【文徒】2020年(令和2)1月29日(第8巻17号・通巻1674号)


今井照容責任編集【】2020年(令和2)1月29日(第8巻17号・通巻1674号)

Index------------------------------------------------------
1)【記事】ソフトバンク社員逮捕、の検索結果
2)【記事】ハ・ワンとペク・セヒの韓国本を狙え!
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】ソフトバンク社員逮捕、の検索結果

ソフトバンクは1月25日付で「当社元社員の逮捕について」を発表した。
《本日、当社の元社員が、警視庁に不正競争防止法違反の容疑で逮捕されました。
このような事件が発生し、お客さま、株主の皆さま、ならびに当社に関係する全ての方々に多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
当社が現在認識している事柄は以下の通りです。
・当該元社員が、当社の作業書等を無断で社外に持ち出していたこと
・持ち出された書は機密性が低く、機密性の高い情報(お客さまの個人情報、通信の秘密に関わる情報、当社の取引先に関する情報等)は一切含まれていないこと
・当該元社員は、上記の機密性の高い情報へのアクセス権限を保持していなかったこと
また、社内で検証した結果、当社のシステムやネットワークに対する外部からの不正アクセスの形跡や、不正プログラムなどの検知はありませんでした。
当社はこれまで、捜査当局からの協力要請に対し全面的に協力してきましたが、引き続き協力していきます。
今後、当社から公表すべき事柄が発生した場合には、速やかに発表します。》
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2020/20200125_01/
朝日新聞デジタルは1月25日付で「ロシアによるスパイ活動か SB営業秘密を不正入手疑い」を掲載している。
ソフトバンク(東京都港区)の営業秘密の情報を不正に入手したとして、警視庁は25日、元社員の荒木豊容疑者(48)=千葉県浦安市=を不正競争防止法違反の疑いで逮捕し、発表した。荒木容疑者は調べに対し、情報は在日ロシア通商代表部の外交官に渡したとし、「小遣い稼ぎだった」と供述。ほかにも複数回同様の行為をし、現金を受け取ったこともあると説明しているという。》
https://www.asahi.com/articles/ASN1T72QKN1TUTIL00W.html
ソフトバンク系の「YAHOO!ニュース」は、この朝日の記事を配信している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200125-00000047-asahi-soci
ただし「YAHOO!ニュース」のトップページの検索で「ソフトバンク」と入れても、この事件について書かれた記事は引っかかって来なかった。「YAHOO!ニュース」は情報のインフラとしてバイアスがかかっているのだろうか。
https://news.yahoo.co.jp/search/?p=%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF&ei=utf-8&fr=news_sw
ところが、「ソフトバンク 逮捕」と入れれば、ズラリとこの事件についての関連記事は出て来る。バイアスがかかっているというよりも検索に難があるということなのかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/search/?p=%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%80%80%E9%80%AE%E6%8D%95&ei=UTF-8&fr=news_sw
その点「グーグル」の反応は良い。「ソフトバンク」で検索し、ニュースをチェックするならば、「ロシア人の男に『ほかにも資料渡した』 ソフトバンク元社員」「ソフトバンク元社員を逮捕 機密情報2点を無断で持ち出し」「ソフトバンク株が反落、元社員不正競争防止法違反容疑で逮捕」「ソフトバンク、元社員が不正競争防止法違反容疑で逮捕された件」「ロシア側に漏えいか ソフトバンク元社員 機密、不正取得容疑で逮捕」「ソフトバンク元社員スパイ行為か 露職員に情報渡す」といった記事のタイトルがズラリと並んだ。
ソフトバンク株が反落、元社員が不正競争防止法違反容疑で逮捕」はブルームバーグが発表した記事である。
《警視庁の逮捕は25日。ソフトバンクは同社員を昨年12月に懲戒解雇していた。容疑となっている不正競争防止法では、事業者の営業秘密を不正の利益を得る目的で自ら使用したり、第三者に開示したりする行為に対し、個人の場合で10年以下の懲役などの刑罰が科される。》
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-01-27/Q4QL3ZT0AFBA01
繰り返して言うが、「YAHOO!ニュース」は、この事件から決して逃げているわけではない。時事通信が1月26日付で発表した「ロシア外交官が繰り返し接待 ソフトバンク元社員『スパイかも』 機密情報不正取得」も1月27日付で発表した「ロシア外交官から対価『数万円』 ソフトバンク元社員供述 機密漏えい事件・警視庁」も発表している。これらは「YAHOO!ニュース」も、ともに配信している。
ソフトバンクの営業秘密を不正に取得したとして元社員荒木豊容疑者(48)が逮捕された事件で、同容疑者が在日ロシア通商代表部の外交官から繰り返し接待を受け、警視庁公安部に「ロシアのスパイかもしれないと思っていた」と供述していることが26日、捜査関係者への取材で分かった。》1月26日付
ソフトバンクの営業秘密不正取得事件で、逮捕された元社員荒木豊容疑者(48)が警視庁公安部の調べに対し、機密情報を渡した見返りに在日ロシア通商代表部の外交官から受け取った現金について「数万円だった」と供述していることが27日、捜査関係者への取材で分かった。》1月27日付
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200126-00000030-jij-soci
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200127-00000075-jij-soci

