Index------------------------------------------------------
1)【記事】子宮頸がんワクチン「捏造」報道訴訟をめぐって
2)【記事】萩原健一 追悼ツイートを探して
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2019.4.1 Shuppanjin
1)【記事】子宮頸がんワクチン「捏造」報道訴訟をめぐって
最初に読んだのは、この記事。「NHK WEB NEWS」の「ワクチン研究の記事で名誉毀損 出版社側に賠償命令 東京地裁」には、出版社の名前は「ウェッジ」と書かれていたが、記事の執筆者の名前は書かれていなかった。
「子宮頸がんワクチンの研究をめぐって、3年前に信州大学の当時の医学部長が行った研究をねつ造だと報じた雑誌の記事について、東京地方裁判所は名誉を傷つけたとして、出版社側に対し、330万円の賠償や謝罪広告の掲載を命じる判決を言い渡しました。
信州大学の医学部長を務めていた池田修一特任教授は、3年前に子宮頸がんワクチンの研究をめぐってねつ造を行ったとする記事が月刊誌とインターネットに掲載され名誉を傷つけられたとして、東京千代田区の出版社『ウェッジ』や、記事の執筆者などを訴えていました」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190326/k10011861621000.html
讀賣新聞オンラインの3月26日付「月刊誌『ウェッジ』名誉毀損で330万賠償命令」には「記事の執筆者」の名前が村中璃子と書かれていた。
「月刊誌『Wedge(ウェッジ)』の記事で、子宮頸がんワクチンの副反応に関する研究結果を捏造と指摘され、名誉を傷つけられたとして、池田修一・元信州大教授が発行元の『ウェッジ』(東京)と執筆者のジャーナリスト・村中璃子さんらに1116万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は26日、被告側に330万円の支払いと謝罪広告の掲載、インターネット上の記事の一部削除を命じた」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190326-OYT1T50248/
裁判で争われたのは、「Wedge」2016年7月号に掲載された「研究者たちはいったい何に駆られたのか 子宮頸がんワクチン薬害研究班 崩れる根拠、暴かれた捏造』と、ウェブメディア「WEDGE Infinity」に掲載された「子宮頸がんワクチン研究班が捏造 厚労省、信州大は調査委設置を」という二本のきじであった。
「Japan In-depth」は「HPVワクチン名誉棄損訴訟判決 被害者は誰だ?」で、この裁判のアウトラインを次のように書いている。
「2016年3月16日、池田修一氏が、『子宮頸がんワクチンを打ったマウスだけに脳に異常な抗体が沈着して、海馬の機能を障害していそうだ』『明らかに脳に障害が起こっている。ワクチンを打った後、こういう脳障害を訴えている患者の共通した客観的所見が提示できている』と説明する映像が TBS『NEWS23』で全国放送された。これに対し村中璃子氏は、月刊誌Wedgeに『子宮頸がんワクチン薬害研究班 崩れる根拠、暴かれた捏造』と題した記事を寄稿。関連記事も合わせて、池田氏の発表を『捏造』だと主張した。対して池田氏は、意図的な不正はしていないと主張し、約1100万円の損害賠償や謝罪広告の掲載などを求めて提訴。村中氏は、スラップ訴訟だとして反訴していた」
「Japan In-depth」の裁判に対するメディアとしての見解も記事の最後で述べられている。
「会見に参加した記者からは、被告側の『HPVワクチンの安全性の主張』と裁判の『捏造の断定は当たらない』という判決がかみ合っていない、との指摘があった。また、海外紙の記者からは今回の判決がHPVワクチン反対派に利用されることへの懸念も述べられた」
この裁判には「HPVワクチン」をめぐっての「政治」が絡んでいるであろうことは、こうした記述から想像するに難くない。
https://japan-indepth.jp/?p=44879
元陸上自衛隊医官にして参院選挙に出馬した経験を持つ中村ゆきつぐは自らのブログに「村中璃子氏敗訴 科学的にものすごく問題でも故意じゃなければ『捏造』とは言えない」をエントリしている。恐らく中村はHPVワクチン賛成派なのだろう。
「科学的にはどれだけ間違いでも、みんなが納得する雰囲気を作れば司法はその間違いを正しいと決定するというものです。
科学的にあまりにもおかしなことがテレビで流され、こんな立派な先生がそれこそこんな稚拙な実験を純粋に間違って行うはずはないと思い、きっと『捏造』だと少し取材不足(司法から考える)の状況で記事を書いたら、
>『不正』『捏造』という言葉は、研究者生命を絶つようなものだ
と自分の身分保証のために池田氏から裁判をおこされ、村中さん達が敗訴したといったところでしょうか」
http://blog.livedoor.jp/dannapapa/archives/5040100.html
記事を執筆した村中璃子がツイートしている。
