【文徒】2020年(令和2)3月10日(第8巻44号・通巻1701号)

Index------------------------------------------------------
1)【記事】南彰の始めたオンライン署名運動の反響と効果を考え
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】南彰の始めたオンライン署名運動の反響と効果を考え

YAHOO!ニュース」は立岩陽一郎の「安倍総理『茶番』会見を変える 署名活動に込めた新聞労連委員長の覚悟」を公開している。
《「十分な時間を確保したオープンな「首相記者会見」を求めます!」とする署名活動がオンライン上で始まっている。》
《署名活動の主体は、MIC(マスコミ化情報労組会議)だが、その発案者は全国の新聞の労働組合で作る新聞労連の南彰委員長だ。南氏は朝日新聞の政治部記者で、官邸記者クラブに所属していたこともある。》
https://news.yahoo.co.jp/byline/tateiwayoichiro/20200308-00166669/
「十分な時間を確保したオープンな『首相記者会見』を求めます」がそうだ。
https://www.change.org/p/%E5%86%85%E9%96%A3%E7%B7%8F%E7%90%86%E5%A4%A7%E8%87%A3-%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%99%8B%E4%B8%89-%E5%8D%81%E5%88%86%E3%81%AA%E6%99%82%E9%96%93%E3%82%92%E7%A2%BA%E4%BF%9D%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%81%AA-%E9%A6%96%E7%9B%B8%E8%A8%98%E8%80%85%E4%BC%9A%E8%A6%8B-%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%81%BE%E3%81%99?recruiter=false&utm_source=share_petition&utm_medium=twitter&utm_campaign=psf_combo_share_initial&utm_term=share_petition&recruited_by_id=57760250-5eb3-11ea-a891-59afa31ce47a
国会パブリックビューイング代表の上西充子も、この署名活動には一枚噛んでいる。署名キャンペーンと連動して3月5日に上西が南彰に「なぜ官邸記者会見がこんなに官邸側にコントロールされる状況になっているのか」を聞いた対談がYouTubeで公開されている。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=fxuVRpBNgCE&feature=emb_logo
朝日新聞記者の三浦英之によれば南彰は命がけだという。
《メディアに在籍している人ならわかるはず。これが組織人としてどれだけ「危険」な取り組みなのかを。新聞労連委員長は命がけでやっている。なぜか。ジャーナリズムの信頼が失われれば、この国の民主主義が死ぬ。僕らは今、その瀬戸際にいるのだと思う》
https://twitter.com/miura_hideyuki/status/1236637303373565952
沖縄タイムス記者の阿部岳によれば沖縄タイムス琉球新報の両編集局長が賛同人として名前を連ねているという。
《安倍首相とメディアに「ちゃんとした」「茶番でない」記者会見を求める署名、1万筆を超えました。
署名を呼び掛ける賛同人にメディア幹部としては2人だけ、沖縄タイムスと琉球新報の両編集局長が名を連ねています。
沖縄のメディアで働く一員として誇らしいです。》
https://twitter.com/ABETakashiOki/status/1236535395849887744
朝日新聞の鮫島浩は首を傾げる。
《安倍首相に記者会見やり直しを求める署名を呼び掛ける賛同人に全国紙の編集局長はどうして名を連ねないのだろう。本来なら率先して署名を呼び掛けるべき立場である。あの酷い会見をみて何の行動も起こさないようでは記者集団を率いる資格はない。こういう不作為が新聞への信頼を失墜させているのだ。》
