Index------------------------------------------------------
1)【記事】広河隆一が「性暴力」問題で『創』に寄稿。さっそく批判続出
2)【記事】ダウンロード(DL)違法化、法改正を強行する理由は何なのか?
3)【本日の一行情報】
4)【人事】白泉社 3月1日付
----------------------------------------2019.3.8 Shuppanjin
1)【記事】広河隆一が「性暴力」問題で『創』に寄稿。さっそく批判続出(岩本太郎)
広河隆一が「沈黙」を破った。3月7日に発売された『創』4月号に8ページに及ぶ手記「『性暴力』について謝罪し 30年遅れで学ぶ」を発表した。
https://twitter.com/tsukuru_shuppan/status/1103470430851981312
同日付の『Yahoo!ニュース』で『創』編集長の篠田博之が紹介しているところによると、広河から相談を受けた篠田が《世論が一色になっている時に違った声や異論に目を向け、考えるための素材にしてほしい》《「敢えて火中の栗を拾う」のも時として必要》との姿勢から掲載に踏み切ったそうだ。『Yahoo!ニュース』で篠田は《敢えて私の主観に従》うとしたうえで、こんなところを引用している。
《『週刊文春』の記事により、私はすべてを失うことになった。私はDAYSの代表職と、取締役を解任され、他の名誉職や顧問になっていた救援運動からも解任された。審査員からも降りた。かつて私が設立した救援団体から、一瞬の間に私の名前が消えた。信頼関係を持っていた友人たち、お世話になっていた知人たち、救援運動やDAYSの運動の同志たち、支援者たち、定期購読者たち、ボランティアの人々、私の写真展や映画上映会を開いてくれていた人々、フォトジャーナリズムに夢を持つ若い人々にも、社員にも家族にも、取り返しのつかないダメージを与えた。そして私は人目を避け、ほとんど人に出会わない場所にこもった。
『DAYS JAPAN』は、この15年間に40を超える「女性への性暴力」の企画を取り扱ってきたが、これは私の敷いてきた路線であり、正しいことだと信じていた。私は、まさか自分がセクハラで訴えられるとは想像もできなかった。『DAYS』で扱った「女性への性暴
力」と、私の「女性への性暴力」はどこが違っていたのだろうか》
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinodahiroyuki/20190307-00117311/
「30年遅れで学ぶ」というタイトルは広河自身がつけたという。全編にわたって並大
抵ではなさそうな、しかし、ひとりよがりな苦渋が滲む文章だ。
この手記についての批判の声がSNSなどに続出している。戦場ジャーナリストの常岡浩介はTwitterでこう書いた。
《謝罪文かと思いきや、意味不明な弁明で、とりわけパワハラ告発は完全無視。文春二
回目の記事の海外での性暴力もスルー。「報道活動」や「取材」を性暴力に利用してき
たことについても触れず。さんざん流してきたデマも一切認めず。末尾にはまさかの「
続く」!》
https://twitter.com/shamilsh/status/1103493183558696960
そう、この手記は次号以降もまだ続くらしい。手記を載せた『創』の編集姿勢も疑問視する声が上がっている。同じくフリーランスのジャーナリストで戦場取材を数多く手がけてきた志葉玲もこう書く。
《特に二回目の文春の記事に書かれていた疑惑では、相手を逃げられない状況で脅迫していたことが明白なので「性暴力の概念について知らなかっただけ」ではごまかされないかと。『創は、被害者達の相談役となっている谷口真由美さんにも、ちゃんと話を聞いた方がいいかと》
https://twitter.com/reishiva/status/1103470395082993664
翻訳家の豊田憲子も、手記という形式で掲載した『創』の姿勢に疑問を投げかける。
《創の編集サイドはこの中身でよいと判断されたのでしょうか。広河某にかかわったメディアは単に同氏の言い分をそのまま公開するのでは性暴力に加担したことになると思うのだが》
https://twitter.com/saltykiss/status/1103495383307575297
『アジア太平洋ジャーナル:ジャパンフォーカス』のエディターで、広河の「性暴力」問題が表面化して以来厳しく批判してきた乗松聡子の怒りはさらに激烈だ。
《『創』4月号の広河隆一手記。「知らなかった」という主張で自分がやったことを正当化することはできない》
《自分の被害者化を行い「ボクちゃんこれだけ勉強してるの、エライでしょ」と延々と同情を誘う試みをしながら、肝心の「自分のしたことは性暴力だった」「立場を利用した合意なき行為だった」という2点を認めていない》
《先日の共同通信の取材では、性暴力は否定し、合意があったと主張していると報じられているがこれと合致するものだ》
