【文徒】2016年(平成28)7月29日(第4巻141号・通巻828号)

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1)【記事】やるじゃないか!「NEWSポストセブン」
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】

                                                                            • 2016.7.29.Shuppanjin

1)【記事】やるじゃないか!「NEWSポストセブン」

やるじゃないか!「NEWSポストセブン」。小学館は、「NEWSポストセブン」のサテライトサイトとして「ダイエットポストセブン」、「介護ポストセブン」、「ポストセブンラボ 」として、「育毛研究室」「ウォーターサーバー研究室」の4サイトを7月28日に同時ローンチした。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000013640.html
「ダイエットポストセブン」は「楽しくハッピーに痩せスイッチON!」を合言葉に、女性にとって永遠のテーマである「ダイエット」に関する様々な情報を発信する。ツイッターフェイスブックも駆使する。インスタグラムも使えば良いんだけどね。
http://diet.news-postseven.com
https://twitter.com/diet_postseven
https://www.facebook.com/Diet.PostSeven/
「介護ポストセブン」は「みんなで考える、家族のこと、自分のこと」をテーマに困ったときに本当に役に立つ介護に関する総合情報を発信する。
http://kaigo.news-postseven.com
https://www.facebook.com/kaigo.postseven/
https://twitter.com/kaigo_postseven
「ポストセブンラボ」は、あるジャンルに特化した情報をピンポイントで発信する「商品比較サイト」であり、基本コンテンツは「ニュース」「コラム」「注目商品ランキング」の3つから構成される。「ポストセブンラボ」はもっともっと研究室を増やしてもらいたい。「ビタミン研究室」でも、「マンガ研究室」でも、「書店研究室」でも、「本研究室」でも良いから、10ぐらい揃えてもらいたい。
http://lab.ikumou.news-postseven.com/
http://lab.waterserver.news-postseven.com/
徹底的に実用性と大衆性にこだわったファッションや化粧、料理に関するサテライトサイトも可能なはずだ。人生相談のサテライトサイトがあっても良いよね。

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2)【本日の一行情報】

◎「米メディアによると、アップルの運営するサイトでポケモンGOがダウンロードされることを通じ、アップルは30億ドル(約3100億円)程度の売り上げ増が見込める」(毎日新聞)そうだ。
http://mainichi.jp/articles/20160728/k00/00m/020/132000c?fm=mnm
アメリカでは「配車アプリを用いたポケモン捕獲ツアー」が実施されているという。次々に「ポケモンGO」絡みの新ビジネスが生まれそうな勢いである。
http://forbesjapan.com/articles/detail/13009
私もレベル20となり、ハイパーボールを駆使できるようになった。寺山修司には悪いけれど、書を捨て街に出ることは簡単だ。
ポケモンGO」が今後どのように進化するかも見物だ。音声を獲得したり、チャットと連動したりするごとに「収入源」が増えていくことになるだろう。

◎連載40周年を迎える美内すずえの「ガラスの仮面」だが、これを記念して白泉社から9月16日(金)に「『ガラスの仮面』日めくり まいにち、月影先生!」が発売される。「ガラスの仮面」の人気キャラ「月影先生」のイラストと金言が毎日出てくるカレンダーである。
http://www.betsuhana.com/glass_himekuri/

電通の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、米国のBtoB領域専門の広告会社「Gyro, LLC」(ジャイロ社)の株式100%を取得することで合意した。ジャイロ社は独立系では世界最大級のBtoB広告会社だそうだ。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2016089-0726.pdf

三省堂書店 神保町本店で「海の見える理髪店」(集英社)が直木賞を獲得したことを記念して荻原浩のサイン会が8月9日(火)に開催される。紀伊國屋書店新宿本店でも8月12日(金)に開催される。
http://jinbocho.books-sanseido.co.jp/events/1620
どちらのサイン会も100名限定だが、数を限るべきではないと私は思う。最低でも300冊ぐらいのサインはすべきなのではないだろうか。

