【文徒】2018年(平成30)5月14日(第6巻86号・通巻1260号)

Index------------------------------------------------------
1)【記事】本が送られて来た!差出人は倉田和夫!!
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】

                                                                                • 2018.5.14 Shuppanjin

1)【記事】本が送られて来た!差出人は倉田和夫!!

私はゴールデンウィークに一関のジャズ喫茶「ベイシー」で遊び、村松友視の「『ベーシー』の客」(マガジンハウス)を読んだことをフェイスブックで報告したら、日本雑誌広告協会で専務理事をつとめていた倉田和夫が南博の著書を送ってくれた。南博といっても一橋のセンセイではない。ジャズピアニストである。自分自身でプロフィールを書いている。
「1990年代からは、スイス、フランス、ドイツ、デンマークなどに活動の範囲を広げ、ヨーロッパのミュージシャンと交流、ツアーを敢行。特にデンマークのトランぺッター、キャスパー・トランバーグとの親交は深く、コペンハーゲンジャズフェスティバルを含むコンサート活動、CDなどにも参加。国内では自己のグループ「GO THERE」をメインに活動、綾戸知恵、菊地成孔、ジム・ブラック、クリス・スピード、そして伝説的ヴォーカリスト与世山澄子との共演、共同製作でも知られる 」
http://minamihiroshi.com/new/profile
「パリス  〜ジャポネピアニスト、パリを彷徨く」(駒草出版)がそうだ。「彷徨く」と書いて「ゆく」と読ませる、そういうセンスの本である。南にとって「行く」とは「彷徨」にほかならないのだ。舞台はパリ。私にとってガトー・バルビエリ のテナーサックスが最も似合う街だ。むろん、パリといえば金子光晴である。南博にとっても、そうであったようである。
「改めて自分の部屋を見渡してみると、屋根裏部屋でないのに、屋根裏部屋のような造りの、天井が斜めになった部屋で、家具はベッドと簡易箪笥のみ。かろうじて、便器の上にシャワーが付いているといった具合であった。
詩人の金子光晴も、パリ放浪時代、こんな部屋を転々としていたのだろうと思うと、なんだか彼の物語の中に身を置くことができたようで愉快だった」
http://komakusa-pub.shop-pro.jp/?pid=129440704
南博の文才に最初に注目したのは小学館であった。「白鍵と黒鍵の間に - ピアニスト・エレジー銀座編」でデビューし、「鍵盤上のU.S.A. - ジャズピアニスト・エレジー アメリカ編」までは小学館から刊行されている。この二冊の続編である「パリス〜ジャポネピアニスト、パリを彷徨く」はジャズピアニストの南博その人を投影した主人公がパリを「彷徨」しながら成長していく様をハードボイルドなタッチで描いた青春小説である。酒精と女とジャズの三拍子が揃っているのは当然だろう。小型とはいえ38口径の「重さ」も心に残る。
https://www.shogakukan.co.jp/books/09408526
https://www.amazon.co.jp/%E9%8D%B5%E7%9B%A4%E4%B8%8A%E3%81%AEU-S-%E5%8D%97-%E5%8D%9A/dp/4093878544
駒草出版井上弘治は次のように創業の志を述べている。
「人間は意識と無意識の狭間をゆっくりと漂うことでしか存在しえない何ものか、なのではないでしょうか。しかし、わたしたちは『考えること』によって闘うこと挑戦することの意味を知っています。なぜなら、闘うことは『乗り越える』ことだからなのです。
『考えることは、闘い挑戦することである』。自らの内面と闘うこと、人間という制度と闘うこと。人間であることの責任において、無意識のうちに創り出した人間という概念を乗り越えることでもあるのです。 駒草出版は、「考えること」によって、『見えないものを見る』闘いの一つとしてここに創立します。人間である「悲しみ」を乗り越えることで、新たな人間を創造する試み、これが駒草出版の出版におけるマニフェストだと考えます」
https://www.komakusa-pub.jp/company.html
駒草出版本橋信宏の「新橋アンダーグラウンド」や東良美季の「デリヘルドライバー」なども刊行している出版社である。
駒草出版はダンクグループの出版部門だそうだ。
https://www.dank.co.jp/company.html
「真実なんて、日常生活では探せないと思う」という主人公たるジャズピアニストの台詞も印象に残った。

                                                                                                          • -

2)【本日の一行情報】

21世紀フォックスは、米放送大手シンクレア・ブロードキャスト・グループから地方放送局7局を買収するという。日経によれば「買収額は9億1000万ドル(約1000億円)。シアトルやマイアミなどの地方局を傘下に収めることで、フォックスは米国の全世帯の約半分をカバーできる」そうだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3029260010052018000000/

ドウシシャは学研プラスのトンデモ雑誌「月刊ムー」とのオリジナルコラボウェアを製品化し、5月23日(水)よりファッションセンターしまむらで発売する。
https://www.atpress.ne.jp/news/156026
宗教法人ムー」って成功すると思わない?