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2)【記事】ハ・ワンとペク・セヒの韓国本を狙え!

「ライフハッカー日本版」は1月28日付で「韓国で25万部ベストセラー。40歳手前から始める『がんばらない生き方』」を公開している。ダイヤモンド社から刊行されたハ・ワンの「あやうく一生懸命生きるところだった」を取り上げた書評である。https://www.lifehacker.jp/2020/01/book_to_read-464.html
ハ・ワンはフリーのイラストレーターだという。
https://www.diamond.co.jp/book/9784478108659.html
リアルサウンド」は1月28日付で「東方神起ユンホも共感 『あやうく一生懸命生きるところだった』が描く、韓国のオルタナティブな一面」を公開している。
《表紙には、魂が抜けたようにパンツ一丁で横たわる男性、その背中の上には猫、そして男性の周りには一杯のコーヒー(と思われる)の入ったマグカップと鉢植え、ビールに酒のあてであろうイカ置いてある、なんとも脱力感のあるイラストがこの本を象徴していて面白い。》
https://realsound.jp/book/2020/01/post-493463.html
韓国料理研究家の本田朋美は自らのブログにこう書いている。
《日本で翻訳を手掛けたのは、岡崎暢子さん。
以前、韓国語ジャーナルを手掛けられていた編集者さんであり、翻訳者さんでもあります。
韓国語ジャーナルに単発で掲載されたレシピ撮影で、一緒に仕事する機会がありました。
岡崎さんはホワンとしていて、ユーモアに富んだ性格で、誰からでも好かれるタイプ。で、裏では頑張り屋さんで留学後も韓国語の勉強を続けられていたりとか、フルマラソンをされていて、お話ししている感じとはちょっと違うアクティブな女性なんです。
そんな岡崎さんが翻訳された本!タイトルを見た瞬間、ここ最近の自分のスタイルに重なるところがあり、引き込まれました。》
https://www.tsunagaru-hangul.com/acquaintances-friends/13347
ペク・セヒの「死にたいけどトッポッキは食べたい」(光社)も面白そうだ。これも韓国で40万部のベストセラーとなったそうである。
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334951375
くまざわ書店 武蔵小金井北口店がツイッターで「死にたいけどトッポッキは食べたい」を紹介している。
《【新刊】『死にたいけどトッポッキは食べたい』ペク・セヒ(光社)なんとなく気持ちが沈み、自己嫌悪に陥る。ぼんやりと、もう死んでしまいたいと思いつつ、一方でお腹がすいてトッポッキ食べたいなと思う… 気分障害と不安障害を抱える女性が、自分自身を見つめ直した12週間のエッセイ。》
https://twitter.com/kbc_koganei/status/1220913993130205184
「あやうく一生懸命生きるところだった」と「死にたいけどトッポッキは食べたい」を二冊買いした読者のツイート。
《気になってた2冊を買ってみた。左はユノが読んでた「あやうく一生懸命生きるところだった」で、右はRMさんやトゥギが読んでた「死にたいけどトッポッキは食べたい」
今の時代にこそ読むべき気がする。表紙も可愛くてよき》
https://twitter.com/suzu_know_tvxq/status/1219569856225234945
ジュンク堂書店プレスセンター店はツイッターでこう書いている。
《『死にたいけどトッポッキは食べたい』ペク・セヒ、山口ミル訳(光社)自己嫌悪に陥りぼんやりと死んでしまいと思いつつ、一方でお腹がすいてトッポッキが食べたいなと思う…。不安な心と向き合う日々を描き、韓国では40万部超えの話題作に邦訳版が出ました。韓国発、話題のエッセイとあわせて展開中。》
https://twitter.com/presscenterten/status/1219553531998298112
ジュンク堂書店プレスセンター店は「あやうく一生懸命生きるところだった」と「死にたいけどトッポッキは食べたい」に加えて昨年15万部を売ったキム・スヒョンの「私は私のままで生きることにした」(ワニブックス)の三冊を並べて売っている。いっそのこと三社共同のキャンペーンに取り組めば良いのではないだろうか?