「故意じゃないと捏造とは言えないからではなく、故意かどうかを被告側が証明しなければならない司法制度だからだと思う。他のメンバーは『全員N=1を知っていました』と答えているのに、池田さんだけが『知らなかったもん』と言ったから池田さんは故意じゃないという判決」
https://twitter.com/rikomrnk/status/1111010897198231554
守れる命を守る会が「科学的言論を封じる名誉棄損訴訟判決に対する見解」を発表している。その内容も村上が全文をツイートして紹介している。
「1.同裁判は、科学の問題を名誉棄損の問題にすり替えた裁判であり、当会の科学者・医師たちはこのような行為を容認できない。
2.同裁判は、司法を悪用して科学不正を隠蔽し、科学的言論を封じるためのものであり、当会の言論に関わる者たちもこのような行為を容認できない」
「3.同判決の内容と、子宮頸がんワクチンの安全性は全く関係がない。子宮頸がんワクチンの安全性は確立しており、WHOも接種を強く推奨している。WHO は今年 1 月、反ワクチン運動を『国際保健上の脅威』に挙げ、特に反子宮頸がんワクチン運動対策を強化して子宮頸がんの撲滅に取り組むと宣言した」
「4.同判決に関わらず、真実は一つである。池田氏の発表は『マウス 1 匹(N=1)』の結果に基づくものであり、池田氏が厚労省の成果発表会および TBS『NEWS23』で示したマウスの脳切片は『ワクチンを接種していない』マウスのものであった」
「5.池田氏の『子宮頸がんワクチンを打ったマウス』『患者の共通した客観的所見が提示できている』というのは存在しない事実である。広辞苑にある捏造の定義『事実でないことを事実のようにこしらえて言うこと』に該当し、一般的な意味においても捏造である」
「6.同裁判では、柳沢正史氏(筑波大学教授、ノーベル医学賞・生理学賞候補)、吉川裕之氏(茨城県立中央病院院長、HPV ワクチン開発でノーベル賞受賞の独ハロルト・ツア・ハウゼン医師に師事)野田起一郎氏(元近畿大学学長・医学部長)も池田氏の発表を『捏造』と評価する意見書を提出している」
「7.2018 年ノーベル賞受賞の本庶佑氏は、当会および村中璃子氏の支援者であり、池田氏が名誉棄損だと訴えた村中氏の記事を高く評価している。日本医師会会長の横倉義武氏も日本産婦人科医会会長の木下勝之氏も村中氏の支援者である」
「8.池田氏の発表により国民は騙された。そのことに憤る国民は多数おり、ワクチン接種に関する誤った判断を下し、子宮頸がんからワクチンで守られる機会を失った日本人女性も数知れない。同会にもたくさんのメッセージが寄せられている(当会HPに『署名に寄せられたメッセージ』として計 870 を掲載)」
「9.信州大の本調査委員会による調査結果の発表(2016年11月15日)では、実験が予備的なものであると知りながら断定的な発表を行い、世間に大いなる誤解を与えた事実に関する責任は重いとして池田氏に猛省を促し、再現実験と発表の修正を求めた。しかし、」
「2年以上たった今に至っても、再現実験の報告も、発表の修正の報告も目にしない
10. 厚労省も 2016 年 11 月 24 日、『不適切な発表によって国民に誤解を招く事態となったことについて、池田氏の社会的責任は大きい』との見解を発表している」
「11.メディアには、科学的に誤った情報を国民に広げ、その不正な行動を隠蔽するために訴訟を用いている池田氏の主張に惑わされることなく『国民に正しいメッセージを届ける』ことを強く願う。被告原告の主張の両論併記ではなく、『国民に届けるべきメッセージが何であるか』をよく考えた報道を願う」
「メディアには、誤った情報に惑わされず、科学的に正しい情報を見極め、選択し、それを国民に届ける責任がある」
https://twitter.com/rikomrnk/status/1110809086713565184
https://twitter.com/rikomrnk/status/1110809088357748736
https://twitter.com/rikomrnk/status/1110809089410514944
https://twitter.com/rikomrnk/status/1110809090396209152
https://twitter.com/rikomrnk/status/1110809092577067009
https://twitter.com/rikomrnk/status/1110809093596499969
https://twitter.com/rikomrnk/status/1110809094711963648
https://twitter.com/rikomrnk/status/1110809095869788166
https://twitter.com/rikomrnk/status/1110809096897396737
https://twitter.com/rikomrnk/status/1110809099485302784
https://twitter.com/rikomrnk/status/1110809100483551233
村中璃子は「判決へのコメント」をnoteに発表している。こう書き出されている。また、英文でも表記されていることも伝えておこう。
