【文徒】2019年(令和元)5月28日(第7巻91号・通巻1511号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】東京五輪観戦はSNS投稿禁止に大ブーイング!
2)【記事】日本雑誌広告協会が「電子雑誌広告ガイドライン」を発表(岩本太郎)
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2019.5.28 Shuppanjin

1)【記事】東京五輪観戦はSNS投稿禁止に大ブーイング!

朝日新聞デジタルの5月25日付「五輪会場、自撮り動画ダメなの? SNS投稿禁止に波紋」は書いている。
「2020年の東京五輪では、観客が競技会場で撮影した動画をSNSなどネットに投稿することが禁じられる。高額の放映権料を支払っているテレビ局の利益を守るためだが、『拡散も含めて五輪では』『自分を撮った場合の投稿は認めて』との声が上がる」
https://www.asahi.com/articles/ASM5Q7J9YM5QUTIL082.html
都銀やファームを経てフリーコンサルタント山田太郎前参議員公設第一秘書などをつとめてきた坂井崇俊が呟く。
「もう、何というのかヒドすぎてコメントすら出来ない」
https://twitter.com/takato1204/status/1132563638101745665
博報堂コピーライターの牧野圭太も呟いている。
「これに対しては、ただただ『バカなのかな?』という意見しかできないくらいバカになってしまう」
https://twitter.com/MAKINO1121/status/1132314289723695104
青羽玲音なる「中核派の活動家」もこの問題に関心があるようだ。
「なにからなにまで資本のためのイベントということ。金儲けと国威発揚がメインテーマだから、人民がそのイベントでどう楽しむかなんて制限するのが当たり前。オリンピックは今すぐ返上せよ!」
https://twitter.com/aoba_lain/status/1132267363829608449
ピースオブケイク CXO深津貴之の呟きに私は「異議なし!」である。
「これはアホっぽいなぁ… 拡散させるべきなのに…」
https://twitter.com/fladdict/status/1132158605078147075
電通第5CRプランニング局コピーライターの近藤雄介によれぱ…
「この世で撮影禁止なのは、オリンピックか東京六大学野球くらいか」
https://twitter.com/catapyLv53/status/1132233991120011264
しかし、怒りのツイートの多いこと、多いこと。こんな具合だ。
「やっちゃった。五輪会場、自撮り動画ダメ、、、。マーケティングより利権を大事に、お客さんより利権を大事に。なら五輪やるなよなぁー」
https://twitter.com/emolive_tokyo/status/1132214566916567041
東京オリンピック、勝手にやってよ!という空気が醸成されかねないのではないか? インターネットで申し込んだ決して安くはないチケットが当たったとして、SNS投稿禁止となれば、そりゃあ私だって怒るよな。

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2)【記事】日本雑誌広告協会が「電子雑誌広告ガイドライン」を発表(岩本太郎)

