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1)【記事】ジャーナリズムの今後は?
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
4)【人事】〈小学館10月1日付組織変更と人事異動〉
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- 2015.9.29 Shuppanjin
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1)【記事】ジャーナリズムの今後は?
来日したニューヨーク・タイムズのマーク・トンプソン社長兼CEOの記者会見の模様がYouTubeにアップされている。一聴の価値はある。ニューヨーク・タイムズのクロスプラットフォーム戦略を述べている。それぞれのプラットフォームに相応しい収入源を確立していくということでもある。デジタルの購読収入にニューヨーク・タイムズは光明を見い出している。
https://www.youtube.com/watch?v=Q8wtn75a-XE
ジャーナリズムのデジタルシフトは課題ではなく、チャンスなのである。実験や変化に消極的であってはなるまい。
むろん、デジタルシフトとはスマホシフトに他なるまい。「東洋経済」の山田泰弘がヤフーの宮坂学社長に直撃している。次のような宮坂の発言は頭に叩き込んでおきたい。
「経営トップに就いた2012年、PC主体から『スマホのヤフー』に変えることが使命だと考えた。
今は月間のサイト閲覧数(PV)で、スマホ比率が5割超。右肩上がりの角度が十分かというと、もっと高いところを目指す必要はあるが、生まれ変わることはできたと思う。
ただ、スマホはアプリが主戦場。今後は利用者がアプリ間で回遊できるよう連携を進める。『アプリのヤフー』にするのが次の大きな挑戦だ」
http://toyokeizai.net/articles/-/84950
ジャーナリズムのスマホシフトにおいてもアプリが戦場のひとつとなるはずだ。この時代、進化を止めたら敗けである。
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2)【本日の一行情報】
◎文藝春秋は「NumberPLUS ラグビーW杯完全読本 桜の決闘。」電子版をリリースした。既に発売されている紙版は南ア戦勝利の追い風を受け売切れ店が続出しているようだ。
https://www.atpress.ne.jp/news/75107
◎これも文響社なのか。90万部のベストセラーとなった「人生はニャンとかなる!」の続編が刊行される。
http://isuta.jp/68499/
◎韓国の絵本作家チェ・スッキが「1998年に出版した『十二支の動物のいないいないばあ』について、日本の絵本『いないいないばあ』(文:松谷みよ子 絵:瀬川康男)から基本コンセプトを流用したと認めた」そうだ。
http://www.recordchina.co.jp/a119757.html
「いないいないばあ」の版元は童心社である。
http://www.doshinsha.co.jp/search/info.php?isbn=9784494001019
◎特許庁は年4回のペースで広報誌「Tokkyo Walker」(特許ウォーカー)を刊行している。もちろんKADOKAWAの仕事である。
https://www.jpo.go.jp/oshirase/kouhou/tokkyo_walker.htm
◎サントリー「プレミアムボス 微糖」CM60秒篇。山村紅葉の怪演が印象的である。
https://www.youtube.com/watch?v=WgM3Atl_Low
◎2013年に開業したネット書店「書肆 吾輩堂」は猫本を扱っている。店主たる大久保京の「猫本屋はじめました」(洋泉社)も猫本の一種だろう。ここは「吾輩ハ猫デアル」の初版本も扱っている。
http://www.yomiuri.co.jp/life/book/news/20150918-OYT8T50146.html
◎雑誌は月額400円の「dマガジン」で充分という「空気」が醸成されつつある。「dマガジン」から「紙の雑誌」へという流れは殆んどないのではないだろうか。音楽のサブスクリプションサービスがいかなる事態をもたらしたのかを考えてみれば良い。
http://wpb.shueisha.co.jp/2015/09/25/53715/
http://www.gizmodo.jp/2015/09/hoff-dylan_and_goods-press_gizmodo.html
◎凸版印刷は、大阪から新ビジネスを創出するオープン・イノベーション・プロジェクト「Toppan Open Innovation Lab "amiten"」(以下 amiten)」の運用を開始。 「amiten」は、地域・社会のために新しい価値をもう一度デザインし、イノベーションを起こしたいスタートアップ企業やエンジニア・デザイナーなどと凸版印刷が共創しながら新事業を推進・支援するプログラムだそうだ。その第一弾として、訪日外国人を対象としたインバウンドビジネスをテーマに新ビジネスを創出する協業・共同開発パートナーを募集するオープン・イノベーションイベント「Re:design inbound」を実施中。
http://www.toppan.co.jp/news/2015/09/newsrelease150925.html
◎海外ドラマ「MADMEN/マッドメン」の舞台はニューヨークの広告業界だ。
http://top.tsite.jp/news/kaidra/i/25450459/
◎「BOOK(ブック)マルシェ佐賀」が10月3、4の両日、佐賀市呉服元町で開催される。「1箱古本市」がメインの企画だが、社会学者の宮台真司と漫画家でコラムニストの辛酸なめ子の対談や岡戸絹枝の講演も予定されている。
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/232933
http://humanite.sagafan.jp/e764011.html
◎早稲田大学校友会の厚木稲門会は、10月17日(土)に講演会を開催し、一般公開する。講師は徳間書店の平野健一社長。テーマは「デジタル時代とコンテンツ」である。
http://www.townnews.co.jp/0404/2015/09/25/301063.html
◎書店ゼロの市町村が全国で332あるというが、もともと書店が多過ぎるのではないだろうか。
http://ddnavi.com/news/260676/a/
◎「週刊少年サンデー」(小学館)編集部主催の「第2回 サンデー持ち込み大会」が、沖縄、新潟、福岡、名古屋、札幌、金沢、仙台、広島、大阪、東京という全国10会場で行われ、各地区の精鋭作品を集めて決勝大会を開催される。
http://www.oricon.co.jp/news/2059714/full/
高知とか、盛岡でも開催したらどうだろうか。高知は「まんが甲子園」を開催しているし、岩手も「マンガプロジェクト」を推進している。
http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/141701/2015090800322.html
http://www.pref.iwate.jp/seisaku/manga/
広告を噛ませることも可能なのでは?
