【文徒】2019年(平成31)1月7日(第7巻1号・通巻1419号)

Index------------------------------------------------------
1)【記事】ジャーナリスト失格の広河隆一は謝罪記者会見を開くべきである
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】ジャーナリスト失格の広河隆一は謝罪記者会見を開くべきである

元木昌彦は「内容が丸ごと事実ならば、彼はフォトジャーナリストを続けていく資格はない」と書いているが、どうやら「週刊春」のスクープは丸ごと事実であるようだ。
https://www.j-cast.com/tv/2018/12/27347052.html?p=all
DAYS JAPAN」が「読者のみなさまへ 週刊春2019年1月3日・10日号に掲載された広河隆一氏の記事に関して」を12月26日に発表した。
「週刊春2019年1月3日・10日号に掲載された広河隆一の記事に関して、本年12月24日、広河隆一氏(以下、「広河氏」といいます。)から取材を受けたとの報告があり、弊社としては、直ちに広河氏に対して、聞き取りを行いました。
その結果、広河氏としては、その当時、取材に応じられた方々の気持ちに気がつくことができず、傷つけたとの認識を持っていなかったこと、傷つけたとの認識を持ち得ないまま今日に至ってしまったことを確認しました。
長年にわたってDAYS JAPAN誌の編集長・発行人としてかかわってきた広河氏が、被害者の方々の尊厳を傷つけてしまったことに対して、弊社として、心からお詫び申しあげます。
弊社としては、DAYS JAPANが標榜する理念に照らしても、極めて深刻な事態だと認識し、こうした事態をふまえ、昨日、臨時取締役会を開催し、広河氏を代表取締役から解任し、また、臨時株主総会を開催し、取締役からも解任いたしました。広河氏との関係も清算中です。
弊社として、広河氏の言説を看過するわけにはいかず、これに与する立場ではないことも鮮明にいたします。
広河氏が、自ら本件について誠実な対応を取ることを求めるとともに、弊社としても、弊社の存在意義をふまえ、最後までDAYS JAPANの刊行に取り組む所存です。
末尾ながら、読者のみなさまをはじめ、広河氏とともに活動してきた方々の信頼を失わせる事態となってしまったこと、また関係者の方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます」
https://www.facebook.com/daysjapan.net/posts/2114358365270005
広河隆一も「DAYS JAPAN」を通じてコメントを12月26日付で発表した。
「週刊春2019年1月3・10日号に、私に関する記事が掲載されました。
この記事に関して、私は、その当時、取材に応じられた方々の気持ちに気がつくことができず、傷つけたという認識に欠けていました。私の向き合い方が不実であったため、このように傷つけることになった方々に対して、心からお詫びいたします。
なお、今回の報道により、私は、株式会社デイズジャパンの代表取締役を解任され、取締役の地位も解任されたこと、また、認定NPO法人沖縄・球美の里についても、名誉理事長を解任されたことを、ご報告いたします」
https://www.facebook.com/daysjapan.net/posts/2114358648603310
広河隆一が「師」であったという稲垣美穂子が「広河隆一さんの性暴力に関する報道を受けて」を公開した。
「告発した方々の被害に比べたら、比にもならないできごとですが、今も繋がるDAYSの仲間にも、このことは勿論、広河さんの違う側面は、言ってはいけないことだと感じていて、ずっと言えずにいました。また、広河さんの名誉のためにも、こういった出来事については言及ないし他言しないよう、心にしまったまま、公に対しては支持を続けました。
しかし、それが今、大きな誤りだったということに気づくと同時に、取り返しのつかないことをしてしまっていたのだと気づきました
被害と加害の責任の一端は私にあります」
