【文徒】2018年(平成30)11月14日(第6巻214号・通巻1388号)
Index------------------------- -----------------------------
1)【記事】ABC部数が証明する転形期を迎えた女性誌
2)【記事】木村幹が「週刊ポスト」に怒っている!
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
------------------------------ ----------2018.11.14 Shuppanjin
1)【記事】ABC部数が証明する転形期を迎えた女性誌
「毎日キレイ」の「GLOW:宝島社のファッション誌がイベント 山崎育三郎や吉田羊が登場」。
「宝島社のファッション誌『GLOW(グロー)』の読者イベント 『GLOWプレミアムサロン2018』が11日、渋谷ヒカリエ( 東京都渋谷区)で開かれた。同誌の読者約1000人が参加し、俳 優の山崎育三郎さんや女優の吉田羊さんのトークショー、出展企業 の体験型ブースなどを楽しんだ」
https://mainichikirei.jp/artic le/20181111dog00m100004000c. html
今回、発表されたABC部数で生活実用誌を除けば、40代をター ゲットにした「GLOW」が女性誌のトップに君臨することになっ た。ABC公査に加わる雑誌をランキングするのであれば、「GL OW」は9位に位置する。かつて女性誌は出版社系週刊誌を蹴落と し、ランキングの上位に顔を並べたこともあったが、今やその勢い はない。加えて10代や20代をメイン読者とする雑誌は、ベスト 10には一誌もランキングされない時代を迎えた。雑誌は熟年層の メディアに変貌を遂げたのである。
女性誌では宝島社が30位までに「GLOW」の9位を始め、13 位の「sweet」、18位の「リンネル」、19位の「InRe d」、21位の「mini」をランキングさせている。
これに対抗するのが光文社と集英社。光文社は23位に「VERY 」、26位に「STORY」、集英社は24位に「LEE」、 27位に「MORE」という具合である。
かつて女性誌王国を築き上げた小学館の女性誌はベスト30に一誌 も顔を出していない。小学館や光文社にとって、最も売れている女 性誌は「女性セブン」であり、「女性自身」であるという時代に戻 ってしまったのである。
小学館で最も売れている月刊の女性誌は今や「美的」という時代な のである。しかし、一番売れている「美的」でも10万部を切って いる。37位である。時代の風景を一変させたことのある「 CanCam」は78位で約6万部、「Oggi」 は84位で約5.6万部である。ただし、読み放題(UU) のランキングで言うと、小学館の女性誌はベスト10に二誌もラン キングさせているのである。「Oggi」が5位で約22万UU、 「Domani」が7位で約21万UUである。
講談社の女性誌もランキング上位から姿を消した。「ViVi」が 49位で約8.5万部。しかし、かつて赤文字系と言われた女性誌 のなかでは、ぶっちぎりのトップである。販売でも、広告でも講談 社の女性誌の屋台骨を支えていた「with」は競合誌の「 MORE」に引き離されてしまい66位に沈んでしまっている。
女性誌はビジネスとして言えば明らかに「転形期」を迎えようとし ているのである。ちなみに宝島社の女性誌を広告媒体として評価す るのであれば、部数に目を奪われてはなるまい。「付録」によって 維持された部数である以上、宝島社の女性誌を広告媒体として評価 する際にABC公査部数は、その力量を正確に反映しているとは言 い難いのである。
ABC公査部数ランキング (2018年1~6月平均)
順位 誌名 当期部数
1 家の光 485,536
2 週刊文春 335,656
3 週刊新潮 251,403
4 文藝春秋 238,288
5 週刊ポスト 211,336
6 週刊現代 209,025
7 サンキュ! 208,905
8 ESSE 197,724
9 GLOW 197,697
10 オレンジページ 193,040
11 女性セブン 191,755
12 月刊ザテレビジョン 190,088
13 sweet 189,342
14 女性自身 184,943
15 日経ビジネス 177,513
16 ハルメク 175,972
17 レタスクラブ 166,654
18 リンネル 159,677
19 InRed 151,601
20 nicola 149,598
21 mini 146,174
22 プレジデント 143,202
23 VERY 140,480
24 LEE 140,359
25 めばえ 124,962
26 STORY 122,853
27 MORE 118,214
28 致知 116,051
29 栗原はるみ haru mi 113,442
30 美人百花 113,084
31 Seventeen 111,426
32 TVガイド 110,219
33 non・no 102,513
