【文徒】2016年(平成28)1月12日(第4巻5号・通巻692号)

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1)【記事】資生堂が「MixChannel」で「メイクでヘンシン!コンテスト」を実施!
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】

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1)【記事】資生堂が「MixChannel」で「メイクでヘンシン!コンテスト」を実施!

資生堂は、動画コミュニティ「MixChannel」で「メイクでヘンシン!コンテスト」を昨年12月25日〜1月11日まで開催したが、2週間でコンテストに投稿された動画は8,600作品を超え、作品全体の再生回数が1,500万回を突破した。
https://mixch.tv/p/54cgstks
https://www.youtube.com/watch?v=D2d4uBaam6w
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000486.000005794.html
MixChannel」は、スマホで簡単に10秒の短編動画を撮影・編集出来るアプリ。ユーザーは動画を作成するだけでなく、「歌」「顔出し」「おもしろ」「Love」などにカテゴリ分けされた他のユーザーの投稿動画を視聴したり、期間限定で開催される投稿動画コンテストに参加することが出来る。 また、お気入りの投稿者のファンになったり、コメントによる交流を行うことが出来るコミュニティ機能を搭載している。
http://www.donuts.ne.jp/products/mixch/
MixChannel」を運営しているのはDonuts 。ソーシャルゲーム「暴走列伝 単車の虎 」を大ヒットさせたことで知られる。代表取締役西村啓成 はディー・エヌ・エーの新卒第一期生 だそうだ。次のように語っている。
「今から6年前、高田馬場のわずか10坪のアパートの一室からスタートしたDonutsも、今や250坪のオフィスを構えるようになりました。以前より組織の規模は拡大したものの、『小さなチームであること』というポリシーは今も変わっていません 」
https://www.goodfind.jp/interviews/164

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2)【本日の一行情報】

読売テレビ(YTV)の連続ドラマ「ニーチェ先生」 は 、Hulu、制作会社メディアミックス・ジャパン(MMJ)、KADOKAWAと制作費を分担 する製作委員会方式により完成させた。「Hulu」で先行配信し 、そのうえで深夜枠でテレビ放映する。KADOKAWAはドラマの原作となるマンガを出版している。
http://mainichi.jp/articles/20160107/dde/018/200/027000c
出版でも製作委員会方式を導入できないものか。例えば出版社と書店と取次が出資するとか。製作委員会方式であれ、クラウドファンディングであれ、取り組んでみる必要はあるはずだ。

読売テレビ は番組無料見逃し配信サービス「ytv MyDo!」 をスタートさせた。地上波放送と同じフォーマットで、CMも挿入し、放送終了後から原則として1週間 にわたり配信する。
http://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cfettp01601080032.html

◎2014年7月28日 に刊行された稲田一 「中学・高校6年間の英語をこの1冊でざっと復習する 」(KADOKAWA)が昨年12月に12万部を突破し たそうだ。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002029.000007006.html
KADOKAWA語学書編集部 はタイ語の本も出している。語学書は、もともと中経出版が1985年から取り組み始めている。
http://www.kadokawa.co.jp/product/301310000911/

◎私もトーハンの藤井武彦社長 同様に「『活字離れ』などという常套句は決して正しくない 」と認識している。確かにトーハンに限らず取次からすれば「問題点は、新刊マーケットから他のチャネルに読者が拡散・シフトしていること 」であり、「それを我々のドメインである新刊マーケットにいかに呼び戻すかが、経営戦略の基本 」であることも間違いあるまい。
しかし、大手の出版社は違う。デジタルに拡散・シフトしていった読者のニーズに応えるべく、読者とともにデジタルシフトしてゆくことが、重要な課題となるはずだ。特に雑誌においては急務の課題であろう。むろん、歌舞伎のような古典芸能の道を辿る雑誌も出て来ようが、こうしたケースは例外であると私などは考えている。
また、藤井社長は「出版物の増売に『複合化』という補助装置を利かせ、より大きな相乗効果を生み出 」すとも発言しているが、書店にとって「複合化」を補助装置としか位置づけないようなアプローチでは、この「複合化」はやがて馬脚を現すことになろう。私から言わせれば取次が書店に進めようとしているのは、金太郎飴「複合化」に過ぎないのである。
http://www.tohan.jp/news/20160107_663.html

