【文徒】2017年(平成29)年4月13日(第5巻69号・通巻998号)

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1)【記事】ダイヤモンド社の書籍部門における「攻め」の姿勢
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】

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1)【記事】ダイヤモンド社の書籍部門における「攻め」の姿勢

ビジネス書で「ありえないレベルで人を大切にしたら23年連続黒字になった仕組み」(ダイヤモンド社)が売れている。著者は日本レーザーの近藤宣之社長。日本レーザー社がホワイト企業大賞を受賞したことが追い風になっているのは間違いないが、この長ったらしいタイトルも魅力的だ。ちなみにダイヤモンド社はベスト10に4冊、ベスト20に7冊もランクインさせている。
http://toyokeizai.net/articles/-/167086
http://whitecompany.jp/whitecompany/cat/
ダイヤモンド社の書籍部門は、編集も、営業も積極的だし、製販一体となった取り組みも厭わないことで知られている。
文藝春秋の「Number」4月13日発売925号の特集は「スポーツ 嫌われる勇気」だが、ダイヤモンド社から生まれた大ベストセラー「嫌われる勇気」の著者である岸見一郎と古賀史健が協力し、300軒を超える書店で、「Number」と「嫌われる勇気」のコラボ拡材による並列販売を実施する。地下鉄の車内吊り広告も、東京メトロ銀座線(4/14〜16)、大阪市営地下鉄(4/14〜17)、福岡市地下鉄(4/17〜19)、札幌市営地下鉄(4/17〜19)で並列展開するという。
http://number.bunshun.jp/articles/-/827813
これはダイヤモンド社の関連会社の話だが、「地球の歩き方」を発行するダイヤモンド・ビッグ社は、4月11日に「地球の歩き方総合研究所」を発足させた。旅行・ツーリズム・出版など多ジャンルの外部プロフェッショナルや大学教授を研究員・顧問に迎え、「調査・研究」「コンサルティング」「ツール制作」「誘客促進」までを一貫して行うそうだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000010017.html
ダイヤモンド社の攻めの姿勢は大いに評価できる。厳しいからこそ「攻め」が必要なのである。

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2)【本日の一行情報】

◎今年もまたユニバーサル・スタジオ・ジャパン集英社がコラボする。6月30日から10月1日までの約3ヶ月間にわたり、「週刊少年ジャンプ」が生み出した「ONE PIECE」、「ドラゴンボール」、「ジョジョの奇妙な冒険」、「銀魂」など人気作のアトラクションが登場する期間限定イベント「ユニバーサル・ジャンプ・サマー」が開催されることになった。
https://animeanime.jp/article/2017/04/11/33435.html
開催日数が昨年の66日から一カ月近く拡大される。マンガを擁する出版社にとってテーマパーク事業も今後の選択肢のひとつかもしれない。

◎「ヴォーグ」英国版の編集長にガーナ出身のエドワード・エニンフルが就任した。「ヴォーグ」100年の歴史で初めての男性編集長だそうだ。
http://jp.reuters.com/article/uk-vogue-male-editor-idJPKBN17D07S

サンケイスポーツで昨年、連載された「ノムラのすべて」「野村克也 野球論集成」が徳間書店から刊行される。扶桑社からの刊行ではないんだね。
http://www.sanspo.com/baseball/news/20170411/npb17041111080003-n1.html

ブレイディみかこ「子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から」がみすず書房より刊行される。
http://www.msz.co.jp/book/detail/08603.html
ブレイディみかこは「図書」で「女たちのテロル」の連載を開始している。「金子文子を縦糸に、英国のサフラジェット、アイルランドイースター蜂起の女性兵士も横糸に追っていく連載になる予定」だそうだ。
https://www.iwanami.co.jp/book/b285029.html
http://blog.livedoor.jp/mikako0607jp/archives/2017-04-03.html
瀬戸内晴美の「余白の春」は金子を主人公とした小説である。
http://bit.ly/2o5B6Qi
ブレイディみかこはは晶文社のホームページで「UK地べた外電」を連載している。
「自分の暮らしに対する主権の回復。
国家の主権よりも何よりも、実は人々が求めているのはそれなのである。
それを否定するイデオロギーは、右であろうと左であろうともう支持されることはない」
http://s-scrap.com/1308

◎Handy Marketing、博報堂DYメディアパートナーズ、Yahoo! JAPANは、メディア横断の統合マーケティングの支援を目的として、テレビとインターネットの次世代型メディアプラニングツール「Handy Media Planner」を提供することに合意した。
https://www.handy-marketing.co.jp/downloads/20170410_news.pdf

講談社女性誌「フラウ」の表紙を木村拓哉が飾った。木村のインタビュー記事も掲載されている。
https://mantan-web.jp/2017/04/11/20170410dog00m200042000c.html

博報堂DYグループのCSRのソーシャルアクションサイト「ともす東北」は、4月より活動の紹介範囲を拡大し、「ともすJAPAN」としてリニューアルした。
http://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2017/04/20170411.pdf
http://www.hakuhodo.co.jp/tomosu/

◎第46回フジサンケイグループ広告大賞の最高賞であるメディアミックス部門グランプリはパナソニックの「ふだんプレミアム」に決定した。
http://www.sankei.com/entertainments/news/170411/ent1704110015-n1.html

◎「パナマ文書」報道を担った「ICIJ=国際調査報道ジャーナリスト連合」がピュリツァー賞に選ばれた。日本では朝日新聞共同通信、NHKが加わった。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170411/k10010944501000.html
http://www.asahi.com/articles/ASK4B6THRK4BULZU018.html

本屋大賞は、恩田陸蜜蜂と遠雷」(幻冬舎)に決定。直木賞とのダブル受賞。恩田は「夜のピクニック」(新潮社)につづく二度目の本屋大賞
http://www.hontai.or.jp/history/
本屋大賞の副賞は「サントリープレミアムモルツ一生分」。
http://hon-hikidashi.jp/enjoy/26829/

◎NHK Eテレの「おかあさんといっしょ」の歌のお兄さんを歴代最長となる9年間つとめた、横山だいすけの卒業記念ムック「だいすけお兄さん ありがとう、また会う日まで。」が、講談社から4月26日に発売となるが、ネット書店に予約が殺到しているという。発売前に重版も決定したそうだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001295.000001719.html

◎プレジールは、 主婦の友社の「Pre-mo」とコラボした「抱っこされ枕」を4月15日に発売する。販売価格は14,800 円(税別)。
https://www.value-press.com/pressrelease/181223

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3)【深夜の誌人語録】

生き方の歩幅と速度を変えずに歩みたい。