https://twitter.com/SamejimaH/status/1236626256617066496
例えば、毎日新聞はどうだうか。毎日新聞記者の一宮俊介は、ツイッターでこう指摘している。
《疑問の声が高まっている記者会見や記者クラブのあり方について毎日新聞として積極的に取り上げていくことには賛成だが、向かっていく方向が違うような気が個人的にする。
世間のマスコミ不信を直視するなら、まずは自らを否定的に捉えてゼロから考え直していかないと。》
https://twitter.com/Ichimiya_Sh/status/1236696172019900418
次のようにツイートした毎日新聞記者の宮原健太も署名したのだろうか。
《安倍首相記者会見の問題は、旧態依然とした「マスコミ」が、ネットの声にも耳を傾けられるような新しいメディアとして生まれ変われるかの戦いでもあると思う。
紙の新聞がどんどん読まれなくなっている時代、生まれ変わらなければこの業界に未来はない。》
https://twitter.com/bunyakenta/status/1236637476820664320
朝日新聞でいえば松山尚幹は賛同するのだろうか。テレビディレクターの藤田純夫がツイートしている。
朝日新聞の松山尚幹記者。日本語でインタビュー出来るのに、すぐそこにいたのに聞かなかったんですか?ロイターが取材出来てるのに。それとも安倍晋三の言葉しか聞こえないの?きっと大出世ですね上級記者様》
https://twitter.com/crazy_sumio/status/1236564547139284992
東京新聞労働組合は署名する。
《首相の茶番会見で/読者の信頼を裏切った報道各社。/現場で働く仲間たちだけでなく/東京新聞中日新聞社)の幹部らも/毎日新聞・秋山さんの記事を宣伝してた/デジタルの長の人ら管理職のみなさんも/こぞって署名に賛同してもらいたい。/大同団結を。》
https://twitter.com/danketsu_rentai/status/1236654284529254400
清水潔は署名しないと決めたようだ。
《私は署名してません。群れるのが嫌いな事と、そもそも記者クラブを容認できないから。本にあるまさにこれ。茶番会見を作りあげたのは記者クラブの方だと思う。
「フリーのジャーナリストを排除してきたのは政府というよりも、新聞、テレビといった主要メディアではないか」》
https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1236644365998493696
「日本を捨てた男たち フィリピンに生きる『困窮邦人』」(集英社庫)の水谷竹秀のツイート。新聞は偉いという場面を雑誌は見せつけられてきた。
《フリーでやっていると、記者クラブネタはめちゃくちゃ多い。リンちゃん殺害事件の判決日に行われた記者会見では、「フリーはちょっと……。」と入場を拒否された。側にいた日刊ゲンダイの記者さんが「彼毎日裁判出てるのに何で?」とフォローしてくれたけど、ダメだった。》
https://twitter.com/takehide1975/status/1236669321281060864
田中康夫長野県知事として次のような「脱・記者クラブ宣言」を発表したのは2006年4月4日のことであった。
《その数、日本列島に八百有余とも言われる「記者クラブ」は、和を以て尊しと成す金融機関すら“護送船団方式”との決別を余儀なくされた21世紀に至るも、連綿と幅を利かす。
それは本来、新聞社と通信社、放送局を構成員とする任意の親睦組織的側面を保ちながら、時として排他的な権益集団と化す可能性を拭(ぬぐ)い切れぬ。現に、世の大方の記者会見は記者クラブが主催し、その場に加盟社以外の表現者が出席するのは難しい。
また、日本の新聞社と通信社、放送局が構成員の記者クラブへの便宜供与は、少なからず既得権益化している。》
http://yassy.system-a.org/hisyo/press/kisya.htm
http://tanakayasuo.me/corona
署名活動が「ガス抜き」に使われないことを祈るばかりである。新聞が得意とする「夜討ち朝駆け」にしても「癒着」の第一歩だということを忘れてはなるまい。いずれにしても、3月9日午後3時42分現在、賛同者は1万4千人を超えた。

