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1)【記事】最近書店閉店事情
2)【記事】男性ファッション誌「LEON」が変態雑誌に堕落か?
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
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- 2018.2.27 Shuppanjin
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1)【記事】最近書店閉店事情
アシーネ 赤羽北本通り店が2月4日で閉店。ダイエー赤羽北本通り店がイオン赤羽北本通り店となり、アシーネは閉店。未来屋書店は開店せずということか。
「#イオン 赤羽 北 本通り店。
4日(日)でアシーネが閉店って、未来屋書店グループだったのか。階段にある、階数表示は光が丘で見た」
https://twitter.com/kiha183_rainbow/status/959217732918042624
くまざわ書店けやき台店(立川市)が2月4日をもって閉店。
「2018年2月4日をもちまして閉店いたします。少しでも本と人とをつなぐ案内役ができたのであれば幸いです。お店は閉店いたしますが今後も皆様が町の書店で素敵な本と出会うことを心から願っています。長い間ありがとうございました。またどこかで」
https://twitter.com/kbc_keyakidai/status/958180267545407488
宮脇書店西条店(愛媛)が2月15日(木)をもって閉店。
「この10年で金つぎこんだ本屋、1位宮脇書店西条店、2位明屋書店福武店、3位宮脇書店マルナカ新居浜店なのだが、その1位が明日でなくなっちゃうの、淋しい。高松でもよく利用してた宮脇がなくなる経験をしたことがある(加えて昔よく使ってた店も最近閉店したとか‥)ので辛い」
https://twitter.com/rzn_4/status/963689127752249345
ブック・ザ・リブレット勝川店(愛知県春日井市)が2月22日(木)をもって閉店。
「二番街にありますブック・ザ・リブレット勝川店は2月22日(木)をもちまして閉店いたします。今までご愛顧いただきまして誠にありがとうございました」
http://www.rc-kachigawa.com/topics/5200
東海地方を中心に25店舗を擁するリブレットは大和書店が運営するブックショップ。
http://www.thelibretto.jp/muscat1/
あすか書房サッポロファクトリー(札幌市中央区)が2月25日(日)をもって閉店。
「サッポロファクトリー内『あすか書房』2月25日で閉店。本店は厚別にあって、2009年からこちらに支店を出してたんですね」
https://twitter.com/MK_tencho/status/966991304713428993
あすか書房サッポロファクトリー店の元店員のツイートを発見。
「あすか書房に勤めていた頃。ずいぶん自由にポップを書かせてもらった。終わる前にみなさんに挨拶したいなあ。病気しなかったらまだまだ居たかった職場。近年はなんとなく影から見てるだけだったけど。ああ」
https://twitter.com/nazonazo61/status/963440592993763328
「イケウチゲート6Fにできた本屋さん、ギャラリースペースもあるし詩集やはだかんぼーの写真集も興味あるし。次は買うぞ。一方でサッポロファクトリーの本屋あすか書房なくなるのですね。本当にお世話になりました。ありがとうございました。お疲れ様です」
「イケウチゲート6Fにできた本屋さん」とは「詩・写真・人文書」をメインテーマに、古書と新刊と新品アウトレットとギャラリーの4つのコーナーを構成し、約15,000冊を展示販売する「書肆吉成」のことである。
https://twitter.com/nazonazo61/status/963435594109001729
書肆吉成は2月10日にオープンした。
http://www.ikeuchi.co.jp/event/#syosi
ブック・スクウェア松阪店(三重県)が2月28日をもって閉店。昨年8月に小学校教師がマンガ本5冊を万引して逮捕されたという事件があったが、その舞台となった書店である。
http://www.furu1.net/news/_1060/_5825.html
新刊も古本も扱っていた。「古本市場」系であった。
