか、なにがつよくてよわいのか、なんもかんもわかんなくなるくらい、ぶっとんだことをやりはじめる。そうだ、女力士たちよ、つよさの土俵をふっとばせ。怨念と屈辱にまみれたその身体を熱いダイナマイトにかえて、敵のドテッパラにブチこんでやれ。おら、つよぐなりでえ。爆弾の想像力を生きてゆきたい。パンパーーン!」
http://www3.cinematopics.com/archives/86122
http://tababooks.com/books/kikutoguillotine
http://tababooks.com/tbinfo/20180622info
タバブックスのホームページには「おもしろいことを、おもしろいままに本にして、きもちよくお届けする。そんな出版社をめざしています」という一文が掲げられている。私にとってタバブックスは「今日も盆踊り」の版元である。この本にも栗原は登場していて、錦糸町河内音頭について書いている。
http://tababooks.com/books/bon-odori
http://blog.livedoor.jp/tb_editorial/
今年も8月29日、30日の両日、すみだ錦糸町河内音頭大盆踊りが首都高速7号線高架下で開催される。
https://www.iyakorase.com/%E9%8C%A6%E7%B3%B8%E7%94%BA%E6%B2%B3%E5%86%85%E9%9F%B3%E9%A0%AD/
すみだ錦糸町河内音頭大盆踊りは「東京河内音頭振興隊」(後に「全関東河内音頭振興隊」に改称)によって始められるのだが、初代隊長をつとめたのが朝倉喬司であった。
http://www.geocities.jp/iyakorase/topics/kaerimi.htm
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3)【本日の一行情報】
◎「週刊実話」(日本ジャーナル出版)の発売日が待ち遠しくて仕方がないのは、小野一光の連載「素人写真時代 伝説のナンパカメラマン佐々木教の光と影」をいち早く読みたいからだ。「スーパー写真塾」や「アップル写真館」などで活躍したナンパカメラマンの「マシンガンの教」に着目するとはさすがである。そうか、小野は白夜書房の出身か。
http://nihonjournal.jp/jituwa/201822/
小野一光は小学館から「全告白 後妻業の女 『近畿連続青酸死事件』筧千佐子が語ったこと」を上梓したばかりである。こちらは「家族喰い 尼崎連続変死事件の真相」(太田出版)、「殺人犯との対話」(文藝春秋)に連なる事件ものだ。
https://www.shogakukan.co.jp/books/09380101
◎ベストセラーズから刊行された「拝啓、本が売れません」の額賀澪を「文春オンライン」が取り上げている。くまざわ書店南千住店は「拝啓、本が売れません」の応援キャンペーンに熱心に取り組み、それが5月19日に同書店で開催された「作家31人合同サイン会まつり」に繋がっていった。額賀は次のように語っている。
「お店のほうから、『本当に売れないのかうちの店舗で実証実験してみて良いですか?』と言ってくださって。10冊売れたときは達成記念のショートショートを書いて、20冊売れたら『拝啓、本が売れません』のPOPを私が作って店頭で飾る(5月10日に達成)、30冊で『風に恋う』のPOPを作って飾る(5月28日達成 )、と盛り上げてくださって、40冊売れたら『さよならクリームソーダ』のPOPを飾ってもらえることになっています」
http://bunshun.jp/articles/-/7774
◎当初は「水道橋博士VS箕輪厚介」というカードだったが、HATASHIAIは「水道橋博士VS見城徹」になるかもしれないぞ!見城の「筋肉マン」ぶりは半端ではなく、水道橋博士!危機一髪である。水道橋のツイート。
「おお!!!「8・4HATASHIAI・見城 徹戦」実現へ向かっている。そうこなくては!!見城さん!!待ったましたよ!!確かに凄い体だ!!」
https://twitter.com/s_hakase/status/1011087869648121859
「見城徹選手とボクにあれほどの体重差があるなら、こちらは動くしかないな。圧倒的努力と12歳下の若さで、この差を埋めてやるぜ!!!!」
https://twitter.com/s_hakase/status/1011089150626238464
見城の「目」が良いよね。ああいう「目」、嫌いじゃない。この試合、アベマでも放映するらしい。ここで水道橋が勝つなり何なりすると、次は百田尚樹戦が実現するのではないか。
