【文徒】2019年(令和元)7月18日(第7巻127号・通巻1547号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】高橋和希のインスタが炎上!ネット民は「言葉狩りがお好き
2)【記事】CBCテレビツイッターに「不適切な投稿」
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2019.7.18 Shuppanjin

1)【記事】高橋和希のインスタが炎上!ネット民は「言葉狩りがお好き

「遊☆戯☆王」(集英社)の高橋和希のインスタグラムが話題になっている。これがそうだ。マンガのキャラクターにこんなことを言わせている。
《ホント…日本て住みづらくっちゃった…》
独裁政権に未来は暗黒次元!》
イラストの脇には、こんな一も添えられている。
《本当に今の売国政権で日本の未来は大丈夫かと思うわ!ヤバイ~~!!》
これに対して多くのコメントも寄せられた。
《やっぱり変えなきゃいけないと思います!
僕を育ててくれた遊戯王をつくられた先生が、このように発信してくださること、ほんとに嬉しく思います.
なにが大切なのかしっかり考えて、変わることを恐れずに一票投じたいと思います.》
《さすが先生!よくぞ言ってくださいました!くにの未来のために選挙行きます!できるかぎりのことをします!てきとうな候補者ではなくよく考えて投票します!いまからでも遅くないですよね!けっそくの力で日本を救おう!》
こうした好意的なコメントだけではなく、否定的なコメントも書き込まれた。タレントが何か政治的な発言をすると必ずクレームがつくが、それと同じようなものだ。こんな感じ。
《選挙は行きますよ。でも何処の政党がどうとかキャラクターに主張させるのは違うと思います》
《勿論国の未来を左右する一票はとても重いですし先生がどのような思想をお持ちでもそれは尊重されるべきものですが、他の方もコメントされてるようにやはりそれをキャラに言わせるような発信は何か違うよなあと思いました》
https://www.instagram.com/p/Bz7uNluH-Vk/
私ならば何をコメントされようが放っておくが、高橋は違った。インスタグラムで謝罪したのである。
《なにやらお騒がせしております。いろいろ意見を頂き、キャラクターに政治的表現をさせてしまった事、ファンの皆様に深くお詫び申し上げます。》
これについて次のようなコメントが書き込まれた。
《なぜ、自分で作ったキャラクターに政治的発言を被せてはしてはいけないのですかね?なにを発言しようが先生の自由なのに、、
この国は政治に対しての肩身が狭すぎでは?
先生のご活躍期待しています。》
https://www.instagram.com/p/Bz9jYtwn1SO/
こんなツイートを発見。
《『遊☆戯☆王』単行本33巻のイラク戦争に対する高橋和希のコメント。勝負事を題材に漫画を描きながら、平和から遠ざかりそうな社会の動きに対して自分の意見を発信することを忘れない。その姿勢を連載当時から貫いているだけ。》
高橋は「遊☆戯☆王」33巻の扉で次のように書いているのだ。今から16年前の章だ。
《二〇〇三年三月二〇日
地球の裏側で
また戦争が始まってしまいました。
どんな理由があろうとも
人を傷つけ、殺し合う行為は
許されないことだと思います。
遠い未来、
ボク達さえいなくなっているかもしれない未来、
人類とか国境を越えて
みんなが仲良く生きてたらいいのにぁ。》
https://twitter.com/Konishiimonky/status/1150979063105773568
「日報隠蔽 南スーダン自衛隊は何を見たのか」(集英社)の布施祐仁がこんなツイートを投稿している。
《現政権を「売国政権」と批判したことが話題になっている「遊戯王」作者の高橋和希さん。現状に対する危機感と「とにかく投票に行ってほしい」という強い思いを感じます。選挙後の日米通商交渉などで本当に「売国的」なことをさせないためにも、政権を厳しくチェックする野党の力を強くしておきたい。》
https://twitter.com/yujinfuse/status/1150991092591939585
「セリー」(KADOKAWA)の森泉岳土もツイートしている。
《「遊戯王」の高橋和希さんがトレンドに入っていたからなにかと思ったらまっとうなことを言っていて、うれしいなと思ってタグを追っていったら否定的な意見であふれていて驚いた。みんな少年マンガからなにを学んだんだ。》
https://twitter.com/moriizumii/status/1151032243005087745
確かに手塚治虫は日共の応援演説をしていた。こんなツイートを発見。
《すんだことはしようがないけど、高橋先生は謝る必要なかったぜ。高橋先生も尊敬するだろう大先輩の #手塚治虫 は、アトムを描きながら日本共産党の応援演説をしていたんだからなw それで手塚が謝罪したなんて今日まで聞いたことがないし。》
https://twitter.com/masatowishiguro/status/1151022447316967424
大塚英志のツイートに耳を傾けよう。
遊戯王の作者が左右どちらからでも仕事として請け負って自分のキャラクターに政治的発言をさせたらただのプロパガンダだけど、なんだか世の中に腹が立って思わず書いたなら誰に句の言いようのない「表現」です。
彼に怒っている人は「まんが家が表現すること」に怒っているに等しい。》
《でも結局「謝罪」しちゃうのか。》
《何故、物書きが表現したことを「謝罪」しなくてはいけないのか
「謝罪」させようとする人々がいるのか。
本当にくだらない国だ。》
《このもの書きが「謝罪」せざるおえないこの社会にもの書きやその読み手はきちんと「うんざり」して、その「うんざり」を一票に託しましょう。どんなうんざりすることも心が萎えることも、このくだらない国をまともに僅かでも近づける「一票」の確かな根拠になります。投票に行かなきゃただの絶望です。》
https://twitter.com/MiraiMangaLabo/status/1150987669666557952
https://twitter.com/MiraiMangaLabo/status/1150989496806039552
https://twitter.com/MiraiMangaLabo/status/1150990159619346433
https://twitter.com/MiraiMangaLabo/status/1150996628821594114
町山智浩のツイート。
幻冬舎の社長がいくら政権をヨイショしてもOKで、『遊戯王の先生が自分のFacebook で政権を批判したら謝罪に追い込まれる。》
https://twitter.com/TomoMachi/status/1151145918445441025