《たくさん告発されているパワハラを完全にスルーし、「文春」第二弾のケースについても全触れていない。「謝罪したい」と言いながら、暴力はなかった、合意はあった、事実関係がはっきりしていないと主張し続ける。本人によるセカンドレープが本格的に始まった》
《「私が向き合わなければいけないのは、そこで紹介されている一人ひとりの女性たちなのだ」と言っている←あなたが「向き合」わなければいけないのは自分の性暴力とパワハラ行為です。被害者にしたらあなたを思い出すだけで虫唾が走るでしょう。キモすぎ》
《暴力はなかった、合意があった、事実関係がはっきりしない、といいながら「被害者に直接謝罪させろ」と追いかけるストーカー。まじ怖いです》
《あれだけのパワハラの告発を完全に無視し、労働問題まみれだった会社の暴力と隠蔽の構造を脇におき、「僕と女性たちの問題」にしようとしている》
《田村記者を「週刊誌ライター」と呼び、彼も「合意はあった」と言っているとか言っている。だから何なの?と言いたい。鬼の首でも取ったかのようになっているのが幼稚すぎる。そんなに、合意があったと、主張したいんだね》
https://twitter.com/PeacePhilosophy/status/1103486933588537344
https://twitter.com/PeacePhilosophy/status/1103487178510786560
https://twitter.com/PeacePhilosophy/status/1103487346559737856
https://twitter.com/PeacePhilosophy/status/1103488795582709760
https://twitter.com/PeacePhilosophy/status/1103491854069166080
https://twitter.com/PeacePhilosophy/status/1103541546022952961
https://twitter.com/PeacePhilosophy/status/1103543926193971202
https://twitter.com/PeacePhilosophy/status/1103549041336442880
哲学者(大阪大学非常勤講師)で、慰安婦問題の論客としても知られる能川元一も、この段階でこの内容はないだろうとの見方だ。
《『DAYS JAPAN』によるこの件の検証が迷走してることが明らかになってるのに、そこをスルーしてるのもひどいなこれ》
https://twitter.com/nogawam/status/1103545294078111747
文化人類学者の山口智美も「ひどい」とツイートしている。
《『創』4月号の広河隆一手記を読んだ。とにかくひどいの一言。主張しているのは「合意があった」ということの繰り返し。自分が被害者であるかのような記載もあり、カウンセラーやフェミニストの本を読んだといって反省してます的なふりをする。ただのセカンドレイプ記事だがなんと次号に続くという》
https://twitter.com/yamtom/status/1103519562379583488
広河隆一は手記の「つづき」で『週刊文春』での告発第二弾などについて、そこで改めて自身の見解を表明するのかもしれない。しかし、今回の『創』の手記を実際読むと、上記でさんざん指摘されているように全編に渡って「それが性暴力だとは知らなかった」「合意はあった」といった、自己を正当化する言い訳の姿勢が感じられて仕方がない。例えばこんな部分だ。
《私は女性が嫌がっていたら、その気持ちを無視したことはないと思い込んでいた。/しかし「相手が合意し、明確な拒否がないけれど、心の底では嫌がっているかもしれない」と推し量る気持ちがなかったことは確かだ。自分の都合のいいように考えていたと言われても仕方がない。/さらに私は、相手が合意していると判断した時、その背景に私の「立場」が、相手の拒絶の声を封じてきた可能性が高いとは思いもよらなかった》
たぶん、こうした鈍感さが「性暴力」の行為とともに被害者のみならず他の者の神経を逆なですることに、広河はこの段階でも気づいていない? だとしたら、こいつ鈍感さの確信犯であろう。鈍感であることは犯罪であることを広河は知るべきである。
イギリスの大学機関の客員研究員である宮本知佳は、こうツイートしている。
《広河隆一は手記で深刻な労働環境の問題にも一切触れず。性暴力にしろブラック企業にしろ、どれだけ多くの人の生活と尊厳を奪ったのか、未だにわかっていないことがわかりました》
https://twitter.com/miyatachikaa/status/1103607838683877382
なお、こうした「(そういう意図はないけれども)自分の都合のいいように考えていたと言われても仕方がない」といった言い訳は、私自身が『創』で仕事をしていた折り、篠田編集長からそっくりの言説をしばしば聞かされた。例えば篠田は以前に柳美里から原稿未払いをめぐってブログで告発された際にも「都合よく考えてしまっていた」といった釈明をしていた。