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2)【本日の一行情報】

◎「ダ・ヴィンチニュース」は3月6日付で「新型コロナ問題は『電子書籍』の可能性を拓く――世界で無料公開の動き」を発表している。
《日本でもコロナ感染の拡がりが懸念される中、電子書籍の世界で無料公開の動きが出ている。東日本大震災の際も『週刊少年ジャンプ』の電子版が無料公開され注目を集めたが、「全国一斉休校」や「図書館の閉鎖」という思いがけない事態に、電子書籍の可能性に再び光があたることになりそうだ。》
https://ddnavi.com/serial/600736/a/

◎スポーツ紙ばかりでなく毎日新聞は3月7日付で「トラ、コイ、タカ…居酒屋談議から生まれた人気シリーズ 読んで楽しい『プロ野球仕様』国語辞典第3弾」を掲載し、三省堂の「プロ野球仕様」国語辞典を紹介している。パブリシティは利いているよね。
《「社員たちの居酒屋談議から生まれた」企画が動き始めたのは、17年夏ごろだった。熱烈なファンが多い、あのチームに狙いを絞った。「これはいける。ぜひ作ってみたい」。イデアの相談を受けた滝本多加志・出版局長(58)は直感した。》
https://mainichi.jp/articles/20200306/k00/00m/040/257000c
巨人版は無理なんだろう、な。

◎紹介した商品は完売続出という、インフルエンサーでファッションライバーのももちが、ファッション誌「CanCamとコラボして、公式YouTubeと公式Twitterで配信するライブ動画番組「生Can」のライブ配信を開始した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000588.000013640.html

◎「動画サービス」や「動画SaaS」を提供するViibarはインプレスから3月6日(金)に書籍「動画広告“打ち手”大全 ネット広告の新時代を勝ち抜く施策設計 最強の戦略74」を発売した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000016270.html

鴻巣友季子は「週刊ポスト」の書評でモーシン・ハミッドの「西への出口」(新潮社)を取り上げているが、こう書き出している。
《二〇一〇年代の英米学は、“政治の季節”を迎えたと言える。一九八〇年代に所謂「大きな物語」が失われ、ミニマリズムの潮流のなかで、小さな憂うつが書かれた。転換点の一つは9.11同時多発テロだ。》
https://www.news-postseven.com/archives/20200306_1545318.html
日本学の2010年代は「政治の季節」ではなかったよね。

共同通信が3月5日付で「米メディア傘下の大手出版売却へ バイアコムCBS」を発表している。
《米メディア大手バイアコムCBSが、傘下の大手出版社サイモン&シュスターを売却しようとしていることが4日、分かった。売却額は少なくとも12億ドル(約1290億円)を見込んでいるという。インターネットでの動画配信事業の強化に集中する。米メディアが伝えた。》
https://www.47news.jp/4583256.html

◎「YAHOO!ニュース」は水島宏明(上智大学教授)による「このまま新聞は死んでいくのか? 新聞メディアの生き残りにテレビも『重大関心』」を3月7日付で配信している。そこで水島は西日本新聞が取り組んでいる「あなたの特命取材班」を紹介している。
《それは「あなたの特命取材班」。通称「あな特」。記者と読者が共につくる新しい報道だ。
これまで記者が主に行政や警察など当局取材や記者の調査報道を元に「何を知らせるべきか」を判断して報道してきた。
それを「あな特」では読者から寄せられた疑問や悩みごとから取材をスタート。その経緯やわかったことを行政などにもぶつけ、取材を深めていく。読者の声から始まる調査報道だという。》
https://news.yahoo.co.jp/byline/mizushimahiroaki/20200307-00165278/
西日本新聞は「あなたの特命取材班」について次のように説明している。
《「あなたの特命取材班」は、暮らしの疑問や地域の困り事から行政・企業の不正告発まで、読者の情報提供や要望に応えるオンデマンド調査報道を目指します。
インターネットには今、真偽不明の情報があふれています。すべての疑問に答えを見つけるのは難しいかもしれませんが、新聞社の取材力と取材網を生かし、真相や時代背景をあぶり出したいと考えています。
「あなた」のために取材して書いた記事が多くの人の役に立ち、社会がより良い方向へ進めば、大きな喜びです。取材班一同、「あなた」の期待に応えられるように走ります。》
https://specials.nishinippon.co.jp/tokumei/