京都市南区竹田街道九条上ルの「遠藤書店」 は80年近くつづく老舗だが、居酒屋の兼業を始めたそうだ。京都新聞が次のように紹介している。
「本業は配達が中心になり、本の売り上げはさらに落ちた。しかし、遠藤さんは『居酒屋の分を合わせた全体の売り上げは少し良くなった。夜になると静かな店内で伝票整理をしていたころに比べ、お客が来てくれるので店がうるおう』と喜ぶ。ただ、『居酒屋はあくまで本屋を続けるため。やっぱり本が好き。おやじがつくった大事な店を少しでも長く続けていきたい』」
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20160109000072

荻窪に開店した「本屋Title」 はセンスが良さそうだ。ウィンドウには都築響一の「圏外編集者」も飾られている。
https://twitter.com/asahipress_com/status/686089534489014272
https://twitter.com/asahipress_sake/status/686090489435561984
JR中央線荻窪駅から青梅街道を西荻窪方面に歩いて、10分とすこし。銀杏並木の横に建つ、古い民家を改装して作った2階建ての店だ。1階が本屋とカフェ、2階はギャラリーとなっている。辻山良雄はリブロの出身だ。
http://www.title-books.com/
https://twitter.com/mt_tuji
https://twitter.com/Title_books?lang=ja
辻山はブログで「…従来書店の出店地とされていた駅前の一等地は、家賃が殆どの場合高く、他の業種に負けてしまう事が多いです。いかに二等地・三等地でも人に来て頂くモデルを作れるかがこれからの書店(特に路面では)には重要 かと思いました 」と書いているが、私もそう思っていた。
http://title-books.tumblr.com/post/136870468771/%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AB
こういう書店には成功してもらいたい。

◎「ゲスの極み乙女。」でボーカルをつとめる川谷絵音とタレントのベッキーの「不倫」スキャンダルを「週刊文春」が報じて売れているそうだ。女性週刊誌の領分が「週刊文春」によって、どんどんと侵犯されつづけているわけだが、こうした事態がゆくゆくは何をもたらすのかと言えば、女性週刊誌の三誌体制の終焉である。
http://www.rbbtoday.com/article/2016/01/07/138503.html
「不倫」の代名詞は矢口真里からベッキーへ!ちなみに「不倫」騒動ではベッキーのやはり先輩にあたる山路徹APF通信社代表)が次のようにツイートしている。
「なんかベッキーが可哀想。悪いのは、男。何で男が出て来ない。まぁ、言える立場ではありませんが(>_<)ベッキー頑張れ! 」
https://twitter.com/yamajitoru/status/684983878889570304
ベッキーにとって大失態であったのは、「週刊文春」のスクープを受けて開催した記者会見である。「東洋経済オンライン」で木村隆志 は次のように書いている。
「もし不倫をしていたのなら、潔く認めた上で『気づけませんでした』『未熟でした』などと猛省する。もし不倫をしていないのなら、証拠になるようなことまですべてを話した上で『これだけは分かってください』と懇願して理解を求める。今回のケースで釈明や謝罪の会見をするとしたら、このどちらかしか選択肢はなく、都合のいいところを抜粋して『友人です』は、最も避けなければいけない方法だったのです 」
http://toyokeizai.net/articles/-/99929
これは広報の基本でもある。