「いつもの店が閉店するんだ。15年以上お世話になったかな。最後の買い物をさせてもらった。ありがとうブックスクウェア松阪店」
https://twitter.com/bo_kn2/status/967641012200865792
「ブックスクウェアの松阪店が今月で閉店らしい
小学生のころからあっただけに、寂しいなぁ
でかい本屋まで車で20分かかるわ」
https://twitter.com/kannsouhana/status/962943903342063616
積文館書店ゆめタウン大牟田2号店が3月4日をもって閉店。
「永年にわたりご愛顧賜りました『積文館書店ゆめタウン大牟田2号店』は来る平成30年3月4日(日)をもって営業を終了し、近隣の『TSUTAYA積文館書店 ゆめタウン大牟田店』と統合させていただくこととなりました。
十年余という長きにわたり当店にお寄せいただきましたご高誼に心から感謝申し上げます」
https://sekibunkan.co.jp/company/news/detail/180209.html
あおい書店川崎駅前店が3月31日(土)をもって閉店。トーハンの子会社であるブックファースト傘下の書店だ。
「川崎あおい書店が閉店と聞いて胸がえぐられるような悲しみ。15年間通っていた本屋さんでした。ライトノベルの品揃えも川崎で一番良かったんだけどなぁ これが時代の流れなのか……」
https://twitter.com/KankitsuYusura/status/965836193530200065
あおい書店川崎駅前店の品揃えには定評があったようである。
「閉店と聞いて。 アトレの有隣堂が新しくなったのは良かったけど、まさかここが閉店するとは 品揃えが豊富だったので残念」
https://twitter.com/garias98/status/967639466436415489
「あおい書店川崎駅前店が3月に閉店とかショックすぎるんだけど……高校の頃からお世話になってるから凄く悲しいわ……フロア広くて平積みのスペース多いから商品取りやすいし品揃え良すぎて今現在も通いつめてるのよね」
https://twitter.com/orechal102/status/966978033591599104
「映画『空海』観てきました。TLでも見かけましたが『猫』でしたね。話も面白かったです。原作本があると後で知ったのでそのうち読んでみようと思います。
が、それ以上に学生時代から通っていたあおい書店川崎駅前店が閉店すると知って物凄くショック受けてます、、、」
https://twitter.com/tanpac99/status/967645040452427776
ジュンク堂書店松戸伊勢丹店が3月21日(火)をもって閉店。
「誠に勝手ながらジュンク堂書店松戸伊勢丹店は2018年3月21日(水)をもって閉店いたします。
最終日は19時閉店となります。永らくのご愛顧ありがとうございました。
閉店後は近隣のジュンク堂書店柏モディ店をご利用くださいますようよろしくお願いいたします」
https://honto.jp/store/detail_1570123_14HB320.html
そもそも松戸伊勢丹が閉店する。それでも一縷の望みを抱いていた利用者もいた。
「ジュンク堂松戸伊勢丹店、松戸伊勢丹の閉店決定後も存続はいちおう未定ってきいてて、一縷の望みを持ってたけど、ついに正式に閉店が発表されてしまった」
https://twitter.com/stysht/status/967434157914664960
「まじでかよぉぉぉぉぉぉ
本当に松戸から大きい書店消えるのは損失でしかないよ」
https://twitter.com/wolf1341398/status/967815952241803264
「書店で息子が一目惚れした本。探偵物と学校の怪談の夢のコラボ。これと出会ったジュンク堂松戸伊勢丹店も来月でなくなっちゃうんだよな」
https://twitter.com/zorizorick/status/960658086112329728
三洋堂書店高浜店(愛知県)が3月25日(日)をもって閉店。
「三洋堂書店高浜店は、2018年3月25日(日)をもって閉店し、『Tポート(ドミー)2階』にて3月下旬(予定)より一時的に仮店舗営業することとなりました。
(仮店舗以降の移転先につきましては決定次第お知らせ致します。)」
https://www.sanyodo.co.jp/shops/069/
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2)【記事】男性ファッション誌「LEON」が変態雑誌に堕落か?