「この度の裁判では、池田氏が『子宮頸がんワクチンを打っていないマウス1匹』の実験結果をもって、子宮頸がんワクチンに関するフェイクニュースを流布したという事実に関わらず、『N=1とは知らなかった』『捏造ではなく他の研究者の実験結果の引用』などとする原告の言い訳を受け入れ、公共性と科学を無視した判決が下されたことを残念に思います」
https://note.mu/rikomuranaka/n/n381db08dab27
こう書く村中だが、2016年6月29日の段階ではフェイスブックに投稿した文章で法的に捏造と認めさせることは難しいかもしれないと書いていることも知っておかねばなるまい。
「法的に捏造と認めさせることは難しいかもしれません。予備的な実験だった、はっきりしたことは言ってない、チャンピオンデータが出てしまっただけ。いくらでも言い訳ができることは知っています。そういった言い訳はA氏から何度も聞きました。他の言い訳も色々聞きました。
ただ、では、この実験内容をもって、子宮頸がんワクチンの薬害が立証されたかのようなデータを造ろうという『捏造の意図』が無かったと本当に言えるのか。
医師でありジャーナリストであるという特殊な立場から、私はこの問いを、不正の判定をする専門家でなく、むしろ『子宮頸がんワクチンは危ない』とさんざん聞かされてきた読者の方に問いたいと思いました。
だから、専門誌ではなく、専門家にも一般読者にも読まれる一般誌に書きました」
https://www.facebook.com/rikomuranaka/posts/1198304530214528
「BuzzFeed News」の「HPVワクチン『捏造』報道の名誉毀損訴訟 村中璃子氏らが全面敗訴」で岩永直子は次のように書いている。岩永は讀賣新聞の出身であり、「ヨミドクター」編集長もつとめていた。
「この研究については、厚労省が『池田氏の不適切な発表により、国民に対して誤解を招く事態となった』と異例の見解を公表する事態となったが、当初の予定通り、2018年度末までこの池田班の研究は続行された。
さらに今年度から3年間、池田氏が主任研究者として行う『HPVワクチン接種後に生じた症状に対する診療体制の整備のための研究』が、厚労省に新たに認められたことも明らかにした。」
「一方、村中氏側の代理人弁護士や裁判を支援していた『守れる命を守る会』も判決後に記者会見を開いた。
同会代表の産婦人科医、石渡勇氏は、『科学の問題を名誉毀損の問題にすり替えた裁判であり、当会の科学者・医師たちはこのような行為を容認できない』などと判決を強く批判した。
その上で、『判決の内容と子宮頸がんワクチンの安全性はまったく関係ない。子宮頸がんワクチンの安全性は確立しており、WHOも接種を強く推奨している』とHPVワクチンの評価とは関係ないことを強調した」
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/ikeda-muranaka-hanketsu
この記事に対して、次のようなツイートが投稿されていた。
「わっかりにくい記事だなあ… 名誉棄損をしてまで子宮頸がんワクチンが安全で有効だとする村中を庇いたいがためにとても読みにくい文章になっているように感じる。こういうとこBuzzfeedは信用ならんのだよ」
https://twitter.com/v1s3_ry/status/1110539924908892160
岩永直子もツイートしている。
「この判決が出たからと言って、HPVワクチンの安全性や有効性が揺るぐことはありません。取材や記事で使った表現が適切だったかということが争点です」
「個人的に今日の取材で一番驚いたのは、厚生労働省が再び、池田修一氏を主任研究者とするHPVワクチン接種後症状の診療体制の研究について3年間の研究費を認めたということ。つまり、厚労省は池田氏の研究を評価したということなのでしょうか?」
「一つ言わせて頂きたいのは、医学や科学にも専門性はあるわけですが、報道にもそれはあるんだということ。医療者のコメントを見ていると、記者の仕事を舐めてないかと思う。裏付け取材って手間も技術も必要なんですよ」
https://twitter.com/nonbeepanda/status/1110477248086171649
https://twitter.com/nonbeepanda/status/1110489073989222400
https://twitter.com/nonbeepanda/status/1110539222581018624
「BuzzFeed News」の千葉雄登もツイート。
「捏造だとする報道に十分な証拠がないとする判決。誤解をしないために注意しなければいけないのは、あくまでHPVワクチンの評価とは関係がないということ」
https://twitter.com/ForzaYuto/status/1110541686067757056
「BuzzFeed Japan」創刊編集長の古田大輔もツイート。
「HPVワクチンをめぐる訴訟で村中氏が敗訴しましたが、これはワクチンが危険だと裁判所が認定した訳ではありません。争点はそこではなく、記事で『捏造』と指摘した根拠」
https://twitter.com/masurakusuo/status/1110487495626481667
