【文徒】2020年(令和2)1月23日(第8巻13号・通巻1670号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】「リクルートゼクシィなび」の口八丁手八丁商法が発
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】「リクルートゼクシィなび」の口八丁手八丁商法が発

これは酷い!悪質だ。確信犯なのだから。リクルートホールディングスの傘下で、保険代理店を展開する「リクルートゼクシィなび」は、嘘の宣伝を繰り広げていたことがわかった。朝日新聞デジタルは1月17日付で「ゼクシィ保険ショップ『全員がFP』…実は2割が無資格」を掲載している。
リクルートのグループ企業が運営する保険代理店「ゼクシィ保険ショップ」が、「スタッフは全員ファイナンシャルプランナーFP)の資格を持つ」と宣伝しながら、最大2割のスタッフが資格を持っていないことがわかった。朝日新聞が指摘したところ、リクルート側は事実と異なる記載が約1年11カ月間続いていたと認め、16日にホームページ(HP)を修正した。》
https://www.asahi.com/articles/ASN1K5395N1JUTIL059.html
問題となったのはホームページ。時事通信が1月20日付で「ゼクシィ保険、虚偽宣伝で謝罪 『全員FP』、2割は無資格」を掲載している。
リクルート子会社で保険代理店を運営するリクルートゼクシィなび(東京)は20日までに、ホームページ(HP)で実際とは異なる記載があったと明らかにした。「スタッフは全員ファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持つ」とうたっていたが、最大で約2割のスタッフがFP資格を持たずに接客していた。同社は謝罪し、HPなどを修正した。》
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020012000948&g=eco
このツイートをしている「matrix」は元編集だ。
リクルートという会社は、リクナビがユーザー情報を企業に高値で売ってたように、創業当初から現在に至るまで「胡散臭いビジネス」に向かう体質が根底に続いてます(´ー`)ココはそういう企業。》
確かにリクルート法令遵守の意識が希薄だと批判されても仕方ないのではないだろうか。私の経験を踏まえて言ってもリクルート企業風土は「口八丁手八丁」なのである。
https://twitter.com/matrix____/status/1218525707455778818
リクルートゼクシィなびは1月16日付で「『ゼクシィ保険ショップ』スタッフに関するお詫び」を発表している。
《当社サービス「ゼクシィ保険ショップ」において、ホームページ上や広告誌面等で「ゼクシィ保険ショップのスタッフは、全員ファイナンシャルプランナーの資格を持つお金のプロ」であると記載しておりましたが、FP 資格を持っていないスタッフが含まれていたことが分かりました。本件を受け、本日 2020 年 1 月 16日 14:00 時点で該当サイトの修正・その他販促物の配布取りやめを決定しております。お客様にお伝えしていた情報と異なる状況で営業活動を実施してしまっていた事実を非常に重く受け止めており、深くお詫び申
し上げます。
本件によるお客様の保険契約の有効性への影響はありません※1。ご不明な点がござましたら、下記、お問い合わせ窓口にご連絡ください。また、FP 資格をもっていないスタッフが現在ご対応中のお客様には、担当者変更のご要望有無について当社より確認のご連絡を差し上げます。
※1 お客様に商品をご案内するスタッフは全員、保険募集業務に必要な「生命保険募集人(一般課程)」 の資格は有しており、登録も完了しております
■問題があった該当期間
2018 年 2 月 19 日~2020 年 1 月 16 日
■問題の範囲(現時点で、事実と異なる表記が確認された箇所一覧
・「ゼクシィの保険ショップ」サイト
・株式会社リクルートゼクシィなび会社サイト
・ゼクシィブランド情報誌内の告知 例)情報誌『ゼクシィ』、『ゼクシィ Baby』
・その他、お客様にお配りしている販促冊子 例)『マネーブック』、『結婚・新生活のお金カンペキBOOK』 など
■原因と再発防止について
2018 年 2 月より「ゼクシィ保険ショップのスタッフは、全員ファイナンシャルプランナーの資格を持つお金のプロ」と記載しておりましたが、お客様対応をしたスタッフに FP 資格を持っていないスタッフが含まれておりました。本来であれば、お客様対応をするスタッフについては、FP 資格保有者だけが担当すべきところ、その管理を徹底できていなかったことが原因でこのような事態が発生してしまいました。
今後は、お客様にお約束したサービスレベルと現場のオペレーションに齟齬のないよう、モニタリングと判断をする場、そしてその責任者を設置致します。
改めてご迷惑をおかけしましたお客様に深くお詫び申し上げますと共に、信頼回復にむけ、再発防止に努めてまいります。》
http://www.recruit-zexy-navi.jp/oshirase.pdf
「JPCAパーソナルカラーアドバイザー」だという「はこ」のツイート。
《…リクルート系のアラが目立つなぁ(リクルートキャリアしかり、今回のゼクシィ保険しかり)微妙に法律に触れることばかりだから、お詫びだけで良いのかな?
有名な大手だけに示しがつかないのでは》
https://twitter.com/rabbitstar/status/1218314228383137792
顧客の「信頼」を裏切るような惹句であったことは間違いあるまい
《FPに独占事業は無いので保険募集人資格が有れば無資格募集には当たらないが、FPだと思っていた顧客の信頼は裏切った事になる。
そもそも保険ショップのFP相談って保険での解決策しかないけどね。》
https://twitter.com/fp_gallery_ni/status/1218523380602699777
リクルートという会社は「お詫び」で脱字をしでかしている!「ご不明な点がござましたら」は「ご不明な点がございましたら」が正しかろう。いつ気がつくのやら。それにしても、最近、だらしない企業が多過ぎる。