◎これはグッドアイデアだ。釧路市を舞台にした少女マンガ「9ナイン〜キミがいる街で恋をした〜」(京町妃紗)で釧路市が地方創生交付金約1200万円を利用して町のPRを始めた。同作は小学館のコミック誌「Sho―Comi」10月5日号から連載されているが、釧路市が制作費や取材経費を負担するという。
https://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=134560
◎ウェブマガジン「フイナム」(Houyhnhnm)」が、中年男性向けスタイル&カルチャー誌「VOiD(ボイド)」」を創刊した。
http://void-web.jp/
◎岸田一郎が編集長を退任した「マデュロ」だが、無事11月号を発売した。
http://www.fashionsnap.com/news/2015-09-25/maduro/
◎やはり半額というのはクーポンであっても魅力的である。ダイヤモンド社の書籍1200冊以上がクーポンで20%OFF、30作品がクーポンで半額。電子書籍ストア「BookLive!」のキャンペーンである。
http://booklive.jp/feature/index/id/dauyamondo?utm_campaign=campaign-003&utm_source=vc&utm_content=MyLink&utm_medium=aff
◎デビュー25周年を迎えるBEGINだが、これを記念して「BEGINぴあ」が発売された。
http://jbpress.ismedia.jp/ud/pressrelease/560637f0b31ac935b4000002
こちらは10周年か。「牙狼〈GARO〉ぴあ 10th Anniversary Book」の発売は10月2日。
http://animeanime.jp/article/2015/09/26/25049.html
アニバーサリーブックは、びあの得意とする出版である。
◎「第6回国民的美魔女コンテスト」グランプリに選ばれたのは、2人の子どもを持ち、長女は17歳になる小宮山順子さん(39)、専業主婦。う〜ん、キレイだ。
http://www.jiji.com/jc/movie?p=mov522-movie03
◎Instagramのユーザー数は全世界で4億人!広告メディアとして、日本向きだよね。
http://smmlab.jp/?p=40904#BEAMS
◎Twitter のタイムライン上で電子書籍を読むことのできるシステム“ePUB Viewer for Twitter”を活用し、KADOKAWAライトノベル150作品以上が試し読み増量されるキャンペーンを開始。50%程度読める作品も多数ラインナップされているそうだ。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001757.000007006.html
◎文部科学省の委託で実施された浜銀総合研究所の調査によれば、電子書籍で読書をする高校生の割合は学校のある日で15.8%、休みの日で16.8%。電子書籍を読み始めた生徒の約3割が「読書量が増えた」そうだ。
http://www.shijyukukai.jp/2015/09/8532
詳しくは文部省のホームページで閲覧できる。
http://www.kodomodokusyo.go.jp/happyou/datas_download_data.asp?id=28
ここで言う電子書籍に「マンガ」は入っていない。もし「マンガ」を入れたならば、この数字はもっと跳ね上がるはずだ。
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3)【深夜の誌人語録】
アクセルを踏むにも、ブレーキをかけるにも躊躇していては駄目だ。その躊躇が他人に迷惑をかけることになるのだ。
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4)【人事】〈小学館10月1日付組織変更と人事異動〉
【人事】〈小学館10月1日付組織変更と人事異動〉
(1)ライフスタイル誌編集局にブランド事業室を新設
(2)ライフスタイル誌編集局の「新雑誌・デジタル・通販企画室」を「Webメディア・通販事業室」へ改称
(3)女性誌編集局内にエディトリアルエキスパート室を新設