34 たのしい幼稚園 101,019
35 大人のおしゃれ手帖 100,027
36 週刊女性 99,568
37 美的 97,411
38 MonoMax 97,187
39 ザテレビジョン 96,780
40 日経WOMAN 96,752
41 てれびくん 94,766
42 FRIDAY 92,112
43 otona MUSE 91,748
44 ポップティーン 91,066
45 ベビーブック 91,017
46 日経TRENDY 90,858
47 ディズニーファン 84,789
48 MAQUIA 84,743
49 ViVi 84,740
50 おともだち 83,434
51 CLASSY. 82,523
52 BAILA 80,813
53 クロワッサン 80,570
54 婦人公論 80,269
55 ねこのきもち 80,021
56 週刊プレイボーイ 79,675
57 mamagirl 78,695
58 steady. 77,918
59 週刊朝日 77,451
60 Marisol 77,144
61 週刊ダイヤモンド 76,812
62 家庭画報 76,037
63 SPRiNG 74,926
64 スポーツ・グラフィック ナンバー 73,543
65 週刊大衆 73,398
66 with 72,905
67 smart 69,909
68 &ROSY 68,894
69 ニコ☆プチ 68,878
70 サライ 68,593
71 BE-PAL 68,489
72 毎日が発見 66,985
73 FLASH 66,929
74 Tarzan 64,470
75 いぬのきもち 62,742
76 テレビマガジン 62,730
77 Mart 61,503
78 CanCam 61,302
79 OCEANS 60,027
80 やさい畑 58,330
81 日経ヘルス 57,522
82 JJ 55,961
83 週刊東洋経済 55,874
84 Oggi 55,842
85 ナショナルジオグラフィック日本版 54,911
86 eclat 54,869
87 CARトップ 54,262
88 日経エンタテインメント! 53,599
89 上沼恵美子のおしゃべりクッキング 53,147
90 MEN’S NON-NO 52,592
91 週刊アサヒ芸能 52,528
92 日経PC21 51,177
93 andGIRL 49,860
94 VOCE 49,707
95 Begin 48,882
96 日経パソコン 47,256
97 ぷっちぐみ 44,690
98 日経トップリーダー 43,914
99 SAPIO 43,913
100 サンデー毎日 43,607
101 AERA 43,573
102 日経おとなのOFF 42,819
103 ゆうゆう 42,371
104 SPA! 42,077
105 ar 42,033
106 幼稚園 42,030
107 Casa BRUTUS 41,945
108 ノジュール 41,941
109 BRUTUS 41,302
110 Ray 40,338
111 LEON 39,241
112 mina 38,834
113 美ST 37,523
114 Domani 37,275
115 GetNavi 35,857
116 DIME 34,039
117 クウネル 33,346
118 SPUR 33,085
119 Kansai Walker 32,846
120 HERS 31,154
121 JUNON 29,734
122 Tokai Walker 29,585
123 げんき 28,498
124 ニューズウィーク日本版 27,334
125 おとなの週末 27,254
126 日経アーキテクチュア 27,209
127 YOKOHAMA Walker 24,656
128 UOMO 23,005
129 日経コンストラクション 22,373
130 日経コンピュータ 21,247
131 GoodsPress 20,161
132 Kyushu Walker 19,173
133 日経ヘルスケア 19,086
134 トランジスタ技術 18,870
135 日経NETWORK 18,296
136 日経エレクトロニクス 18,149
137 MacFan 17,463
138 アサヒカメラ 16,573
139 日経サイエンス 16,570
140 日経ものづくり 15,807
141 日経ソフトウエア 15,259
142 CQ ham radio 14,937
143 日経SYSTEMS 14,466
144 日経Linux 14,018
145 日経ホームビルダー 12,884
146 Interface 12,578
147 Tokyo Walker 11,267
148 日経デザイン 7,086
149 日経ESG 5,244
------------------------------ ------------------------
2)【記事】木村幹が「週刊ポスト」に怒っている!