主婦と生活社の男性ファッション誌「LEON」の特集「3秒でできる!ジャケットを遊ぶ5つのテクニック」でジャケットの胸ポケットに入れるポケットチーフの代わりに、女性のパンティを入れるテクニックを紹介。こういう悪ふざけが通じる時代は終わったと思うのだけれど。「ハフポスト日本版」が「月刊誌『LEON』のジャケット特集にドン引きする声が続出」を掲載している。「LEON」はチーフの代わりにパンティを入れる流儀を次のように紹介しているのだが、これ昭和の文体でしょう?
「ぱっと見、エレガントなチーフを挿しているようにしか見えないでしょ? この、言われなければ普通にオシャレ、というところがポイント。
セクシーなおふざけはサラッとやるのがジャケット上手なモテる親父の作法ですからね」
http://www.huffingtonpost.jp/2018/02/25/leon-technic_a_23370799/
「GQジャパン」が知性を武器にしているのに対し、「LEON」が武器とするのは痴性ということである!ツイッターのタイムラインを見ると好意的な評価はほとんどない。
「部数減って、どうせ誰も読んでないんやろ的な感じになったんかな。。狂ってる。。」
https://twitter.com/ShinyaMatsuzaki/status/968164951012515842
「ファッション雑誌 LEONが紹介した『ジャケットの胸元にさすチーフがパンティ』っていうのは、ちょっと引いたわ。男性だけで集まるところでは笑いに変えられそうだけど、それでも変態の烙印を押されるのは必然。『オシャレでしょ』じゃねーよ。常識と乖離しすぎだわ阿呆」
https://twitter.com/k_moriya218/status/968068916441317376
他にも「キモい」「ドン引き」「大惨事」といった評価がズラリと並んでいる。
それにしても、「パンティ」なんてもはや加齢臭のただよう死語だ(普通、女性はパンツという)。カッコ悪い響きの言葉だと編集部は知らなかったのだろうか。エロオヤジの愛読誌という本質がシミチョロ(昭和の言葉)したというわけか。
主婦と生活社の遠藤会長や高納社長も胸ポケットには当然パンティを入れているんだろうな。このド変態め!こういう雑誌に出稿している広告主には知性が問われているということもお忘れなく。
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3)【本日の一行情報】
◎マガジンハウスの女性週刊誌「アンアン」3月7日発売号の特集は「官能の瞬間。」。EXILE/三代目 J Soul Brothers の岩田剛典が表紙とグラビアで官能ショットを展開しているそうだ。
https://mantan-web.jp/article/20180225dog00m200034000c.html
◎出版科学研究所の発表したマンガ市場規模によれば単行本の電子書籍の売り上げが前年比17・2%増の1711億円、紙の単行本は前年比14・4%減1666億円。電子が紙を初めて上回った。マンガ雑誌は、紙が前年比9・7%減の917億円、電子が16・1%増の36億円。
http://www.sankei.com/entertainments/news/180226/ent1802260015-n1.html
◎紀伊國屋書店が4月に米テキサス州にオースティン店を開店する。テキサス州での出店はキャロルトン店、プレイノ店に続き3店舗目。アメリカでは12店舗目、海外では30店舗目の出店となるそうだ。
https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0226/ori_180226_7278492751.html
◎第22回手塚治虫文化賞のマンガ大賞最終候補作品が次の通り発表された。
Ark Performance「蒼き鋼のアルペジオ」(少年画報社)、田中圭一「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」(KADOKAWA)、田辺剛「狂気の山脈にて」(KADOKAWA)、野田サトル「ゴールデンカムイ」(集英社)、おざわゆき「傘寿まり子」(講談社)、鳥飼茜「先生の白い嘘」(講談社)、石黒正数「それでも町は廻っている」(少年画報社)、石塚真一「BLUE GIANT」(小学館)、LF・ボレ作、フィリップ・ニクルー画、原正人訳による「MATSUMOTO」(G-NOVELS/誠文堂新光社)、白井カイウ原作、出水ぽすか作画「約束のネバーランド」(集英社)。
