【文徒】2020年(令和2)4月7日(第8巻63号・通巻1720号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】国土交通大臣政務官ツイッターで暴走の愚
2)【記事】杉田水脈が「ハフポスト日本版」に登場!
3)【本日の一行情報】
4)【深夜の誌人語録】
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1)【記事】国土交通大臣政務官ツイッターで暴走の愚

さすがに本人は訂正して再投稿したようだが、国土交通大臣政務官という行政府の要職にある佐々木紀の次のようなツイートが炎上し、「国のせい」はトレンド入りを果たした。
《国は自粛要請しています。感染拡大を国のせいにしないでくださいね》
https://twitter.com/today_gochisou/status/1246565315225374720
朝日新聞デジタルは4月5日付で「政務官『感染拡大を国のせいにしないで』 批判受け削除」を掲載している。
《佐々木氏は4日夕、自身のツイッターで、外出自粛要請中でも高齢層が外出を伴う活動をしがちだったなどとする記事を引用し、「国は自粛要請しています。感染拡大を国のせいにしないでくださいね」という書き込みを末尾に泣き顔の絵字をつけて投稿した。》
https://www.asahi.com/articles/ASN455TD2N45UTIL00Z.html
布施祐仁が次のように反応している。
《これが国土交通大臣政務官の発言です。国の責任は自粛要請するところ迄で、あとは全部国民の皆さんが自分で責任を負って下さいねという、自己責任論に隠れた政府の責任放棄。分かりやすいですね。》
https://twitter.com/yujinfuse/status/1246472335755898881
佐々木は、炎上すると慌てて、ツイートをこう書き替えている。書き換えは、まあ、お家芸なんだよね。
《国は自粛要請しています。感染拡大を国だけの責任にしないでくださいね。でも、自粛を求めるなら補償とセットでないといけません。しっかり取り組みます!》
https://twitter.com/hajime24331/status/1246576072407150592
それでも炎上は収まらない。漫画家の瀧波ユカリは、こうツイートしている。
《書き直しがツイートされていたけど章の前半と後半を無理につなげたせいで支離滅裂みが否めない》
https://twitter.com/takinamiyukari/status/1246580109869322241
何とか炎上を鎮めようと、佐々木は、こんな弁明のツイートも発表した。
《朝から、お騒がせいたしました。政府発表と強制力の弱さから、各個人の注意喚起の意味と行動を促す為の投稿でしたが不適切でした。
4月7日には経済対策を出します。単発ではなく、必要に応じて対策を出していきますので、ご意見いただければと思います。》
https://twitter.com/hajime24331/status/1246595680472166400
江川紹子は怒っている。
《「責任逃れ」と言うより、今の時期、こういう発言したら人々がどう感じるか想像する力も、政府にどんな影響及ぼすか考える力も欠如している。これでどうやって政治ができんのか?!》
https://twitter.com/amneris84/status/1246769024186253313
江川の怒りは簡単には収まらない。これも江川のツイート。
《馬鹿すぎる。自民党には、こういう危機に要職に置くべきもっとマシな人材はいるだろうに。替えて欲しい》
https://twitter.com/amneris84/status/1246770965498871808
藤田孝典は「YAHOO!ニュース」に発表した「国土交通大臣務官『感染拡大を国のせいにしないでくださいね』感染拡大は国のせい?国のせいじゃない?」で次のように書いている。
《感染拡大について、全てが国の責任だとは言わないが、ここまで拡大し、対策が後手後手に回っているのであれば、結果責任は問われなければならないだろう。
しかしながら、現在は感染拡大が誰のせいか、を議論している場合ではない。
早急に、国は国、市民は市民、企業は企業として、それぞれが人々を守るために、できることをしていく他はないだろう。
100%何かのせい、ということは基本的に存在しない。何かの事象が起こった際には様々な要因が複雑に絡み合っているからだ。》
https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20200405-00171574/
小説家の松井計の指摘する通りではあるまいか。
《政府の一員が〈国のせいにするな〉と言い始めたら、もう世も末。終わりの日は近い。それは〈我々には国家経営能力はありましぇん〉と言ってるのと同義だからです。》
https://twitter.com/matsuikei/status/1246598426235527169
松井はツイッターで言い切る。
《これは〈責任のがれ〉などという生易しいものではない。〈無能の告白〉です。》
https://twitter.com/matsuikei/status/1246694104613847040
メンタリストDaiGoが投稿したツイートも厳しい。
《感染拡大を国のせいにするな、って言った愚か者がいたようですが、税金を徴収してる以上、民間ができない仕事への責任は国にある。
はっきり言って、初期に決断するという仕事をしなかった(今も決断できてない)国のせいですよ。明らかにね。》
https://twitter.com/Mentalist_DaiGo/status/1246630650225950720
佐々木のタイムラインを見ればわかるが、もともと衆議院議員に相応しからぬツイートが多い。こんなツイートをお読みいただきたい
《五輪は様々な方々の支えがあって開催できる。アスリートのためだけにやるのではない。アスリートファーストって、アスリートが言うべきでないし、また大事な時期にJOC理事が軽率なことを言うべきでない。》
https://twitter.com/hajime24331/status/1240798293166190592
小説家の盛田隆二がツイートしている。
《"感染拡大は安倍政権のせいじゃない" と政府が自ら責任回避する言説にも増して、京都産業大学の学生を攻撃するツイートはもっと酷い。政治家以前に人として問題がある
https://twitter.com/product1954/status/1246614520149069824
盛田が問題とするツイートは、これ。
《3月にスペイン旅行って…
また卒業旅行みたいだけど、卒業後は、どこに入社する予定だったのかな?!》
https://twitter.com/hajime24331/status/1244598827379654656
共同通信は4月5日付で「感染拡大『国のせいにしないで』国交政務官のツイートに波紋」を発表している。
https://this.kiji.is/619418139673838689?c=39546741839462401
それにしても政権与党の自民党から失言が次々に飛び出してくる。小説家の中沢けいも呆れているのだろう。
《オリンピックのようなイベントと防疫政策の区別がつかない経産省官僚。自粛要請したから国にせいにしないでねと責任放棄の佐々木紀衆議院議員。防疫政策に分断と排除の理論を持ち込もうとする小野田紀美参議院議員杉田水脈衆議院議員。日本政治の不良債権に見えるんですけど。》
https://twitter.com/kei_nakazawa/status/1246602164153094144