実業之日本社は7月29日から、海外ガイドブックシリーズの「ブルーガイドわがまま歩き」を刷新し、新たに「コンシェルジュサービス」を追加する。これにより購入者は各方面のコンシェルジュに、電子メールで旅行に関する質問や相談をできるようになるという。実業之日本社と同じくフィスコグループに属するイー旅ネット・ドット・コムの子会社のウェブトラベルのサービスを活用することで実現した。
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=73647

「WiLL」(ワック)9月号には次のような謝罪広告が掲載されている。
「WiLL」2013年9月号に掲載した藤岡信勝「『従軍慰安婦』で日本の名誉を売った二人の弁護士」と題する記事において、高木健一弁護士がインドネシアを訪問し、地元紙に元慰安婦を募集する「広告」を出したと述べた記述は、誤りであることを認め、お詫び致します〉
「ハフィントンポスト」で朝日新聞の北野隆一は次のように書いている。
〈高木氏は記事で名誉を傷つけられたとして2014年9月、池田氏(文徒編集部注・池田信夫)を相手取り、慰謝料など330万円の支払いや謝罪文の掲載を求めて提訴。「戦後補償の訴訟では韓国人被害者から費用を一切受け取っていないのに『慰安婦を食い物にするハイエナ弁護士』とレッテルを貼られた」と主張した。
今年7月20日東京地裁で和解が成立。被告側が問題とされたブログの記述を削除し、トップページに7月末から30日間、謝罪文を掲示。原告側に和解金30万円を支払うとの内容だ。
高木氏は「藤岡、池田両氏は事実と異なる記事を書き、元慰安婦を支援する運動をおとしめた。両者とも誤りを認めて謝罪広告や謝罪文を掲載し、解決金や和解金を支払うことになった。実質上の勝訴といえる和解だ」と話している」
http://www.huffingtonpost.jp/2016/07/26/fujioka-ikeda-apoligized_n_11208488.html
確かに池田信夫もブログに「高木健一氏へのお詫び」を掲載した。
〈私が、2014年9月1日に当ブログに掲載した「慰安婦を食い物にする高木健一弁護士」と題する記事において、「慰安婦を食い物にする高木健一弁護士」、高木健一弁護士と受け取られるような書きぶりで「慰安婦を食い物にする『ハイエナ弁護士』」と記載したことは誤りでしたので、高木弁護士に多大なご迷惑をお掛けしたことをお詫び申し上げます〉
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51981314.html
ただし、池田信夫は7月27日に「吉田清治慰安婦デマは高木健一のサハリン訴訟で始まった」を再掲載したうえで、追記として次のように書いている。
朝日新聞の北野隆一という記者が(またHuffPostで)デタラメな記事を書いているので、訂正しておく。私が高木健一と和解したことは事実だが、一方的に「謝罪」した事実はない。この今年4月26日の記事に書いた事実は、高木も法廷で認めた。弁護士報酬の件についてだけは彼が「無報酬だった」と主張したので、この前の記事で訂正した。したがって吉田清治という詐話師を世に出して「慰安婦問題」を作り出したという高木の歴史的責任はこの訴訟で確認されたのだ〉
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51976111.html

日本経済新聞社日経BP社は7月30日(土)に、働く女性のための総合イベント「WOMAN EXPO OSAKA 2016」を大阪のハービスHALLで開催する。
http://woman-expo.com/osaka/
http://news.walkerplus.com/article/82715/

双葉社は、森下裕美少年アシベ」の23年ぶりのアニメ化を記念し、「湘南アシベ」と称した特別企画として、8月1日(月)〜8月31日(水)まで、江ノ島電鉄とタイアップし「ゴマちゃん号」を運行する。
http://www.work-master.net/201673009