◎5月9日付北海道新聞のテレビ番組表に、北海道放送HBC)から日本ハムファイターズファンに向けたクイズが掲載されたそうだ。番組表に掲載されたオリックス×日本ハム戦のラテ欄一番左側を縦読みすると「元日本ハムの選手12人がかくれんぼ」という問いになっている。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1805/09/news116.html

◎エイベックスは、音声AR事業に 参入。「SARF」というそうだ。「SARF」の第一弾は、定額制音楽ストリーミング配信サービス「AWA」と「渋谷区観光協会」とのコラボ企画として、大塚愛による楽曲や音声ガイドに従いながら、表参道交差点から渋谷駅までのルートを観光案内やトリビアを聞きながら楽しんだり、渋谷駅からラフォーレ原宿までのルートや、渋谷スクランブル交差点に面した商業施設内で2人1組で遊べる音声ゲームコンテンツを配信する音声ARコンテンツ「AWALK」(アウォーク)を、5 月 18 日(金)から「AWA」にてサービス開始する。
エイベックスは、事業パートナーとしてパナソニックAWAの他、伊勢丹新宿本店、大阪芸術大学アートサイエンス学科、サイバーエージェント、渋谷区観光協会、Downtown Music Publishers、東急エージェンシー博報堂DYメディアパートナーズ、MARK STYLERをあげている。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=announcement&sid=40667&code=7860
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/10/news110.html

電気事業連合会(電事連)はKADOKAWA、読売広告社の協力のもとに9日、若い女性層をターゲットにした情報サイト「Concent」を立ち上げた。
http://www.fepc.or.jp/about_us/pr/sonota/1257871_1511.html

◎マガジンハウスの女性ファッション誌「GINZA」は河田紗弥編集長のもと、5月11日(金)発売の6月号よりリニューアルした。カルチャー誌的な要素を排し、純然たるファッション誌に重心を移動するということなのだろうか。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000030125.html

◎「BuzzFeed News」が「内閣府サイトからデリヘル体験記にリンク『至急、訂正します』」を掲載している。
「問題のページは、2015年に開催された『戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)』のシンポジウムを告知する内容」
https://www.buzzfeed.com/jp/ryosukekamba/government?utm_term=.nsb8mbLJdj#.ej5wgRaxm7

◎ハルメクの通販で大ヒットしたトップスのプルオーバーとパンツは「同社の月間販売部数15.5万部を誇るシニア向け女性誌「ハルメク」の読者の意見を元に、55〜65歳の女性130人の体型を計測、分析をしてシニア女性に特化した独自のサイズを開発したものだ」(ダイヤモンドオンライン)そうだ。
http://diamond.jp/articles/-/169486
「ハルメク」は元「いきいき」である。

リクルートは米オンライン求人サービス大手のグラスドア(カリフォルニア州)を完全子会社する。
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL09H99_Z00C18A5000000/

楽天が2018年第1四半期決算を発表。純利益は前年同期比30%減の174億円。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30324300Q8A510C1DTD000/
https://corp.rakuten.co.jp/investors/assets/doc/documents/18Q1PPT_J.pdf

BEAMS楽天は、楽天の運営する「楽天市場」とショッピングSNS「ROOM」、そしてBEAMSの運営する実店舗「ビームス ジャパン」において、両社のコラボによる初のO2O 企画「Rakuten meets BEAMS JAPAN」を5?23 ?(?)より開催する。
http://www.beams.co.jp/company/pressrelease/detail/235

◎「J-CASTニュース」が掲載した「安室透効果?『少年サンデー』売り切れ続出 書店には問い合わせ殺到『どこにもない』『泣きそう』」によれば、「週刊少年サンデー」(小学館)5月23日号が売切れ店続出であったらしい。同記事は「名探偵コナン」の人気男性キャラ安室透を主人公とするスピンオフ作品「ゼロの日常」(ティータイム)の連載が始まり、特別付録で安室透のポストカードが付いたこともあって女子が飛びついたのではないかと推測している。
https://www.j-cast.com/2018/05/10328295.html?p=all

毎日新聞「ビッグに聞く」に夏目房之介が登場。夏目が指摘するように12世紀の絵巻物は確かに「横スクロール」であった。先週金曜日の文徒にも書いたがウエブマンガの「縦スクロール」の原点をなしているのだ。
https://mainichi.jp/articles/20180509/dyo/00m/200/028000c

◎オールアバウトとNTTドコモは、資本・業務提携契約を締結した。オールアバウトの大株主である大日本印刷が5月11日付で市場外の相対取引を通じ、1株1279円で209万3100株(発行済み株式数の15.47%)をNTTドコモに譲渡する。
これによりデータを活用した広告商品の開発や生活者向けメディア事業の拡大など、両社事業の発展を目指すという。
https://corp.allabout.co.jp/corporate/press/2018/180510_01.html