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3)【本日の一行情報】

◎「少年ジャンプ+」(集英社)は契約業務をデジタル化している
https://www.sbbit.jp/document/Item/15679

朝日新聞デジタルは1月27日付で「グーグルなどから税徴収を 都税調がデジタル課税に言及」を掲載している。
《都税調も昨年10月の答申で初めて、デジタル課税について触れた。OECDによる新たなルールができれば、法人税の増収を通じ地方交付税の原資が増えると指摘。増加した税収は全国に還元されるべきだとして、「地方へ配分する仕組みを今から検討しておく必要がある」と提言した。》
https://www.asahi.com/articles/ASN174H5DN17UTIL019.html

◎宝島社の女性誌「GLOW」3月号はピエールマルコリーニのショッピングBAGが付録の1,060円(税込)で書店売り、ピエールマルコリーニのチョコレートポーチ&ふせんメモが付録の「GLOW」3月増刊号1,150円(税込)はセブン‐イレブンとセブンネットショッピング限定で売る。両方の付録を揃えたいのであれば、書店とセブン‐イレブンで一冊ずつ購入することになる。
https://beauty.biglobe.ne.jp/news/entame/mic_200127_2915410317/
宝島社は書店とセブン‐イレブンで付録も変え、定価も変えるという方法を定着させるつもりのようである。こうした宝島社に他の出版社の女性誌が追随するかどうか。宝島社は創業以来、挑戦的な姿勢を保ち続けている出版社ではある。「主流」ではなく「異端」を選択し続けて来たということだ。

博報堂DYメディアパートナーズとオープンエイトは、新聞記事をもとに、要約から音声化までをワンストップで行うニュース動画自動作成ソリューション「NEWS BRAIN」(ニュースブレイン)の提供を開始した。
「NEWS BRAIN」は、記事をアップロードすると、要約と読み上げ音声ファイルが作成され、AIのサポートにより報道写真や動画と組み合わせたストーリー性のある1本の動画が出来上がる、ニュース動画自動作成ソリューションだ。
https://www.hakuhodody-media.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2020/01/HDYMPnews20200127.pdf

◎「ダイヤモンド・オンライン」が「『IT後進国・日本』、経営者はデジタル視点で本業の再定義を」を掲載している。
《外部に依存したIT部門は、社内でも「コア業務でない」縁の下の力持ちと見なされ、経営からは遠く離れた存在となっている。昨年夏、大手流通業のバーコード決済サービスが不正アクセス問題のため開始早々1カ月でサービスを廃止する事態となった。このとき浮き彫りになったのは、経営陣と技術の現場との隔たりである。
https://diamond.jp/articles/-/226787
「経営陣と技術の現場との隔たり」は流通業に限らず、いたるところで散見される。出版業界もそうだ。

AKSソフトバンクは、AKB48グループの劇場公演のVRライブ配信を、ソフトバンクが提供するスマホ向けVR仮想現実)プラットフォームアプリ「LiVR」(ライブイアール)で、2月3日に提供開始する。秋葉原にある「AKB48劇場」と栄にある「SKE48劇場」、新潟にある「NGT48劇場」の、毎月の劇場公演のVR映像を「LiVR」の有料チャンネルで配信するという。また、1日限定で各劇場公演のVRライブ配信が視聴できる「1日視聴券」を、1,100円で販売する。なお、AKB48グループの劇場公演をVRライブ配信するのは初めてのこととなる。
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sbkk/2020/20200116_01/
テレビが消えゆく家電となる日は、そう遠くないはずだ。