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2)【記事】杉田水脈が「ハフポスト日本版」に登場!

「ハフポスト日本版」は「表現のこれから」として4月3日付「杉田水脈議員は、表現の自由と差別についてどう考えているのか?本人に聞いた。」を公開している。杉田へのインタビュー記事だが、「ハフポスト日本版」編集長の竹下隆一郎と副編集長の泉谷由梨子との連名による記事としてアップされた。 
《私は、ヘイトスピーチは絶対に許せないことだと思っています。憤りを感じます。ただ、私が「強制連行はなかった」と主張したことに「お前はヘイトだ」って言われるのは違うと思うんですよ。
そこのところが非常に難しい。おっしゃるとおりで、私が書いたことに賛同される方のなかには、そのような方もいるかもしれない。でも、賛同者おひとりおひとりがどのようなバックグラウンドを持つ方々なのか、実は私も知りようがないんです。私の発言は私のもの、賛同者は賛同者と線引きをして見ていただくしかないと思います。》
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e858edec5b60bbd734f3daa
「そうだ、難民しよう!」のイラストで有名になった漫画家のはすみとしこは、このインタビューを評価している。
《質問者が意地悪だけど、良いインタビュー。ただ、引用「(慰安婦は)今よりもっと貞操観念が厳しい時代に、理由はどうあれそれを職業にしなくちゃいけなかったこと(は辛い経験だっただろう)」には異論。貞操が異念が厳しくなったのは戦後から。戦中以前は売春は人気の職業だった》
https://twitter.com/hasumi29430098/status/1246165105370370053
津田大介は「ハフポスト日本版」の意図がわからないとツイートしている。
《ハフポスト、これまでの発言とこのインタビューで述べてることの矛盾を突き切れてなくて、結果的に差別煽動者に充実した言い訳の機会を与えてるだけになってる。基本この人の反論「そういうつもりはなかった」以上のこと言ってない。この記事今載せる意図がまるでわからない。》
https://twitter.com/tsuda/status/1246490950525837313
岩波書店の須藤健は津田よりも厳しい。
杉田水脈にインタビューしにいってるメディア,あまりにもレベルが低すぎてへこむ.杉田が危険極まりないのはいうまでもないが,この程度の見識の人間が影響力のあるメディアに勤めてるってこと自体,充分有害で危険じゃなかろうか.》
https://twitter.com/ajian1108/status/1246742389592453120
山口智美も呟く。
《これは最悪だハフポス。杉田議員の主張を垂れ流させてるだけじゃないか。》
https://twitter.com/yamtom/status/1246494220686221313
インタビュアーをつとめた「ハフポスト日本版」副編集長の泉谷由梨子の言い分はこういうことになる。
杉田水脈議員にインタビューしました。
差別発言を繰り返す人が考えている「表現の自由」とは?
そして、なぜ何度も人を貶める発言をしてしまうのか?過激な言論になってしまうのはなぜなのか?
その理由を本人に直接聞いています。》
https://twitter.com/IzutaniYuriko/status/1246014140071591936
編集者の前田隆弘は、こんな推測をツイッターに投稿している。
《ハフポストの杉田水脈インタビュー、「言い方は反省している。でも本当の意図はそうではなかった。マイノリティのこも考えている」という言い訳の繰り返しなのだけど、あれたぶん原稿チェックさせて、思いっきり用意周到な赤字を入れられたんじゃないかと思う。》
《原稿チェックはインタビューの世界では基本になっているけど、政治家についてはやってはいけないんだな、と記事を読んで痛感した。新聞社が頑なに原稿チェックをさせないの、それでトラブルが起きることもたびたびあるけど、こういうことが起こるからなんだよな。》
《原稿チェックさせるのは、インタビュイーの誠実さに基づく行為。しかし誠実でない相手に当たることもあって、しかもそれが政治家である場合はプロパガンダインタビューに変えられてしまう、というリスクをハフポストの人は考えてなかったんだと思う。性善説。》