テレビで薬害C型肝炎に関する調査報道で「新聞協会賞」「米ピー・ボディ賞」等を受賞し、「やってはいけない歯科治療」(小学館)や「バリウム検査は危ない」(小学館)などの著書を持つ岩澤倫彦は、村中璃子を徹底的に批判するツイートを次々に投稿している。
「通称・村中璃子は、東京地裁に対しても、最後まで実名を明かさなかった。
原告側弁護団が独自に調査して、東京地裁に通告して、判決文には本名が記された。村中璃子の社会通念から逸脱した姿勢には呆れる」
「村中璃子を反ワクチン運動と闘う象徴のように称える風潮が、日本の医療界にはある。
しかし、村中璃子の記事は、司法を納得させるファクトはなかったということだ」
「東京地裁の法廷には、村中璃子やウェッジ元編集長の姿はなかった。
司法に対しても本名を明かさないジャーナリスト。自らの言説に責任を持たない人間の姿勢だ」
「池田修一氏は、記者会見で、HPVワクチンの有害事象に関する研究成果については言及を避けた。
私の取材に対して、進行中の国賠訴訟に影響を与えたくないと池田氏は語った」
「自称・村中璃子は、池田修一氏の研究を繰り返し『捏造』と断罪。その結果、池田氏は信州大学副学長を辞任、研究者としての評価は地に堕ちた。
そこまで追及するなら、芸名でカモフラージュするのではなく、リスクと責任をもって臨むべきだろう」
「『研究を曲解して報道したTBS23をなぜ名誉毀損で訴えなかったのか?』
記者会見では、池田氏に対してこんな質問がでたが、それは村中璃子に向けられるべきものではないか」
「村中璃子は、基本的な裏ドリすらしていないことが、裁判で明らかになった。
ジャーナリストの真似事はやめて、医師として情報発信すれば良い」
「『反ワクチン』には、『反日』というレッテル貼りが好きな連中と同じマインドを感じる。
人間はそんなに単純ではない。
インフルエンザワクチンは打つけれど、HPVワクチンには疑問を感じる人がいても不思議ではない」
「HPVワクチン接種の対象となる子供を持つ親の立場からすると、『有害事象』の原因解明や治療体制は不十分だと感じる。池田修一特任教授の研究が、実際に役立つか未知数であるが、専門外の医師が中傷したり、妨害する行為は慎むべきだ」
「HPVワクチンに何らかの疑問を呈したり、有害事象の研究をする医師に対して、『反ワクチン』というレッテルを貼って攻撃する行為は虚しい限りだ。
不毛な対立を深めて、子宮頸がんから命を守るという目的は、置き去りにされている」
https://twitter.com/michiiwasawa/status/1110456175521193984
https://twitter.com/michiiwasawa/status/1110457813065564160
https://twitter.com/michiiwasawa/status/1110458528869703681
https://twitter.com/michiiwasawa/status/1110459823944941569
https://twitter.com/michiiwasawa/status/1110461419311382529
https://twitter.com/michiiwasawa/status/1110463709816582145
https://twitter.com/michiiwasawa/status/1110490686015455232
https://twitter.com/michiiwasawa/status/1110512521486622725
https://twitter.com/michiiwasawa/status/1111228408107696128
https://twitter.com/michiiwasawa/status/1111237161242681346
岩澤倫彦のキャリアも踏まえておこう。
https://www.michi-iwasawa.com/profileworks
これもまた岩澤倫彦のツイート。
「『あと、どのくらい子宮を掘り続ければいいんですか』
村中璃子の著書『10万個の子宮』は、北大・産婦人科医の棘のような言葉で始まる。
しかし、櫻木範明・北大名誉教授は『『取る』と発言した、掘るとは述べていない』と抗議声明を出した。
『捏造』という言葉は、このような行為に相応しい」
https://twitter.com/michiiwasawa/status/1111525576202833921
「新復興論」(ゲンロン)で大佛次郎論壇賞を受賞している小松理虔は次のようにツイートしている。
「科学的には正しいのだから多少強引にものごとを進めてもいいということにはならないし、そういうものを広めるからこそ手続きは慎重にということがここ数年抜け落ちている気がするなあ」
https://twitter.com/riken_komatsu/status/1110653080222097408
小説家の瀬川深は小児科医でもある。瀬川は村中を批判している。
「はっきり言って村中璃子という御仁、医師を名乗るには業績が不明瞭、ジャーナリストを名乗るには取材方法がデタラメ、そのくせワクチン会社との利益相反については疑惑濃厚。しかしこういう立場を全て曖昧にしたまま言質を取られにくいネットで放言と攻撃を続ける点、卑怯としか言いようがない」