◎集英社は700点以上のイラストを2冊組、約500ページに分けて収録する「BLEACHイラスト集JET」(久保帯人)を1万6000円+税で発売する。連載当時に未公開であったものを含む全67キャラクターの、久保帯人がインスピレーションを受けた「テーマミュージック」を特設サイトで6月25日(月)より公開している。また、テーマミュージックの一部を、音楽ストリーミングサービス「Spotify」とのコラボプレイリストとして配信することも決定している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000035304.html
◎「週刊少年ジャンプ」(集英社)連載の川田の「火ノ丸相撲」がテレビアニメ化される。
https://mantan-web.jp/article/20180624dog00m200018000c.html
◎4月28日(土)に発売された宝島社の「a-jolie サングラス かごバッグBOOK」が1ヵ月で完売したことを受け、一度きりの重版を決定した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000698.000005069.html
◎フジテレビで生中継された「第10回AKB選抜総選挙」の平均視聴率は11.0%。過去最低の数字となった。
http://www.cyzo.com/2018/06/post_166978_entry.html
◎エフエム愛媛は地元貢献を旗印に愛媛県内の選りすぐりのアイテムに拘った通販サイト「FMマルシェ」をオープンした。
http://j-town.net/tokyo/news/localnews/261777.html?p=all
これがそう。
https://fmmarche.jp/
◎これは歴史に残る名言だ。麻生副総理が「新聞読まない人は全部自民党支持だ」と喝破。麻生もできるだけ新聞を読まないようにしているんだよね。
https://www.sankei.com/politics/news/180624/plt1806240012-n1.html
日共の小池晃書記局長は「新聞を読んで真実が伝われば自民党支持にならないというのは、ある意味でその通りだ」と語っているが、小池は「ブル新」が真実を伝えると考えているようだ。「ブル新」が真実を伝えるのであれば「党員」は、わざわざ「赤旗」を取る必要はないんじゃないの。
https://twitter.com/jcp_cc/status/1011210821697863680
◎NTT ぷららは KADOKAWAと、映像コンテンツの共同制作プロジェクトを始動する。その第 1 弾として、藤田富主演の怪談ドラマ「拝み屋怪談」を制作し、NTT ぷららが運営する映像配信サービス「ひかりTV」のVODサービスで8 月 11 日(土)より 4K 画質で配信する。また、テレビ(放送)サービスでも 2018 年 9 月 8 日(土)より提供する。さらに、NTT ぷららが運営する総合エンターテインメントチャンネル「ひかりTVチャンネル+」においても HD 画質で同日より配信する。「ひかりTVチャンネル+」はNTTドコモが提供する配信サービス「dTVチャンネル」で視聴できる。
http://www.nttplala.com/information/2018/6/20180622.pdf
◎2008〜13年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載された佐々木倫子の「チャンネルはそのまま!」は北海道テレビ放送(HTB)がマンガのモデルとなり取材にも全面協力したが、その北海道テレビ放送が開局50周年を記念して実写ドラマ化することになった。来年3月にHTBで放送し、Netflixでも独占先行配信を実施する。「踊る大捜査線」シリーズの本広克行が総監督を務め、HTBを代表する人気番組「水曜どうでしょう」の名物ディレクターの藤村忠寿が監督を務める。
https://mainichi.jp/articles/20180624/dyo/00m/200/021000c
◎CVSの大手ローソンが年内に文庫本やビジネス書などを並べる書籍専用棚設置店を1千店増やし、4千店に拡大させることになった。加えて文教堂と協力し、書店併設店の拡充も検討するという。
「書店の減少が続く中、コンビニの『街の本屋』としての機能を強化し近所の店舗で書籍を購入したいシニア層などの需要取り込みを目指す」(産経)
https://www.sankei.com/economy/news/180626/ecn1806260005-n1.html