日本雑誌広告協会は24日、「電子雑誌広告ガイドライン」についての記者会見を東京・神田神保町の同協会会議室(出版クラブビル6階)で開催した。
このガイドラインは、なおも今後の成長が見込まれる電子雑誌広告の価値の向上と安定的な運用を図ることを目的に、そこに規定やルールを設ける場合の「基本的な考え方」について、同協会が昨年秋からタスクフォースを立ち上げたうえで策定を進めてきたものである。
当日は同協会より片桐隆雄理事長(マガジンハウス社長)のほか、前記のタスクフォースリーダーを務める講談社ライツ・メディアビジネス局の長崎亘宏局次長、企画委員会委員長を務める博報堂DYメディアパートナーズ・第一メディア統括の森紀一朗統括長補佐(兼戦略企画室室長)の3氏が出席のうえ説明にあたった。
(1)片桐隆雄理事長による挨拶
冒頭、まずあいさつに立った片桐理事長は「昨年度の当協会広告問題対策委員会の調査で紙媒体の電子版率は53.8%と全体の半数を超え、その在り方もSNSやアプリ、メールマガジンなど多様化している。そうした新たな市場環境の中、当協会としても電子雑誌広告を効果的な広告媒体として広告主にご活用いただくための第一弾として、関係する全当事者が把握できる統一ガイドラインを策定した」と、今回の施策の意義を強調した。
(2)森紀一朗・企画委員会委員長による説明
続いて進行役として説明に立った森委員長は、なぜ今こうしたガイドラインが必要なのかという点を中心に、スライドで資料等を示しながら解説した。日本の電子雑誌広告市場は2017年時点で約350億円(電通の2018年調査データによる)に達し、2020年には430億円(インプレスの予測)にのぼるとも言われている。ただ現状では雑誌や書籍のデジタル化が複数のプラットフォームに分かれた形で進んでいるほか、ポータルサイト上のマイクロコンテンツ等も電子雑誌の範疇とする捉え方もあるなど、その在り方は極めて多様化している。また、従来からの紙媒体に出自を持つ出版社と、デジタルメディアのプラットフォーマーとでは電子雑誌広告ビジネスを進めるうえでのシステムや考え方が様々な部分(価格決定権や利益率、台割管理、効果測定等々)において異なっている。広告主に対する説明責任をきちんと果たしていくためにも、その擦り合わせをいかに果たしていくかという点で「課題と山積みの状況」だと森委員長も語る。
そうした状況を鑑み、同協会としても一つの「基本的な考え方」を策定することで、新規参入を含めた電子雑誌広告のビジネスへの参入環境を整備する必要があると考えたわけだ。2018年9月には以下の運営体制・メンバーによる「タスクフォース」が同協会内部に設置された。
〈運営体制〉
企画委員会委員長:森 紀一朗(博報堂DYメディアパートナーズ
同副委員長:今泉 睦(電通
リーダー:
長崎亘宏(講談社
メンバー:
並河 圭(ADKマーケティングソリューションズ)
海老原 進(光社)
古賀 路(集英社) 
伊藤 真嗣(小学館
阿部 佳介(電通
藤川 修一郎(博報堂DYメディアパートナーズ
小濱 千丈(藝春秋)
以上のメンバー(社名50音順)のもと、広告業界団体や配信事業者、出版社へのヒアリング活動も行った末、今年3月にガイドラインが完成し、同協会内でも承認された。ただ、森委員長によれば「マイクロコンテンツの広告利用に関する問題など、積み残しの課題も残った」とのことで、今後の議論へと委ねる部分も多いとされた
(3)長崎亘宏・タスクフォースリーダーによる説明
次に説明に立った長崎亘宏・タスクフォースリーダーは今回のガイドラインについて、まず「取り締まるものではなくて、あくまでも自主運営です」と強調した。実際、ここには罰則規定もなければ、違反者に対して正すための強制力も持たされていない。これを業界関係者が全体として実務面において自主的に運用していくことにこそ主眼があると述べた。
そのうえで今回のガイドラインでは「電子雑誌の定義」に始まり、さらには「電子雑誌広告」に関する「定義」から「表現・倫理」「アカウンタビリティー」「入稿形態」「効果指標」「台割」「計上」「掲載証明」「媒体資料の作成」「広告の有効期限とバックナンバー」「データの取り扱いについて」といった各項目ごとに指針が示された。
詳しくは同協会の公式サイト上のニュースリリース(下記URL参照)に記載されているが、例えば「電子雑誌の定義」としては、《出版社により制作された紙媒体の定期刊行物の誌面データを活用し、インターネット等を通じてスマートフォンタブレットなどの電子端末で誌面の再生を行うと同時に、その発行物の誌名や表紙デザイン、目次等、当該の発行物として認識しうるもの》、「電子雑誌広告の定義」については、《その頒布方法・広告再現性・電子雑誌の多様性に鑑み、紙媒体の本誌とは異なるものと捉える。ただし、掲載基準等の基本的な考え方は原則本誌に準じる。その広告は予約型・運用型に大きく分類され、広告の仕様については電子雑誌原稿の掲載以外に動画・音声といった表現手法を組み込めるものとし、さらにリンク機能・ダイナミッククリエーティブ・ネットワークなどインターネット独自での機能も織り込んだもの》とするなどとしている。
「電子雑誌広告」の多様性を念頭には置きつつも、その運用方法やビジネス面での基本的な考え方はやはり紙媒体の「本誌」を根底に置く、ということのようだ。「表現・倫理」においても同協会が長らく定めてきた《『雑誌広告掲載基準』及び各社の掲載基準に準拠しつつも、必要に応じてその内容を確認、指導するものとする》としている。もちろんネットワーク広告などプラットフォーマー側が一時判断を行うケースでも《広告の受領については出版社側で判断が可能なものとする》としたほか、既存の出版社以外からのサービス提供者や、電子雑誌オリジナルコンテンツについて、細かい部分でどのように対応していくかも「今後の議題とする」と長崎リーダーは述べていた。
http://www.zakko.or.jp/pdf/e_magazine_guideline.pdf
前述したタスクフォースチームは今回のガイドラインの認定をもって任務を完了して解散するが、森委員長は「今後の雑誌広告市場の変化や新しい商品の開発などで対応が必要になった場合は、そのつどリーダーまたは企画委員会の招致によって再編成された形で議論を進めていく」と述べて記者会見を締めくくった。