◎「WEB女性自身」(光文社)に2015年6月6日に投稿された「『三女の本は嘘ばかり』麻原彰晃四女が語る“ 一家" の今」と題する記事は、2018年4月9日付でホームページ上から削除されたそうだ。
http://blogos.com/article/296153/

◎2017年下半期(2017年7〜12月)のABC公査部数において宝島社が発行する10誌すべてのファッション雑誌の累計販売部数の市場占有率は28%となるという。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000672.000005069.html
宝島社のファッション誌で最も売れているのは、このABC公査に従えば「リンネル」ということになる。読者層が10〜70代と 幅広いのが特徴である。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000673.000005069.html
「リンネル」でもそうだが宝島社の女性誌は読者に近い場所でつくられているように私には思える。

◎「第6回日隅一雄賞」奨励賞に沖縄タイムス北部報道部長で昨年、「ルポ沖縄 国家の暴力」(朝日新聞出版)を上梓した阿部岳記者が選ばれた。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/250135
「ルポ沖縄 国家の暴力」は「現認報告書 羽田闘争の記録」ではあっても、「圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録」という言い方もできることを忘れてはなるまい。

梶原一騎原作・ながやす巧作画の「愛と誠」の原画で紛失したのは「週刊少年マガジン編集部によると、74年ごろ、実写化に向けてテレビ局やレコード会社に原画を貸し出した際、カラー10枚とモノクロ5枚の原画」(朝日新聞)ということになる。
https://www.asahi.com/articles/ASL5C3RXDL5CUCVL00H.html

◎第42回講談社漫画賞が発表されたが、少年部門は板垣巴留の「BEASTARS」が受賞した。「BEASTARS」は秋田書店の「週刊少年チャンピオン」の連載である。少年部門で講談社以外の作品は「週刊少年チャンピオン」の「弱虫ペダル」が受賞しているが、このときは講談社の「週刊少年マガジン」連載の鈴木央七つの大罪」と同時受賞であった。他社作品の単独受賞となると、小学館の「週刊少年サンデー」連載の田中モトユキ最強!都立あおい坂高校野球部」以来となる。
https://natalie.mu/comic/news/281650
「BEASTARS」は第21回文化庁メディア文化祭マンガ部門新人賞とマンガ大賞も獲得しているので、三冠王ということになろうか。
http://festival.j-mediaarts.jp/works/manga/beastars/
https://www.ebookjapan.jp/ebj/content/award/mangataisho/index.asp

文藝春秋は、日本の代表的音楽アーティスト、THE ALFEEのリーダー高見沢俊彦による初の小説「音叉」を7月13日に発売する。これは1,700円+税。
更に、高見澤俊彦ロングインタビュー、撮り下ろし写真などを収録したブックレットを付録とした四六版上製函入り愛蔵版を山野楽器と文藝春秋直接販売部で限定発売することも決まった。こちらは7,200円+税。
http://books.bunshun.jp/articles/-/4195
マンガの単行本では特装版が珍しくないが、文藝春秋は小説で果敢にチャレンジする。文藝春秋はビジネスにおいては、いつの時代も保守的ではなく革新的である。

テレビ東京グループのBSジャパンで4月14日土曜夜9時にスタートした連続ドラマJ「噂の女」は、5月12日の第4話放送前にLINE LIVEで主演・足立梨花唯月ふうかトークを配信した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000777.000002734.html

カドカワは2018年3月期(17年4月〜18年3月)の連結決算を発表した。売上高は前期比0.5%増の2067億円、純利益は前期比82.0%減の10億円。微増収大減益の決算となった。ニコ動の苦戦を反映してWebサービス事業が赤字となった。出版事業の営業利益も前期比28.1%減の60億円。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?template=ir_material_for_fiscal_ym&sid=48151&code=9468

トーハンは、全国約600書店にて展開中の「webマンガアプリ棚」参加書店限定で、「ReLIFE⑧」(アース・スター エンターテイメント発行/泰文堂発売)の発売を記念した描き下ろし特典壁紙を5月11日より配布する。「ReLIFE」は「comico」初の単行本化作品である。
http://www.tohan.jp/topics/20180511_1200.html

トーハンが発表したゴールデンウィークの書店店頭売行動向によれば、客数前年比は88.8%、客単価前年比は103.6%。書籍は売上冊数、売上金額ともに前年を上回り、前年比100.3%。雑誌は前年比88.2%。コミックは前年比87.7%。人気ブランドの付録付きムックや人気アニメのDVD付き書籍などニューメディア商品は前年比116.9%。
http://www.tohan.jp/news/20180509_1204.html

