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1)【記事】講談社が青年コミック4誌のアプリ「コミックDAY」を来年スタート
2)【本日の一行情報】
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- 2017.8.22 Shuppanjin
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1)【記事】講談社が青年コミック4誌のアプリ「コミックDAY」を来年スタート(岩本太郎)
講談社の青年マンガ誌4誌(『ヤングマガジン』『モーニング』『アフタヌーン』『イブニング』)の合同マンガアプリ「コミックDAYS」が2018年にスタートすることになった。昨21日には公式ブログが開設され、「会長 島耕作」(弘兼憲史)の島耕作、「JJM 女子柔道部物語」(小林まこと)の神楽もえなど人気作品のキャラクターが登場するカット画を使用した告知などの情報が発信開始されている。
プラットフォームとして外部依存性の強いブラウザから自由度の高いアプリへということだ。
また、アプリの連載作品として関口かんこによる実録エッセイマンガ「飼ってない猫」、そして「編集部ブログ」も初回から掲載。後者では第1回「昔のヤンマガは本当にヤバかったのか?」と題して、編集部の「カエル男」が過去の『ヤングマガジン』における「ヤバい表紙ベスト5」を挙げている。
https://comic-days.com/blog/entry/attouteki
https://comic-days.com/blog/entry/2017/08/21/110000_1
http://natalie.mu/comic/news/245467
上記の通りアプリ自体は来年のスタートであり、公式ブログのコンテンツも量的にまだまだこれからという印象だが、一方でTwitter上の公式アカウントでは1週間前から《言えぬしか言えぬ中身のない公式アカウント・・!》《21日(月)午前11時まで言えぬ・・!/言えぬが・・今日もつぶやく・・!/公式・・なのに空っぽ・・!圧倒的空っぽ・・!》などと煽っていた。今後も最新情報についてはこちらで随時公表されていくようだ。
https://twitter.com/comicdays_team?lang=ja
マンガアプリについては、以下のニールセンによる今年2月時点のデータで利用者数が最も多かったのは「LINEマンガ」の279万人。ついでcomicoが260万人。そして出版社系では現在最大の小学館「マンガワン」が247万人と、この最大手3サービスが200万人台で他を引き離している状況。「少年ジャンプ+」はこの時点で118万人だった。
http://www.nielsen.com/jp/ja/insights/newswire-j/press-release-chart/nielsen-pressrelease-201700328-Manga-apps.html
ちなみに以下の、今年6月1〜2週目のアクティブユーザー数(iOS/Android合算)で調査した結果によれば、comicoが全マンガアプリ中の第1位だったそうだ。
http://lab.appa.pe/2017-07/comico-app.html
講談社では既にマガジン系の「マガジンポケット」が2015年9月にスタートしているが、これまでは出版社系でも前記の2社の後塵を拝する状況だった。今年4月には「大人男性向け」とジャンルを限定しつつマンガアプリとWebサイトの開発チームの募集を始め、2017年末のローンチを目指すとしていた。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1704/21/news063.html
http://www.kodansha.co.jp/upload/pr.kodansha.co.jp/files/pdf/2017mangaapriHP.pdf
開始時期は少し遅れたものの、来年以降は少年向け、青年向けの2つのマンガアプリを揃えた形で、ようやく追撃態勢に入るというところだろうか。
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2)【本日の一行情報】(岩本太郎)
◎『ビッグコミックオリジナル』に1973年から44年にわたって連載されているジョージ秋山『浮浪雲』が9月20日発売号に掲載の第1039話で終了。8月19日発売号で終了が仄めかされていたことから各メディアが報道。21日に小学館が明らかにした。
「浮浪雲」連載あと2回で終了か…長寿マンガ44年1039話 : スポーツ報知
http://www.hochi.co.jp/topics/20170819-OHT1T50232.html
http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040023_R20C17A8000000/
◎はすみとしこの新作『それでも反日してみたい』が青林堂より9月15日に刊行されるのを記念した講演会が同15日に文京区民センターで開催されることを、はすみ自身が《今回くらいは講演会やらせてよパヨクさん!》との挑発も込めつつ今月19日に告知ツイート。これに対し、日本共産党の杉並区議会議員・金子けんたろうが同日に《文京シビック…公共施設でやるなよ。週明け電話。》と反応したことから「言論弾圧ではないのか」などネット上で騒ぎに発展。
http://getnews.jp/archives/1875366