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2)【記事】CBCテレビツイッターに「不適切な投稿」

7月10日、参院選立候補者の自民党和田政宗が街頭活動中に胸を強く押される「暴力」や「妨害」があったが、CBCテレビの報道部公式ツイッターは、これについて「ちょっと小突かれただけで、暴行事件とは。大げさというより、売名行為」と投稿し炎上した。産経新聞は7月15日付で「CBCテレビが自民候補『売名行為』投稿を削除し謝罪 『投稿確認できず』とも」を掲載した。
《和田氏は10日、仙台市内の商店街で街頭活動中、男に突然胸の辺りを素手でたたかれた。これに対し、13日にCBC報道部公式ツイッターで「ちょっと小突かれただけで、暴行事件とは。大げさというより、売名行為」との投稿があった。》
https://www.sankei.com/politics/news/190715/plt1907150004-n1.html
「謝罪」とは正確に書くならば「CBCテレビ報道部公式ツイッターでの不適切な投稿について」を指す。むろん、「不適切な投稿」は現在では削除されている。
CBCテレビ報道部公式ツイッターアカウント上での不適切な書き込みにより、参院選比例代表に立候補されている自民党現職の和政宗氏、並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。選挙期間中でもあり、和田様の事務所を通じて、和田様ご本人へのお詫びをお願いしているところでございます。
弊社は報道機関として、選挙報道について厳に公平・中立な立場を堅持すべきと考えております。掲載されたコメントは弊社報道部の意思に基づくものではなく、あってはならない投稿と考えております。
調査は、当該アカウントにアクセス可能な複数人を中心に全報道部員から、弁護士等外部によるヒアリングなどを実施し、あらゆる可能性を排除せず、調査に臨んでおります。
不適切な投稿は、当社報道部公式ツイッターアカウントの管理、運用の甘さが原因の一つであり、外部の専門家を交え当該アカウントを含め当社のすべてのソーシャルメディアアカウントの管理運用ルールを厳格化するとともに、今後社内規則に則り関係者の処分を検討します。
今後もしっかりとした調査を行い、再発防止に努める所存でございます。》
https://hicbc.com/tv/corporation/newsrelease/20190716_newsrelease.htm
未だ誰が投稿したのかわかっていないようである。また、NHK身の和田は、この程度の「お詫び」では納得していないようだ。和田のツイート。
CBCがHPで「ご迷惑をおかけしたことをお詫び」。当方の認識は「ご迷惑」程度ではない。
政治家として生きるか死ぬかの戦いをしている時に、暴行されたことを「売名行為」と。謝罪の方向だというが、選挙に影響する重大事態なのに、なぜトップが速やかに謝罪に来ないのだろうか》
https://twitter.com/wadamasamune/status/1151117981755179008
一方、CBCテレビ報道部公式は次のようにツイートしている。
《(1)当該書き込みは、弊社報道部の意思に基づくものではありません。
調査を進めておりますが、現状、アクセス権のある報道部員が投稿した形跡は確認できません。当アカウントの運用につきましては、パスワードの変更等、運用管理の見直しを行いました。》
《(2)なお、Twitter社のご協力による調査や内部調査も含めて、今後も調査をしっかりと進めるとともに、再発防止に努める所存です。》
https://twitter.com/CBCNews5/status/1150338520457699328
https://twitter.com/CBCNews5/status/1150338521468530689
中川淳一郎が次のようにリプライしている。
《宮迫の件で学んでねぇな。最初に真実を言って「ごめんなさい!」と言えば傷は深くならないんだよ。で、CBCが本当に乗っ取られていたのであれば、その時はオレはすぐに「ごめんなさい!」と謝罪するけど。で、ツイッター社は本当にCBCに協力してあげるの?そんな会社だったっけ?》
https://twitter.com/unkotaberuno/status/1150711812624543744
CBCテレビに限らず、マスコミは「世間知らず」の典型のだろう

