【文徒】2020年(令和2)3月25日(第8巻54号・通巻1711号)

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1)【記事】五輪延期、聖火リレー中止に至るまで
2)【記事】新聞社説が五輪延期を取り上げる
3)【記事】今度は朝日新聞編集委員・吉岡桂子がフェイスブックに書いた記事が炎上
4)【本日の一行情報】
5)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】五輪延期、聖火リレー中止に至るまで

毎日新聞は3月24日付で「東京五輪『延期決まった』 最古参のIOC委員、米紙に」を掲載している。
国際オリンピック委員会IOC)のディック・パウンド委員(カナダ)は23日、米紙USAトゥデーの取材に応じ、新型コロナウイルスの感染拡大で今夏開催が危ぶまれている東京オリンピックについて「IOCが把握している情報に基づき、延期が決まった」と述べた。同紙(電子版)によると、来年に延期の可能性が高いとしているという。》
https://mainichi.jp/articles/20200324/k00/00m/050/011000c
同じく毎日新聞は3月24日付で「東京オリンピック死守 『延期』へかじ 難題は山積」を掲載している。
《事態が動いたのは22日夜だった。家族との会食直前の大会組織委員会・森喜朗会長の元にIOCトーマス・バッハ会長から連絡が入った。IOC緊急理事会に先立つ打ち合わせの要請で、森氏はバッハ氏らと急きょテレビ電話会議を開催。「中止は一切議論しない」との方針を確認し、延期も含めて検討することも決めた。森氏は会議後、小池百合子東京都知事安倍晋三首相に電話で伝えた。》
https://mainichi.jp/articles/20200323/k00/00m/010/308000c
東京五輪が延期に向けて大きく動き出した今、果たして聖火リレーを続行する意味があるのだろうか。W杯を制したなでしこジャパンの一人である永里優季聖火リレーを辞退した。
《様々なことを考慮し、聖火ランナーへの参加は辞退させて頂きました。》
《1週間くらい前にもうやばいなと思って辞退を申し出ていたのですが、この1週間でさらに状況が悪化。とにかく世界が同じ方向を向いて、この困難を乗り越えないといけないと。踏ん張りましょう。》
https://twitter.com/Yuki_Ogimi/status/1242234047092359168
https://twitter.com/Yuki_Ogimi/status/1242239319206699008
26日に福島で始まる聖火リレーをまず「延期」すべきだろう。聖火リレーは被災地ファーストではないのか。朝日新聞記者の三浦英之もツイッターにこう投稿している。
《これ、本当、福島の関係者にどれだけ負担かければ気が済むのかな? 福島では聖火リレーまであと3日です。直前でドタ変(?)して、走者だって観客だって主催者だってみんな大混乱だよ。「復興五輪」とか言って被災地に迷惑掛けっぱなしじゃないですか……》
《延期が決まったのであれば、聖火リレーも延期した方がいいと思う。情報開示の遅れが無用な経費と現場の混乱をもたらす》
https://twitter.com/miura_hideyuki/status/1242069965361930246
https://twitter.com/miura_hideyuki/status/1242207738412793856
五輪メダリストの有森裕子もツイートしている。
《オリパラの延期が、多くの可能性をほぼ検討され決まるのに、人がどう考えても集まるであろう聖火リレーを予定通り開催する事に疑問に思う。》
https://twitter.com/animo33/status/1242012442122547200
山崎雅弘の口調は厳しく、激しい。
東京五輪が予定通りに開催される見込みは事実上ゼロになったのだから、こんな空疎な行事も即刻中止するのが筋だろう。なんで日本は「走り出したら止まらない集団」から脱却できないのか。なぜ理性的判断よりも「上位者の決めたことに黙って従う」下僕的な思考が上に来るのか。》
https://twitter.com/mas__yamazaki/status/1241970236502372352
常識的な判断ができなくなってしまっているのだ。五輪にかかわる総てがちぐはぐしている。中沢けいがこうツイートしている。
小池都知事は東京のロック・ダウンもあり得ると。で、聖火リレーは予定通りに出発して、政府は旅行の割引券を配るとか。どうしたいんだ。どうなっているんだ。あ~、もうきっとあっちこっちで天を仰いでいる人がいるよ。》
https://twitter.com/kei_nakazawa/status/1241976397502885890
NHK NEWS WEB」は3月23日付で「聖火リレー トーチ使わず巡回へ 延期めぐる判断出るまで」を発表している。
東京オリンピック聖火リレーについて、大会組織委員会は、大会の延期をめぐる判断が出るまでは、トーチを使ったリレーは行わず、ランタンにともした聖火を巡回させる形に変更する方針を固めました。》
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200323/k10012345881000.html