朝日新聞デジタルは3月5日付で「NHK経営委員長『かんぽ番組に意見』不法介入と指摘も」を掲載している。
《…18年10月23日の経営委の非公表会合について、森下氏は5日の総務委で「状況や経緯を確認するため会長も出席し、自由に意見交換した。番組や動画について意見を述べた」と説明した。上田良一会長(当時)はこの議論などもへて会合があった日に厳重注意された。森下氏は「具体的な制作手法は指示しておらず、NHKの自主自律や番組編集の自由を損なう事実はない」と強調し、番組介入の意図は否定した。
だが、関係者への取材で、森下氏らは番組の制作手法を批判するなどしていたことがすでに明らかになっている。》
https://www.asahi.com/articles/ASN356VLRN35ULFA00N.html
朝日新聞経済部(大阪)の西尾邦明が呟いている。
《森下氏の総務委員会での説明は本当にひどかった。》
https://twitter.com/KuniakiNishio/status/1235596417973940225

◎「ハフポスト日本版」は3月5日付で「新型コロナ臨時休校で、マンガ雑誌が続々と無料公開。リストにしてみました。」を公開している。集英社小学館秋田書店KADOKAWAの取り組みが紹介されている。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/manga-koukai_jp_5e61b49ec5b601904ea7d991

◎「ITmediaニュース」は3月6日付で「Hulu、日テレのドラマ・バラエティ119作品を無料配信 テレワークや休校受け」を公開している。
日本テレビ放送網傘下で、動画配信サービス「Hulu」を運営するHJホールディングスは3月6日、日本テレビが制作したドラマやバラエティ番組の無料配信を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、政府のテレワーク推奨や休校要請を受けて実施する。配信期間は31日まで。》
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2003/06/news125.html

集英社は、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえて、尾田栄一郎の「ONE PIECE」デジタル版の1巻から60巻を、同社の電子書籍サイト「少年ジャンプ+」と「ゼブラック」において3月9日12時より4月5日の期間限定で無料公開する。
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1239522.html
ジャンプSQ.」のデジタル版も2019年4月号から2020年3月号までを、3月6日(金)~3/31(火)の期間限定で無料公開する。
https://getnews.jp/archives/2435165
集英社のフットワークが凄い!

藝春秋も! 3月6日(金)から19日(木)の期間限定で、藝春秋は小中学生向けにセレクトした33タイトルの電子版をAmazonのKindle無料本コーナーにおいて無料配信する。
33タイトルは次の通りだ。
『国語、数学、理科、誘拐』(青柳碧人)
『I love letter』(あさのあつこ)
『合本 八咫烏シリーズ 第一部』(阿部智里)
『世界を変えた10冊の本』(池上 彰)
『世界を変えた10人の女性 お茶の水女子大学特別講義』(池上 彰)
『ミカ!』(伊藤たかみ)
『車夫』(いとうみく)
『少年少女飛行倶楽部』(加納朋子)
寄生虫館物語 可愛く奇妙な虫たちの暮らし』(亀谷 了)
『声のお仕事』(川端裕人)
『プリンセス刑事 生前退位と姫の恋』(喜多喜久)
『よちよち藝部』(久世番子)
山古志村のマリと三匹の子犬』(桑原眞二/大野一興)
『心理ゲーム 恋愛編』(齊藤 勇)
『心理ゲーム 愛情編』(齊藤 勇)
『荒野』(桜庭一樹)
『小学五年生』(重松 清)
『フムフム、がってん! いきものビックリ仰天クイズ』(篠原かをり/田中チズコ)
『恋する昆虫図鑑 ムシとヒトの恋愛戦略』(篠原かをり)
『花まんま』(朱川湊人)
『あなたがひとりで生きていく時に知っておいてほしいこと ひとり暮らしの智恵と技術』(辰巳 渚)
『丹野智 笑顔で生きる ―認知症とともに―』(丹野智 ・構成 奥野修司)
『「死ぬんじゃねーぞ!!」いじめられている君はゼッタイ悪くない』(中川翔子)、
『屋上のウインドノーツ』(額賀 澪)
『侠飯』(福澤徹三)
武士道シックスティーン』(誉田哲也)
プリンセス・トヨトミ』(万城目 学)
キングレオの冒険』(円居 挽)
『京洛の森のアリス』(望月麻衣)
『「つなみ」の子どもたち』(森 健)
赤毛のアン』(L・M・モンゴメリ松本侑子・訳)
『はなちゃんのみそ汁』(安武信吾/安武千恵/安武はな)
素数ゼミの謎』(吉村仁・著/石森愛彦・絵)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000043732.html
なかなか考え抜かれたセレクトではないか。