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3)【本日の一行情報】

元木昌彦の「平成挽歌―いち編集者の懺悔録」(11)が単行本になる日を待ち望んでいる。高名な某カメラマンとは元麻布に住んでいた篠山紀信であり、「奥さん」とは言わずもがな南沙織である。「奥さん」が芸能界を既に引退していたこともあって、この写真はボツになるのだが、その年の紅白歌合戦に登場してしまうんだよね。これ、乾智之広報室長の若き日の仕事なんだよね。当時、貼り込み班は麻布十番のイタメシ屋を拠点にしていたんだよな、確か。
宮沢りえについては、だいぶ後になるが、こんな話がある。張り込み班が、高名な某カメラマンの奥さんが、テレビ局の人間と会っている写真を撮ってきた。
大きなスクープにはならないと思ったが、私も知っている人間なので、そのカメラマンに写真を持って会いに行った。
だが、そのカメラマンは、掲載するのは絶対やめてくれといってきかない。そこで交換条件を出した。宮沢りえのグラビア特集をしたいと考えている。もし、あなたにそれができるのならば、この写真はボツにしようと持ちかけたのだ。》
https://www.data-max.co.jp/article/30455?rct=business
麻布の天麩羅屋で手打ちになったんじゃなかったかな。

◎日本でも早川書房から刊行された劉慈欣の「三体」が売れている朝日新聞は7月15日付で掲載した「中国SF『三体』異例のヒット 小松左京を愛読した著者」で劉慈欣をインタビューしている。曰く
《SF小説は可能性の学だ。よいものから悪いものまで、様々な可能性を見せる。三体は宇宙明の最もひどくて暗い可能性の一つを示した。それが世界観と言えるかもしれない。》
https://www.asahi.com/articles/ASM7D666VM7DUCLV00C.html
「出版人 広告人」8月号で仲俣暁生が「三体」を取り上げている。乞うご期待!

小島信夫が起こした「革命」とも言うべき「別れる理由」が小学館のP+D BOOKSから全6巻で刊行される。第1巻が刊行されているが本体650円+税という、こんな安い値段で読めるなんて!こうなったら電子書籍版で小島信夫全集を小学館にリリースしてもらうしかないではないか。小学館電子書籍において「学全集」の小学館を志向しているように思えてならない。
https://www.shogakukan.co.jp/books/09352371
https://www.shogakukan.co.jp/books/09352373
https://www.shogakukan.co.jp/books/09352374

河出書房新社は5日に発売した季刊芸誌「藝」2019年秋季号の3刷を12日に決定!3刷は、1933年の「藝」創刊号以来86年ぶり、2度目の快挙だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000250.000012754.html

◎書肆侃侃房は、「たべるのがおそい」に続く学ムックを2020年春に新たに創刊するそうだ。学の周辺が何やらザワつき始めている。
http://www.kankanbou.com/news/archives/57
書肆侃侃房が新シリーズ「韓国学の源流」の第一作として廉想渉朝鮮戦争を正面から描く「驟雨」を刊行していることも忘れてはなるまい。
http://www.kankanbou.com/books/kaigai/genryu/0683