◎メディアドゥは第3四半期決算を発表 。累計(2015年3〜11月期)で売上高81億6600万円(前年同期比47.0%増)、営業利益4億1500万円(同55.9%増)、経常利益4億1600万円(同56.2%増)、最終利益2億6200万円(同72.9%増)。ただし、通期計画に対する進捗率で見ると営業利益で約69%と低い水準にある。もっと儲かるはずだったが、それほどでもなかったということである。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1316063
「LINEマンガ」 の貢献大であろう。

◎米自動車最大手のフォードとアマゾン(Amazon)は協業することになった。「WirelessWire News」は次のように書いている。
「米自動車メーカー最大手のフォード(Ford Motor Company)が米国時間5日、アマゾン(Amazon)との協業の計画を発表。フォードの車載情報システム「Sync Connect」と、アマゾンが提供するパーソナル・アシスタント機能「Alexa」ならびに「Amazon Echo」のようなスマートホーム端末とをつなげ、家庭内から音声で自動車側の一部機能を制御したり、車内からスマートホーム端末を制御できるようにすることを目指すという 」
https://wirelesswire.jp/2016/01/49302/

◎無料でペット情報を提供する「sippo」(朝日新聞社)は、昨年12月に月間150万PVを突破したそうだ。
http://japan.cnet.com/news/service/35075904/
http://sippolife.jp/

阪神電気鉄道の運営する宅配型トランクルームサービス「利創庫(risoco)」は、紀伊國屋書店の運営する書籍オンラインストア「BookWeb Pro」と提携した 。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000589.000005180.html
https://risoco.jp/bookwebpro/

集英社は1月7日に「DVD付分冊マンガ講座 ジャンプ流!」を創刊 した。創刊号は鳥山明を特集している。全25号を予定している。
http://www.jumpryu.com/
http://animeanime.jp/article/2016/01/07/26439.html

バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」では、集英社の少女マンガ誌「りぼん」創刊60周年を記念し、懐かしい付録デザインを使用した封筒・便箋セット「りぼん メモリアルレターセット」(5,000円 税込/送料・手数料別途)の予約受付を開始した。
https://www.atpress.ne.jp/news/86509

電通は、9つのグローバルネットワーク・ブランドの1つでOOH(屋外・交通広告)領域を専門とするPosterscope(ポスタースコープ)と連携し、Posterscopeが展開しているEMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)、Americas(米州)、APAC(アジア太平洋)それぞれの主要都市(ロンドン、ニューヨーク、シンガポールシドニーなど)のデジタルサイネージにコンテンツをリアルタイム配信するサービスを1月12日より開始 。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0106-008614.html

電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、カナダのクリエーティブエージェンシー「Grip Limited」(本社:トロント市)の株式100%を取得することで合意した。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0107-008615.html

電通 2015年12月度単体売上高。新聞が前年を大きく下回っている。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2016004-0108.pdf

NHK総合テレビのドキュメンタリー「プロフェッショナル 仕事の流儀」 は「VERY」(光文社)の今尾朝子編集長を特集する。放送日時は1月18日22時〜22時48分。
http://www.fashionsnap.com/news/2016-01-08/very-professional/
番組公式アプリが昨年大晦日にリリースされた。これを利用すると自分だけの「プロフェッショナル風オリジナルムービー」 が作れるそうだ。
http://youpouch.com/2016/01/07/327548/
http://www.nhk.or.jp/professional/apps/index.html

昭文社は、ドライブ旅行ガイド『にっぽんクルマ旅』シリーズを1月25日に創刊する。全国各地のエリア版10点を発売 。
http://www.mapple.co.jp/mapple/news/2016/01/6285.html

テレビ情報誌はネットNGのジャニーズ事務所タレントなしには生き残れない。
http://yukan-news.ameba.jp/20160107-95/

小学館の「月刊フラワーズ」2016年2月号に掲載された吉村明美の「夢の真昼」が描く外国人団体旅行客の描写が差別につながると指摘されている。
http://togetter.com/li/922783
「夢の真昼」を題材とした、こんなブログ記事も過去にはあった。
http://d.hatena.ne.jp/marutetu8107/20140211/1392086944
http://d.hatena.ne.jp/marutetu8107/20130510/1368152633