◎青山ブックセンター六本木店が6月25日をもって最後の営業を終えたが、「午後10時閉店の予定だったが、ぎりぎりまで多くの客がレジに並び、30分ほど営業時間を延長した」そうだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201806/CK2018062602000128.html
ミシマ社が次のようにツイートしている。
「青山ブックセンター六本木店さん、先ほど最後の営業を終え、歴史に幕を閉じました。
ミシマ社の本も大変お世話になりました。ただただ感謝です。ここでどれだけの読者と本が出会ってきたか。きっとたくさんの人生に影響を与え、世界に変化をもたらして来たはずです。
本当にありがとうございました」
https://twitter.com/mishimasha/status/1011256135335047168
「〈広告制作者〉の歴史社会学 近代日本における個人と組織をめぐる揺らぎ」(せりか書房)や「オリンピック・デザイン・マーケティング: エンブレム問題からオープンデザインヘ」(河出書房新社)の加島卓もツイートしている。
「青山ブックセンター六本木店の最終営業日。エンブレム本の発売当時は山積みで目立つところに置いてくれ、今日まで平積みを続けてくれました。ネットのない時代のデザイナーに愛された本屋がまた一つなくなります。今日は多くの人が店内にいるように見えます。今まで本当にありがとうございました」
https://twitter.com/oxyfunk/status/1011183746274299904
◎集英社のファッション誌「シュプール」8月号の付録は「FENDI」(フェンディ)の特製ノートブックだ。
https://beauty.biglobe.ne.jp/news/fashion/mic_180625_0660247143/
◎ 2005年の発売開始以来、ついに累計発行部数100万部を突破した「小学館の図鑑NEOのクラフトぶっく」シリーズ全作品展示を、6月25日(月)より小学館本社ビル1階エントランスで開催している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000066.000013640.html
◎6月25日付東京新聞の「こちら特報部」で、子どもの未来社から刊行された「手塚マンガで憲法九条を読む」を取り上げている。この本を企画したのは小学館で学習誌の編集長をつとめ、手塚治虫を担当した野上暁である。確か、小学館では取締役にまでなったはずだ。野上暁はペンネームである。
http://comirai.shop12.makeshop.jp/shopdetail/000000000229/
6月30日には野上の講演会が神保町のブックハウスカフェで開催される。テーマは「『赤い鳥』100年と童謡の時代」。鈴木三重吉によって、童話・童謡雑誌「赤い鳥」が創刊されて今年で100年を迎えるが、これを記念して子どもの未来社は「珠玉の童謡集 銀河の子どもたち」を刊行した。
https://goo.gl/7Sf4xW
野上は7月27日(金)にも、ブックハウスカフェに登場する。田口成光による伝記「円谷英二」(あかね書房)の刊行を記念して、田口成光、切通理作、白石雅彦、野上暁によるトークイベントが開催される。
https://twitter.com/risaku/status/1010510711531794432
https://www.akaneshobo.co.jp/search/info.php?isbn=9784251046147
野上の「子ども文化の現代史 遊び・メディア・サブカルチャーの奔流」(大月書店)は浮浪児が登場する「鐘の鳴る丘」から「妖怪ウォッチ」まで子ども文化の「戦後」を活写する労作であった。
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b194117.html
◎西城秀樹の追悼DJイベント「君よ爆音に抱かれて熱くなれ!」がROCK CAFE LOFTで開催されたことは知っていたが、DJのイビルが文春マンであることを6月26日付東京新聞の終面で知った。「自宅にカラーテレビが来た時、最初にかっこいいと思ったのがヒデキさんでした」というコメントが沁みるよなあ。
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/rockcafe/90731
http://www.tokyo-np.co.jp/article/thatu/list/CK2018062602000171.html
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4)【人事】集英社 6月26日付組織変更と人事異動
【組織変更】
(1)ノンフィクション編集部を新設し、「ノンフィクション編集」を置く。