タカラトミーは、タブレット付き地球儀「小学館の図鑑NEOGlobe」(ネオグローブ)を7月11日に全国の玩具店および書店、インターネット通販などで発売開始した。
https://www.takaratomy.co.jp/products/zukanneopad/globe/

◎TVアニメ「ゾイド -ZOIDS-」の原点であり、1999年から2001年にかけて「月刊コロコロコミック」(小学館)で連載された本格メカ漫画の傑作が全3巻の新装版で発売される。新発売の1巻(7月12日発売)に続いて、2巻は9月、3巻は10月の発売予定だ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000334.000013640.html

◎デイリースポーツが7月16日付で「少年チャンピオン創刊50周年 秋葉原で大感謝祭 『バキ道』板垣恵介氏らが登場」を掲載している。
《1969年7月15日に創刊され、「ドカベン」、「ブラック・ジャック」、「がきデカ」、「マカロニほうれん荘」などの歴史的名作を送り出してきた週刊少年漫画誌週刊少年チャンピオン」(秋田書店発行)が、15日で創刊50周年を迎えた。この日、東京・秋葉原では「週刊少年チャンピオン 創刊50周年大感謝祭」と銘打ったイベントが開催され、日本の漫化をけん引してきた同誌の大きな節目を祝った。》
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/07/16/0012518058.shtml

◎「Daily Sun New York」が「独立書店チェーンが閉店の危機 『これこそがコミュニティー』支援訴え」を発表している。マンハッタン区とクイーンズ区に4店舗を展開する創業22年の独立系書店チェーン「ブックカルチャー」の経営者は市長や顧客に宛て、支援を呼び掛ける手紙を公開したそうだ。
《手紙では、電子商取引が台頭する中で、店員との会話や読み聞かせ会、ブックサイン会の開催など書店ならではの魅力を「これこそがコミュニティー」とアピール。1口5000ドルの投資による支援を求めている。クラウドファンディングは行わないが、同チェーンのギフトカードを買うことで少額の支援もできるという。》
https://www.dailysunny.com/2019/07/15/nynews0715-15/

◎「東京商工リサーチ」の「成人誌が街から消滅の危機、大手コンビニも扱い中止へ」は、こう結ばれている。
《週末の秋葉原で成人誌を探したが、簡単に見つけることはできなかった。成人誌の減少は、「印刷物」である雑誌や書籍、コミックの未来像かもしれない。
 恥ずかしげに成人誌を裏返してレジで購入する若者の姿は、見かけなくなりそうだ。》
http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20190716_01.html

◎さわや書店で「庫X」を当てた長江貴士は現在、大阪屋栗田籍を置いているが、秀和システムから「マジ絶望」を刊行した。このタイトルは良いよね。オレは、この手の本は買わないけれど。
https://kyodonewsprwire.jp/release/201907108570

◎「プレジデントオンライン」の「『週刊東洋経済』編集長が転職しない理由」は「週刊東洋経済」編集長の山田俊浩に書評サイト「HONZ」代表の成毛眞が聞く。山田は「東洋経済オンライン」を躍進させたことで知られる。山田はこんなことを語っている。
《ほとんど右肩上がりで、2億PVまで、2年ほどかけて到達しました。ただ2億6000万PVくらいまで行った後、停滞してしまいました。「Yahoo!ニュース」が120億PVもあるわけだし、まだまだ伸びるだろうと思っていたのですが、これがなかなか難しかった。「春オンライン」や「現代ビジネス」が頑張っているとか、みんながうちのやり方を真似し始めたからとか、理由はありますが、やはりテキストメディアの飽和が生まれてきている、ということを感じています。》
https://president.jp/articles/-/29249

◎この記事の通りだ。「J-CASTニュース」が公開した「メディアにはびこる『FAX化』 時代はペーパーレスなのに...なぜ?」。
《記者がふと疑問に感じたのは、さまざまな業界で業務のペーパーレス化が叫ばれる中、なぜメディア業界では「紙」が根強いのかだ。リリース送付の標準がメールになれば省資源化につながり、用紙代やインク代、仕分け・廃棄コストの削減といった経営上のメリットもある。》
https://www.j-cast.com/2019/07/16362553.html?p=all
紙に馴らされてしまった連中にデジタルシフトは担えまい。