幻冬舎から刊行されている「М 愛すべき人がいて」(小松成美)が連続ドラマ化され、テレビ朝日系で4月期、毎週土曜23時15分から放送される。16万部とは思っていたほど売れなかったようだ。
https://www.gentosha.jp/article/15001/

白川道の未完成小説「竜の道」の連続ドラマ化も決まった。カンテレ・フジテレビ系火曜夜9時ドラマとして放送される。
https://www.ktv.jp/ryu-no-michi/
https://www.gentosha.jp/article/15012/

朝日新聞社が運営するwebメディア「withnews」(https://withnews.jp/)の2月度の月間PVは過去最高となる8200万PVを記録した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000820.000009214.html

KADOKAWAは、絵本作家・川端誠による「らくごえほんシリーズ」の第2弾「らくごえほん ごんべえだぬき」を発売した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=000006852.000007006&g=prt

◎八木澤高明の角川新書「花電車芸人 色街を彩った女たち」は買わねばなるまい。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321902000133/
私には「西船OS劇場」「西船橋ミュージックホール」に入り浸っていた時代がある。

時事通信は3月6日付で「東京五輪中止なら損失7.8兆円 新型コロナ影響試算―SMBC日興」を発表している。
《SMBC日興証券は6日、新型コロナウイルス感染が7月まで収束せず、東京五輪パラリンピックが開催中止に追い込まれた場合、約7.8兆円の経済損失が発生するとの試算を公表した。国内総生産(GDP)を1.4%程度押し下げ、日本経済は大打撃を被るという。》
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020030601210&g=eco

◎宝島社の女性ファッション誌「InRed」4月号の付録は「ミッキーマウス スマホも長財布も入るミニショルダーバッグ」だ。
https://youpouch.com/2020/03/06/639955/

集英社の公式通販サイト「HAPPY PLUS STORE」リニューアルを記念して、スタイリスト玄長なおことのコラボ「やせ見え」7アイテムを発売した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000139.000011454.html

又吉直樹の「火花」(藝春秋)が英語に翻訳され、3月5日に「spark」というタイトルで刊行された。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000043732.html

東村アキコ「偽装不倫」の単行本最終8巻が藝春秋から発売されたのと同時と言って良いだろう、東村は化庁が主催する「芸術選奨」のメディア芸術部門において新人賞を受賞した。「偽装不倫」は日韓同時連載の漫画である。「LINEマンガ」に連載されていた。
https://natalie.mu/comic/news/370095

◎相鉄グループの相鉄ビルマネジメントが運営するジョイナスは、宝島社の女性ファッション誌「InRed」とのスペシャルコラボを実施し、誌面だけでなくさまざまなキャンペーンを通して、ジョイナスで揃う「大人の春コーデ」を提案する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000013734.html

主婦の友社が3月6日(金)に発売した「arikoのパン」は、2月にネット書店で予約を開始したところ、予約が相次ぎ「Amazon売れ筋 本ランキング  パン部門1位」となり、また一般書店からも注が相次いだことから、発売即重版を決めた。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001154.000002372.html
インスタグラムから生まれたレシピ本である。