(2)学芸編集部「新企画準備室」を解消する。
(3)制作部「制作企画課」を解消する。
【人事異動】
茨木政彦
新:常務取締役〔デジタル事業部、ライツ事業部、文芸編集部、文庫編集部、校閲室、新書編集部、ノンフィクション編集部、学芸編集部、出版管理室担当〕
旧:常務取締役〔デジタル事業部、ライツ事業部、文芸編集部、文庫編集部、校閲室、新書編集部、学芸編集部、出版管理室担当〕
日高 麻子
新:役員待遇〔整理編集部、雑誌デジタル編集室、第7編集部、第9編集部担当〕(兼)第7編集部部長
旧:役員待遇〔整理編集部、雑誌デジタル編集室、第7編集部、第9編集部担当〕(兼)第7編集部部長(兼)第9編集部部長
徳永 真
新:役員待遇〔文芸編集部、文庫編集部、校閲室担当〕(兼)文芸編集部部長(兼)校閲室部長(兼)文庫編集部部長
旧:役員待遇〔文芸編集部、文庫編集部、校閲室担当〕(兼)文芸編集部部長(兼)文芸企画室編集長(兼)校閲室部長
茂木 行雄
新:ジャンプ・コミック出版編集部部長
旧:ジャンプ・コミック出版編集部部長代理
安藤 拓朗
新:第6編集部部長
旧:第6編集部部長代理(兼)明星編集長
杉野 潤子
新:コンテンツ事業部部長
旧:第9編集部部長代理(兼)マリソル編集長
佐藤 真穂
新:第9編集部部長
旧:第10編集部部長代理(兼)エクラ編集長
伊能 昭夫
新:第3編集部部長代理(兼)Vジャンプ編集長(兼)ライツ事業部ドラゴンボール室室長
旧:第3編集部部次長(兼)Vジャンプ編集長(兼)ライツ事業部ドラゴンボール室室長
内山 直之
新:第5編集部部長代理
旧:第5編集部部次長(兼)週刊プレイボーイ編集長(出版企画担当)
河野 真理子
新:第1編集部部次長(兼)マーガレット編集長
旧:第1編集部マーガレット編集長
矢作 康介
新:第3編集部部次長(兼)ジャンプスクエア編集長
旧:第3編集部ジャンプスクエア編集長
浅田 貴典
新:第3編集部部次長(兼)キャラクタービジネス室室長
旧:第3編集部キャラクタービジネス室室長
土生田 高裕
新:ジャンプ・コミック出版編集部部次長(兼)ジャンプ・コミック出版編集長(兼)第3編集部少年ジャンプ編集長(ワン
ピースメディア担当)
旧:ジャンプ・コミック出版編集部ジャンプ・コミック出版編集長
小林 亘
新:第6編集部部次長(兼)明星編集長
旧:第6編集部ノンノ編集長
八巻 富美子
新:コミュニケーション・デザイン室部次長(兼)コミュニケーション・デザイン室室長
旧:コミュニケーション・デザイン室コミュニケーション・デザイン室室長
相田 聡一
新:第1編集部りぼん編集長
旧:第1編集部りぼん副編集長
千葉 佳余
新:ジャンプ・ノベル編集部Jブックス編集長
旧:ジャンプ・ノベル編集部Jブックス副編集長
松丸 淳生
新:第5編集部週刊プレイボーイ編集長
旧:第5編集部週刊プレイボーイ副編集長
花輪 夏江
新:第6編集部ノンノ編集長
旧:第6編集部ノンノ副編集長
長内 育子
新:第10編集部エクラ編集長
旧:第10編集部エクラ副編集長
石田 真理
新:第9編集部マリソル編集長
旧:第10編集部エクラ副編集長
板谷 智崇
新:第4編集部ヤングジャンプ編集長代理
旧:第4編集部ヤングジャンプ副編集長
金丸 尚史
新:第4編集部ヤングジャンプ編集長代理(デジタル担当)(兼)デジタル事業部デジタル事業第1課委員
旧:第4編集部ヤングジャンプ副編集長(兼)デジタル事業部デジタル事業第1課委員
守分 紘子
新:第1編集部りぼん副編集長
旧:第1編集部りぼん編集主任
治部 智宏
新:第1編集部マーガレット副編集長
旧:第1編集部マーガレット編集主任
池田 真理子
新:第1編集部ココハナ副編集長(兼)新アプリ準備室委員
旧:第1編集部ココハナ編集主任(兼)新アプリ準備室委員(兼)デジタル事業部デジタル事業第1課委員
齋藤 征彦
新:第3編集部Vジャンプ副編集長
旧:第3編集部Vジャンプ編集主任
新藤 正人
新:第4編集部ヤングジャンプ副編集長
旧:第4編集部ヤングジャンプ編集主任
中村 篤
新:第4編集部ヤングジャンプ副編集長(兼)デジタル事業部デジタル事業第1課委員
旧:第4編集部ヤングジャンプ編集主任
綱島 圭介
新:第4編集部グランドジャンプ副編集長
旧:第4編集部グランドジャンプ編集主任
竹俣 英生
新:第6編集部明星副編集長
旧:第6編集部明星編集主任
小泉 光代
新:第6編集部ノンノ副編集長
旧:第6編集部ノンノ編集主任
加藤 朋子
新:第9編集部モア副編集長
旧:第9編集部モア編集主任
喜多 佳子
新:第9編集部バイラ副編集長
旧:第9編集部バイラ編集主任
東海林 純子
新:第10編集部リー副編集長
旧:第10編集部リー編集主任
田中 祥子
新:第10編集部リー副編集長
旧:第10編集部リー編集主任
鵜戸 玲子