巡回に何の意味があるのだろうか。巡回など即刻中止である。少なくともIOCが結論を出すまでは聖火は延期こそ相応しいはずだ。おしどりマコは絶叫する。
《もう、聖火リレーも、オリンピックもいらない。
アスリートファーストでも無い、観客ファーストでも無い、
企業&政治家ファーストのオリンピックなんかいらない
原発事故後、嘘で誘致した東京オリンピックと思ってたけど
新型コロナの対応で、何ファーストかよく分かった!》
https://twitter.com/makomelo/status/1242059450149556226
いったい誰のためのオリンピックなのか? 朝日新聞デジタルは3月24日付で「五輪で政権浮揚のはずが…延期なら多額の損害 焦る政権」を掲載している。
安倍晋三首相は23日、東京五輪パラリンピックの延期を容認する姿勢を示しつつ、「中止は選択肢にない」と強調した。来年秋に党総裁としての任期満了を迎える首相にとって、五輪はいま最大の政治的レガシー(遺産)だ。中止となれば首相の求心力にも影響しかねないだけに、政権内の危機感も高まる。》
https://www.asahi.com/articles/ASN3R7HQQN3RUTFK01C.html?iref=comtop_8_03
政権のためのオリンピック?だとすれば桜を見る会と同じ!? 朝日新聞デジタルは3月24日付で「米NBCIOCの決定受け入れる』 五輪延期に現実味」を掲載している。
《米テレビ局NBCは23日、新型コロナウイルスの感染拡大で、7月開催が延期になる可能性が高まっている東京オリンピック(五輪)について、国際オリンピック委員会IOC)のいかなる結論も受け入れると表明した。五輪への影響力が大きい同局が協力姿勢を打ち出したことで、東京大会は延期に大きく傾きそうだ。》
https://www.asahi.com/articles/ASN3S35S6N3SUHBI00M.html?iref=comtop_8_07
なるほど、オリンピックもまたビジネスなのだろう。ビジネスなのであれば、ボランティアにタダ働きをさせるのはブラック体質と言わざるを得まい。
新潟県知事・米山隆一のツイート。
《延期に言及した山口理事に山下会長が「極めて残念」としておきながら、その3日後にはいきなり掌返しで「延期検討」です。JOCは、正しいか正しくないかではなく、誰がどう言うか、何より偉い人と「外圧」がどう言うかが優先される日本組織の悪い所を見せつけています。》
https://twitter.com/RyuichiYoneyama/status/1242223481892159489
立川雲水のツイート。
《開催延期の場合、ボランティアの確保が難しくて‥云々って言ってるけど、そもそも開催・運営するには万人単位のボランティアが必要ってオペレーションの方がどう考えてもおかしいやろ?必要な労力には正当な対価を払って雇うのが当たり前やん。何でオリンピックだけ特殊やねんな?》
https://twitter.com/tatekawaunsui/status/1242214306403332097
国際医療福祉大学医学部公衆衛生学教授・和田耕治のツイート。
《世界的な感染拡大は続いている。1年延期したとしても、世界的に集団免疫を得られる状態になるのは難しいだろう。日本も含め、国によってはまだ大変な状況が続いている可能性がある。再び延期を求める声も出てくるのではないか。2年後なら大丈夫かということもまだわからない。》
https://twitter.com/kojiww/status/1242242154207952897
プチ鹿島は「春オンライン」で、こう書いている。
東京五輪パラリンピックは本当にアスリートファーストなのか。次の記事を読んで欲しい。
「パラスポーツ 感染に恐々 健常者よりリスク高く」(毎日新聞3月21日)
新型コロナウイルスの感染拡大は、東京パラリンピックを目指すパラスポーツ選手にも大きな影響を及ぼしている。重度の障害のある選手が感染により肺炎を引き起こすと重症化する恐れがあるだけに、事態は深刻だ。》
アスリートファーストなら真っ先に考えられなければいけない件だ。しかし、やれ経済損失がどうとかが今も大声で話されている。
麻生太郎氏は「呪われた五輪」と言ったが、政治の話しか出てこないから呪われるのだ。
東京2020が政治家の見栄とか経済があいかわらず前提だと言うなら、もうやめたら?》
https://bunshun.jp/articles/-/36799
毎日新聞は3月24日 21時25分)付で「東京オリンピックは1年程度延期 首相とIOC会長が合意」を掲載している。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、安倍晋三首相は24日、国際オリンピック委員会IOC)のトーマス・バッハ会長と電話協議し、今夏の東京オリンピックパラリンピックを来年に延期することで合意した。首相とともに協議に臨んだ大会組織委員会の森喜朗会長、東京都の小池百合子知事らを含めた日本側が延期を了承し、バッハ会長が決断した。五輪の延期は夏冬通じて初めて。26日に福島県から始まる予定の聖火リレーも当面中止となる。》
https://mainichi.jp/articles/20200324/k00/00m/050/256000c