◎「週刊少年サンデー」とpixivが「すごい見開き新人賞!!」 を開催している。見せ場となる「見開き」を1組以上含めた4ページ以上16ページ以内 のオリジナル漫画を募集し、金賞は「週刊少年サンデー」もしくは「サンデーS増刊」に掲載されるほか、副賞として賞金20万円が授与される。
http://times.pixiv.net/post/136713103395/%E9%80%B1%E5%88%8A%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%BC-pixiv-%E3%81%99%E3%81%94%E3%81%84%E8%A6%8B%E9%96%8B%E3%81%8D%E6%96%B0%E4%BA%BA%E8%B3%9E%E9%96%8B%E5%82%AC

七月隆文の恋愛小説「ぼくは明日、昨日のきみとデートする 」(宝島社文庫 )が昨年12月の重版をもって、17刷60万部を突破 した。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000282.000005069.html

◎「週刊ポスト」1月15・22日号 は、時事通信、日経の記者を経て参議院議員となった自民党山下雄平 の昨年12月15日の自民党税調小委員会での発言を紹介している。
「新聞の購読料が低所得者にとって相対的により重い負担になるという説明が財務省からありましたが、それならばなぜ電気・ガス・水道の料金は入っていないのか。それを言い出してはキリがないから食料品に限定するという政治判断だったはず。
食品のドタバタに隠れて『新聞が政治力を使ってゴリ押しした』と国民に映れば、現場の記者たちが後ろ指を指されかねない。活字を対象にするというならば、食品と同じように議論して国民に理解を得てからでも遅くはないはずです」
http://www.news-postseven.com/archives/20160107_374409.html
もちろん新聞は右から左まで、この真っ当な発言を無視した。

◎「VOGUE JAPAN」のTwitterフォロワー数が50万を突破した。
http://www.vogue.co.jp/fashion/news/2016-01/08/twitter-campaign
https://twitter.com/voguejp
例えば「with」の公式ツイッター のフォロワー数は3万強。
https://twitter.com/with_magazine
「VERY」に至っては時計の針が止まったままだ。2013年6月11日の次のようなツイート以来、更新されていない。
「このたびの当Twitterでの不適切な発言に関しまして、読者やフォロワーの皆様に不快な思いをさせてしまったことを大変反省しており、深くお詫び申し上げます。これらの発言につきましては、削除することといたしました(VERY編集部) 」
https://twitter.com/VERY_web

◎「LINE NEWS」の月間アクティブユーザー数(MAU)が昨年12月時点で2,200万人を突破 した。
http://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1202

ジャストシステム「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」(2015年12月度)の調査結果 によれば10代における「接触頻度が高かったと感じる広告媒体 」は、「テレビ」(33.3%)を抜いて 「スマートフォンで表示される広告」(47.4% )が最多となった。
https://marketing-rc.com/report/report-monthly-20160108.html

◎「ファイナルファンタジー」の人気キャラクター「ライトニング 」が「ルイ・ヴィトン」 の2016年春夏広告ビジュアルモデルとして採用された 。
http://www.fashion-press.net/news/21048
こういう感性は日本の女性ファッション誌編集者も見習うべきだ。お高くとまって、偉そうなのが編集者だと思ったら大間違いだ。君のことだよ!