◎宝島社が7月26日付日経二面にクライアント向けの広告を掲出している。宝島社らしい物言いだよね。
「『今どき雑誌なんか売れない』という、古いアタマの人たちは、どんどん損をしている。事実、宝島社の雑誌の売り上げは、今年も前年比119%で伸びています。結論から言えば『魅力的な雑誌は売れる、そうでない雑誌はどんどん売れなくなる』 もはや『雑誌』という一言で括って済ませられる時代ではありません」
http://blog.livedoor.jp/igrs1949/archives/1059642984.html

◎C Channelは、100%出資のネットインフルエンサーマーケティングを軸とする新会社「Yellow Agency株式会社」(平本 誠二郎代表取締役社長)を、6月30日付で、設立した。
https://www.atpress.ne.jp/news/108462

ジャストシステムSNS写真投稿に関する調査」によれば、「SNS映え(SNSに多数投稿されているなかで目に留まる、インパクトや雰囲気がある写真)を意識して投稿している」人は、36.5%。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000190.000007597.html

◎フジテレビは7月27日、PCやスマホ向けのニュース専門局「ホウドウキョク」で、東京都知事選を投票締め切り直前から「みんなの都知事選」として、生配信することになった。Facebook Live、LINE LIVE、Periscopeでも連動して配信するそうだ。
http://japan.cnet.com/entertainment/35086522/

Yahoo! JAPANが次のようにツイートしている。
「【Yahoo! JAPANをご利用のみなさまへ】
7月25日、米国のYahoo! Inc.より、ネット事業の売却について発表がありましたが、日本のYahoo! JAPAN、提供サービスへの大きな影響はありません。
引き続き、Yahoo! JAPANをよろしくお願いいたします」
https://twitter.com/Yahoo_JAPAN_PR/status/758104962496798721

エフエム愛知が運営する「@FM」のサーバーに不正アクセスがあり、メール会員データの情報11万件の一部が流出した恐れがあると発表した。
http://fma.co.jp/f/cam/info/

投資ファンドユニゾン・キャピタルと地銀大手の福岡銀行のグループ会社である福岡キャピタルパートナーズと静岡銀行のグループ会社である静岡キャピタル、電通の4社連合は27日、リクルートホールディングスの完全子会社でシニア層向けの旅行予約サイト運営や温泉情報誌の発行などを行っている「ゆこゆこ」を約200億円で買収すると発表した。
https://www.unisoncap.com/jp/news/20160727_Yuko.pdf

◎「小説家になろう」を運営するヒナプロジェクトは、博報堂DYデジタルと共同で、幻冬舎から刊行される「読者の心をつかむ WEB小説ヒットの方程式」の監修をした。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000020196.html

小学館の女性週刊誌「女性セブン」が芸能活動休止中で自宅内にいる中森明菜を隠し撮りした件で、中森が精神的損害を受けたとして損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は27日、550万円の支払いを命じた。中森の勝訴である。
http://www.huffingtonpost.jp/2016/07/27/akina-nakamori_n_11232136.html

クリーク・アンド・リバー社は、久坂部羊の医療小説「神の手」(幻冬舎)の韓国国内における映像化権に関して、著者および幻冬舎より許諾を得て、韓国の映像製作会社KPJとのライセンス契約の締結をサポートした。
http://www.cri.co.jp/news/press_release/2016/20160727001654.html

◎マガジンハウスの「ターザン」がコンセントの協力のもとウエブサイト「今日トレ」をローンチした。
http://www.concentinc.jp/works/kyotore/

◎「読者が選ぶ・講談社広告賞」の贈賞式が7月27日、帝国ホテルで開催されたが、挨拶に立った野間省伸社長は、来年は「デジタル広告大賞」を立ち上げると述べた。
http://www.advertimes.com/20160728/article230773/

◎イギリス推理作家協会よりダガー賞(翻訳部門)の最終候補作が発表され、横山秀夫の警察小説「64(ロクヨン)」(文春文庫 上下)が選ばれた。日本人の作品が最終候補作に選ばれるのは初のことだ。
http://www.asahi.com/articles/ASJ5S7WS4J5SUHBI033.html

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3)【深夜の誌人語録】

楽観も、悲観も排除して、まず現実を直視することが大切である。