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2)【記事】新聞社説が五輪延期を取り上げる

朝日新聞デジタルは3月24日付で社説「五輪の延期 課題示し透明な検討を」を掲載している。
《この間のIOCの迷走は不信を深めた。今月17日に臨時理事会を開くなどして予定どおりの開催を確認。ところが2日後にバッハ会長自身が米紙の取材に「異なるシナリオを複数検討している」と述べて波紋を呼び、そのまた2日後にはドイツのラジオ局に対し、延期は難しいとの見解を語った。
感染拡大の勢いが急で情勢が日々動いたとはいえ、情報発信の稚拙さに選手をはじめとする関係者は振り回された。
日本側の対応も心もとない限りで、マラソンコースを札幌に移したときと同様、IOCとしっかり意思疎通が図れているのか、大きな疑問を残した。》
https://www.asahi.com/articles/DA3S14413856.html
毎日新聞は3月24日付で社説「IOCが五輪延期検討 選手本位で早期に結論を」を掲載している。
《IOCは4週間以内に決めるというが、選手本位の視点で早期に結論を出すべきだ。26日から予定の聖火リレーについても、大会延期の可能性も念頭に、よりふさわしい方策を探るべきだろう。》
https://mainichi.jp/articles/20200324/ddm/005/070/047000c
産経新聞は3月24日付で主張「東京五輪の延期 IOCに早期の決断求む 今夏の大会実施は不可能だ」を掲載している。
安倍晋三首相は先の先進7カ国(G7)首脳テレビ電話会議で「全ての国のアスリートが万全の準備のもとに参加できる安全で安心な大会とする」と述べた。
そうした「完全な形」での今夏開催は、悲しいかな、もはや不可能である。》
https://www.sankei.com/column/news/200324/clm2003240002-n1.html
東京新聞は3月24日付で社説「東京五輪延期 感染防止へやむを得ぬ」を掲載した。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けてIOCが東京五輪の延期を検討課題に挙げたのは、歴史的な方針転換といっていい。
過去の近代五輪に中止はあっても延期はなかった。オリンピック憲章には「オリンピアード競技大会オリンピアードの最初の年に開催され、オリンピック冬季競技大会はその三年目に開催される」と、あるからだ。》
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2020032402000177.html
日本経済新聞は3月23日付で社説「五輪延期しコロナ対策に万全期せ」を掲載している。
《まず33にも及ぶ競技の日程の組み直しが必要で、かなりの難航も予想される。さらに競技会場を含めた施設の確保だ。東京ビッグサイトや幕張メッセなど国際展示場としてニーズが高い場所は、調整が難しくなるおそれが高い。東京都以外の会場を使用する競技もあり、自治体から使用に理解を求めなければならない。
また、東京・晴海の選手村は大会後は改修しマンションとして販売される。2023年春の入居予定だが、引き渡しが遅れれば、補償問題ともなろう。》
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57114590T20C20A3SHF000/
讀賣新聞オンラインは3月24日付で社説「五輪延期を検討 選手や観客の安全を最優先に」を掲載している。
《たとえ日本が今夏までに感染抑止に成功したとしても、選手団を送れない国々が続出することが想定される。延期のシナリオを検討するのもやむを得まい。
現在、多くの競技で五輪代表を選考する試合が中止や延期を余儀なくされている。ノルウェーなどの五輪委や米国の水泳と陸上の競技団体、現役選手からは延期を求める声が上がっていた。
IOCの延期の検討は、こうした状況も踏まえたものだろう。》
https://www.yomiuri.co.jp/editorial/20200323-OYT1T50219/
こうした全国紙やブロック紙は、もっと早くにオリンピックにかかわる社説を掲載すべきではなかったのか。まさか逃げていた?