「もし、声なき被害者がいるとしたら、というより、いると考えるほうが自然、恐れず言うならば、いると考えたほうがいいと思っていますが、私はその方々に対して『立ち上がろう』と呼びかけるつもりはありません。私の軽度な経験でさえ、今綴りながらも、もし広河さんが見たらどうしよう…などという不安が拭えないでいるからです。
しかし、黙認してきた一人という立場としては、告発者の方々の経験を思えば、こんな不安など、取るに足らないものです。
声なき被害者からの声を上げてもらうことよりも必要だと思うのは、被害女性達が告発する勇気を振り絞ったように、あるいは、その勇気を無駄にしないために、黙認してきた人達がなすべきことをきちんとすることだと思います。
多少なりとも知っていた関係者も相当数いるのではないかと推測します。
このことの根深さは、無自覚な加害者と同等のように感じます」
http://journalasia.blog22.fc2.com/blog-entry-760.html
DAYS JAPAN」は12月31日に再び「みなさまへ」と題されたを発表した。「DAYS JAPAN」の最終号は、この問題が特集される。
「週刊春2019年1月3日・10日号の取材に応じられた方々をはじめ、被害にあわれた方々とご家族、関係者の方々、また読者のみなさまへ深くお詫び申し上げます。
本年12月26日付の弊社の声明及び広河隆一氏(以下、『広河氏』という。)のコメントが発表されて以降、多くの方々からご意見をいただきました。なかには、弊社サイトに掲載した広河氏のコメントについて、『デイズジャパンは、あのコメントでよいと思っているのか』という厳しいご指摘もありました。
弊社は、本年12月26日付の声明でも明らかにしたように、広河氏から記事の件について報告を受けて以降、継続的に広河氏に対して聞き取りを行っており、声明を発表した後も続けております。聞き取りを通じて、記事で取材に応じられた方々以外にも、同種の件があったことを確認いたしました。
また、弊社においては、今回報じられたような『性暴力』とは別に、社員や協力スタッフに対するパワーハラスメントと評価されるべき事態が複数回ありましたが、個別的な対応にとどまってきました。
過去のこれらの問題について、社員や協力スタッフから問題提起があったこともありましたが、会社として被害を受けた方の訴えに真摯に対応し、二度とそうした被害が生じないよう全社を挙げて対策をとることをせず、会社として取り組むべきことを取り組まないまま今日に至ってしまいました。
今回の報道を契機として、あまりにも遅すぎましたが、広河氏個人の責任とは別に、弊社としての責任を痛感しているところです。
現在、弊社は、今回の報道を機に就任した弊社代理人を責任者として、広河氏個人の過去の言動による被害実態について調査を行うとともに、広河氏を絶対化させてきた会社の構造・体質についても、役員など関係者への聞き取りなどの調査を行っているところです。
弊社としては、広河氏の解任によって今回の件が終結させられるとは考えておりませんし、そうあってはならないと考えています。広河氏に対しては、これまでの広河氏自身の言動によって被害を受けた方々に誠実に対応することを求め続けていきますし、弊社としても、自らのこの間の組織としてのありようについて真摯に検証し、弊社雑誌『DAYS JAPAN』の最終号において、公表する予定です」
https://www.facebook.com/daysjapan.net/posts/2121306701241838
日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)が12月31日に「広河隆一氏の性暴力報道についての声明」を発表した。
広河隆一氏に関する週刊春の記事『世界人権派ジャーナリストに性暴力疑惑 7人の女性が証言』に接し、同氏の行為に私たちJVJAは大きな衝撃を受け、憤りと怒りを禁じ得ません。
日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)は、女性への重大な人権侵害であり、同時にジャーナリズムへの信頼と威信を大きく傷つけることになった事件として深刻に受け止め、ここにJVJAの態度を明らかにします。
2002年にJVJAはフリーランスのフォトジャーナリストとビデオジャーナリストで設立され、当初は広河隆一氏も発起人のひとりでしたが、2008年に退会しています。
