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1)【記事】フジテレビ『ユアタイム』で「読売記事使用禁止」についてプチ鹿島が告発ツイート
2)【本日の一行情報】
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- 2017.8.14 Shuppanjin
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1)【記事】フジテレビ『ユアタイム』で「読売記事使用禁止」についてプチ鹿島が告発ツイート(岩本太郎)
フジテレビの報道番組『ユアタイム』で毎週、各新聞の「読み比べ」コーナーを担当しているお笑いタレントのプチ鹿島が、番組内で「読売新聞の記事だけが使用できなくなった」とTwitter上で自ら公表して話題になっている。
《先週まで問題なかったのに今週は読売から不許可と。
先週『去年8月10日の首相の1日』読み比べで、加計氏の名前があるか比べたのですが、原因が知りたい。私は新聞読み比べをしたいだけなのです。》(8月11日17時30分)
https://twitter.com/pkashima/status/895925273522077696
《私のコーナーは『新聞全紙』がポイントです。読売新聞だけないとおかしな構図になる。
直前にこうなると、一緒に頑張ってくれてるユアタイムのスタッフにも申し訳ない。読売新聞さん、ぜひ来週以降は使わせてください!》(同17時43分)
https://twitter.com/pkashima/status/895928576742010881
新聞記事紹介コーナーは新聞社の著作権を利用してのものなので、この書きぶりから推測するに、フジは読売から許諾を断られたようだ。
そして、上記にもある通り、きっかけはどうやら鹿島が1週間前(4日)夜の放送で行った、加計問題に関する新聞記事比較にあるらしい。
題材としてその際に使われたのは、ちょうど1年前の昨年8月11日付の朝日と読売に掲載された安倍首相の動静欄記事だ。前日10日の夕刻6時21分より首相が訪問先の山梨県河口湖町の居酒屋「漁」で会っていた人物の名前として、朝日「首相動静」が「秘書官ら」の他に「加計孝太郎学校学園加計学園理事長」と書いていたのに対し、読売「安倍首相の1日」にはその名が掲載されていなかった。この両紙の扱いの違いについて、鹿島が両記事コピーを並べて示しながら明らかにしたのだ。これは反響を呼んだようで、放送翌日からさっそくTwitter上では何人かのユーザーが言及していた。
https://twitter.com/kentaro_s1980/status/894034735717941249
鹿島もこれらの反響をRTしたりする一方、11日に『文春オンライン』に寄稿した《読売「首相の一日」と朝日「首相動静」を読み比べて分かってしまった“あの人の不在”》という記事の中でこの件に触れるとともに、同記事について《これは読売の「忖度」?「手抜き」?1年前の「首相の一日」に注目してみた。》との告知ツイートを同日の朝11時過ぎに行っていた。
http://bunshun.jp/articles/-/3667
https://twitter.com/pkashima/status/895827842520424449
冒頭に挙げた「読売新聞の記事使用不可」についての告発を鹿島が続報としてツイートしたのは、その6時間半後のことだ。すぐに多くのユーザーたちがこれに反応し、まとめサイトも立ちあがった。
https://togetter.com/li/1139325
ちなみに『ユアタイム』についてはこのところの加計問題などについての報道姿勢を評価する声がネット上で上がる一方、次の番組改編で放送が打ち切られるのではないかとの噂(フジテレビからは未だ公式発表はなし)も流れているようだ。
https://www.j-cast.com/2017/08/10305320.html?p=all
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2)【本日の一行情報】(岩本太郎)
◎岐阜新聞は9日付朝刊に掲載した社告で、夕刊を9月末をもって休刊することを発表した。6月時点での発行部数は朝刊約17万3000部に対し、夕刊は約1万7500部。休刊の理由について同社は「共働き家庭の増加やスマートフォンの普及などとともに夕刊の読者数は減少している。一定の役割を終えたと判断した」「雇用情勢の変化で配達員の確保が難しくなり、部数の少ない夕刊の配達を続けることが販売店の負担になっていた」などと説明している。
http://www.asahi.com/articles/ASK894W9SK89OHGB00F.html
https://mainichi.jp/articles/20170809/k00/00e/040/275000c
◎小学館との共同出資会社で新「MERY」を始めることになったDeNAだが、一連のパクリ問題の発端となった医療情報サイト「WELQ」の再開は断念すると正式に発表した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ09HUN_Z00C17A8000000/
https://mainichi.jp/articles/20170810/k00/00m/020/040000c
◎手数料0円の自主出版サービスとしてメディバンが2015年1月より運営していた電子書籍取次サービス「メディバンパブリッシング」が今月末限りで終了。ただしメディバンからはTwitterの公式アカウントに出した1件のツイートと会員向けのメール(共に7月31日付)以外、今のところこの件についての公式な発表は13日までに行われていない模様。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1075309.html
https://twitter.com/MediBangPaint/status/891976354660405249
13日午後の時点でもサイト上では新規登録の受付が行われている。
https://medibang.com/terms/pub
同社は今年6月にメディアドゥと資本業務提携した。
http://www.mediado.jp/corporate/1777/