https://twitter.com/segawashin/status/1111428371014017025
東京新聞の佐藤圭からすれば「当然の判決」なのだそうだ。
https://twitter.com/tokyo_satokei/status/1110456374641594368
村中璃子の記事が発表された2016当時、上昌広(医療ガバナンス研究所 理事長)は「子宮頸がんワクチン研究班捏造問題を報じぬメディアの罪」を「Japan In-depth」に発表している。
「では、ウェッジのレポートを各紙はどう扱っただろうか。重要なのは、池田氏の発表が不適切であったことが判明したあとのマスコミの対応だ。残念ながら、ウェッジのレポートが発表されてから一週間の6月24日現在、テレビ・新聞はどこも報じていない。
知人の医療を専門とする全国紙の記者に聞いたところ、『社内で揉めている。このことを書きたい記者がいるが、被害者サイドにたつ記者が書かせないようにしている』と言われた」
https://japan-indepth.jp/?p=28632
今回の判決について上昌広はnoteに発表した村中の文章も踏まえて、こうツイートしている。
「訴訟結果を見ました。村中さんのいう通りです。池田先生の主張は科学的に不適切です」
https://twitter.com/KamiMasahiro/status/1110437272288002048
「原発事故と科学的方法」の牧野淳一郎が2016年当時、次のようにツイートを連投していた。牧野の「本業」は天文学者である。
「村中氏の記事は、おそらく『TBSの報道での編集された池田氏の発言』を『池田氏の主張』としたものであろう。発言を切り貼りして順序を変えれば色々できちゃうわけで」
https://twitter.com/jun_makino/status/748534863351812096
田中康夫の「子宮頸がんワクチン『薬禍』をめぐる神学論争の前に雇用をも生み出す検診の徹底を!」は「サンデー毎日」2016年5月1日号に掲載された文章だが、田中は「因果関係を否定し続けた水俣病の悲劇を繰り返さぬ『勘性』こそ『脱・非社会学、脱・非科学』の書き手に求められるでありましょうに…」と結んでいる。
http://www.nippon-dream.com/wp-content/uploads/mainichi_023.pdf
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2)【記事】萩原健一 追悼ツイートを探して
斎藤耕一の「約束」を見てから、10代の私は年下の女性に対する興味を失くしたと言って良い。「約束」で年下の男を萩原健一が演じ、岸恵子が年上の女を演じる。それ以来、銀幕を飾った萩原健一の映画は総て見て来たはずだ。ダメな男を演じさせたら天下一品だった。神代辰巳と組んだ「アフリカの光」が描き出す北の国の漁村の寒々とした風景は、その後、私の脳裏で生き続けることになる。そんな萩原健一が亡くなっていた。朝日新聞のこの記事を書いた記者は映画史的な常識をものの見事に欠落させてしまっているようだ。「アフリカの光」を全く無視しているではないか。
「映画では72年の『約束』などに続き、74年に『青春の蹉跌』に主演する。上昇志向の強いエリート大学生を冷徹に演じ、キネマ旬報男優賞を受けた。神代辰巳監督とはこの後も『もどり川』『恋文』『離婚しない女』などでタッグを組んだ」
https://www.asahi.com/articles/ASM3X7FN6M3XUCLV019.html
SNSのタイムラインから萩原健一を追悼する投稿を探してみた。
「たったワンシーン、暴力団組長役の特別出演を頼んだことがあった。当日、現場にきたショーケンの顔を見てビックリ!なんと役づくりに眉毛を全部剃ってきたのだ。偉く迫力あり過ぎの顔につい笑ってしまった。それを激怒したショーケンは何だか可愛かった」(映画プロデューサー 奥山和由)
https://twitter.com/teamokuyama2017/status/1111397492271149056
「30年前、この世界に入って初の連ドラ刑事もの #あいつがトラブル ショーケンさんが現場に入ると、ある種の緊張感が張り巡らせられる。皆集中力も高まり手など抜けない。あの頃が懐かしいと同時に表現者としてのショーケンさんと過ごせた事を決して忘れない。ご冥福をお祈りいたします」(俳優 宍戸開)
https://twitter.com/quai44/status/1111841946744422400
「いま、ショーケンが亡くなったというニュースが飛び込んできた。私の敬愛する俳優だった。突然過ぎて、ショックで、言葉が出てこない」(劇作家 山崎哲)
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2249926281735971
「悲しいね。ホントに悲しい。
『約束』『傷だらけの天使』『青春の蹉跌』など、みんなよかった。
えんやーとっと、えんやーとっと、暗く呟く声が聞こえてくるな。
塀の杭を触れながら歩いて、一本とばしたら、戻って触り直して、また歩いた。
捕まって出てきたとき、追いかけるマスコミに、クルマの窓から半身を乗り出し、
『喋ってねえぞ!』と怒鳴った!