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3)【記事】今度は朝日新聞編集委員・吉岡桂子がフェイスブックに書いた記事が炎上

朝日新聞編集委員の吉岡桂子はフェイスブックの「The Asahi Shimbun Asia & Pacific 朝日新聞アジア太平洋」に「台湾『隔離』日記」を3月19日、320日に公開している。3月19日 (1回目)には次のような行があった。
バンコクから台湾に18日に入った後、新型コロナウイルス対策の一環として「居家(在宅)検疫」と呼ばれる事実上の隔離対象になりました。台湾では日本など外国から台湾に入った人は症状がなくても、14日間にわたって自宅がある人は自分の家、自宅がない場合は登録した宿泊先から外出してはなりません。体温も自分で毎日測って記録します。登録した情報にうそがあれば最高15万台湾ドル(約55万円)、隔離の規則を破ると最高100万台湾ドル(約350万円)の罰金です。
このホテルは、空港で担当官から紹介されました。ペットボトル(600ml)26本、3食つき。食事は定時にエレベーターホールに置かれるので、マスクをして取りに行きます。タオルやトイレットペーパーなど衛生品も普通のホテルとして備わっています。一日あたり1万円弱。午後4時半ごろには、桃園市から大きな桃色の袋がプレゼントとして届き、びっくり。中には、マスク14枚のほか、この措置の手引きとおかしや栄養食品などがたくさん入っていました。実は、在宅検疫中は自治体の監視下にもあるのです。》
これについて、次のような吉岡の記述に批判的な書き込みがあった
《現地の台湾人や私たち居留証を持つ者も週に3枚しかマスクを買うことができず(平等に買う機会を与えて下さった政府には感謝です^ ^)、大切に使っているのに…この記事では14枚のマスク桃園市からのプレゼント!と書いてます。とても腹が立つし、このような日本人が他国で迷惑をかけていることが情けないです。》
こんな書き込みもなされていた。
《本当、マスクが平等に行き渡るのは有難いです。14枚のマスクはそれを侮辱するような形でこの記者の手に行き渡ったと思うと不快です。他国のお世話になって更に税金の無駄遣いまでさせて書く記事ってなんですかね。》
https://www.facebook.com/asahiasiapacific/posts/793850354352041
3月20日(2回目)で批判されたのは次のような記述である。
《入境にあたっては高圧的な態度の担当官がいてより緊張感が高まる国もありますが、桃園空港ではコロナ禍の非常事態にあっても普通にきびきびと仕事をしている様子でした。防疫旅館や在宅隔離の仕組みは参考にできるところがあると思います。》
これについて次のような批判のコメントが寄せられた。
《非常に逞しいですね。
台湾の税金を使っての、台湾へのリスク持ち込みですから、その対価としてのご取材の成果を楽しみにしております。
ただし、日本が参考にできる、と言ったような、上からの目線のご発言はどうかと思います。
何故、台湾がいわゆる鎖国政策をしているかといえば、自国民を守るために、リスクある海外からの侵入者全員を歓迎していないからです。どうか、空気読んでください。》
更には、こんな批判も寄せられている。
《台湾在住の日本人です。
取材対象のご本人と対面しての取材は必要だと思いますので否定はしませんが、確か御社は台北に支局をお持ちだと思います。
果たして台湾当局の手を煩わせて入国してまでもインタビュアーが必ず吉岡さんでなければならなかったのでしょうか?
また、御社は他国の行政の手を煩わせてでも目的の取材ができれば良しとする社風なのでしょうか?
本来、ノービザで台湾に入国する際にも入国カードに滞在先を記入する欄があります。
それすら記入ができない状況で入国するという行為はジャーナリストとして正しい行為でしょうか?
ここ2日間の皆様のコメントに対しても一切コメントを返されていない様ですので、お返事は全く期待しておりませんが…。
どうか記事だけ置いて放ったらかしなジャーナリストにはならないで下さいね。
どうぞ頑張って下さい。》
https://www.facebook.com/asahiasiapacific/posts/794314850972258
「JBpress」は3月23日付で「台湾駆け込み朝日編集委員の『隔離日記』が大炎上」を発表している。
《また当初、検疫期間中の滞在先について自弁で手配する制度を知らず、要隔離者を受け入れている各地の「防疫旅館」のリストからホテルを探す際は、「懐かしい台湾映画『非情城市』(※ママ=正しくは『悲情城市』)の舞台にもなった基隆の再訪も考えましたがこちらも満室」「せっかくなので台湾海峡金門島は?」(後に表現を修正)などと、レジャー気分で滞在先を探すような軽い章となっていた。》
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59835
「JBpress」は3月23日付でも「朝日新聞が謝罪、炎上の台湾『隔離日記』は中止に」を掲載している。
朝日新聞社広報部は、筆者がJBpressにてこの問題を報じた23日、同じSNS上で「配慮に欠けた表現がありました。不快な思いをされたみなさまにご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。日記は在留邦人らの苦情殺到を受けて発信を停止しており、同社広報では「このまま打ち切る」と説明したが、編集員が入境目的としていた台湾での「4月の取材」については、「先方との約束もあり、現時点では予定通り行う方針」という。》
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59861
吉岡桂子はツイッターでお詫びしている。
朝日新聞アジア・太平洋のフェイスブックに「台湾『隔離』日記」を2回投稿しました。4月に予定していた取材のために台湾に入りましたが、不自由な生活を強いられている台湾の方々や在留邦人の方々への配慮に欠けた表現がありました。心よりお詫び申し上げます。》
https://twitter.com/Yoshioka_keiko/status/1242014342905659392
「The Asahi Shimbun Asia & Pacific 朝日新聞アジア太平洋」もお詫びを発表している。
朝日新聞社の吉岡桂子編集委員が19日、20日にフェイスブック上に、「台湾『隔離』日記」を投稿しました。4月に予定していた取材のために18日に台湾に入りましたが、新型コロナウイルスの防疫対策に当局が懸命に取り組んでいるなか、不自由な生活を強いられている台湾の方々や在留邦人の方々への配慮に欠けた表現がありました。不快な思いをされたみなさまにご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。吉岡編集委員による『日記』の投稿は20日のものをもって終了します。なお、台湾入りについては台湾の正式な手続きを順守して入っています。取材相手との接触ございません。》
https://www.facebook.com/asahiasiapacific/posts/796595240744219