一方、開催に反対する側は《エセ保守メンバーがおなじみの「左翼の言論弾圧だ!」芸を披露》などと反撃。
https://matome.naver.jp/odai/2150322256396082501
◎『PLAYBOY』韓国版が21日に創刊。韓国では過去に創刊されたことがなく、今回が初めてだ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20170821-00074637/
◎遊郭や赤線に関する文献を取り扱う吉原の「カストリ書房」が17日に約90m離れた新店舗に移転。面積が旧店舗の6倍にあたる約12坪に広がったほか喫茶ルーム、そして資料室も新たに設置されたそうだ。
http://kastoribookstore.blogspot.jp/
https://mainichi.jp/articles/20170819/k00/00m/040/018000c
◎都内の吉祥寺に当初今年3月の開業予定でクラウドファンディングによる出資も募っていた「ココロヲ・動かす・映画館〇」(愛称: ココマルシアター)が、なかなか開業しないことに対して出資者たちを中心に不満や批判の声が上がっている。4月に一旦プレオープンしたものの内装や設備が未完成だったことから無期延期に。ようやく8月26日に正式オープンとなることが報道された。
http://getnews.jp/archives/1874659
https://www.makuake.com/project/cocomarutheater/
しかしそれも《空調設備の再工事が必要と判断されてしまいました》との理由でまたまた延期に。《新たなオープン日は9月9日~16日の間を予定しておりますが確実な決定ができない状況でございます》とのこと。
http://goo.gl/9u8P4A
◎宮城県が壇蜜をキャラクターに起用し、「性的な表現」で議論を呼んだ観光キャンペーン動画は、結局26日の関連イベント開催後に配信を終えることになったようだ。
https://this.kiji.is/272182363475771394
◎角川歴彦と坂村健がコンテンツ産業の未来について語り合うイベントが23日夜にKADOKAWAと角川アスキー総合研究所の主催で行われる。対談の模様はニコニコ生放送のほか、「マストドン」に立ち上げたイベント専用インスタンスでもテキスト中継される。ちなみにイベントへの参加料は無料だが《定員20名(応募多数の場合は、抽選とさせていただきます)》とのこと。おそらくあっという間に満席になったものと思われる。
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/402/402521/
https://kadobun.jp/news/83
◎雑誌編集者らによる東京のNPO「震災リゲイン」が、7月の九州豪雨で被害の大きかった福岡・大分の市や村の被災者を対象にした「九州豪雨 生活再建支援情報」と題したタブロイド判4ページの情報紙を作成のうえ無料配布中だ。2011年の東日本大震災を契機に設立されたNPOで、翌年には被災地の現状や支援情報などを伝える季刊紙「震災リゲインプレス」を創刊。現在4万部を発行しており、今回はその号外として発行されている。
http://shinsairegain.jp/2017/08/04/srp-gogai/
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20170819-OYS1T50046.html
◎北海道博報堂は、道内の農家が手掛けた“道産品”を活用した新商品の開発支援事業に参入した。同社の調査組織「新どさんこ研究所」が運営を担当し、第1弾として道内の今金町の農園で生産されたアスパラガスを京都府亀岡市の漬物店が用いた商品を今月24日から発売する。
http://www.hokkaido.hakuhodo.co.jp/news/
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO20091710X10C17A8L41000/
◎日販出身の碇雪恵が発行人を務めるウェブマガジン「温度」が19日にオープンした。「本にかかわる人の“温度”を伝えるウェブマガジン」とのコンセプトのもと、日暮里「パンの本屋」で店長を務める花田菜々子の連載「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」をはじめ、「余白おじさんのつくる『新城劇場』ってなに?」「現役信州大生が営む本屋さん『おんせんブックス』に行ってみた!」など長尺のレポート記事を当初から掲載している。
http://ondo-books.com/
https://twitter.com/Webmagazineondo/status/898824301041733632
https://www.facebook.com/yukie.ikari.5/posts/10155680275936079
◎最大手の地図制作会社であるゼンリン(本社・福岡市)は大分県別府市で1948年に創業。52年に別府市の地図を発行して以来、足掛け66年をかけて東京23区を含めた全国1741市区町村の住宅地図をこのほど全て作製・発行した。最後に残った空白地帯は小笠原村など東京都の島しょ部7村だったという。大分合同新聞が伝えた。
https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/06/24/124349126