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2)【本日の一行情報】

一迅社は、「comic POOL」で連載され、コミックスの1巻~6巻まで発売され、1月24日(金)には7巻が発売される累計100万部突破の「恋と呼ぶには気持ち悪い」のTVアニメ化が決まった。
https://www.atpress.ne.jp/news/203455

◎「DIGIDAY」は1月21日付で「ストリーミング戦争で、広告の高騰を懸念するバイヤーたち」を公開している。
《オーディエンスが広告をサポートするテレビから、広告なしのストリーミングへとメインの視聴体験を移行させるのではないかと広告バイヤーたちは心配している。そして、それが広告価格に与える連鎖的な影響を懸念している。Hulu(フールー)の広告なしプランよりもコマーシャル付き限定サブスクリプションの方が人気であることからも、今後も継続して広告の機会は存在し続けるだろう。しかし、こういった機会はストリーミングのプレイヤーたちがテビネットワークと比較すると、広告の数を減らし、価格を高く保っている点からも、限定的になるだろう。コネクテッドTVの広告価格はすでに一般的にはケーブルTVの広告価格よりも高くなっている。》
https://digiday.jp/platforms/ad-buyers-wary-advertising-becoming-casualty-streaming-wars/

◎オプトは、運用型広告の運用実績をAIによって分析し、自動で考察までの作成が可能となるツール「Literalporter」(リテラルポーター)を独自開発した。これにより、広告運用実績のレビュー作成にかかる一連の工数を大幅に削減し、広告主への価値提供を最大化するという。
https://www.opt.ne.jp/news/service/detail/id=4922

◎「ハフポスト日本版」は1月21日付で「SixTONESとSnowMan、新聞2紙の全面広告を繋げると1つのメッセージになると話題『ライバルが手を結ぶ日』」を公開している。
《1月22日に同時デビューするジャニーズ事務所所属のグループSixTONESSnowManについて、1月21日の朝日新聞と読売新聞(共に朝刊)の全面広告がネット上で話題となっている。
2紙の全面広告を繋げてみると、1つのメッセージになるように構成されているのだ。》
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e264c4cc5b673621f7a99ac
朝日がSixTONESで、讀賣SnowManだった。

宍戸錠が亡くなった。鈴木清順の「探偵事務所23/くたばれ悪党ども」「野獣の青春」「殺しの烙印」は宍戸錠なくしては存在しえない映画であった。大林宣彦の「瞳の中の訪問者」ではブラック・ジャックを怪演したし、助演ながらも「仁義なき戦い 完結編」の大友勝利は名演であった。
https://hochi.news/articles/20200121-OHT1T50239.html
手塚るみ子が呟く。
《知る人ぞ知る実写版初代ブラック・ジャック(映画『瞳の中の訪問者』)でした。心よりご冥福をお祈り致します。》
https://twitter.com/musicrobita/status/1219527039100698624
アルト・サックス奏者の石川道久は次のようにツイートしている。
《追悼 宍戸錠さん
ジョン・ゾーンのアルバム『SPILLANE』のジャケットのこのカッコいい後ろ姿は、なんと宍戸錠
日活映画「口笛が流れる港町」(1960/主演:小林旭)のスチール写真なんだそうです。ちゃんとクレジットを見るまでアメリ人俳優の写真だと思っていました。
エースのジョー 安らかに。》
https://twitter.com/michihisax0327/status/1219556699607953408
GQ JAPAN」で宍戸錠矢作俊彦と対談している。矢作が言う。
《『殺しの烙印』か。あれ、ぼくには宍戸錠の主演作ではあっても、エースのジョーの映画には見えないんですよ。鈴木清順ならむしろ『探偵事務所23/くたばれ悪党ども』。あれは大傑作だ。》
https://www.gqjapan.jp/culture/column/20161128/joe-shishido-the-greatest-gunman-star-ever