https://blog.goo.ne.jp/yu_miri/e/70f7e961c1c5a8674cb2d77a04cee0bd
柳や私以外にも過去に『創』と仕事した後に喧嘩別れした者は多い。そうした者たちは上記の広河の言葉にトラウマ体験を重ね合わせて「やはりあのへんの人たちは……」といった捉え方をするかもしれないぞ、ということは最後に記しておく。
カメラマンの村山嘉昭がこんなツイートを投稿している。
《篠田氏は「性差別やジェンダーをめぐってものすごく大きな変化が日本社会にも訪れつつあるのだが、メディアの側の意識がそれに追いつけていないのかもしれない」と書いているにも関わらず、言い訳めいた広河隆一手記を自身が発行する『創』に掲載。悪いと思っていなかったとも取れる内容にゾッとした》
https://twitter.com/_murayama/status/1103605470575570944
これは新聞社のカメラマンだったという小倉雄一のツイート。3月2日の投稿だから手記が出る前に呟いていたことになる。
《これ以上、広河隆一のことは目にしたくないのでミュートした。彼は逮捕されるなり社会的に抹殺されるなり、残りの人生をすべて贖罪に費やすべきかと》
https://twitter.com/oguray/status/1101759874667433984
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2)【記事】ダウンロード(DL)違法化、法改正を強行する理由は何なのか?(岩本太郎)
朝日新聞デジタルは3月7日付「DL違法化、差し戻しでも修正せず 甘利氏『政治論だ』」で書いている。
《この日も議員からは法案の修正や見送りを求める声が相次いだが、党知財戦略調査会長の甘利明元経済財政担当相が『政治論としての判断』などと主張。修正せずに反対論を押し切った》
https://www.asahi.com/articles/ASM365PXNM36UCLV00D.html
赤松健がツイッターを介して次のように見解を表明している。
《学識者との共同ロビイングによって自民総務会から部会へ(異例の)差し戻しに成功しまして、昨朝に部会での5分スピーチと2時間に及ぶ質疑応答を行ってきました。多くの自民議員から「当事者の漫画家協会などが修正を求めているのに、そのまま通すのは相当な理由が必要では…」などの異論が相次ぎましたが、最後は政治的な判断に押し切られた形です。協会に全くヒアリングしてこなかった理由について、文化庁は「パブコメ募集したがその団体からは来なかった」と弁解しましたが、それは公式見解なのでしょうか。実際には私が「協会にヒアリングに来てほしい。このままではいずれ誰のための改正かという問題に必ずなる。」というパブコメを出しており、それは認識していた模様です。文化庁は今後に大きな禍根を残したと言えるでしょう。
さて、この後ですが、日本維新の会の議員などが反対表明をしており、国会での修正協議に持ち込める可能性も残されていますが、
https://twitter.com/adachiyasushi/status/1098034898823131136 …
そうなるともう具体的な法案を作る時間が無いことから『今回は全体を見送り(まるごと廃案)』になるかもしれず、難しいところです。
なぜなら、今回の法案には『リーチサイト対策』など優れた部分が多くあり、その部分は早急に通ってほしいというのが、著作権者や学識者そして出版社の共通した希望だからです。そうなると、なおさら『ダウンロードの部分だけ何とならなかったのか』という悔しい思いがありますね》
https://twitter.com/KenAkamatsu/status/1103460171664130048
https://twitter.com/KenAkamatsu/status/1103461454781403136
https://twitter.com/KenAkamatsu/status/1103462406145994752
https://twitter.com/KenAkamatsu/status/1103464216193691648
https://twitter.com/KenAkamatsu/status/1103464877270523905
マンガ評論家の伊藤剛によるツイートだ。
《これはかなり酷い話。甘利氏の発言から伺えるのは、かれが事態を理解していないのではないか? ということ》
https://twitter.com/GoITO/status/1103441211325538305
同じくマンガ評論家の藤本由香里は、こんな読み方をする。
《漫画家も出版社も、著作権や知財の専門家も、「この法律はおかしい」と言っているのに、「政治論として判断することもある」とは、やはりこのままの成立に裏で圧力かけてる人がいるってことね》
https://twitter.com/honeyhoney13/status/1103523390722174976
水野祐も同じような意見である。
《与党として自浄能力を発揮できなかったことは残念無念。甘利氏にはこのどうしようもない法案をそのまま推し進めたい裏の理由があると勘繰らざるを得ない》