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4)【本日の一行情報】

◎ロイターは3月23日付で「ジャパンタイムズ慰安婦の表記を再変更、社長と編集主幹は退任」を公開している。
《英字新聞、ジャパンタイムズは20日、2018年11月に告知した慰安婦の英語表記変更について社内で検討した結果、再度表現を変更する、とのアナウンスメントを紙面に掲載した。変更により、慰安婦の被害性をより明確にした、元の表現に近いものとなる。徴用工については再変更は行わないとしている。同社の堤丈晴社長と18年の表記変更を主導した水野博泰編集主幹は25日付で退任する》
https://jp.reuters.com/article/japan-times-confortwoman-idJPKBN21A0BK

◎「日本経済新聞 電子版」が3月23日、創刊10年を迎えた。現在、有料会員数は70万人を突破している。日本経済新聞社は2020を「第二の創刊」と捉え、金融業界で働くエグゼクティブやプロフェッショナルを対象にした有料のデジタルコンテンツサービス「NIKKEI Financial」(仮称)を今秋にもリリースするという。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56981680Z10C20A3I00000/

◎「URBAN LIFE METRO」は3月22日付で昼間たかしの「神保町から世界へ 1988年『週刊少年ジャンプ』驚異の500万部超えを振り返る」を公開している。
《2020年現在、漫画を読んだことのない人はまずいないでしょう。人々が高齢化するにつれ、「いずれは『老人ジャンプ』や『老人サンデー』が創刊されるんじゃないか」という説もありましたが、そうはなっていません。だって最近は、子どもだけでなく60歳を超えた人もこう言うのですから。
「なあ、『鬼滅の刃』って面白いよな」》
https://urbanlife.tokyo/post/31765/
オレなんかも未だにマンガを読んでいるものなあ。