◎「流通ニュース」によればアマゾンの日本における2017年の売上高は、前年比10.2%増の119億700万ドル(1兆2859億円) 。
https://www.ryutsuu.biz/strategy/k051001.html

◎月刊アニメ誌「アニメディア」(学研プラス)6月号の重版 が決定。これも劇場版アニメ「名探偵コナン ゼロの執行人」のキャラクターである「安室透」 が表紙となった効果である。
https://mainichi.jp/articles/20180511/dyo/00m/200/026000c

大日本印刷で39年ぶり の社長交代。北島義俊社長の長男 が副社長から社長に昇任する。日経によれば「会見では今回の社長交代が『世襲』にあたるとの指摘もあった 」そうだ。
http://www.dnp.co.jp/topic/__icsFiles/afieldfile/2018/05/11/info_180511_2_1.pdf
北島家は創業一族ではない。確かに同族経営ではない世界最大規模の東証一部上場の印刷会社で三代つづけての「世襲」が罷り通って良いのかという疑問は消し難く残ろう。

大日本印刷 の2018年3月期の連結経常利益は前期比38.7%増の509億円に拡大 。
http://www.dnp.co.jp/ir/pdf/fin201805.pdf

凸版印刷 の2018年3月期の連結経常利益は前の期比9.9%増の546億円 。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1583731

◎さすが赤松健だ。わかっている。赤松のような才能が出版社には欠けているのかもしれない。「ITmediaNEWS」が掲載した「漫画家・赤松健さんに聞いた、『海賊版サイトをつぶす唯一の方法』」で赤松は次のように指摘している。
海賊版サイトをつぶす唯一の方法は、出版社横断の公式で便利な漫画プラットフォームを提供すること。海賊版にできて公式でできないのは悔しくてたまらない。漫画村でそういったサービスに需要があることは分かったので、その層を獲得できればいい。音楽の定額ストリーミングサービス『Spotify』のような定額制読み放題サービスなどがいいだろう」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1805/11/news026.html

石田ゆり子のインスタグラムが炎上し、石田は投稿を削除した。大衆による言葉狩りである。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201805080000643.html
https://twitter.com/kmtchan2525/status/993774353853632512
https://twitter.com/tZrNvKfV6V4scfi/status/993903191237390336
https://twitter.com/aya_iiko/status/993764680089792519

◎右手に「ミュージックライフ」、左手に「スクリーン」だった少年が右手に「ニューミュージックマガジン」、左手に「キネマ旬報」に変わるのにさして時間は要さなかった。
https://www.asahi.com/articles/ASL5866NFL58UCLV00W.html

博報堂DYホールディングス は2018年3月期の連結決算 を発表。売上高は6%増の1兆3350億円 。営業利益は10%増の521億円。純利益は15%増の298億円と 最高益を更新した。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1583999

博報堂、大広、読売広告社の4月度単体売上高。博報堂の雑誌は前年同期比30.1%減。
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1584075

◎5月11日、安倍首相はフジテレビの「プライムニュース イブニング 」に単独出演。これも「忖度」出演ということはないのだろうか。安倍首相の甥はフジテレビだからね。首相の甥とは岸信夫衆院議員の息子である。
https://www.sankei.com/politics/news/180511/plt1805110031-n1.html

ブロッキングについてNTTの 「鵜浦社長は、著作権者や出版社から昨年10月、『NTTを訴えてもいいか』と連絡があったことを明らかにし、その頃から対応を検討してきたことを明らかにした 」(毎日新聞)。
https://mainichi.jp/articles/20180512/k00/00m/020/124000c

日本航空とベネッセは、「こどもちゃれんじ」の30周年を記念して、「親子で子どもの成長を実感できる快適な旅」の共同プロジェクトをスタートさせ、「しまじろうジェット」を秋に就航させる。
https://www.traicy.com/20180512-JLshimajiro

◎広告収入で支えられている「ハフポスト日本版」は2017年にローンチから初めての黒字化を達成 した。
「ハフポスト日本版の広告企画を担っている『Partner Studio』は、ニュース記事を作る部門とは別の、独立した編集部として存在しています。記事広告をつくる専門記者を社内で抱えているメディアは多くありません。海外のアクセス分析ツールを使いながら、『どうやったら記事広告が広く、長く読まれるか』を日々研究しています 」
Partner Studio がネイティブアド を制作している。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/05/10/huffpostjapan-begreen_a_23432128/

◎写真家の大森克己 の発言を踏まえて言えば、デジタルシフトとは極限まで民主化してしまうことにほかならない。極限まで民主化してしまうとき編集者の役割とは何なのかである。従来型の編集力は民主主義の敵と言えなくもないと私は思っている。
https://www.sankei.com/life/news/180512/lif1805120022-n1.html

                                                                                                          • -

3)【深夜の誌人語録】

どんな夢も特定の現実を基盤としているものだ。