毎日新聞は1月27日付で「MX番組担当者が自殺か 賞品ランボルギーニ未譲渡 『迷惑かけた』メモ」を掲載した。
東京MXテレビが2019年1~3月に放送したバラエティー組「欲望の塊」で、番組内でゲームの優勝賞品とされた高級外車が優勝者に渡されなかった問題で、番組担当者の40代男性が福岡市西区で遺体で見つかったことが、関係者への取材で判明した。現場の状況から自殺を図ったとみられる。》
https://mainichi.jp/articles/20200127/k00/00m/040/104000c
自殺したのは企画会社の男性で、練炭自殺であったようだ。
http://www.news24.jp/nnn/news16262704.html
ランボルギーニを手に入れられなかったホストの一陸斗がツイートしている。
《心からご冥福をお祈りします。 起きてびっくりしました。 僕自身もショックで まだ気持ちの整理がついていません。 皆色々思うところはあると思うけど 分かって欲しいのは誰かを傷つけようと思って行動したわけじゃないです。 色んな方を巻き込んでしまい 申し訳ございませんでした。》
https://twitter.com/HajimeRikuto/status/1221728413720825858
映画「さよならテレビ」が甘く見えてしまう。

◎「アエラドット」が1月27日付で「フジテレビは『テレビ』より『観光』で儲けている」を公開している。
《かつては、営業利益の2割程度しか占めていませんでしたが、現在は営業利益の5割以上を「都市開発・観光事業」で稼いでいるのです。
フジ・メディア・ホールディングスの都市開発・観光事業とは、都市部のオフィスビル賃貸や、リゾートホテルなどを運営するサンケイビルグループのことです。株式会社サンケイビルは2012年3月期にフジ・メディア・ホールディングスの100%子会社となりました。》
https://dot.asahi.com/dol/2020012700047.html?page=1
これは「ダイヤモンドオンライン」の記事である。

◎図書カードNEXTのネットギフトの存在を初めて知った。「ジャパンナレッジ」の「自動更新」切替えキャンペーンで1,000円分のネットギフトをもらったのである。
https://www.toshocard.com/netgift/userguide.html

◎スマートミラーの製造、販売を行っているミラーロイドは博報堂博報堂DYメディアパートナーズと共同で、美容室設置型鏡「MirrorRoid」(ミラーロイド)に表示する広告メニューの共同開発に着手した。
https://www.atpress.ne.jp/news/203914

◎「リアルサウンド」が1月27日付で掲載した「ノーベル学賞作家の名著『戦争は女の顔をしていない』コミック化 富野由悠季が帯コメント」によればノーベル学賞を受賞した史上初のジャーナリストであるベラルーシのスヴェトラーナ・アレクシエーヴィチによる「戦争は女の顔をしていない」のコミカライズ第1巻が、KADOKAWAより発売された。
https://realsound.jp/book/2020/01/post-493472.html
これは買おうっと。

トーハンは、店頭活性化企画「日本列島 贅沢三昧 温泉旅行×絶品スイーツ プレゼントキャンペーン」を1月24日(金)~3月22日(日)まで約2ヶ月間にわたり、全国815書店で実施する。
この企画は、毎年恒例で大人気の「全国の温泉宿泊プレゼント」に「ご当地スイーツ」をマッチングし、来店客の「旅心」と「食欲」を刺激して、集客と売上アップを目指すオリジナルキャンペーンだ。昨年の企画では応募総数が店頭活性化企画の開始以降、初めて100万件を超え、書店の集客・売上アップに大きく貢献した。
https://www.tohan.jp/news/20200124_1526.html

トーハンは、「映画 ねこねこ日本史~龍馬のはちゃめちゃタイムトラベルぜよ!~」(2月22日ロードショー)の公開に併せて、4種類のオリジナル書店プロモーションを、1月28日(火)より全国の書店で展開する
https://www.tohan.jp/news/20200128_1531.html

TOKYO FMをはじめとするJFN38局ネットで放送している村上春樹ディスクジョッキーをつとめる「村上RADIO」の2020年最初の放送が決定した。 2月23日(日)19時からの「村上RADIO~ジャズが苦手な人のためのジャズ・ヴォーカル特集」がそうだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001909.000004829.html

アドベンチャーゲームSTEINS;GATE」(シュタインズ・ゲート)がハリウッドで実写ドラマ化されることになった。
https://www.famitsu.com/news/202001/26191389.html