私たちが衝撃を受けたのは、『DAYS JAPAN』の編集長として、『『日本軍慰安婦』問題』や『女性の性被害』の問題を特集し、誰よりも女性の人権や尊厳に敏感であるべきはずの広河氏自身が、加害者だったという現実です。
被害を受けた女性の恐怖と衝撃、痛みと憤りに思い至ることなく、『(女性たちは)僕に魅力を感じたり憧れたりしたのであって』(「週刊春」)と答え自己弁護に終始する、その無神経さに、私たちは唖然とし、激しい怒りを禁じ得ません。
戦場でもっとも苦しむ女性や子供たちの痛みを報道し続けてきた広河氏が、強要される性暴力で、恐怖と衝撃で拒めず沈黙せざるをえなかった女性たちの心情を、なぜ想像できなかったのでしょうか。
もし広河氏が主張するように、『同意の上』『女性も望んだ行為』であるとするなら、なぜ10年を経ても癒えない“心の傷”の痛みを、彼女たちは今、勇気を奮って告白せざるをえなかったのでしょうか。誰にも打ち明けられず、抵抗し拒めなかった自分を責め、悶々と癒えない“心の傷”に苦しんできた女性たちの心情を想うと、慚愧の念に耐えません。
もう一つの深刻な問題は、この広河氏の事件がフォトジャーナリズム、そしてジャーナリズム全体への信頼を失墜させたことです。フォトジャーナリストを夢みる女性に、『キミは写真が下手だから僕が教えてあげる』(「週刊春」)とホテルに呼び出し性暴力におよんだ事実は、『著名なフォトジャーナリスト』という立場を利用した性暴力であり、『フォトジャーナリズム』への冒涜です。私たちジャーナリスト全体の存在と仕事への信頼を失墜させるもので、深い失望と抑えがたい怒りを抱いています。
私たち自身、これまでに写真展や報告会などを広河氏と一緒に開催しておきながら、重大な人権侵害に気づくことが出来なかったことは、深く反省しています。『彼がそんな行為をするはずはない』とする権威主義に陥り、加担していたと言わざるを得ません。
広河氏はまず、被害女性一人ひとりにきちんと謝罪し、その罪を償うべきです。さらに公の場で自らの言葉でもって、事実関係を説明し、その社会的な責任をとるべきです。かつてJVJAの同志として活動したジャーナリスト仲間として、私たちは広河氏にそのことを強く求めます」
http://jvja.net/jvja-news.html
勝部元気が「広河隆一氏の性暴力、人権派が女性の人権を踏みにじる背景にあるもの」を公開している。
「実際に記事を読んでみると、圧倒的に強い自分の立場を利用し、強引に性関係を持った様子が書かれていました。権威に対して批判的な見解を持ち、人権を尊重する必要性を訴えていた『人権派』の著名人が起こしたニュースは衝撃的だったようで、ダブルスタンダードや落差に驚き、憤りを覚えた人も多かったのだと思います。
ですが、『人権派』『リベラル』とカテゴライズされる人ですら平気で女性の人権を侵害するケースは、彼に限ったわけではありません。『リベラルセクシスト(sexist=性差別主義者)』は他にもたくさんいます。それはつまり、『女性の人権(とりわけ性的自己決定権)』が様々な人権の中でも最も守られていないものの一つであり、日本社会の人権意識が欠如していることを如実に物語っているのだと思います」
https://www.excite.co.jp/news/article/E1545983641788/
弁護士の伊藤和子が自らのブログに「広河隆一氏に対する告発について」をエントリしている。
「私が広河氏に最初に会ったのは2010年頃でした。以後会う機会は年に1度か2度でした。Days Japanに訪問したのは2016年頃の一度だけでしたが、私は人権を守る観点に立ってフォトジャーナリストとして活躍する広河氏に対する尊敬の気持ちを抱いており、そのことを公にしてきました。そのことで、被害にあった方々が私に相談することを躊躇してしまっていた可能性もあるのではないかと思うと心から悔やまれます」
http://worldhumanrights.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-3433.html
「アジア太平洋ジャーナル・ジャパンフォーカス」エディターの乗松聡子が1月4日付琉球新報に「広河隆一氏の性暴力 女性差別抜け落ちた『人権』」を発表している。