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3)【本日の一行情報】

博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所による「メディア定点調査2019」が発表された。
メディア総接触時間は過去最高の411.6分(1日あたり/週平均)。昨年より15.6分増加した。「携帯/スマホ」(14.5分増)、「テレビ」(9.9分増)の増加が大きく、「ラジオ」(0.8分増)、「新聞」(0.7分増)は微増。「雑誌」(1.6分減)と「タブレット端末」(1.1分減)は微減。昨年増加した「パソコン」 (7.6分減)は減少し、一昨年並みとなった。「携帯/スマホ接触時間は117.6分。初めて100分を超えた昨年から更に増加して、120分に迫る勢い。
「情報やコンテンツは無料で手に入るものだけで十分だ」(2016年:46.0%→2019年:28.7% 17.3ポイント減)、「SNSは自分の暮らしに必要だ」(2016年:30.1%→2019年:41.8% 11.7ポイント増)、「スマホを寝床に持ち込むことがある」(2016年:49.4%→2019年:60.4% 11.0ポイント増)などが3年間で顕著に変化している。
https://www.hakuhodody-media.co.jp/newsrelease/report/20190523_25709.html

◎TBSの日曜劇場(日曜午後9時)で「半沢直樹」の続編が、来年4月から放送されることが決まった。今回、原作となるのはダイヤモンド社から刊行されている池井戸潤の「ロスジェネの逆襲」と「銀翼のイカロス」。
https://www.asahi.com/articles/ASM5R3WJQM5RUCVL007.html

◎9月28 日(土)・29 日(日)に「PIA MUSIC COMPLEX」(通称「ぴあフェス」)が、新木場・若洲公園で 今年も開催されるが、第3弾アーティストが発表された。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001231.000011710.html
ぴあの「原点」ともいえるイベントである。
そういえば今週は金曜日に「風車の便り―戦場ぬ止み音楽祭」が上野水上野外音楽堂で開催される。翠羅臼の芝居「陸奥の運玉義留」も見られるんだぜ。出演は「童神」の古謝美佐子渋さ知らズオーケストラ、白崎映美……。
https://eplus.jp/sf/detail/2883580001-P0030001P021001?P1=0175&fbclid=IwAR3h-cxmAzIbYw71vMsIeHSo3uHMM-DtmDXsFicys0G3TtY5fgiOlvN6HpY

乃木坂46与田祐希メンバーが、「MAQUIA」(集英社と「bis」(光社)のレギュラーモデルに就任した。乃木坂46、欅坂46、日向坂46の「坂道シリーズ」で26人目のファッション誌モデルとなるそうだ。
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201905230000647.html