◎じわりと売れていく本は「地力」が強いのだろう。2013年5月に刊行された光社新書「日本語は『空気』が決める」(石黒圭)は、4刷3,000部の増刷が決定し、累計21,000部となった。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000312.000021468.html
石黒は光社新書から5点出していて、最も売れているのは「は接続詞で決まる」の15刷・累計66,000部だそうだ。2008年に刊行され、今も売れ続けている。新書らしい新書である。

新型コロナウイルス感染拡大により、学校の休校や施設の閉鎖が継続しているという状況のなか、自宅等で過ごす学生も多いことから、光社は「光社古典新訳庫」のラインナップから、中高生に人気の高い「読書について」(ショーペンハウアー)、「初恋」(トゥルゲーネフ)、「デーミアン」(ヘッセ)、「1ドルの価値/賢者の贈り物 他21編」(O・ヘンリー)、「魔術師のおい ナルニア国物語1」(C・S・ルイス)の5点を読書情報サイト「本がすき。」において3月23日(月)から4月5日(日)まで無料公開している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000321.000021468.html

◎「東洋経済オンライン」は3月22日付で熊村剛輔「『100日後に死ぬワニ』最終回が猛批判された訳 今後『SNSによる作家活動』難しくなる危険も」を掲載している
《今回、最も懸念されるのは、今後『100日後に死ぬワニ』と同様に、SNSなどのインターネット上から、何らかの形でマンガや映像などのコンテンツが発信され、それが口コミで人気を獲得し、多くの人たちの目に触れるようになった時に「どうせ、これも“仕込み”でしょ?」といった形で、揶揄されやすい前例を作ってしまったことだ。》
https://toyokeizai.net/articles/-/338828
YAHOO!ニュース」は3月22日付で碓井真史の「『100日後に死ぬワニ』:共感とアンチ炎上とSNSの心理:電通に素朴さを壊された?」を公開している。
《「100日後に死ぬワニ」。作者がテレビに出たり、作品に大企業が関われば、様々な問題も起こるでしょう。でも、それでも、良い作品だと感じたファンのみなさんが、応援し続けられるように、この作品が良い方向に発展していって欲しいと願っています。》
https://news.yahoo.co.jp/byline/usuimafumi/20200322-00169126/

銀座コージーコーナーは、3月28日より全国の生ケーキ取扱店舗で、マガジンハウスの「Hanako」とのコラボスイーツ「銀座で叶う、7つのこと。」を販売する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000705.000004367.html

◎本棚は残った…。福井新聞ONLINEは3月23日付で「じっぷじっぷの本棚、新天地で活躍 図書館や他の書店で再利用」を掲載している。
福井市の書店「じっぷじっぷ」(清水祥三社長)の種池店(同市種池2丁目)は1月31日に閉店し、35年の歴史に幕を下ろした
閉店を控えた1月上旬、清水社長は福井市立図書館で本棚が不足し、バックヤードでは手作りの棚を使っていることを知り、提供を申し出た。その後、同市みどり図書館や他の書店、本好きの個人などに話が広がり、次々と棚の譲り先が決まっていった。》
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1052583

◎映画「新聞記者」で自殺する外務官僚の妻を演じていた西田尚美がツイートしていた!
春読みました。映画「新聞記者」で私の演じた役が、読みながらムクムクと湧き上がり、涙が出ました。赤木さんのご冥福を心よりお祈りいたします。》
https://twitter.com/nnnnaominishida/status/1240958659884007424

◎デイズジャパンは3月19日、東京地裁に破産を申請した。
http://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20200323_01.html
《当社は、2020年3月19日、東京地方裁判所に対し、破産手続開始の申立てを行いました。
当社は、デイズジャパン検証委員会からの2019年12月26日付報告書を受けて、2019年12月27日にハラスメント被害に関する相談窓口を開設致しました。これを受けて、ハラスメント被害に遭われた複数の方から、当社に対し、当社の残余財産を上回る金額の損害賠償請求がありました。
当社としても、どのような形で被害者の請求に応えるべきであるか慎重に検討を重ねて参りました。
そして、今後も、ハラスメント被害にあわれた方からの請求があることが予想されることも踏まえ、当社の限られた財産を、被害者に対して公平に分配するためには、公的な機関である裁判所による破産手続に委ねることが最良であると判断し、このような決断に至りました。
なお、破産手続開始の申立てにおいては、ハラスメント被害に遭われた方のプライバシーに配慮し、被害に遭われた方の氏名が公開されないような配慮を要請しております。》
https://daysjapan.net/2020/03/19/%e7%a0%b4%e7%94%a3%e6%89%8b%e7%b6%9a%e9%96%8b%e5%a7%8b%e3%81%ae%e7%94%b3%e7%ab%8b%e3%81%a6%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b/