「広河氏自身は同日、『その当時、取材に応じられた方々の気持ちに気がつくことができず、傷つけたという認識に欠けていました。私の向き合い方が不実であったため、このように傷つけることになった方々に対して、心からお詫びいたします。』というコメントを発表した。
ここでの『不実』という言葉に私は違和感を覚える。これが辞書的意味の『不誠実』ということなら、『向き合い方が不誠実で傷つけてしまった』ということになる。これでは、問題が対等な個人間の関係性にあるかの如く矮小化されていないか。このでは、一連の事件が権力を利用した性暴力であるという本質に氏が『向き合って』いるかは伝わらない」
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-856876.html
「風の旅人」の佐伯剛編集長が大学を辞めて海外放浪をする前に読んだのが広河隆一の「パレスチナ」であり、「風の旅人」を創刊するに際しても広河に連絡を取り、2003年8月発行の第3号から、2004年2月発行の第6号まで広河の特集を組み、更には「Days Japan」の創刊にも深く関わったという。そんな佐伯がブログ「風の旅人 放浪のすすめ」に「人権派ジャーナリスト広河隆一氏の性的暴行について」をエントリしている。
「しかし、DAYS JAPANの創刊後、それまで絶対に無理だと言い続けていた人たちが、動きだしたトロッコに乗り込むように入ってきた。
そして、第2号から、私の名前は消え、広河氏が依頼をして承諾した有名人の名がズラリと並び、『DAYS JAPANはこういう人たちに支えられています。だからあなたも賛同してください!』という内容のキャッチが強調された。
お互いの雑誌で紹介し合うことは、私は果たしたものの、広河氏は、一度も実行しなかった。
さらに、風の旅人の第9号(2004年8月発行)で、セバスチャンサルガドのページを作ると伝えた時、サルガドを崇拝する広河氏は、自分も DAYS JAPANの中で紹介したい、だから連絡先を教えて欲しいと言い、私は、その申し出を受けたものの、風の旅人の第9号よりも1ヶ月早い発行のDAYS JAPAN(2004年7月発行)の中で、風の旅人で掲載する予定の写真、とくにポスターでも使うメインの写真は使わないで欲しいと彼に伝えたものの、あっさりと裏切られ、その写真がデカデカと掲載されていた。
DAYS JAPANの創刊以来、その編集内容に対して、私はすでに違和感を覚えていたが、このサルガドの件で、私は彼を信用できなくなった。感謝とか恩義といった、人間関係の基本が通じないような気がした」
「詐欺師は、時代の変化の中で形を変えていく。人権という聖域だと考えられていた場所で、今回のような事件が起きたことに対して、真摯に人権のため活動を続けている人たちが、一番、途方にくれているだろう。被害にあった女性たちも、そばにいてそれを阻止できなかった人たちも、自分が巻き込まれてしまった渦の正体がよくわからず、だから、被害者なのに自分に責任があるかのように思いこんで、苦しみを増大させてしまう」
https://kazetabi.hatenablog.com/entry/2018/12/30/002225
「週刊春」の記事に広河隆一の妻は大手出版社に勤めていると書かれていたが、これは小学館のことである。
通販生活 春号」が我が家に到着。「落合恵子の深呼吸対談」のゲストは何と広河隆一!広河曰く「ジャーナリストが危険な戦場に行くのは権力者たちが隠そうとする加害の事実を世界に伝えるためです」。
加害の事実を隠そうとした広河隆一もまた権力者にほかならなかったということだ。
https://www.cataloghouse.co.jp/tsuhanseikatsu/
江川紹子が呟いている。
通販生活の最新号。『権力者』を批判しているつもりが、自身が小さな世界の『権力者』で、『加害の事実』を隠していたという…。しかし、校了に間に合わなかったのかもしれないが、これからこれを売るわけ?」
https://twitter.com/amneris84/status/1081549879657152514
通販生活」編集部が「週刊春」に記事が出ることを知ったのは通販生活」発売の前日のことであった。
https://www.cataloghouse.co.jp/information/ochiai.html?sid=top_ochiai