産経新聞は1月20日付で「総務省光回線維持で負担金制度検討 5G網全国整備へ、2020年代半ばにも」を掲載している。
《高速インターネットの利用環境を全国各地で維持するため、2020年代半ばにもネット利用者から広く薄く徴収して、不採算地域光回線を持つ事業者に交付金を出し、回線の補修や更新に充てることができるようにする方向で調整する。》
https://www.sankei.com/economy/news/200120/ecn2001200015-n1.html
「トランプの黒幕 日本人が知らない共和党保守派の正体」(祥伝社)の渡瀬裕哉がツイートしている。
《インターネット税か。この国は増税なんて全く必要ない。税金の使途を大義名分ではなく実態を見たら明らか。》
https://twitter.com/yuyawatase/status/1219817964691546112
記事には「税」という言葉は出てこいがSNSでは「インターネット税」として受け取られ、喧々諤々が始まっている。
《インターネットに税金が課せられると、ただでさえ情報格差が起こっている日本社会の溝がより一層深くなることが懸念されるのではなかろうか。現代日本の国民が弱味とするインターネットの知識が吸収しやすい環境を政府は整えるべきなのに、逆行したこの政策は非常に遺憾だ。》
https://twitter.com/loba_loser/status/1219800130330624001
《だからデフレ時に増税するのは単に日本縮小させるだけだって……》
https://twitter.com/KEUMAYA/status/1219785581103697920
自民党、もりかけや桜を見る会とかでも選挙は負けないが、インターネット税をやると選挙に負ける気がします》
https://twitter.com/nyattta/status/1219843441921679361
《バカですか?ネットは今や社会的インフラのひとつなんだから、政府が補助金増やせばいいじゃんか。そのために建設国債とか発行すれば財源なんてどうとでもなる。》
https://twitter.com/kwat_01/status/1219824184508862465
《インターネット税が検討されているが、全国の通信網を整備場するという名目らしい。消費税廃止すらせず、さらに国民から徴収なんて納得できない。》
https://twitter.com/rettoukaizou/status/1219744975455309824

電通は1月より、ブロックチェーン技術を活用したコンテンツのマネタイズについて共同研究プロジェクト「n次流通プロジェクト」を開始する。共同研究の参加社は電通国際情報サービス、VOYAGE GROUP、シビラ、角川アスキー総合研究所朝日新聞社、スタートバーン。
https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2020003-0122.pdf

◎「グレタのねがい 地球をまもり 未来に生きる」が西村書店から出版された。ひとりで学校ストライキを始めた経緯から、世界中の若者たちへの活動の拡大、国際会議でのスピーチ、2019年ノーベル平和賞ノミネートまで、未来を守ろうと立ち上がったグレタ・トゥーンベリの行動と思いを描いているそうだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000010438.html

朝日新聞デジタルは1月21日付で「賞品トラブルでMXテレビ謝罪 『宣伝費、把握せず』」を掲載している。
東京メトロポリタンテレビジョンMXテレビ)が昨年放送した番組で、ゲームに優勝したホストの男性に、賞品として約束していた「2千万円相当の超高級スーパーカー」を渡していなかった問題で、MXテレビは21日、ホームページで「出演者の皆様、関係者の皆様を始め、視聴者の皆様には、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫(わ)び申し上げます」と謝罪した。》
https://www.asahi.com/articles/ASN1P54JCN1PUCVL00W.html
確かに東京メトロポリタンテレビジョンは1月21日付で「番組『欲望の塊』について」を発表している。
《2019年1月~3月の深夜(毎週火曜27時10分~27時40分)に当社で放送しました番組「欲望の塊」をめぐり、優勝賞品の出演者への受け渡し、タレントへの出演料及び制作会社への制作費の支払いが番組を企画した会社からなされていないことを当社調査において確認いたしました。
本番組は、外部からの企画持ち込み及び制作により放送したもので、当社が制作著作権保有しない番組でありますが、放送責任は当社にあると考えております。
一連の報道で指摘されている出演料(宣伝費)とされる150万円については、当社は把握しておらず、番組内における表記もありませんでした。
従いまして、当社では代理店の会社登記確認と番組内容について台本と納品された完成品(完パケ)の考査などを実施し、放送に至った経緯にあります。しかしながら、制作過程のチェックや優勝賞品の受け渡しが完了したのかを確認するべきだったと反省しております。
また、放送終了後の昨年4月以降、代理店から優勝賞品に関するトラブルがあるとの連絡は当社になく、今回の事態を把握出来ておりませんでした。
番組冒頭で紹介された優勝賞品である高級外車は、当社の調査の結果、所有権が番組企画会社に移転されていないことが判明しましたが、番組企画会社へ事実確認するも、現在、連絡が取れない状況にあります。
当社といたしましては、放送局の責任として今回の事態を重大な問題と認識しており、引き続き事実確認の調査を進め、番組企画会社と関係当事者との間の解決に向け努力してまいります。
合わせて再発防止のための管理体制の強化について検討を進めてまいります。
出演者の皆様、関係者の皆様を始め、視聴者の皆様には、ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。》
https://s.mxtv.jp/oshirase20200121.html

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3)【深夜の誌人語録】

人は転びながら丈夫になるものだ。