(4)女性誌編集局内の「和楽編集部」を「和楽事業室」へ改称
■藤田欣司
新 デジタル事業局 シニアマネージャー 兼 メディア営業室 室長
旧 広告局 シニアマネージャー 兼 雑誌プロモート室 室長
■酒井直人
新 広告局 シニアマネージャー 兼 雑誌プロモート室 室長
旧 ライフスタイル誌編集局 プロデューサー 兼 ダイム 編集長
■粂田昌志
新 ポスト・セブン編集局 専任プロデューサー
旧 ポスト・セブン編集局 チーフプロデューサー 兼 ニュースサイト・新雑誌編集室 室長
■鈴木崇司
新 ポスト・セブン編集局 チーフプロデューサー 兼 ニュースサイト・新雑誌編集室 室長
旧 ポスト・セブン編集局 プロデューサー 兼 ニュースサイト・新雑誌編集室 編集長
■飯田昌宏
新 ポスト・セブン編集局 チーフプロデューサー 兼 週刊ポスト 編集長 兼 書籍企画室 室長
旧 ポスト・セブン編集局 プロデューサー 兼 週刊ポスト 編集長 兼 書籍企画室 室長
■森万紀子
新 ライフスタイル誌編集局 チーフプロデューサー 兼 ブランド事業室 室長
旧 ポスト・セブン編集局 チーフプロデューサー 兼 アドバトーリアル室 室長
■花塚久美子
新 女性誌編集局 チーフプロデューサー 兼 エディトリアルエキスパート室 室長
旧 女性誌編集局 チーフプロデューサー
■橋本記一
新 女性誌編集局 プロデューサー 兼 和楽事業室 室長
旧 女性誌編集局 プロデューサー 兼 和楽 編集長
■加藤睦美
新 女性誌編集局 プロデューサー 兼 メディア事業室 編集長
旧 女性誌編集局 プロデューサー 兼 Oggi 編集長
■伊澤亮一
新 マーケティング局 コミック営業二課 課長 兼 国際メディア事業局 国際事業センター
旧 マーケティング局 コミック営業二課 課長
■木暮義隆
新 マーケティング局 コミック宣伝課 課長
旧 マーケティング局 コミック宣伝課 課長 兼 国際メディア事業局 クロスメディア事業センター
■大高和久
新 ライフスタイル誌編集局 ダイム 編集長
旧 ライフスタイル誌編集局 ダイム 編集長代理
■廣田晋
新 ライフスタイル誌編集局 プロデューサー 兼 Webメディア・通販事業室 室長 兼 国際メディア事業局 クロスメディア事業センター
旧 ライフスタイル誌編集局 新雑誌・デジタル・通販企画室 室長 兼 国際メディア事業局 クロスメディア事業センター
■川島雅史
新 ポスト・セブン編集局 プロデューサー 兼 女性セブン 編集長
旧 ポスト・セブン編集局 女性セブン 編集長
■新田由紀子
新 ライフスタイル誌編集局 ブランド事業室 編集長
旧 ポスト・セブン編集局 女性セブン 編集委員 兼 アドバトーリアル室 副室長
■矢島礼子
新 ライフスタイル誌編集局 ブランド事業室 編集長 兼 ポスト・セブン編集局 アドバトーリアル室 副室長 旧 ポスト・セブン編集局 書籍企画室 編集長 兼 アドバトーリアル室 副室長
■関和子
新 ポスト・セブン編集局 アドバトーリアル室 室長
旧 ポスト・セブン編集局 アドバトーリアル室 副室長
■高橋敦
新 ポスト・セブン編集局 プロデューサー 兼 メディア企画室 室長
旧 ポスト・セブン編集局 メディア企画室 室長
■井亀真紀
新 女性誌編集局 エディトリアルエキスパート室 編集長
旧 女性誌編集局 CanCam 編集長
■塩谷薫
新 女性誌編集局 CanCam 編集長
旧 女性誌編集局 CanCam 編集長代理
■福田 葉子
新 女性誌編集局 AneCan 編集長 兼 メディア事業室 編集長
旧 女性誌編集局 AneCan 編集長
■守屋美穂
新 女性誌編集局 Oggi 編集長
旧 女性誌編集局 Oggi 副編集長
■篠原欣介
新 女性誌編集局 Domani 編集長
旧 女性誌編集局 Oggi 副編集長
■吉川 純
新 女性誌編集局 メディア事業室 編集長
旧 女性誌編集局 Domani 編集長
■中村 絵里子
新 女性誌編集局 エディトリアルエキスパート室 編集長 兼 Precious
旧 女性誌編集局 Precious 編集委員
■福持 名保美
新 女性誌編集局 エディトリアルエキスパート室 編集長 兼 和楽事業室
旧 女性誌編集局 和楽 編集委員
■五十嵐 佳世
新 女性誌編集局 メディア事業室 編集長 兼 和楽事業室
旧 女性誌編集局 メディア事業室 編集長