◎「河出庫グランドフェア」が全国書店で5月末より開催される。今年は河出庫創刊39周年。「サンキュー!周年記念」と銘打ち(ダジャレなんですね!)、河出庫史上最大級のプレゼントキャンペーンを実施する。河出庫を二冊買って応募すると全員に布製ブックカバーがプレゼントされる。
http://web.kawade.co.jp/bunko/2615/
中公庫の公式アカウントがツイートしている。
「河出庫さん、すごい……!! 2冊で布製ブックカバーが必ずもらえるのも、40周年じゃなく39周年でそれをやってらっしゃるのも笑。2冊買って応募します! フクロウさんと鳥仲間なので中公庫にかけてもいいですよね?」
https://twitter.com/chuko_bunko/status/1131549554459856896

◎シリーズ累計35万部のベストセラー「自律神経どこでもリセット!ずぼらヨガ」「自律神経どこでもリセット!も~っとずぼらヨガ」(飛鳥新社)で知られる崎田ミナがマガジンハウスが運営する「ananweb」(アンアンウェブ)で「がんばらない!体メンテ」の連載を開始した。「ananweb」は紙の「anan」より幅広い年齢をカバーしている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000081.000030125.html

トランプ大統領と安倍首相がゴルフ外交を繰り広げた。出版業界と同じことをやっているな。私は平野啓一郎に同意する。
「真面目な話は、ゴルフしながらじゃなく、ちゃんとテーブルについてやれ。別に真面目な話などしないなら、ゴルフするな。何の意味があるご機嫌取りなのか?自称『現実主義者』は、ゴルフのお陰で、アメリカが何か日本に良いことしてくれると信じてるのか?」
https://twitter.com/hiranok/status/1132461919502196736


◎アマゾンジャパンもファーウェイ製品の販売を停止した。業者が出品する「マーケットプレイス」では取り扱う。
https://www.asahi.com/articles/ASM5S45WFM5SULFA008.html

◎「東洋経済オンライン」が「電通博報堂は追わない『業界3位』の独自戦略 インタビュー/ADKホールディングス社長 グループCEO 植野伸一」を公開している。
https://premium.toyokeizai.net/articles/-/20671

小島慶子が「アエラ」の連載「幸複のススメ!」で「読売テレビの炎上騒動は、祭りではなく深刻な人権侵害」を掲載している。
「『見た目で性別がわからない人に性別を尋ねたら面白いだろう』という企画意図自体が、性別違和のある人やトランスジェンダーXジェンダーなどの人への想像力を欠いているからです。ある知人は『私の親友は女性の身体で男性として生きている。彼は人々のまなざしに不安を覚えている。もしも彼があんな質問をされたら許せない』と声を震わせました。中には死を思うほどに苦しい思いをしている人もいます。これはただの炎上祭りではないのです」
https://dot.asahi.com/aera/2019052300020.html?page=1
長谷川豊にしても、渡瀬昌彦にしても、この読売テレビの番組にしても、「差別」にあまりにも鈍感である。

◎「有本香の以毒制毒」に発表された「幻冬舎・見城社長のツイッター炎上…なぜ実売部数公表に大騒ぎするのか? 社説にまで取り上げた毎日新聞、書かれない背景」は「先細り対策は、どうなっているのか」と毎日新聞に問うて終わるのだが、毎日に聞くからには産経新聞にも聞いたほうが良いだろう。まあ、東京版から撤退するのも、産経新聞にとっては、ひとつの選択肢ではある。
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190524/soc1905240003-n1.html
百田尚樹の「日本国紀」は編集者がもう少し丁寧に関与していれば、コピペ問題など起こらなかったのではないか。そういう反省は有本香にはないのだろうか。

朝日新聞デジタルが5月24日付で「リクルートが消費税不払い 情報誌の原稿料などで」を公開した。
「発表によると、両社は2014年4月~18年10月、『タウンワーク』や『じゃらん』などのウェブサイトや情報誌に載せる記事や写真、イラストを計1536の法人や個人事業主から提供を受けた際、消費税を上乗せせずに原稿料などを支払っていた」
https://www.asahi.com/articles/ASM5S566KM5SUTIL02Y.html

◎オーバーラップは、女性向けWebコミック誌「コミッククリエ」を創刊した。閲覧は無料。毎月10日と25日に更新される。
https://natalie.mu/comic/news/332739
小学館系の会社である。
https://over-lap.co.jp/