《普段あれだけ失言暴言が多いのにあのインタビューだけ突然言葉を選んでいるのは不自然だし、「主戦場」でのインタビューでじっくり語る場面でさえ差別感情がにじみ出ていた、というのが「原稿チェックをしているはず」と考える理由です。》
https://twitter.com/maesan/status/1246914618288533505
https://twitter.com/maesan/status/1246916105987227648
https://twitter.com/maesan/status/1246917839929266176
https://twitter.com/maesan/status/1246919679911669761
これは杉田水脈のツイート。
《これを機に外国籍の方に対する給付等はしっかり見直した方がいいと思います。
本来国民を保護するのは国籍がある国家の責任。日本に居る外国籍の方を保護する責任はそれぞれの母国にあります。
但し相互主義の考え方で、自国(外国)に居る日本人に対し、給付や支援を行なってくれている国に対しては、》
《日本も検討するようにすれば良いと考えます。》
https://twitter.com/miosugita/status/1246567837268709376
https://twitter.com/miosugita/status/1246567839357534208
三浦瑠麗は杉田水脈に批判的である。
自民党のなかにいる杉田氏のような民族主義者がまだ力を持たないのは善きことだと思う。外国籍の住民を保護しなければ、かえって国家は弱くなるからだ。自民党保守は、このようなガス抜きの言辞に振り回されず、ぜひ国家観を維持していただきたい。保守とは良識であり、良識を崩すことではないので。》
《リベラル的にはあらゆる反論が思いつくが、結果的には「これは差別ではなく財源が限られたなかでの優先順位の問題だ」と主張されて「いや真意は差別だ」となり、非人道性と資源配分の主張がすれ違う泥仕合になるだろうし、彼女はそれを狙っているのだろう。国家観を論じるものならそうはならない。》
https://twitter.com/lullymiura/status/1246610140511363072
https://twitter.com/lullymiura/status/1246612143459282951
桜ういろうがツイートしている。
杉田水脈センセイは、こんな非常時でも差別主義者を扇動する犬笛を口から離しませんねえ
在日外国人は日本に税金を納めてないんですか?収入減で飢え死にしたり犯罪に走らないよう納税者には等しく救済措置を設けるべきです。
日本社会の安定を第一に考えれば差別する発想は浮かばないはずですが。》
https://twitter.com/uirousakura/status/1246966741931937792
杉田水脈の件のツイートは「いいね」を1.8万も獲得している。商業出版の編集者が杉田に飛びつくはずである。

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3)【本日の一行情報】

朝日新聞デジタルは4月5日付で「朝日新聞の記者がコロナに感染」を掲載している。
朝日新聞社は4日、東京本社(東京都中央区)に勤務する編集局の30代の女性記者が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
https://www.asahi.com/articles/DA3S14430620.html

◎またまた「小悪魔ageha」が復刊する。「Fashionsnap.com」は、こう書いている。
《今回復刊する小悪魔agehaは、ナンバーセブンが発行元、メディアパルが発売元を引き受け、3ヶ月ごとの季刊誌として復活。「夜の蝶たちよ、再び集結せよ!『完全現役主義!』」をテーマに掲げ、これまではキャバクラ嬢を卒業したモデルなどが誌面に登場してきたが、新生小悪魔agehaでは現役キャバクラ嬢をフィーチャーした企画を用意する。》
https://www.fashionsnap.com/article/2020-04-03/koakuma-ageha-revival/
時期が悪いのは誰の目にも明らかだろう。キャバクラ嬢の失業問題でも取り上げれば話題になるのだろうけれど…。いずれにしても、新型コロナウイルスによって社会が激変するなか、女性ファッション誌は、この問題にどう向き合うつもりなのだろうか。これを機に休刊するのも、ひとつの選択肢ではある。