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2)【本日の一行情報】

集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で連載されている百々瀬新「この恋はこれ以上綺麗にならない。」の原作・脚本をつとめるのは舞城王太郎である。
https://animeanime.jp/article/2018/12/25/42328.html

マイナビニュースの「iPhoneはなぜこんなに高くなったの? スマホ業界2018年振り返り【端末編】」は「アップルは、iPhoneの販売を新興国にも広めて販売台数を増やす戦略から、先進国や富裕層に向けた高額・高付加価値モデルに力を入れ、利益を高める方針に切り替えたよう」だと指摘している。
https://news.mynavi.jp/article/20181226-746591/

◎「MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ」(日経BP)の日高洋祐が「移動」の未来について語っている。マース、モビリティー・アズ・ア・サービスの頭字を取るとMaaSになる。
「MaaSについて、日高氏は『あらゆる交通手段を統合し、現在のマイカーという魅力的な移動手段と同等か、それ以上に快適なモビリティーサービスを提供する新しい概念』と定義する」
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO39110020Y8A211C1000000?n_cid=LMNST020
「交通手段」か…私などは「交通」という言葉から連想するのはマルクスの「ドイツ・イデオロギー」である。マルクスは「ドイツ・イデオロギー」以降、「交通」という言葉を使わなくなる。「生産」一本槍となるのである。日本において「ドイツ・イデオロギー」における「交通」の概念に最初に注目し、コミュニケーション理論として検討したのは鶴見俊輔である。1957年に発表された「マルクス主義のコミュニケーション論」がそうである。もし、マルクスが「交通」を捨てなかったならば…。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480747037/
黒川創の「鶴見俊輔伝」を読む。
「とはいえ、当時の同志社大学では、鶴見俊輔の講義を目当てに入学してくる学生もいたはずで、これもまた、彼らに対する『裏切り』である。
中川男(一九五〇年生まれ)という若者も、おそらく、そうした学生の一人だった。一九六九年(昭和四四)、彼は同志社大学に入学したが、翌春、鶴見は教授を辞職し、この大学を去ってしまう。
だからかどうか、彼は入学まもない時期から、大学での勉強などほっぽらかして、ベ平連の運動にのめり込む。もっとも、このころの大学自体が、学生たちによる占拠や、大学側のロックアウトやらが続いて、まともに運営されていない。さらに中川は、京都の反戦運動だけでは飽き足らず、山口県下の基地の町、岩国ベ平連まで応援に出向いたりするようにもなった」
https://www.shinchosha.co.jp/book/444409/
中川男は1972年2月、岩国の反戦コーヒーハウス「ほびっと」のマスターとなる。中川男は中川六平として「ほびっと 戦争をとめた喫茶店ベ平連1970-1975 in イワクニ」を講談社から上梓している。
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000185604
「ほびっと 戦争をとめた喫茶店」の担当編集者は先ごろ、講談社を定年となっ中村勝行である。私に中村を紹介したのは中川六平であった。

大阪大学生協豊中店で最も売れているのは百田尚樹の「日本国紀」(幻冬舎)である。ここで紹介されている他の大学生協で「日本国紀」はベスト10にすらランキングされていない。さすが小川榮太郎を輩出した大学だけのことはある。
https://www.univcoop.or.jp/fresh/book/best10/index.html

講談社の女性漫画誌BE・LOVE」は、2018年12月28日発売の2月号より月刊化がスタートした。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002002.000001719.html

◎ミステリーマンガ「監獄実験-プリズンラボ-」がアニメ化されプロダクションI.Gが提供する動画配信アプリ「アニメビーンズ」で12月28日より配信されている。「監獄実験-プリズンラボ-」は「エブリスタ」に投稿されたWEB小説「監禁ゲーム」をコミカライズしたものである。
https://animeanime.jp/article/2018/12/25/42318.html
https://www.futabasha.co.jp/booksdb/book/bookview/978-4-575-84765-9.html
https://estar.jp/_novel_view?w=23463015

◎新潮社から「宮部みゆき全一冊」が刊行されていた。宮部の作家生活30周年を記念しての企画だ。
https://mainichi.jp/articles/20181225/org/00m/040/006000d
https://www.shinchosha.co.jp/book/375015/