讀賣新聞オンラインが5月25日付で「『まんが道藤子不二雄が通った書店、26日閉店」を公開し、富山県高岡市苑堂書店高岡駅前店について書いている。
「藤子(A)さんは同書店発行の写真集(2005年)に『僕も藤本君(藤子Fさん)も本が大好きで、苑堂書店へよく行った。ある日、本棚の中にピカリと光る一冊があった。それが手塚治虫生のデビュー作『新宝島』だった』と寄稿している。自伝漫画『まんが道』にも2人が同店に繰り返し通う場面が描かれている」
https://www.yomiuri.co.jp/culture/20190525-OYT1T50166/

◎銀座教館の子どもの本専門フロア「ナルニア国」主催のイベント、「本の力を、生きる力に~ミャンマーに絵本を送ろう~」が6月29日(土)に開催される。
https://sva.or.jp/wp/?p=33489

スターツ出版が発行する「野いちご庫」は、エフティ資生堂販売する「シーブリーズ デオ&ウォーター」とのコラボ企画として、「今日、キミに告白します とびきり甘くてキュンとする7つの恋の短編集」を5/25(土)に発売した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001065.000000607.html

資生堂のスキンケアブランド「NAVISION」(ナビジョン)が西日本初のポップアップストアを大阪・梅田蔦屋書店に5/24から6/2の期間限定でオープンしている。プレスイベントには「美ST」編集長 桐野安子 × 美容研究家 松本千登世のトークショーも企画された。
https://fortune-girl.com/skincare/articles/Ip4AX

中川淳一郎が「マネーポストWEB」に「王者・電通、理詰めの博報堂… 私が見た『広告業界各社の社風』」を寄稿している。
中川は電通について「競合プレゼンで電通がいた場合は『どんなとんでもない企画を持ってくるのだろうか……』といった畏怖の念を抱いてしまう。また、大きなキャンペーンが開始した時は『どうせこれも電通なんだろうな』と思ったらその通りのことが多い」と書き、自らが身を置いていた博報堂については「企画のダイナミックさでは電通に敵わないものの、緻密な作業や、理論の構築力については分がある(ように思う)」と書いている。
https://www.moneypost.jp/542799

東京新聞の5月26日付「<家族のこと話そう>闘う両親に影響受け ジャーナリスト・津田大介さん」によれば、津田大介の父親は「六〇年代に学生運動にかかわったのを機に、大学卒業後は一度も会社勤めをすることなく、労働運動や政治活動に身をささげ」、「十年ほど、社会党副委員長を務めた元衆院議員の高沢寅男さんの私設秘書も務めてい」たという。高沢寅男は日共の出身であり、日共時代は不破哲三上田耕一郎とともに活動していた。日本社会党は最左派の社会主義協会(向坂逸郎の影響を受けていたことから向坂派と通称されることもあった)に属していた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201905/CK2019052602000179.html

花田紀凱曰く「『週刊朝日』『サンデー毎日』、このところ毎号のようにアイドル表紙。それでファンに買わせようと思っているのだろうが情けない。内容の充実を」!
https://www.sankei.com/premium/news/190526/prm1905260006-n1.html
恐らくイデオロギー的には立場を異にするのだろうが、私は花田の編集者としての力量を尊敬している。

横浜流星が、6月5日発売の女性誌「anan」(マガジンハウス)の表紙を飾ることになったが、それよりも私の倅夫婦の飼っているいるニャコの「すもも」が「anan」の「にゃんこLOVE」特集号に掲載されたと報告があった。思わず私は「何でウチの八朔が掲載されないんだ!」と怒鳴ったが、「親父!応募したのかよ」と切り返された。そうか、応募しなけりゃダメなのかよ。事務所近くの猫書店で「にゃんこLOVE」特集号を購入。「すもも」は28頁に掲載されていた。
https://www.oricon.co.jp/news/2136207/full/


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4)【深夜の誌人語録】

本気に妥協はない。