ABC公査で久しぶりに「週刊現代」を抜いた「週刊ポスト」だが 「朝鮮/韓国ナショナリズムと『小国』意識 朝貢国から国民国家へ」や「近代韓国のナショナリズム」「日韓歴 史認識問題とは何か」などの著書で知られている政治学者の木村幹 が同誌に怒っている。木村はツイッターにこう投稿したのだ。
「週刊ポストさん、この中吊りの表現は話が違う。そもそもこの肩 書きもあり得ない。コメントの趣旨も汲めていないし、酷すぎる。 抗議します」
https://twitter.com/kankimura/ status/1061898164842582016
木村が怒っているのは「週刊ポスト」の11月23日号。同誌は、 この号で「これは『ヘイト』ではなく『正論』である。幼稚な韓国 とどう付き合えというのか?」を大特集し、木村もここに登場して いるわけだが、自らが登場した記事に付けられた「 当事者能力を喪失した、弱くて破壊的な政府」というタイトルと、 肩書を「高麗大学元研究員」とされたことを問題視したいるのだ。
木村はツイートをつづけ、何故、酷すぎるのかを説明する。
「依頼の内容は『やみくもに韓国を批判するのではなく、冷静かつ 客観的な識者の方々の意見を紹介することを企図しています』 だった筈。なのにこの煽りまくりのタイトルはあり得ない」
「小学館の様な大出版社がこういう騙し討ちの様な行為をするのは 、良識を疑う。そもそも自分のコメントの趣旨と違うタイトルを自 分の名前の前につけるとかあり得ない」
「そもそも『破壊的な政府』などという表現はコメントでも使って いない。朝日へのコメントでも使った様に『破壊的』 は判決の影響の話。他方、『(市民団体を統制できない) 弱い政府』はこれまでの歴代政権に共通する話として行っている。 ここまで来るとミスリード以前の意図的な改竄」
https://twitter.com/kankimura/ status/1061898680200912896
https://twitter.com/kankimura/ status/1061900583605436417
https://twitter.com/kankimura/ status/1061901755800158208
また、肩書については次のようにツイートしている。
「だいたい研究員って何だよ。せめて客員研究員か客員教授だろ( どちらもやった)。これじゃ韓国の大学に専任で雇われていたみた いじゃないか」
https://twitter.com/kankimura/ status/1061913599633850368
木村に対して次のようなリツイートがあった。
「木村先生、週ポスにどーゆー夢もって依頼受けたんですか。どん だけ背伸びしてもゴシップ雑誌でしょ、あそこ」
https://twitter.com/fizzbang_a lvitr/status/10619046015054438 40
木村が答える。
「ゴシップ誌であっても、取材をした相手が言ってもない事を言っ たかのように書いて良いはずかありません」
https://twitter.com/kankimura/ status/1061915303414648832
木村は週刊誌の作法を知らないわけではないようだ。こうツイート している。
「メデイアさんの作っているルールだから知らない人が多いのだろ うけど、通常、記事のタイトルや広告の文章はメデイア側の編集権 の問題なので、コメントを受けた側は手を出せないのです。 しかしながら、今回は明らかに常軌を逸しているので、抗議させて いただいています。ご参考まで」
https://twitter.com/kankimura/ status/1061981481277390848
木村が問題にしているのは、記事の内容そのものではなく、冠せら れたタイトルについてである。
「取材の依頼は丁重だったし、コメントの編集もよかったんですよ 。正直、他の論者の論調は知った事じゃないので、自分のコメント 部分だけ、きちんとしていれば大丈夫だと思ったんですよ。でもま さかの中吊り広告、確かに油断してました。まあ参りました。これ じゃ記事を書いた記者さんも可哀想だと思う」
https://twitter.com/kankimura/ status/1061995292151603200
木村は「日韓歴史認識問題とは何か」(ミネルヴァ書房)で次のよ うに書いている。
「『キーセン観光』への反発は、日本への反発となり、それは過去 の日本による植民地支配批判へと結び付いた。日本人は今も昔も同 じ『汚れた』存在だ、というわけである。そして、 その結果として発掘されるのが、従軍慰安婦問題なのである」
こうした木村が今度の徴用工問題をどう考えているのか。かくして 記者は神戸に飛んだわけだが、木村は記者のことは評価しているの だ。