NHKクローズアップ現代」の国谷裕子キャスターが3月いっぱいで降板する 。1月8日付朝日新聞のスクープだそうだ。「国谷さんは『プロデューサーのみなさんが、編成枠が変わってもキャスターは継続したいと主張したと聞いて、これまで続けてきて良かったと思っている』と周囲に話しているという」とは国谷の無念を示唆している書きっぷりである。
http://www.asahi.com/articles/ASJ1765P2J17UPQJ00K.html

◎大学を広告主とする東亜広告社が12月22日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。創業は昭和17年(1942)という老舗であった。負債額は2億円。大学の広告が紙からネットに移行してしまった結果である。
http://n-seikei.jp/2016/01/touakoukokusha-tousan.html

◎「ロームシアター京都」(京都市)一階に100坪の「京都岡崎 蔦屋書店」が1月10日にオープン 。
http://top.tsite.jp/news/lifetrend/i/27199872/?sc_int=tcore_news_recent

◎2016年1月31日に丸善 そごう川口店が閉店。
http://www.junkudo.co.jp/mj/news/detail.php?news_id=105

デジタルハリウッドは、電通ソニー・ミュージックエンタテインメントと共同で、映像コンペ「ワンシーン・コンぺティション」を開催することになった。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001020.000000496.html

◎1月7日付 日経夕刊が助言アプリとして「PRIMODE」(プリモード)や「ペコッター」 を紹介している。
http://www.nikkei.com/article/DGXKZO95816370W6A100C1NZ1P01/
私は一年以上も前の2014年(平成26)12月5日 付文徒で「PRIMODE」を次のように紹介している。
「空色が運営する「プリモード」は、1対1のチャットスタイルでプロのスタイリスト(約1000人のスタイリストと契約しているそうだ)が提携サイトたるアマゾンの約3000のブランドからおすすめのコーディネートを提案する無料の新サービスだ。
http://primode.jp/
http://www.fashionsnap.com/news/2014-12-03/primode-amazon/
アマゾンはファッション事業の強化をはかるつもりなのだろうが、こうしたアプローチは既存の女性ファッション誌にとって脅威となろう。空色は兵庫県芦屋に本拠を置くベンチャー企業である。(現在の本社は渋谷)
http://solairo.co.jp/
http://d.hatena.ne.jp/teru0702/20150107/1420644651
デジタルシフトとは、水平軸のコミュニケーションを確立することである。

◎「裏サンデー」 で公開された窪茶の「辱(にく)」 の過激描写が話題になっている。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1601/09/news024.html
これが、その作品。まだ閲覧できる。(1月11日現在)
http://urasunday.com/niku/comic/000_001.html

クリーク・アンド・リバー社はマンガ「静かなるドン」の中国国内における映像化権に関して、著者の新田たつお氏、出版社の実業之日本社と交渉し、中国のコンテンツ企画・製作会社である多美影視にてドラマ化するというライセンス契約の締結をサポート することになった。
http://www.cri.co.jp/news/press_release/2016/20160109001421.html

菅義偉 官房長官は軽減税率で出版業界に揺さぶりをかけたいのだろう。
http://blogos.com/article/153404/

覚せい剤取締法違反罪で有罪判決を受けたASKAが20章もある大作のブログを発表。もっとも即削除された。「シャブ&飛鳥」のスクープを放った「週刊文春」に関して、次のような記述があった。
〈「ASKAさんの男気に感服いたしました。」
「もう、2号目はないですよね?」
「ありません。」
そう、言い残して帰った。しかし、2号目は出た。記事発売後、私は山本にメールを出した。
「あの掲載は、了解を得ずに『隠し録り』をされたものです。
相手の許可なくプライバシーを公開したのです。
これは違法です」
そして山本から返事が来た。
「今後、御社が小誌を提訴する可能性も充分おありだと思いますので、そのあたりは私の独断で明言はできません。飛鳥さんも事務所に所属しておられるのでお分かりだと思いますが、このような事態になってしまった以上、私個人というより今後は会社の判断になってしまいます。」 〉
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/01/10/kiji/K20160110011833860.html
削除されたブログは転載サイトやグーグルのキャッシュで読める。
http://matome.naver.jp/odai/2145240122997841101?&page=3
「告白」や「暴露」は出版の得意としていたところだが、インターネットでもできちゃうんだよなあ。編集が関与しない分かえって生々しかったりする。

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3)【深夜の誌人語録】

事実が真実であるとは限らないし、真実が事実であるとは限らない。