そこで芋づるは止まった。
いかしてたな!」(福井紳一)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1509420595854603
「思い出した、どこぞのイヴェントの折、会場裏に停めた車で休んでいると、フロントウインドウ越しにショーケンが近づいてくる、窓をあけると、窓枠に両肘をつき身を乗り出すようにしゃがみ込み、『この前さ、革マルが来て(内容忘れた)…なので、いろいろ言いあいになったが、説教して帰らせたよ』と言うので内心(おまえなんかにあの頭でっかちの革マルを論破出来るわけないだろ)と思いつつ『へえ、革マルを言葉で言い負かしたのか、そりゃスゲエや』と返すと、ニコっと笑みを返し、何とも満足気に小さく手を振って視界から消えていった♪
そうとう自慢したかったんだな、と今度は心で笑みを返しながら憎めないやつだと好感度が上がっていったのだったw」(頭脳警察 PANTA)
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1519487128184286&set=a.111699862296360&type=3
「日活の撮影所入口から真っ直ぐの道を歩いていくと材木が積んでありそこにショーケンが一人で腰掛けていた。私を見ると満面の笑みを浮かべてこんにちはと言ってきたので私もこんにちはと返答。その笑顔があまりにも可愛らしく今でも覚えている。この笑顔は嘘をつかない顔。萩原健一さん68歳は早過ぎ」(漫才師 内海桂子)
https://twitter.com/utumikeiko/status/1111613853631021056
「かつての友人達(今もそうだけれど)が次々逝去します。樹木さん、裕也さん、ショーケンまで。3人共、会う回数は少なかったけれど、気持がスコーンと通じる人たちばかりだった。彼等との色んなエピソードがあります。そのうち」(美術家 横尾忠則)
https://twitter.com/tadanoriyokoo/status/1111515384446763008
「僕の『100Wの恋人』の歌詞にショーケンが出てくるのですが、勝手にお名前を使わせてもらって申し訳ないと思っていました。残念ですがショーケンがお亡くなりになりました。素晴らしい人生を送られたと思います。心からご冥福をお祈りいたします」(音楽家 鈴木茂)
https://twitter.com/s_shigeru_info/status/1111411622193426439
「大好きなショーケン…R.I.P.」(マンガ家 浦沢直樹)
https://twitter.com/urasawa_naoki/status/1111507572815613952
「この撮影が終わったら、入院するんだよとおっしゃっていたのを思い出します、、、炎天下の屋上で集中されていた姿は70年代に私が憧れていたショーケンに優しさも加わって素敵だなと見惚れておりました。音楽の話も楽しかった、悲しです」(女優 夏木マリ)
https://twitter.com/marinatsukides/status/1111277354515468288
「ショーケン、なんとも好きやったなぁ。カッコよかったなぁ。それでいて、役者バカのイメージもあって。GIST、グリベックが効かなかったんですかね。傷だらけの天使もよかったけど、前略おふくろ様もよかったなぁ。合掌」(浪速大学医学部病理学教授 仲野徹)
https://twitter.com/handainakano/status/1111265123186802690
「ショーケン、亡くなったのか。寂しくなるな。同じ学年だったんだよね。だから、ずっと聴いて、見てきた。この国に、彼の居場所は、もうなかったんだ。今日は、この曲(註 「ブラックギロチン」)を聴いて追悼します」(小説家 高橋源一郎)
https://twitter.com/takagengen/status/1111263651598491649
「2017年4月16日の日比谷野音、サンボマスターのコンサートにスペシャルゲスト出演されたのが、私にとっての最後のショーケンになりました。お元気そうだったのに。合掌」(政治家 小池晃)
https://twitter.com/koike_akira/status/1111256700600762375
「えーっ、ショーケンまで? あんまり連れていかないでよ、平成」(文芸批評家 豊崎由美)
https://twitter.com/toyozakishatyou/status/1111254899927375872
「あああだな。あああ。それしか声がない。つくづく平和ってえのは生き辛えや。なあ兄弟。あああ」(小説家 矢作俊彦)
https://twitter.com/orverstrand/status/1111270239138832385
「井上堯之さんに続き、萩原健一さんもいなくなってしまった。グループサウンズに始まり『傷だらけの天使』や様々な映画にドラマで、自分の十代に少なからず、いやとても大きな痕跡を残してくれた人たちでした。もしかしたらいつか会えるかもと思っていたのですが・・・。PYGの写真貼っておきます」(音楽家 大友良英)
https://twitter.com/otomojamjam/status/1111355011848499200
「萩原健一はワイルドなイメージがあるが、俳優としては『弱さ』が魅力だった。『太陽にほえろ!』で沢田研二を射殺して泣きじゃくって『ごめんなさい』と謝り、『傷だらけの天使』で弟分水谷豊を捨てて逃げる。日本のジェームズ・ディーンだった」(映画評論家 町山智浩)
https://twitter.com/TomoMachi/status/1111329150294355968
「嘘だろ!