「メデイアの関係者の皆さん向けに書いておくと、大衆週刊誌や写 真誌の記者さんにも、いろいろな問題に真摯に取り組んでいて、勉 強している人は沢山いるんだよね。だから、信頼してコメントする んだけど、時に編集でめちゃくちゃになってしまう。これって結構 悲しいんですよ」
「だから俺は『寄稿』なんてしてねーんだよ。丁寧なメールの後、 わざわざ記者さんが神戸まで来たからインタビューに応じただけな んだよ。そもそもコメントなんてほとんど収入にもならないボラン ティアなんだよ」
https://twitter.com/kankimura/ status/1061996106853244929
https://twitter.com/kankimura/ status/1062111186018136065
------------------------------ ------------------------
3)【本日の一行情報】
◎「ORICON NEWS」のこの分析は鋭いと思った。確かに「下町ロケット」は 「少年ジャンプ」なんだわ。
「『少年ジャンプ』の『友情・努力・勝利』で育った中年男性が社 会に出て、『下町ロケット』と同じような出来事を経験し、普段ド ラマを観ない中年男性にもウケている」
https://www.oricon.co.jp/confi dence/special/52084/
◎「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の相撲マンガが原作の テレビアニメ「火ノ丸相撲」と「日の丸交通」がコラボした「 ヒノマルタクシー」が今冬都内で運行されることになった。
https://mantan-web.jp/article/ 20181111dog00m200025000c.html
◎「その出版社、凶暴につき 情報センター出版局クロニクル」に大学時代のオレが登場している 。すっかり忘れていたことが書かれている。
https://note.mu/eden_rrr/n/n5e f3d37332ee?fbclid=IwAR3rD8DLHt uYlzTf3kPKE0Xcsfu1aZp-oq_BwA_ QgxUOY-0v2ZaMQoJMW_I
やっていることが今と同じなのが情けない。「アジ文のような不思 議な文章」を今に至るも書きつづけている。「私小説のような」 やつも、たぶんオレだと思う…いずれにしても田代よ!誌名は「 Ecstasy of the Angels」に対するオマージュだぜ。若松孝二の「天使の恍惚 」さ。話せば長くなるけれど、このサークルはもともと日共=民青 が牙城としていたサークルなんだけれど、そういうの嫌だから変え ちゃったのよ、たぶんオレが…。
もうちょっと昔話をすると、竹橋に「週刊ポスト」が入っていたビ ルがあったのだが、ここの警備は中央大学の日共=民青が牛耳って いた。オレのクラスメイトもここでガードマンをしていた。彼は凸 版印刷に入社して鐘紡を担当する。当時は彼からトロツキスト文化 人の誰それが来たとかなんとかいう話をよく聞かされたものである 。オレの(語学)クラス(1法36組だったか)には今は母校で教 えていると風の便りで聴いたこともあるが、政治学者の宮本太郎も いた。日共に君臨しつづけた宮本顕治の倅である。あの頃、宮本太 郎はシャミンではなかった。もう40年も前の話である。オレは家 永三郎ゼミに属していたのだけれど、このゼミで若松孝二の「 犯された白衣」の上映会も企画したことがある。
もう一つ。同じクラス同じサークルにいた奴の兄貴が明大映研にい て、現在、オレの仕事を手伝ってくれている高崎俊夫の仲間であっ た。私は高崎とは東京アドエージで知り合うことになる。そうそう 今読んでいる佐々木史朗の「時の過ぎゆくままに」(ワイズ出版) は、編集にかかわった高崎から献本されたものだ。長崎俊一をしっ かりと押さえているところが好感の持てる一冊であった。
https://honto.jp/netstore/pd-b ook_29367968.html
https://twitter.com/wides_shup pan/status/1059716873661505536
◎元「DIME」編集長は元広報室長でもある。
https://gunosy.com/articles/Rw WfB
https://dime.jp/genre/624152/
オレは43cmの鬼カサゴを釣ったことがある。
◎「日経 xTECH」が「静止画ダウンロードの違法化を推進する理由、講 談社の見解」を掲載している。乾智之広報室長の発言。
「ブロッキングも選択肢の1つとしてあり得ると考えている。ただ 大前提として、『通信の秘密』や『検閲の禁止』などを規定した憲 法第21条に抵触しないとの解釈が成立するなら、の話だ。