集英社の日本流モード誌「SPUR」5月号(3月23日発売)は「SPUR×伊勢丹 SDGs JOURNAL」を特集している。同冊子では、伊勢丹新宿店本館・メンズ館で、SPUR編集部の目を通して ”身近なところからはじめるSDGs"をテーマとし、商品やサービスを紹介している。「SPUR.JP」でも一部が紹介されている。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001268.000008372.html

◎石戸諭が「週刊ポスト」の仕事を始めた。
https://www.news-postseven.com/archives/20200323_1549743.html

◎3月23日付熊本日日新聞によれば《漫画出版社コアミックス東京)は22日、人気時代劇漫画「前田慶次 かぶき旅」(原哲夫堀江信彦原作)を舞台化した女性歌劇団による公演を今秋開催すると発表した》そうだ。「熊本国際漫画祭」の目玉企画とのこと。
https://kumanichi.com/news/1401741/

◎「WEZZY」は3月23日付で「工藤静香の教えか Cocomiが『週刊春』に反撃」を公開している。
工藤静香木村拓哉の長女・Cocomiの“芸能界デビュー”が華々しく報じられたすぐ後のこと。Cocomiは「週刊春」藝春秋)が母校である高校の生に送ったという“取材依頼”Instagramに公開し、関係者に迷惑をかけて申し訳ないと謝罪した。
春」からCocomiの友人たちへ送られたというメッセージは以下のとおり。
<こんにちは! 突然のご連絡ご連絡失礼いたします。週刊春デジタル編集部(取材用アカウント)です。>
<現在、木村拓哉さんの長女・木村心美さんの芸能界デビューされた件について取材を進めています。○○(高校の名前)女子高音楽科に在学されていた心美さんがどんな方なのか、もしご存知のことがあれば教えていただけませんでしょうか。>》
https://wezz-y.com/archives/75132

◎「LNEWS」は3月23日付で「アマゾン/玄関への置き配を30都道府県で標準化」を発表している。
《アマゾンは3月23日、30都道府県での配送方法の初期設定を、玄関先への「置き配」に変更した。
配送方法について、利用者からの意向がない場合、在宅でも留守でも玄関に商品が配達される。置き配を希望しない利用者は、画面を操作することで、対面での受け取りにも対応する。
対象はアマゾンが発送する商品で、置き配場所の選択肢は「玄関」のほか、「宅配ボックス」「ガスメーターボックス」「自転車のかご」「車庫」「建物内受付/管理人」を選択できる。》
https://www.lnews.jp/2020/03/m0323404.html

小学館は3月24日付で「当社社員の新型コロナウイルス感染につきまして」を発表した。
《3 月 24 日、当社社員(30 代・男性)が新型コロナウイルスに感染していることが判明しました。
当該社員は 3 月 16 日に発熱、17 日より出社を控えていましたが、その後、医療機関を受診し、PCR検査により新型コロナウイルスに感染していると診断されました
行政機関等の指導のもと、感染拡大を防ぐために以下の対応を行って参ります。
・感染者の行動履歴の確認と濃厚接触者の特定
・濃厚接触者の在宅勤務
・濃厚接触者の健康管理・健康観察と報告
・当該社員が勤務していたフロアの一時閉鎖、消毒
・全社員の健康管理・健康観察の徹底
当社は社員ならびに関係者の安全を最優先に考え、今後も行政機関等と連携を図り、感染拡大を防ぐために引き続き必要な措置を行って参ります。
ご理解をいただけますようお願い申し上げます。》
https://www.shogakukan.co.jp/sites/default/files/manual/2020324.pdf

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5)【深夜の誌人語録】

楽をすることを考えて仕事をしなければ効率は改善されない。