◎日販が初の自社出版を海外で始める。第1弾として、インスタグラムで人気の作家が手がける画像をまとめた写真集を米国で出版。また、海外事業強化策として日本国内の出版社の本を翻訳して販売するビジネスも始め、世界各地の書店に書籍を卸す専門バイヤー約40人との契約も行ったという。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO19927740R10C17A8EA3000/
◎凸版印刷と大日本印刷の今年4〜6月期連結決算はどちらも前年同期比で営業増益を達成した。大日本は有機EL向け部材など電機部門、凸版も電機部門と生活産業部門と、共に非印刷部門の利益が貢献したとのこと。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO19845360Z00C17A8DTD000/
◎リクルートの今年4〜6月期連結決算は純利益が前年同期比16%増の402億円。人材派遣が人手不足を追い風に好調。その他の求人情報サイト、美容予約サイト「ホットペッパービューティー」などのメディア関連と主要3事業が全て増収だった。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGD10H88_Q7A810C1DTB000/
◎昨年12月のコミックマーケットで“アラサーオタク女子”の4人によるサークル「劇団雌猫」が発売し、即完売したという同人誌『悪友vol.1』が単行本化。『浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―』のタイトルで小学館から10日に発売された。発売前からアマゾンで一時ベストセラー1位を獲得するほど予約が殺到。発売前重版も決定したほどの人気だそうだ。
http://www.shogakukan.co.jp/pr/rohi_zukan/
http://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2095515.html
◎熊本市在住のSF作家・梶尾真治が2000年に新潮社から単行本として上梓(2002年に文庫化)し、2007年以降は品切れ状態になっていた小説『黄泉がえり』が11年ぶりに増刷された。梶尾が地元の熊本日日新聞に現在、続編の『黄泉がえりagain』を連載中で、市内の書店から新潮社まで在庫の問い合わせが相次いだことから3000部の増刷が決まったという。
http://kumanichi.com/news/local/main/20170810002.xhtml
◎82歳になった大江健三郎は現在「神経症療法」で通院生活中だそうだ。『女性自身』が自宅玄関前で本人に直撃インタビューしている。
https://jisin.jp/serial/エンタメ/エンタメ/30062?rf=1
◎萩本欽一を追った“最初で最後のドキュメンタリー映画”として11月3日から全国公開される『We Love Television?』の企画・構成・監督は、あの『電波少年』のT部長こと土屋敏男。彼は今でも萩本を「大将」と呼んでいる。
http://kinchan-movie.com/
http://www.tvlife.jp/entame/133865
◎6月25日に発売された故・中村とうようの評伝『中村とうよう 音楽評論家の時代』(田中勝則)の出版を記念して、出身地の京都で中村が在籍していた中南米音楽研究会のレコードコンサートがこのほど市内で再現され、ラテン音楽愛好家らが多数参加。往時をしのんだそうだ。
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20170808000125
http://www.futami.co.jp/topix/detail.php?tid=903
◎京都市で情報誌『Leaf』などを発行するリーフ・パブリケーションズが飲食業に参入。10日に市内錦市場の柳馬場通と富小路通の間に江戸前鮨店「錦 鮨しん」を開業した。店内では『Leaf』の編集部員が提案した、旬のすしネタを使った月替わりのコースなどを提供しているという。今年度中には市内に計3店舗を展開する予定とのこと。
https://www.leafkyoto.net/post_news/201708/%e9%8c%a6-%e9%ae%a8%e3%81%97%e3%82%93/
http://www.nikkei.com/article/DGXLASJB09H3U_Z00C17A8LKA000/
◎幻冬舎が「公式の競技用けん玉」を発売したんだとか。
https://www.jiji.com/jc/article?k=000000023.000007567&g=prt
◎元自衛官で、集団的自衛権への反対運動やヘイトスピーチへの抗議活動で活躍し、今年5月3日に63歳で亡くなった平和活動家・泥憲和の遺稿集を出版すべく、友人・知人らが現在準備作業を続けている。
https://mainichi.jp/articles/20170810/k00/00e/040/316000c
◎ADKの今年1〜6月連結決算は売上高が前年同期比1%減の約1720億円、営業利益が同4%減の37億円。昨年あった大型イベントの受注がなくなった反動が出たほか、昨年買収したアニメ子会社ののれん償却費も嵩んだという。広告事業はテレビやデジタル向けで情報通信や外食産業からの受注が伸びたが、前期に日本文芸社を売却した影響も出たらしい。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO19905530Q7A810C1DTC000/
◎台湾で初めての先住民ラジオ局「Alian 96.3」が、「国際先住民の日」にあたる9日に開局した。台湾には中華系以外に計16の先住民(約55万人)が在住。ラジオでは当初14言語、将来的には16言語全てでの放送を行うという。初日には蔡英文総統も生放送に出演した。
蔡総統は客家とパイワン族の血を引いている。
http://www.asahi.com/articles/ASK894G36K89UHBI01N.html
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201708090008.aspx#.WY0YTnH_8nc.twitter