損害保険ジャパン日本は、日本のデジタル広告業界の健全化への取り組みを牽引するアドベリフィケーションカンパニーである Momentum(モメンタム) とアドフラウド保険を共同で開発し、2 月から提供を開始する。 損保ジャパン日本興亜とモメンタムは両社が連携し、この保険の提供を通じて、広告代理店、 広告主にとってより安心・安全な広告配信を実現する。ネット広告詐欺保険である。
https://www.sjnk.co.jp/~/media/SJNK/files/news/2019/20200124_2.pdf

◎世界化社の保育雑誌シェアNo.1の「PrirPri」は4月号を創刊20周年記念号とするそうだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000738.000009728.html

東京ニュース通信社の月刊誌「TV Bros.」が、2月22日発売号をもって、1987年から32年間続いた定期刊行を終了し、今後は不定期で刊行する。
https://www.oricon.co.jp/news/2153996/full/
不定期刊の雑誌は増えるはずだ。

JTBパブリッシングは、2月4日(火)に「ゆるキャン△」と旅行情報誌『るるぶ』がコラボした公式ガイドブック「るるぶ ゆるキャン△」を発売した。
ゆるキャン△」は「まんがタイムきららフォワード」(芳社)で連載している山梨県を舞台に女子高校生たちがキャンプをしたり日常生活を送ったりする様子をゆるやかに描く人気作であり、2018年1~3月までTVアニメ第1期が放送された。2020年1月からは新作ショートアニメ「へやキャン△」、テレビ東京では実写ドラマが放送された。TVアニメ続編第2期、映画劇場版の制作も発表されている話題作である。
https://tv.prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000024732.html

◎中国の漫画配信アプリ「新漫画」で編集者の育成にあたる御木基宏は小学館の「ビッグコミックオリジナル」の元編集長である。毎日新聞が1月28日付で「日中マンガ道 番外編 多様な価値観、認めて発展 中国漫画育成の日本人編集者」を掲載している。御木は柴門ふみ東京ラブストーリー」を担当した。
https://mainichi.jp/articles/20200128/dde/007/040/037000c

◎「日経ARIA」は1月27日付で「東ラブから30年。柴門ふみが描く『40代からの恋』」を公開している。柴門は「女性セブン」(小学館)で「恋する母たち」を連載しているが、柴門にとって女性週刊誌での連載は初めてのことだそうだ。柴門は、こう語る。
《まず、私にとっては初めての女性週刊誌での連載が決まったとき、読んでくださる女性読者がどんな方かを想像しました。おそらくすごく漫画好きということでもない女性たちに、芸能人のゴシップ記事と同じ感覚で楽しんでいただける漫画にするには、どんなテーマがいいのか。
そこで浮かんだのが、既婚女性の婚外恋愛だったんですね。
とはいっても、ただ専業主婦が家庭を捨てて不倫をするストーリーでは共感は得られないと考えて、ライフスタイルの違う3人の女性を軸にストーリーを展開することにしました。》
https://aria.nikkei.com/atcl/column/19/011400149/011400003/

毎日新聞は1月28日付で「『釣りバカ』モデルの元編集者、高知県観光特使に『毎日が釣り日和』」を掲載している。
小学館の元編集者で「釣りバカ日誌」の主人公のモデル、黒笹慈幾(やすし)さん(69)が高知県の観光特使を委嘱された。》
https://mainichi.jp/articles/20200128/k00/00m/040/069000c

サントリー食品インターナショナルは、スクウェア・エニックスが提供するスマートフォン向け位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」とのコラボを開始した。第一弾として1月27日(月)15:00より、全国約1.4万台のサントリー自動販売機が、新たに「ドラゴンクエストウォーク」の「かいふくスポット」としてゲーム内に登場した。
https://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0935.html

◎デジタルコミックエージェンシーのナンバーナインが、漫画家のかっぴーとともに1月27日(月)正午に立ち上げたクラウドファンディングプロジェクト「【舞台化記念】原作版『左ききのエレン』初の紙版単行本&『0巻』制作プロジェクト!」にて、開始から10時間で支援金額が1000万円を超えた。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000027584.html
翌日1100万円を超えた。
https://camp-fire.jp/projects/view/226474

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4)【深夜の誌人語録】

批判を糧にすることができれば一流だ。