https://natalie.mu/comic/news/271062
少年画報社から2作品がノミネートされている。私的には石黒正数の「それでも町は廻っている」なんだけどね。
◎「コロコロコミック」(小学館)3月号の「イタズラクガキコンテスト」が中止となった。26日付文徒で紹介した「コロコロコミック3月号掲載『やりすぎ!!!イタズラくん』の一部表現に関するお詫び」につづけて「読者のみなさまへ 月刊コロコロコミック3月号『イタズラクガキコンテスト』中止のお知らせ」が発表された。
「上記の事情により、月刊コロコロコミック3月号で募集いたしました『イタズラクガキコンテスト』につきましては、中止とさせていただきます。
あらためておわびいたしますと同時に、すでにご応募いただいたみなさんには、切手を返送させていただきます」
http://www.corocoro.tv/
◎博報堂DYメディアパートナー)スマートメディアラボと東京理科大学理工学部 大和田研究室は、昨年8月より開始したAI技術を活用した次世代型メディア・コンテンツの共同開発の第一弾として、ニュース記事原稿をスマートスピーカー向けに要約し、読み原稿化するシステムを開発した。
http://www.hakuhodody-media.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2018/02/HDYMPnews20180223.pdf
◎米国とカナダの報道機関約2000社が加盟する新聞業界団体ニュースメディア連合の最高責任者であるデービッド・シャバーンが「ウォールストリートジャーナル」に「グーグルとFBからニュースを守れ」を寄稿した。
「バズフィードのジョナ・ペレッティ最高経営責任者(CEO)は昨年12月、グーグルとフェイスブックが『コンテンツ制作者に支払う金額は、彼らがユーザーに届ける価値に比べて少なすぎる』と述べた。『そのため良質のコンテンツを生む制作者が金銭的に不利な状態に置かれ、チープなメディアが有利になる』という」
http://jp.wsj.com/articles/SB10677789349905104721204584068362494439936
◎凸版印刷は、手芸品などのハンドメイドメディア「Craful」(クラフル)、「Handful」(ハンドフル)を運営するスタートアップ企業のクラフルの一部株式を取得し、資本業務提携した。
http://goo.gl/RTtHPa
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000005565.html
◎ときわ書房本店の宇田川拓也の主張。KADOKAWAの文芸情報サイト「カドブン」が取材した。
「今はネットで本を買う人が増えていますが、実際の書店に一歩踏み出さないと、同じ系統の本にしか出会えないと思います。例えばミステリーが好きで、ミステリーばかりネット書店で購入していれば、サジェスト機能で同種のミステリーは出てくるかもしれません。しかし、例えばその書中にでてきたギミックについてかかれた学術書など、全く接点がない本についてはおすすめしてもらえませんよね。書店をぐるりと一周してもらえれば、そういった本に出会える可能性があります」
https://kadobun.jp/readings/177/e3fd7190
宇田川のオススメは神野オキナの「カミカゼの邦」(徳間書店)。
◎インターネットメディア協会が発足するようだ。
発起人となるのは、小川一(毎日新聞社取締役・編集編成、総合メディア戦略担当)、長田真(DIGIDAY日本版編集長)、工藤博司(J-CASTニュース編集委員)、阪上大葉(現代ビジネス編集長)、竹下隆一郎(ハフポスト日本版編集長)、藤村厚夫(スマートニュース株式会社執行役員メディア事業開発担当)、古田大輔(BuzzFeed Japan創刊編集長)、楊井人文(GoHoo編集長)、山田俊浩(東洋経済オンライン編集長)。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1108481.html
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4)【深夜の誌人語録】
大言壮語など必要ない。無言のうちに小さな一歩を積み重ねることが重要なのである。