イオングループ未来屋書店による「第2回未来屋小説大賞」は、黒澤いづみの「人間に向いてない」(講談社)に決まった。2位以下は次の通り。
2位:「鯖」 赤松 利市/徳間書店
3位:「本のエンドロール」 安藤 祐介/講談社
4位:「黙過」 下村 敦史/徳間書店
5位:「肉弾」 河崎 秋子/KADOKAWA
6位:「夏空白花」 須賀 しのぶ/ポプラ社
7位:「骨を弔う」 宇佐美 まこと/小学館
8位:「火のないところに煙は」 芹沢 央/新潮社
9位:「ひと」 小野寺 史宣/祥伝社
10位:「罪人が祈るとき」 小林 由香/双葉社
http://www.miraiyashoten.co.jp/news/miraiyanovelaward2018/

◎学研プラスは、子ども向けの科学キット「紙すき&寒天印刷キット」を発売した。価格は2000円(税抜)。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/newsbymdn/1160129.html

◎学研プラスは、ティーンズ向けファッションブランド「レピピアルマリオ」とコラボした小学生向け問題集「レピピアルマリオ スタディブック 小学6年分の総復習」を発売した。
https://www.work-master.net/2018145484
レピピアルマリオとは?これだ。
http://www.dot-st.com/repipiarmario/

読売新聞社は、読売巨人軍創立記念日の12月26日に、「GIANTS」ブランドを活用したeスポーツチーム「G×G」(Gaming Team×Tokyo Giants/ジー・バイ・ジー)を立ち上げ、「RAGE Shadowverse Pro League」からeスポーツに初参戦することとなった。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000335.000006792.html

◎「メルカリ」は12月12日、15日に新聞折り込みチラシ広告を北海道と愛知県に限定して配布した。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/12/24/mercari-flyer-strategy_a_23626657/
https://www.businessinsider.jp/post-182362
テレビCMには坊主頭の草彅剛が登場し、三日坊主を応援する。
https://contents.atarashiichizu.com/?p=8765&post_type=chizu_topic

◎「LINEギフト」を使って、昨年12月中に贈られたギフトの数が130万個を突破した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001420.000001594.html

◎ICT総研は、2018年度のSNS利用動向によれば、最も利用率が高いのは「LINE」の80.8%で、Twitterは42.8%、Instagramが35.8%、YouTubeが34.0%、Facebookが31.2%、Skypeが8.4%TikTokが7.1%。メイドインチャイナの動画共有SNSTikTok」が急成長した。
http://news.livedoor.com/article/detail/15788663/
TikTokは女子高生に支持されているようだ。
https://note.mu/horikosu/m/m9c72aaef1c58

木村拓哉が「Weibo」(微博)の公式アカウントを開設した
https://blogos.com/article/347677/

ファーウェイ・ジャパンは12月27日、朝日新聞毎日新聞読売新聞、日本経済新聞産経新聞の全国紙5紙の朝刊に、王剣峰(ジェフ・ワン)社長名で「日本の皆様へ」と題する意見広告を出稿した。「BUSINESS INSIDER JAPAN」が「ファーウェイ・ジャパンが全国紙5紙に意見広告『日本からの調達額は対中輸出額の4%』」を掲載している。
「広告の本は、ファーウェイが『サイバーセキュリティの重要性を十分に認識し、各国政府やお客様のセキュリティに関する懸念を理解しております』との書き出しで始まり、『ファーウェイにとってサイバーセキュリティとプライバシー保護への取り組みは最重要事項であり、自社の商業的利益をこれに優先させることは決してありません』『いかなる政府や機関からも当社の技術へのアクセスを要求されたことはありません』と赤字で強調。
フジテレビなどによる『製品を分解したところ、ハードウェアに余計なものが見つかった』『仕様書にないポートが見つかった』との報道を事実無根だと否定した」
https://www.businessinsider.jp/post-182477
ファーウェイ・ジャパンのホームページでも「日本の皆様へ」は読める。
https://www.huawei.com/jp/press-events/news/jp/2018/HWJP20181227Q