https://twitter.com/TasukuMizuno/status/1103445935462342657
国際大学GLOCOM准教授・主幹研究員の庄司昌彦は、野党に期待を寄せているようだけれど…。
《違憲が疑われるブロッキングを用いたり漫画家の反対を押し切ったりしてでも規制を実現させようとしてるのは甘利氏のようだ。本当に自民党が押し切るのならば野党に対抗してもらうしかないのでは》
https://twitter.com/mshouji/status/1103475041600073728
前新潟県知事の米山隆一は弁護士であり医者でもある。
《結局有識者や関係団体からの様々な異論を知ったうえで、この法案を推し進めているのは、他の誰でもない現政権なのだという当たり前の事実を、我々は認識すべきだと思います》
https://twitter.com/RyuichiYoneyama/status/1103544190900695040
弁護士の伊藤雅浩も呟く。
《まさか。。保護されるべき権利者の反対を押し切る理由がわかりません。意地やメンツの問題ならば、失うもののほうが大きいでしょう》
https://twitter.com/redipsjp/status/1103447455033569280
楠正憲も呟く。
《将来に禍根を残す判断。政治論というけれど、民主主義を多数決とでも勘違いしてるんだろうか?》
https://twitter.com/masanork/status/1103423074437742593
「夜遊びの経済学」で知られる木曽崇は、こんなツイートを投稿しているが、その気持ち、わかる。
《俺、研究や調査の為に色んな画像をダウンロードするし、企画書を作るのにも画像をやっぱりダウンロードするけど、それすらも『これ違法かもしれない』って思いながらやんなきゃいけないのか?ナントモ馬鹿馬鹿しい話》
《ちゅうかさ、そもそも知財戦略というのは知財をどう国力の増進に繋げて行きますかって論議をする場だったハズなのに、画像ダウンロード違法化だの何だのと、国力増進どころか、あらゆる分野で活力の萎縮が始まるような法制が出てきて、もはや冷笑しかない》
https://twitter.com/takashikiso/status/1103489146780213248
https://twitter.com/takashikiso/status/1103488167951265792
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3)【本日の一行情報】(岩本太郎)
◎朝日新聞デジタルの3月6日「講談社の元編集次長に懲役11年判決 妻殺害を認定」は、こう書いている。
《弁護側は、妻が寝室でもみ合いになって一時的に失神して失禁した後、階段の手すりにかけた衣服で首をつって階段から落ちたと、自殺を主張していた。判決は、尿の量からすれば短時間での意識回復は考えにくいうえ、階段に尿の痕がないのは不自然だと指摘。自殺を装うため、被害者を階段の下に移動させ、「隠蔽工作」したと判断した》
https://www.asahi.com/articles/ASM365QZQM36UTIL06X.html
◎茨城県守谷市長の松丸修久が『フライデー』2017年4月28日号に掲載された記事で名誉を傷つけられたとして講談社に1100万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は同社に165万円の賠償を命じる判決を言い渡した。
同記事では松丸が過去に社長を務めた建築会社をめぐり官製談合が行われている旨を報じていた。『フライデー』編集部は控訴を検討する意向を表明。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190305-OYT1T50281/
◎デザイン専門誌ながら、乃木坂46や『おそ松さん』の特集も組んだりするなど独特な編集方針で知られた月刊誌『MdN』が6日発売の4月号で休刊。1989年の創刊以来、ほぼ「平成」と重なる30年の歴史に幕を閉じた。編集長の本信光理が『CINRA.NET』によるメール取材に応じ、休刊に際しての自らの思いをこんな具合に語っている。
《休刊の情報はヤフーニュースのトップになったり、SNSでの反応もすごかったと聞きます。自分が長年関わった雑誌が、後年は編集長として携わった雑誌の休刊がニュースになるということは、少なくともMdNは無視してもいいような存在ではなかったんだな、と思いました》
《(休刊については)いろいろな事情が交差して、そうなったという感じです。
誤解されたくないのが「自分は続けたかったのに会社が休刊を言い渡した」みたいなヒリヒリした状況ではなかったということです。時代の流れの中で、いろいろ話し合いの結果、自然にそこに着地しました》
https://www.cinra.net/column/201903-mdn