この半年間の議論で、専門家の多くが『ブロッキング法制化は憲法 に触れるのでは』と声を上げ、世論もそれを支持した。そんな中、 ブロッキング法制化の推進が最優先事項になることはあり得ない。
講談社にとって優先順位の1、2位はリーチサイト規制と静止画ダ ウンロード違法化だ。その次に、新たな法整備を伴わないフィルタ リングや広告出稿抑制、著作権の普及啓発などがある」
https://tech.nikkeibp.co.jp/at cl/nxt/column/18/00001/01245/
「ブロッキング法制化の推進が最優先事項になることはあり得ない 」と踏み込んで発言していることに注目したい。
◎累計10万部突破の「1日10分でちずをおぼえる絵本」でおな じみの、あきやまかぜさぶろうによる「1日10分なるほど国旗の お話絵本」と「1日10分 なるほど国旗のお話絵本 ぬりえブック付き」が白泉社から発売となった。白泉社は児童書出 版社として着実に実力を蓄えつつある。
http://www.dreamnews.jp/press/ 0000184607/
◎関西の老舗ファッション誌「カジカジ」を母体とし、交通タイム ス社が運営するウェブメディア「COMEPASS コンパス」は、11月1日に2014年のスタート以来、初の大型 アップデートを行った。
https://www.atpress.ne.jp/news /170280
◎朝日新聞デジタルは11月12日付で「ユダヤ人権団体、BTS に謝罪要求 かぎ十字似の旗振る」を掲載している。ユダヤ人権団体とは「サイ モン・ウィーゼンタール・センター」である。文藝春秋の「マルコ ポーロ」に対してホロコーストを否認する記事を掲載したとして抗 議し、休刊に追い込んだ団体である。
https://www.asahi.com/articles /ASLCD4T4BLCDUHBI01C.html
------------------------------ -----------------------
4)【深夜の誌人語録】
省略は短絡に通じる。
1)【記事】ABC部数が証明する転形期を迎えた女性誌
2)【記事】木村幹が「週刊ポスト」に怒っている!
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
------------------------------
1)【記事】ABC部数が証明する転形期を迎えた女性誌
「毎日キレイ」の「GLOW:宝島社のファッション誌がイベント 山崎育三郎や吉田羊が登場」。
「宝島社のファッション誌『GLOW(グロー)』の読者イベント
https://mainichikirei.jp/artic
今回、発表されたABC部数で生活実用誌を除けば、40代をター
女性誌では宝島社が30位までに「GLOW」の9位を始め、13
これに対抗するのが光文社と集英社。光文社は23位に「VERY
かつて女性誌王国を築き上げた小学館の女性誌はベスト30に一誌
小学館で最も売れている月刊の女性誌は今や「美的」という時代な
講談社の女性誌もランキング上位から姿を消した。「ViVi」が
女性誌はビジネスとして言えば明らかに「転形期」を迎えようとし
ABC公査部数ランキング (2018年1~6月平均)
順位 誌名 当期部数
1 家の光 485,536
2 週刊文春 335,656
3 週刊新潮 251,403
4 文藝春秋 238,288
5 週刊ポスト 211,336
6 週刊現代 209,025
7 サンキュ! 208,905
8 ESSE 197,724
9 GLOW 197,697
10 オレンジページ 193,040
11 女性セブン 191,755
12 月刊ザテレビジョン 190,088
13 sweet 189,342
14 女性自身 184,943
15 日経ビジネス 177,513
16 ハルメク 175,972
17 レタスクラブ 166,654
18 リンネル 159,677
19 InRed 151,601
20 nicola 149,598
21 mini 146,174
22 プレジデント 143,202
23 VERY 140,480
24 LEE 140,359
25 めばえ 124,962
26 STORY 122,853
27 MORE 118,214
28 致知 116,051
29 栗原はるみ haru mi 113,442
30 美人百花 113,084
31 Seventeen 111,426
32 TVガイド 110,219
33 non・no 102,513
34 たのしい幼稚園 101,019
35 大人のおしゃれ手帖 100,027
36 週刊女性 99,568
37 美的 97,411
38 MonoMax 97,187