◎「マネーポストWEB」は3月7日付で「新型コロナ蔓延、広告業界の苦悩に見る日本経済へのダメージ」を発表している。
《広告会社がかかわる領域は「娯楽」的な解釈をされることもあるものの、本質的には企業のマーケティング手段の強力な一手であるため、生産体制や販売計画にも大きな影響を与える。広告業界からの悲鳴は、単にマスコミの一業種の苦境を表しているものではなく、日本経済全体の悲鳴の代弁でもあるのだ。》
https://www.moneypost.jp/639886

実業之日本社は男性向けマンガを配信する新マンガサイト「COMICジャルダン」を3月6日ローンチした。
https://natalie.mu/comic/news/370196

◎「映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者」の公開を記念して、渋谷パルコ 6F TOKYO PARADEにおいてコラボレカフェ「ウキウキカキカキ♪ラクキングダムCAFE」が期間限定でオープンする。
https://screenonline.jp/_ct/17347076

産経新聞は3月7日付で「売れ筋は『歴史読み物』 新型コロナで在宅学習教材需要増 祖父母と孫を結ぶ?」を掲載している。
《児童書のなかでも、人気のジャンルが歴史ものだ。ダイヤモンド社の「東大教授がおしえる やばい日本史」は、歴史上の人物について「やばい」エピソードも織り交ぜ、親しみやすく紹介したもの。部科学省が各都道府県教育委員会などに正式に通知した28日には売り上げが前日の約2倍に、29日は約4倍になり、3月4日には2万部の増刷が決定した。シリーズの「やばい世界史」も1万部増刷する。》
https://www.sankei.com/life/news/200307/lif2003070009-n1.html

◎私は作品として評価していないが、それでも日本アカデミー賞「新聞記者」が作品賞、主演女優賞、主演男優賞と主要3部門で受賞したことは、映画人の気骨を見せてくれたものとして評価したい
https://www.asahi.com/articles/ASN367KPQN36UCVL02T.html
若松プロ出身の井上淳一フェイスブックで次のように書いている
《安倍不信、安倍嫌いが沸点に達しつつあるこの時に、テレビでは紹介されることすらなかった『新聞記者』が地上波で流れる。これほど痛快なことがあろうか。まだまだ捨てたもんじゃない。》
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2321726934594296&set=a.134888543278157&type=3

◎「ハフポスト日本版」は3月6日付で「『本当に刷りました』。オーストラリアの新聞社、不足するトイレットペーパーを“作って”印刷。世界で拡散【新型コロナ】」を公開している。
新型コロナウイルスの感染が世界で拡大する中、トイレットペーパーを買い占める行為が相次ぐオーストラリアで、地元紙『The NT News』が3月5日、新聞のなかにそのままトイレットペーパーとして使えるページを盛り込んだ。
地元の人を中心に話題となり、“いざという時に使いたい”などと感謝の声も寄せられている。》
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e6199d6c5b691b525efd4ef

大塚英志事務所によるツイートに深く同意する。
《当初、クルーズ船の水際対策に執着したりもはや合理性に乏しいとされる入国制限が支持されるのも日本の疫病対策が「道切り」で村の入り口に巨大な草鞋の類を吊るして「道切り」をする感情に近い。》
《コロナは世界中で近代が克服したはずの近代以前の非合理を露呈させている。世界中で起きている感染者という「徴付き」の排除なんて化人類学が対象すべき思考だし、多民族、共同体外部への怯えも含め、実は「多様性」に対する挑戦にさえ思える。》
https://twitter.com/MiraiMangaLabo/status/1236822464530796544
https://twitter.com/MiraiMangaLabo/status/1236824341985148928