ショックで言葉が出ません。
埼玉出身のあなたにずっと憧れてロックを歌ってきました。
萩原健一さんご冥福をお祈りします。今まで夢を有り難う」(音楽家 ダイアモンド☆ユカイ)
https://twitter.com/diamondyukai/status/1111257436000841729
「ショーケンについて、『今の時代には出てこないタイプのスター』って言ってるけど、そりゃお前らが潰すからだろって、思う」(フリーライター アダルトメディア研究家 ミュージシャン 安田理央)
https://twitter.com/rioysd/status/1111410237683073025
「RIP
青春をショーケンと一緒に過ごしました。
あんなかっこいい青年をあれからまだ見ていません。
発想すること、仕事の姿勢など確実に私達を変えた革命的な俳優でした。
可愛くていけない魅力的生き者でした。
同じ時代に生まれ、同じ時間を過ごせた偶然に感謝。ありがと。
海」(女優 桃井かおり)
https://www.instagram.com/p/BvlxRLMFxqT/
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3)【本日の一行情報】
◎日経は3月26日付で「アップルが定額制ニュース配信 米で波紋、一部反発も」を掲載している。
「例えばWSJは電子版サービスに月40ドル弱を課金している。アップルの定額制ニュース配信サービスへの参加によって自社サービスの解約も予想される。だが世界で14億台が稼働中とされるアップルのエコシステム(生態系)に加わることで、自力では開拓できなかった読者層にもアクセスできるようになると判断したもようだ。
一方で、米メディアの報道によるとアップルはニュース配信サービスから得られる収入の5割の取り分を主張しているとされ、一部の交渉相手から反発も招いているもようだ。電子版サービスで米国最大の有料会員をもつ米紙ニューヨーク・タイムズのマーク・トンプソン最高経営責任者(CEO)はロイター通信の取材に対し、記事提供に否定的な考えを示している。」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO4292932026032019TJ1000/
◎海外旅行ガイドブック「地球の歩き方」を発行するダイヤモンド・ビッグ社は、360度VR映像も観ることができる公式動画チャンネルを3月28日に公開した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000010017.html
これがそうだ。
https://www.youtube.com/channel/UCC-W29_2WYpkHwh08ymuXfw
◎スポーツニッポンの3月26日付「『ゴロウ・デラックス』最終回ゲストは沢木耕太郎氏 異例のテレビ出演」は書いている。
「最終回の課題図書は沢木氏の新刊であるエッセー集『銀河を渡る―全エッセイ―』(新潮社刊)。この本は、沢木氏の代表作である累計600万部超の大ベストセラー紀行『深夜特急』の最終巻を書き終えた直後から執筆が始まったという、25年分のエッセーの集大成だ」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/03/26/kiji/20190326s00041000313000c.html
◎フジテレビジョンは、同社が運営する動画配信サービスFODで現在配信中の、FODオリジナル連続ドラマ「高嶺と花」を4月22日(月)から毎週月曜日24時55分より地上波放送する。PR TIMESはこう書く。「2014年12月より少女漫画雑誌「花とゆめ」(白泉社)にて大人気連載中の師走ゆき原作の年の差・身分差ラブコメディ漫画『高嶺と花』を実写化した作品です」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000863.000000084.html
◎「ハーバービジネスオンライン」が掲載する「官邸vs.ジャーナリズム――多くの記者たちが異例のデモ参加、問われるメディアのあり方」で志葉玲は次のように書いている。
「今年2月21日付けの『神奈川新聞』の記事で田崎基記者は、同月18日夕方に加盟社へ配信された共同通信記事から、削除された部分について暴露した。
その削除部分とは、“メディア側はどう受け止めたのか。官邸記者クラブのある全国紙記者は『望月さん(東京新聞記者)が知る権利を行使すれば、クラブ側の知る権利が阻害される。官邸側が機嫌を損ね、取材に応じる機会が減っている』と困惑する”というものだった。
つまり、政治家と良好な関係を保ち、記者は情報をもらう。そうした癒着を示す記事の核心部分は、配信直後に共同通信から記事配信を受けている加盟社からの『記事内容が誤解を招く』との求めにより、削除されたのだという」
https://hbol.jp/188771
「ハーバービジネスオンライン」を運営するのは扶桑社であり、資本的には産経新聞と兄弟のようなものだが、「ハーバービジネスオンライン」は鬼っ子なのだろうか。
◎樹木希林の文春新書「一切なりゆき」が3カ月で100万部を突破した。今年の文藝春秋の決算は黒字だろう。
https://bunshun.jp/articles/-/11098
スポーツ報知が「毎週重版が決定するという異例の事態」と書いている。
https://hochi.news/articles/20190327-OHT1T50089.html
デイリースポーツが指摘しているように「平成最後のミリオンセラー」になった。
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/03/27/0012186883.shtml
こっちも40万部突破か!宝島社の「樹木希林 120の遺言」。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000835.000005069.html
泥鰌は三匹いた!1976年に「婦人公論」で1年間続けられた樹木希林唯一の連続対談が「心底惚れた」として中央公論新社が書籍化したが、これも売れている。
https://www.j-cast.com/bookwatch/2019/03/19008802.html