39 ザテレビジョン 96,780
40 日経WOMAN 96,752
41 てれびくん 94,766
42 FRIDAY 92,112
43 otona MUSE 91,748
44 ポップティーン 91,066
45 ベビーブック 91,017
46 日経TRENDY 90,858
47 ディズニーファン 84,789
48 MAQUIA 84,743
49 ViVi 84,740
50 おともだち 83,434
51 CLASSY. 82,523
52 BAILA 80,813
53 クロワッサン 80,570
54 婦人公論 80,269
55 ねこのきもち 80,021
56 週刊プレイボーイ 79,675
57 mamagirl 78,695
58 steady. 77,918
59 週刊朝日 77,451
60 Marisol 77,144
61 週刊ダイヤモンド 76,812
62 家庭画報 76,037
63 SPRiNG 74,926
64 スポーツ・グラフィック ナンバー 73,543
65 週刊大衆 73,398
66 with 72,905
67 smart 69,909
68 &ROSY 68,894
69 ニコ☆プチ 68,878
70 サライ 68,593
71 BE-PAL 68,489
72 毎日が発見 66,985
73 FLASH 66,929
74 Tarzan 64,470
75 いぬのきもち 62,742
76 テレビマガジン 62,730
77 Mart 61,503
78 CanCam 61,302
79 OCEANS 60,027
80 やさい畑 58,330
81 日経ヘルス 57,522
82 JJ 55,961
83 週刊東洋経済 55,874
84 Oggi 55,842
85 ナショナルジオグラフィック日本版 54,911
86 eclat 54,869
87 CARトップ 54,262
88 日経エンタテインメント! 53,599
89 上沼恵美子のおしゃべりクッキング 53,147
90 MEN’S NON-NO 52,592
91 週刊アサヒ芸能 52,528
92 日経PC21 51,177
93 andGIRL 49,860
94 VOCE 49,707
95 Begin 48,882
96 日経パソコン 47,256
97 ぷっちぐみ 44,690
98 日経トップリーダー 43,914
99 SAPIO 43,913
100 サンデー毎日 43,607
101 AERA 43,573
102 日経おとなのOFF 42,819
103 ゆうゆう 42,371
104 SPA! 42,077
105 ar 42,033
106 幼稚園 42,030
107 Casa BRUTUS 41,945
108 ノジュール 41,941
109 BRUTUS 41,302
110 Ray 40,338
111 LEON 39,241
112 mina 38,834
113 美ST 37,523
114 Domani 37,275
115 GetNavi 35,857
116 DIME 34,039
117 クウネル 33,346
118 SPUR 33,085
119 Kansai Walker 32,846
120 HERS 31,154
121 JUNON 29,734
122 Tokai Walker 29,585
123 げんき 28,498
124 ニューズウィーク日本版 27,334
125 おとなの週末 27,254
126 日経アーキテクチュア 27,209
127 YOKOHAMA Walker 24,656
128 UOMO 23,005
129 日経コンストラクション 22,373
130 日経コンピュータ 21,247
131 GoodsPress 20,161
132 Kyushu Walker 19,173
133 日経ヘルスケア 19,086
134 トランジスタ技術 18,870
135 日経NETWORK 18,296
136 日経エレクトロニクス 18,149
137 MacFan 17,463
138 アサヒカメラ 16,573
139 日経サイエンス 16,570
140 日経ものづくり 15,807
141 日経ソフトウエア 15,259
142 CQ ham radio 14,937
143 日経SYSTEMS 14,466
144 日経Linux 14,018
145 日経ホームビルダー 12,884
146 Interface 12,578
147 Tokyo Walker 11,267
148 日経デザイン 7,086
149 日経ESG 5,244
------------------------------
2)【記事】木村幹が「週刊ポスト」に怒っている!