◎クルーズの100%子会社であるCROOZ SHOPLISTが運営するファストファッション通販サイト「SHOPLIST.com by CROOZ」は、小学館の女性ファッション誌「oggi」の表紙モデルをつとめる矢野未希子を起用したテレビCMを現在放映している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000429.000006324.html

◎産経ニュースが出版科学研究所の調査を踏まえて「紙の出版物販売額、ピーク時の半分以下に」を掲載している。この記事によれば、紙の書籍と雑誌の推定販売金額が1兆2800億円台にとどまり、市場規模はピーク時の2兆6564億円の半分を下回る約48%にまで縮小してしまった。1兆2800億円台は昭和50年代前半の水準だ。わけても、雑誌は前年比約10%減の5800億円前後で、約10・8%減だった昨年に次ぐ大幅なマイナスとなる可能性が高いという。
https://www.sankei.com/entertainments/news/181225/ent1812250003-n1.html

元木昌彦は相澤冬樹の「安倍官邸vs.NHK」(藝春秋)について次のように書いている。
「この本の中に、小池局長が直接相澤氏に『この原稿は載せない』森友学園問題は書くな』といっているところはない。
小池局長の周りの人間が、局長のご意向を忖度して、彼の原稿を書き直し、ニュースで放送するのを遅らせているのだ。これが日本で一番力を持っているメディアの実態である。
だが、NHKの歴史を振り返れば、権力とのなれ合い、癒着は一本の棒のように貫いているといってもいい」
https://president.jp/articles/-/27153

◎第9回ananマンガ大賞芦原妃名子の「セクシー田中さん」小学館)に決まった。「姉系プチコミック」に連載されている。
https://natalie.mu/comic/news/313832

◎モデルの望月芹名が小学館の女性ファッション誌「Domani」の専属ビジュアル・エディターをつとめるようになったのは2018年6月からのことであった。そんな望月が更にステップアップ。12月27日(木)発売に発売された創刊22周年号から表紙キャラクターに起用された。望月はワーキングマザーである。
https://domani.shogakukan.co.jp/71584
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000212.000013640.html

◎イグニスが運営する恋愛・婚活マッチングサービス「with」は、集英社のコミックス「初めて恋をした日に読む話」とコラボし、新刊発売を記念した特別診断イベント「恋のお受験!あなたは何キャラ?恋愛偏差値テスト」を、12月26日(水)より1月16日(水)まで期間限定でアプリ内にOPENした。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000039513.html

集英社の少女マンガ誌「りぼん」の展覧会「特別展 りぼん 250万りぼんっ子大増刊号」が2019年夏、新宿タカシマヤ11階特設会場で開催される。秋には京都タカシマヤ7階グランドホールで開催され、以後、全国巡回を予定しているという。
https://natalie.mu/comic/news/313999

◎「pixivコミックランキング2018」で第1位となったのは、おおのこうすけ「極主夫道」(新潮社)。第2位が「元カレが腐男子になっておりまして。」(スクウェア・エニックス)、第3位が「組長娘と世話係」(マイクロマガジン社)。
全国の書店約800店舗では「pixivコミックランキング2018」No.1フェアが開催中である。このフェアでは、総合部門の上位3作品と、「動物部門」「BL部門」それぞれで第1位に輝いた計5作が店頭に並ぶ。「動物部門」の第1位が「おじさまと猫」(スクウェア・エニックス)。「BL部門」の第1位が「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(スクウェア・エニックス)。
5作品中3作がスクウェア・エニックスの作品である。
http://hon-hikidashi.jp/enjoy/67713/

◎ぴあは、青山学院大学陸上競技部監督・原晋監督がマンガになって登場する「マンガでわかる 人を育て 成功を呼び込む 勝利への哲学」を発売した。青学の箱根駅伝5連覇はならなかった
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001076.000011710.html

◎元広島の新井貴浩が表紙モデルとして特別版では起用された「メンズクラブ」の2月特別号(ハースト婦人画報社)が品薄となり、オークションサイトにおいて高値で取引されているそうだ。スポーツ報知によれば「定価の約6倍の値段をつける転売者まで現れた」という。
https://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20181226-OHT1T50117.html