◎神田神保町の三省堂書店本店に働く「カリスマ書店員」として知られる新井見枝香が、ニッポン放送で3月10日の19時より放送される特別番組『書店員・新井のラジオ』でラジオパーソナリティに初挑戦することになった。ゲストには先に『1R1分34秒』(新潮社刊)で第160回芥川賞を受賞した作家の町屋良平が出演する。
http://www.1242.com/lf/articles/162151/
新井の前には、三省堂有楽町店でカリスマ店員だった小松崎敦子がいた。2012年に白血病で亡くなっているのだが、中森明夫や『出版人・広告人』連載の瀬尾健(たぬきち)が小松崎のことを書いている。
https://twitter.com/kuchinawa
http://tanu-ki.hatenablog.com/entry/20120822/1345640922
◎医学・薬学関連専門書の版元として、月刊誌『医薬ジャーナル』や『化学療法の領域』のほか書籍の発行も手掛けてきた医薬ジヤーナル社が3月1日に事業を停止。事業継承の失敗や、主力購読先である製薬会社からの購読減少などにより経営が悪化。取引先に対する支払いが滞納するなど、資金繰りが逼迫していたという。今後は破産申請に向けた準備を進めるそうだが、定期購読者や書籍執筆者を中心に債権者が数千人にのぼる見通しで、2カ月後を目処に代理人弁護士事務所のホームページに経過や見通しを発表する予定とのこと。
http://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20190305_4.html
◎丸善出版が発行している物理科学雑誌『パリティ』が4月25日発売の5月号で廃刊。アメリカ物理学協会が発行する『PHYSICS TODAY』との提携の下、同誌からの翻訳記事と日本側独自の記事とで構成されていた。1985年の創刊以来編集長を務めてきた物理学者の大槻義彦が『WEBRONZA』に廃刊に際して手記を寄せている。
https://webronza.asahi.com/science/articles/2019022500006.html
◎今春の採用予定者数がわずか2名となったことが先に話題を呼んだ産経新聞社が『ハフポスト日本版』の取材に、次の2020年春入社予定者については「採用を実施しない」と回答。同社広報部は《採用は今秋から新しい考え方に基づいて実施します。詳しくは9月の説明会でご案内します》とコメント。今月13・14日に開催予定だった会社説明会も既に延期が発表されたらしい。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/sankei_jp_5c7f247ce4b020b54d7fde27
もしかすると、いよいよ……まさか……。
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4)【人事】白泉社 3月1日付
〈組織の変更〉
(1)kodomoe編集部を新設する。kodomoe編集を置く。
(2)経理部情報システム準備室を改称し、情報システム室とする。
(3)第2編集部に花ゆめAi編集を新設する。
〈役員・役員待遇担務委嘱変更〉
柳沢 仁
新:役員待遇 kodomoe編集部担当 兼 kodomoe編集部部長(宣伝部広報課課長兼務を解く)
旧:役員待遇 宣伝部・MOE編集部・出版部担当 兼 宣伝部・MOE編集部部長 兼 宣伝部広報課課長
〈昇任および所属変更〉
川又 弘之
新:宣伝部部次長 兼 広報課課長
旧:宣伝部宣伝課課長
森 綾子
新:kodomoe編集部部次長 兼 kodomoe編集長
旧:MOE編集部kodomoe編集長
町田 毅郎
新:経理部部次長
旧:経理部経理課課長
塚田 浩文
新:販売部販売1課課長
旧:販売部販売1課課長代理
松谷 佳子
新:経理部経理課課長 兼 情報システム室室長
旧:経理部経理課課長代理 兼 情報システム準備室室長代理
田中 理奈子
新:宣伝部宣伝課課長
旧:宣伝部宣伝課課長代理
増井 章人
新:総務部総務課課長
旧:宣伝部宣伝課課長代理
中島 英貴
新:デジタル事業部 デジタル営業課課長代理
旧:デジタル事業部 デジタル営業課副課長
槇野 晃子
新:制作部制作課副課長
旧:制作部制作課主任
岡崎 綾子
新:宣伝部宣伝課副課長
旧:第2編集部LaLa編集主任
渡邉 彩子
新:第2編集部メロディ編集主任
旧:第2編集部メロディ編集
〈所属変更〉
田野倉 伸
新:経理部部長(情報システム準備室室長兼務を解く)
旧:経理部部長 兼 情報システム準備室室長
安藤 三四郎
新:キャラクタープロデュース部部次長(キャラクタープロデュース室室長兼務を解く)
旧:キャラクタープロデュース部部次長 兼 キャラクタープロデュース室室長
岩切 健太
新:第2編集部部次長 兼 花ゆめAi編集長
旧:第2編集部部次長 兼 メロディ編集長(電子版担当)
亀嶋 淳司
新:コンテンツビジネス部 コンテンツビジネス課課長
旧:総務部総務課課長
井手 優美
新:キャラクタープロデュース部 キャラクタープロデュース室室長 兼 マンガPark編集長
旧:キャラクタープロデュース部 マンガPark編集長
平澤 泰生
新:第1編集部花とゆめ編集
旧:販売部販売1課