ABC公査で久しぶりに「週刊現代」を抜いた「週刊ポスト」だが
「週刊ポストさん、この中吊りの表現は話が違う。そもそもこの肩
https://twitter.com/kankimura/
木村が怒っているのは「週刊ポスト」の11月23日号。同誌は、
木村はツイートをつづけ、何故、酷すぎるのかを説明する。
「依頼の内容は『やみくもに韓国を批判するのではなく、冷静かつ
「小学館の様な大出版社がこういう騙し討ちの様な行為をするのは
「そもそも『破壊的な政府』などという表現はコメントでも使って
https://twitter.com/kankimura/
https://twitter.com/kankimura/
https://twitter.com/kankimura/
また、肩書については次のようにツイートしている。
「だいたい研究員って何だよ。せめて客員研究員か客員教授だろ(
https://twitter.com/kankimura/
木村に対して次のようなリツイートがあった。
「木村先生、週ポスにどーゆー夢もって依頼受けたんですか。どん
https://twitter.com/fizzbang_a
木村が答える。
「ゴシップ誌であっても、取材をした相手が言ってもない事を言っ
https://twitter.com/kankimura/
木村は週刊誌の作法を知らないわけではないようだ。こうツイート
「メデイアさんの作っているルールだから知らない人が多いのだろ
https://twitter.com/kankimura/
木村が問題にしているのは、記事の内容そのものではなく、冠せら
「取材の依頼は丁重だったし、コメントの編集もよかったんですよ
https://twitter.com/kankimura/
木村は「日韓歴史認識問題とは何か」(ミネルヴァ書房)で次のよ
「『キーセン観光』への反発は、日本への反発となり、それは過去
こうした木村が今度の徴用工問題をどう考えているのか。かくして
「メデイアの関係者の皆さん向けに書いておくと、大衆週刊誌や写
「だから俺は『寄稿』なんてしてねーんだよ。丁寧なメールの後、
https://twitter.com/kankimura/
https://twitter.com/kankimura/
------------------------------
3)【本日の一行情報】
◎「ORICON NEWS」のこの分析は鋭いと思った。確かに「下町ロケット」は
「『少年ジャンプ』の『友情・努力・勝利』で育った中年男性が社
https://www.oricon.co.jp/confi
◎「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の相撲マンガが原作の
https://mantan-web.jp/article/
◎「その出版社、凶暴につき 情報センター出版局クロニクル」に大学時代のオレが登場している
https://note.mu/eden_rrr/n/n5e
やっていることが今と同じなのが情けない。「アジ文のような不思
もうちょっと昔話をすると、竹橋に「週刊ポスト」が入っていたビ
もう一つ。同じクラス同じサークルにいた奴の兄貴が明大映研にい
https://honto.jp/netstore/pd-b
https://twitter.com/wides_shup
◎元「DIME」編集長は元広報室長でもある。
https://gunosy.com/articles/Rw
https://dime.jp/genre/624152/
オレは43cmの鬼カサゴを釣ったことがある。
◎「日経 xTECH」が「静止画ダウンロードの違法化を推進する理由、講
「ブロッキングも選択肢の1つとしてあり得ると考えている。ただ
この半年間の議論で、専門家の多くが『ブロッキング法制化は憲法
講談社にとって優先順位の1、2位はリーチサイト規制と静止画ダ
https://tech.nikkeibp.co.jp/at
「ブロッキング法制化の推進が最優先事項になることはあり得ない
◎累計10万部突破の「1日10分でちずをおぼえる絵本」でおな
http://www.dreamnews.jp/press/
◎関西の老舗ファッション誌「カジカジ」を母体とし、交通タイム
https://www.atpress.ne.jp/news
◎朝日新聞デジタルは11月12日付で「ユダヤ人権団体、BTS
https://www.asahi.com/articles
------------------------------
4)【深夜の誌人語録】
省略は短絡に通じる。