新:第10編集部エクラ副編集長
旧:第10編集部エクラ編集主任
丸山 真人
新:第10編集部エクラ副編集長
旧:第10編集部エクラ編集主任
黒沢 奈津子
新:第10編集部エクラプレミアム担当副編集長
旧:第10編集部エクラプレミアム担当編集主任
武田 冬門
新:ジャンプ・コミック出版編集部編集委員(部長待遇)
旧:ジャンプ・コミック出版編集部部長
高岸 睦美
新:一ツ橋綜合財団出向(部長待遇)
旧:第6編集部部長
斎藤 和寿
新:集英社クリエイテイブ出向(部長待遇)
旧:文庫編集部部長
神田 馨子
新:第2編集部部長代理(兼)コバルト文庫・オレンジ文庫編集長
旧:第2編集部部長代理(兼)児童書編集長
貝山 弘一
新:第5編集部部次長(兼)週刊プレイボーイ編集長(出版企画担当)
旧:第5編集部部次長(兼)週刊プレイボーイ編集長(WPB一net担当)
増田 真晃
新:第5編集部部次長(兼)週刊プレイボーイ編集長(WPB一net担当)
旧:第5編集部部次長(兼)週刊プレイボーイ編集長
冨重 実也
新:編集総務部知的財産課課長
旧:第1編集部りぼん編集長
島田 久央
新:第3編集部キャラクタービジネス室室長
旧:ジャンプ・ノベル編集部Jブックス編集長(兼)第3編集部キャラクタービジネス室委員
福井 由美子
新:雑誌デジタル編集室雑誌デジタル編集室室長
旧:コミュニケーション・デザイン室コミュニケーション・デザイン室室長
志沢 直子
新:ノンフィクション編集部ノンフィクション編集長
旧:学芸編集部企画出版編集長(兼)新企画準備室室長
後藤 貴子
新:第1編集部1編デジタル・コミック企画副編集長
旧:第1編集部りぼん副編集長
上杉 直人
新:広告部デジタルプロデュース課副課長
旧:第5編集部週刊プレイボーイ副編集長
宮崎 幸二
新:ノンフィクション編集部ノンフィクション副編集長
旧:第9編集部モア副編集長
工藤 佳子
新:第10編集部エクラ副編集長
旧:第9編集部バイラ副編集長
島田 謙一郎
新:第2編集部部長代理(兼)児童書編集長
旧:第2編集部部次長(兼)コバルト文庫・オレンジ文庫編集長
薄井 勝太郎
新:第3編集部キャラクタービジネス室室長
旧:第3編集部キャラクタービジネス室副室長
小野 孝太郎
新:ジャンプ・コミック出版編集部ジャンプ・コミック出版編集長
旧:ジャンプ・コミック出版編集部ジャンプ・コミック出版副編集長
古賀 路
新:広告部部長代理(兼)デジタルプロデュース課課長
旧:広告部部次長(兼)デジタルプロデュース課課長
藤岡 奈保
新:広告部メディアプランニング課課長
旧:広告部メディアプランニング課課長代理
菊池 聡子
新:ブランド事業部メディア事業室副室長
旧:ブランド事業部メディア事業室主任
竹下 麻衣子
新:編集総務部知的財産課副課長
旧:ブランド事業部メディア事業室副室長
小澤 正直
新:第5編集部週刊プレイボーイ副編集長
旧:広告部メディアプロモーション第2課副課長
廣野 眞一
新:常務取締役〔宣伝部、コンテンツ事業部、広報部、読者サービス室担当〕
旧:常務取締役〔宣伝部、コンテンツ事業部、広報部、読者サービス室担当〕(兼)広報部部長
渡辺 隆
新:取締役〔社長室、人事部、厚生部、総務部担当〕
旧:取締役〔社長室、人事部、厚生部、総務部担当〕(兼)社長室部長
上坂 真人
新:広報部部長
旧:広報部部長代理
伊藤 秀
新:宣伝部部次長(兼)雑誌宣伝課課長
旧:宣伝部雑誌宣伝課課長
東 秀人
新:コンテンツ事業部部次長(兼)コンテンツ事業課課長
旧:コンテンツ事業部コンテンツ事業課課長
渡辺 直樹
新:コンテンツ事業部参与(部長待遇)
旧:コンテンツ事業部部長
富田 明彦
新:コンテンツ事業部部次長
旧:制作部部次長(兼)制作企画課課長
吉村 五月
新:書籍販売部書籍販売第2課課長
旧:書籍販売部書籍販売第3課課長
柿沼 佳寿子
新:読者サービス室読者サービス室室長
旧:宣伝部書籍宣伝課課長
秋田 圭―郎
新:第2編集部児童書編集長
旧:宣伝部書籍宣伝課課長
庄子 直人
新:コンテンツ事業部コンテンツ事業課課長代理(兼)商品企画課課長代理
旧:コンテンツ事業部コンテンツ事業課課長代理
相馬 明宏
新:社長室部長(兼)秘書課課長(兼)経営企画課課長
旧:社長室部長代理(兼)秘書課課長(兼)経営企画課課長
澤野 雄二
新:宣伝部部次長(兼)書籍宣伝課課長
旧:書籍販売部書籍販売第1課課長
荒木 良治
新:宣伝部書籍宣伝課副課長
旧:宣伝部書籍宣伝課係長
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5)【深夜の誌人語録】
決断とは選択することだ。
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