いや、泥鰌は四匹!主婦の友社から3月30日(土)に発売となったNHK「クローズアップ現代+」+「知るしん」制作班による「樹木希林さんからの手紙」は発売前重版がかかり、10万部となった。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000902.000002372.html
◎「アエラドット」が発表した「『はるたん』田中圭が出版界の救世主になった理由」は「週刊朝日」のオンライン限定記事だ。
「ぴあ株式会社から刊行した3冊の本、写真集『R』、表紙を飾ったムック『銭湯男子』、女性ファッション誌『SODA』での人気連載をまとめたムック『銭湯と和菓子と田中圭(仮)』は、どれも重版がかかった。3冊目の『銭湯と~』にいたっては、あまりに予約数が多かったために、3月29日の発売前に重版が決まったという。
また、『AERA STYLE MAGAZINE』(朝日新聞出版刊行。奇数月24日発売)も、昨年9月発売号より、連続で表紙に起用しているが、田中が表紙になってからというもの3回連続で、予約数がアマゾンの『総合雑誌部門第1位』を記録している。『これまで総合雑誌部門で1位になることなどなかったので、驚いています。田中圭さん効果です』(副編集長・藤岡信吾さん)と喜びを隠せない。田中圭表紙は、今年11月発売号まで、6号連続で続く予定という」
https://dot.asahi.com/wa/2019032400022.html?page=1
◎幻冬舎は、累計18万部以上の「1分音読」シリーズの山口謠司の「1日3分 脳とのどを鍛える 音読落語」を発売した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000007567.html
◎集英社の月刊女性誌「MORE」5月号の付録に去年完売した「FURLAジュエリーポーチ》が再登場する。
https://more.hpplus.jp/morehapi/article/ayane/f-news/46424/3/
付録なしも増刊として発売するが、増刊には山崎賢人と吉沢亮が初登場する。映画「キングダム」(4月19日公開)で共演している2人である。
https://www.oricon.co.jp/news/2132378/full/
◎電通の社内シンクタンクである電通総研の所長に4月1日付で当社特命顧問の谷尚樹が就任する。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2019036-0328.pdf
◎JTBパブリッシングは、3月27日にeditor’s fav「るるぶキッチンASAKUSAエキミセ」を浅草にオープンした。2017年6月東京・赤坂、2017年10月京都・烏丸に続き、3店目の直営飲食店舗のオープンとなる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000342.000031978.html
◎「名探偵コナン」の劇場版第23弾「名探偵コナン 紺青の拳」(4月12日公開)と、シリーズ27作目となる「映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~」(4月19日公開)のコラボビジュアルが公開された。
https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1553742576
◎米Facebook社は「白人ナショナリズム」や「白人分離主義」を支持する投稿を禁止した。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/facebook-stand-against-hate_jp_5c9c275ae4b08c450cd10316
◎読売広告社は、激変する時代環境の中、今後、多様化する社会課題に対し、柔軟に対応できる人材の育成を目指し、日本女子大学と連携協定を締結した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000006104.html
◎KADOKAWAは、3月15日(金)に発売した澤村伊智の「予言の島」が販売好調のため発売5日での重版を決定した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000005695.000007006.html
◎講談社が「個人情報を含むパソコン紛失のお詫びとご報告」を発表した。パソコン内のデータとして、名刺情報等、数百件程度の個人情報を含むノートパソコンを都内で紛失してしまったそうだ。
https://www.kodansha.co.jp/upload/pr.kodansha.co.jp/files/pdf/2019/20190329hunshitsuHP.pdf
◎3月29日付朝日新聞デジタルの「イチロー引退に泣いたゴードン、感謝広告『愛してるよ』」は書いている。
「大リーグ、マリナーズのディー・ゴードン内野手(30)が28日付の地元紙『シアトル・タイムズ』に、21日に行われた今季開幕第2戦(東京ドーム)で、イチロー選手と抱擁した写真を大きく使った全面広告を掲載した。『THANK YOU, ICHIRO.』の見出しで、引退を表明したイチロー選手への惜別の思いをつづった」
https://www.asahi.com/articles/ASM3Y2P89M3YUTQP001.html
「引退する選手に対し、別の選手が惜別の広告を出すのは異例」だとも書いている。
◎貴景勝が大関昇進の伝達式で口上を述べるシーンを放送できなかったテレビ局があったそうだ。「J-CASTニュース」の「貴景勝の口上、テレ朝だけが... 大関昇進ニュースに起きた『異変』」によれば、「テレビ各社が伝達式で口上を述べる様子を伝えるなか、テレビ朝日はそれを『写真』で伝えた」とのことである。
「この背景にあるとみられるのが、テレビ朝日が18年2月7日に放送した貴乃花親方(当時)のインタビュー番組だ。当時のスポーツ各紙の報道によると、テレビ朝日は日本相撲協会に対して申請書類を提出しないまま放送に踏み切り、協会は肖像権を侵害されたとして反発。テレビ朝日は2月8日に開かれた『暴力問題再発防止検討委員会』の取材から締め出されたという経緯がある。このときの経緯が尾を引いている可能性がある」
https://www.j-cast.com/2019/03/28353861.html
◎ハズキルーペがフジテレビからCMを引き上げることになった。スポーツニッポンの「フジ幹部 『ハズキルーペ』CM引き上げ認める『提供が終了したというのは