東京新聞労働組合のツイートによれば、中日新聞(=東京新聞)って紙面と企業体質は、まるで別なようだ。
《「新聞各社の女性管理職7%」/昨年4月1日現在の新聞協会への/各社の報告数字を新聞労連で集計した。/多くの社が各労組に情報開示する中/中日新聞社は開示を拒否した。/労使で情報共有して改善していこう/という意思のなさ、狭量さにあぜん。/で、記事は載せてる…》
《紙面で読者に見せている姿勢と/社内で働く者に対する態度が/違いすぎる中日新聞社。/女性割合のデータを/労組に開示しない理由が分からない。》
https://twitter.com/danketsu_rentai/status/1236584892177059840
https://twitter.com/danketsu_rentai/status/1236782848293498880

◎こういうところを安積明子は見逃さない。ここは私も引っかかったところである。
《本当に最後に言っておきますが、あなた方は新聞社からの手当てがつく。移動にしても情報にしても、非常に恵まれている。これは特権です。
一方、畠山さんのように福島取材をするフリーランスは、交通費も含めて自腹も多い。それでも敢えて福島に行く。で、それでもフリーは「できれば」と?》
https://twitter.com/main_streamz/status/1236484333814210560
ここは「地元とフリーも、参加させて欲しい」と書いて欲しかった

佐藤春夫の現代語訳も読んだというところが若松英輔らしいと思った。
《今日は、鴨長明方丈記』を読みました。原で読み、佐藤春夫の現代語訳も読みました。この本は、今の私たちに送られた、中世からの手紙のようにも思えます。長明は、さまざまな厄災を経験するなか、人が己れのことだけに執着していくさまを「地獄」だと感じていたようです。》
https://twitter.com/yomutokaku/status/1236714375882268677

◎「じんぶん堂」は3月9日付で「【編集者座談会】人書担当編集者たちが語る『ヒット本の裏側とバズらせ方と下心』」を公開している。KADOKAWAの麻田江里子、筑摩書房の柴山浩紀、柏書房竹田純による座談会が開かれたそうだが、3人のプロフィールを紹介しておこう。
《麻田江里子 1986年生まれ。KADOKAWA IPクリエイション事業本部 芸局 学芸ノンフィクション編集部所属。国学や哲学、歴史などのジャンルの書籍を担当。担当書籍は『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』(古田徹也著)、『ジル・ドゥルーズの「アベセデール」』(國分功一郎監修)、『忍者の歴史』(山田雄司著)、『ヘンな論』(サンキュータツオ著)、『伊勢集全注釈』(秋山虔、小町谷照彦、倉田実著)、『ラグビー知的観戦のすすめ』廣瀬俊朗著)ほか。》
《柴山浩紀 1986年生まれ。2010年に太田出版入社、2016年から思想誌「atプラス」編集長、2017年から筑摩書房担当書籍は『家(チベの歴史を書く)』(朴沙羅著)、『バベる!』(岡啓輔著)、『裸足で逃げる』(上間陽子著)、『家族最後の日』(植本一子著)、『永続敗戦論』(白井聡著)ほか。》
竹田純 1987年生まれ。柏書房編集部。公式note「かしわもち 柏書房のWEBマガジン」を開設。担当書籍は『「舞姫」の主人公バンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本』(山下泰平著)、『ベートーヴェン捏造』(かげはら史帆著)、『日本のヤバい女の子』『日本のヤバい女の子 静かなる抵抗』(いずれもはらだ有彩著)、『歴メシ!』(遠藤雅司著)ほか。》
https://book.asahi.com/jinbun/article/13189250

◎「PRESIDENT Online」は3月9日付で「竹中平蔵『政府はコロナ対応を間違った。東京五輪も危うい』"オリンピック中止シナリオ"を語る」を発表している。このシナリオからすると、習近平の来日中止は五輪の中止可能性を高めたことになる。これでもしオリンピック直前に中国・天津で開催されるとされる“夏季ダボスの中止が発表されたならば、「いよいよ7月下旬の東京五輪開催も厳しく」なるというのが竹中シナリオだ。
https://president.jp/articles/-/33438

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3)【深夜の誌人語録】

落ち着くには視野を広げることだ。