◎「論座」に古賀太が「映画『新聞記者』を新聞社・新聞記者はどう見たか」を寄稿している。
《さてこの映画に「新聞記者」はどう反応したのか。簡単に言うと、6月28日付金曜夕刊で「朝日」「毎日」は大きく扱い、「読売」「日経」は小さく載せ、「産経」(朝刊)「東京」は全く触れなかった。》
https://webronza.asahi.com/culture/articles/2019071300001.html?page=1
私はコスタ・ガブラスの映画が嫌いだった。「Z」も、「告白」も、「戒厳令」も体質的に合わなかったのである。私はフランチェスコ・ロージの映画が好きであった。「シシリーの黒い霧」「黒い砂漠」「ローマに散る」が体質的に合うのである。「新聞記者」はガブラスの系列なんだよね。

◎マガジンハウスのカスタムプロデュース部は、食にこだわる人が集う伊勢丹新宿本店の「フードコレクション」の情報を隔月で発行するフリーマガジン「FOODIE」を「マガジンハウスの雑誌」として、この4月にリニューアル第1号を刊行、6月下旬に2号目を配布した。3号目は9月初旬に予定している。A4変形判 36P 平綴じ、隔月刊。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000094.000030125.html

◎「HARBOR BUSINESS Online」が「『中規模書店』で相次ぐ経営危機――大都市近郊でも増える『書店ゼロエリア』」を公開している。
https://hbol.jp/197179

電通は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」を通じて、インドのデータ分析会社「Ugam Solutions Private Limited」(ウガム社)の株式87%を取得するとともに、完全子会社化するオプションを電通グループが有することになった
http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2019070-0716.pdf

電通のクリエーティブ・シンクタンク電通Bチーム」は、日本各地の化に精通するディスカバー・ジャパン社と協業して、日本古来のコンセプトでイノベーションを支援する発想コンサルティングサービス「Discover Japan Concept」を立ち上げた。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2019071-0717_.pdf

大河ドラマ「いだてん」で可児徳を演じている古舘寛治のツイートについて朝日新聞デジタルが7月14日で掲載している「たとえ干されようとも いだてん俳優、覚悟の政治発言」は次のように書いている。
《芸能人が政治に絡む発言をすると、ハレーションが起きる――。SNS上では見慣れた光景だ。大河ドラマ「いだてん」の可児徳で知られる俳優の古舘寛治さんもその一人。最近になってツイッターでの政権批判のツイートが度々注目を集めているのだ。古舘さん自身、「仕事を干される」覚悟で発言しているという。》
https://www.asahi.com/articles/ASM7C7D1GM7CUCVL03F.html
古舘のタイムラインを見てみよう。確かに政治的なツイートが多い。それだけ現状に危機感を持っているのだろう。少し紹介しようか。
《今が声を上げる最後のチャンスかもよ。
みんなで最後の記念に声をあげよう!
上げれるうちに、やっとこう~!
いい思い出になるかも!
「あの頃はワシも声を上げたもんじゃよ~」》
https://twitter.com/Mkandhi091/status/1151087061568389120
《今回の選挙は
ある意味では
全体主義VS民主主義
の選択です
もちろん
与党=全体主義
野党=民主主義
です》
https://twitter.com/Mkandhi091/status/1150003757448486912
「THE DARK CITY」の白井圭太も朝日新聞の記事に反応し、フェイスブックに次のように投稿している。
《政治的発言をしたら干される国に誰がした?
俺たちだ。
政治に関心を持たず、腐敗した権力と戦うこともせず、自由と平和が脅かされても他人事で、現状を見て見ぬふりをして、諦め続けて、ついにここまできた。
取り戻さないと。
間違ってることは間違ってると発言できる、当たり前の世の中を。
https://www.facebook.com/guitaib/posts/2525165580933475
これは松尾貴史のツイート。古舘がリツイートしていた。
《黙っていることは「中立」ではなく「加担」であり「共犯」だ。
選挙に行こう。》
https://twitter.com/Kitsch_Matsuo/status/1149473319856377856

芥川賞は今村夏子「むらさきのスカートの女」(小説トリッパー春号)に決定。直木賞大島真寿美「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」。
https://www.asahi.com/articles/ASM745SQLM74UCVL01Z.html
私たちの予想は的中。
https://teru0702.hatenablog.com/

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4)【深夜の誌人語録】

ゆっくりと考えるためには先手、先手で動くことである。