◎「ストロングゼロ」と言ったほうが分かりやすいかもしれないがサントリースピリッツの「-196℃」シリーズがキリンビールの「氷結」シリーズを缶酎ハイ出荷実績で首位から引きずり下ろしたようである。
https://www.nikkansports.com/general/news/201812280000108.html

◎デイリースポーツの「週刊春から『喫煙室』が消えた たばこ巡る時流の変化…53年続いた連載の名称変更」は次のように書いている。
「著名人らが一服の化を語る週刊春の連載『喫煙室』が、2018年12月27日号で53年にわたる歴史に幕を下ろした。19年からは、『たがいのみらい』という新しいタイトルに変更する。1965(昭和40)年12月6日号から始まり、井伏鱒二永井龍男吉田健一といった春ならではの壇の名士をはじめ、時代をリードする各界の第一人者がページを彩ってきたが、たばこを巡る時流の変化も反映し、連載タイトルから『喫煙』字が消えることになった」
https://www.daily.co.jp/society/life/2018/12/28/0011938066.shtml
喫煙室」はJT提供の広告企画コラムであったけれど、私は淋しく思う。そうまでして喫煙者狩りをする必要があるのだろうか。エッ、「週刊新潮」も同様の広告企画コラム「あ、ちょっと一服いいですか?」のタイトルを「そういえば、さあ」に変更するそうだ

◎「女性セブン」2019年1月3・10日号が【平成元年以降 連載漫画発行部数ランキング】を掲載している。
1位 『ONE PIECE』尾崎栄一郎 集英社 3億6000万部
2位 『名探偵コナン青山剛昌 小学館 2億部
3位 『NARUTO-ナルト-』岸本斉史 集英社 1億3500万部
4位 『SLAM DUNK井上雄彦 集英社 1億2000万部
5位 『はじめの一歩』森川ジョージ 講談社 9400万部
6位 『金田一少年の事件簿さとうふみや金成陽三郎 講談社 9000万部
7位 『BLEACH久保帯人 集英社 9000万部
8位 『HUNTER×HUNTER』 冨樫義博 集英社 7200万部
9位 『進撃の巨人』 諫山創 講談社 7100万部
10位 『鋼の錬金術師』 荒川弘 スクウェア・エニックス 7000万部
https://www.news-postseven.com/archives/20181228_832018.html

◎産経ニュースが12月30日付で「アマゾンの『あわせ買い』、対象拡大で雑誌に波紋」を掲載している。
「ネット通販大手『アマゾン』が打ち出した新たな雑誌の販売方法が波紋を広げている。1回の注金額が2000円以上にならないと購入できない『あわせ買い』の対象範囲が11月から拡大され、972円(税込み)未満の雑誌の多くが1冊だけでは買えなくなったのだ。出版の現場には“衝動買い”がおさえられて販売減につながることへの懸念の声や、アマゾンの『次の一手』への警戒感が広がっている」
「『出版社と事前に話し合いが行われたとは聞かない。実施まで1カ月を切ってからの突然の変更通知だったので驚きました』
ある出版社の雑誌編集者はそう言って、2枚の紙を示した。アマゾンが10月、出版社に送付した〈雑誌取り扱いに関するお知らせ〉と題した通知だ。そこには、サイト上で『あわせ買い』対象となる雑誌の価格を、これまでの432円(税込み)未満から972円(税込み)未満へと変更し、平成30年11月1日から随時適用すると明記されている」
https://www.sankei.com/life/news/181230/lif1812300028-n1.html

◎産経ニュースによれば、兵庫県たつの市誉田町広山のパチンコ店駐車場で、姫路市の男性を軽乗用車ではね、殺害しようとしたとして、兵庫県警たつの署は12月31日、殺人未遂の疑いで、朝日新聞のアルバイト配達員を逮捕した。
https://www.sankei.com/west/news/181231/wst1812310017-n1.html

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3)【深夜の誌人語録】

一点突破するには、多くを望まないことである。