◎サンディアスが運営する商業BLレビューサイト「ちるちる」は「BLアワード2020」を発表した。コミック部門で第1位となったのは祥伝社の「ワンルームエンジェル」(はらだ)だった。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000022111.html
BLは祥伝社の強みである。

桜木紫乃の「ホテルローヤル」(集英社庫)が実写映画化されることになった。現在、累計発行部数85万部(電子書籍を含む)というから、映画化によってミリオンを目指したいところだ。
http://eiganavi.entermeitele.net/news/2020/04/post-e0d6.html

産経新聞が4月3日付で「追悼 飛鳥新社社長・土井尚道さん ライバルも賛辞贈る『稀有な編集者』」を掲載している。
《「(訃報を聞いて)号泣したよ。気前と人の面倒見がよく、繊細で品がありつつ大物感もあり、強運の男だった。僕はこれまで多くの優秀な編集者に会ってきたが、彼は特別だった」
盟友だった「週刊プレイボーイ」元編集長の島地勝彦さんは“ライバル編集者”への賛辞を惜しまない。
土井さんは30代半ばで小学館から独立し、飛鳥新社を創立。「サザエさん」一家にまつわる謎を解説した「磯野家の謎」(平成4年)は200万部超の大ヒットとなり、業界に衝撃を与えた。》
《創立40周年記念のあいさつ状の中で戦後日本を「GHQが企図した、へたれ国家」と叱咤したように、近年も「愛国」を意識した書籍をはじめ、芸、健康、童話、フランス語圏の漫画「バンド・デシネ」…とジャンルにとらわれない出版活動を展開。28年には「週刊春」元編集長の花田紀凱(かずよし)さんを招き、オピニオン誌「月刊Hanada」を創刊した。「父親が宮内庁の役人で、赤坂御所で育ったとも聞いた。教養と判断力、義侠心(ぎきょうしん)のある男なんだよ」(島地さん)》
https://www.sankei.com/life/news/200403/lif2004030076-n1.html
小川榮太郎がツイートしている。小川は「徹底検証『森友・加計事件』 ―朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪―」や「真正保守の反論 ―左巻き諸君へ!―」を土井のもとで上梓している。
飛鳥新社の土井尚道社長が亡くなられた。愕然とし、大きな悲しみに覆われている。私の仕事を積極的に認め、孤立と誤解と非難を被る度に、花田編集長を更に奥で支えて一度もぶれた事がなかった。》
朝日新聞訴訟も全面的に社としてバックアップしてくれたし、LGBTの時も、最近のI女の時も全くぶれなかった。迎合型人士だらけの昨今の日本で稀有な出版人だったと思う。
 今私が着手している仕事は土井さんから直接依頼されている仕事で、上梓の前に亡くなられるとは想像もしていなかった。》
《社の記念刊行事業の一環とまで言って頂いていたもので私も満を持して取り組んでいる最中だった。一週間前、「土井社長にテスト原稿を見せましたところ、とても感心している様子でした。」と編集のKさんから返信が来た。面が些か妙だとは思ったが、死の床におられたとは……。》
《土井さん、今度の仕事が刊行されるまで待ってほしかった。私の悲しみは深い。社の事は生前きちんと後事を託しての男らしい逝去だった由聞いている。無念と感謝が尽きない。心よりご冥福をお祈りします。》
https://twitter.com/ogawaeitaro/status/1242335816669487114
https://twitter.com/ogawaeitaro/status/1242335818108133376
https://twitter.com/ogawaeitaro/status/1242335819551006720
https://twitter.com/ogawaeitaro/status/1242335821375496192
私は土井尚道をインタビューしたことがない。というよりも会ったことがない。一面識もないのである。ただ、中川六平が「日刊アスカ」を手伝うことになり、同紙で一時期、書評を書いていたことがある。そのとき坪内祐三も書評を書いていたはずである。中川に「日刊アスカ」を紹介したのは「アンラッキー・ブルース "世界"をつかめなかったボクサーたち」の山本茂だった。

朝日新聞デジタルは4月3日付で「NHKディレクター、副業で停職 札幌のバー開業に出資」を掲載している。
NHKは3日、バーの運営に関わっていたとして、制作局の20代男性ディレクターを停職2カ月とする懲戒処分を発表した。
NHK広報局によると、男性ディレクターは原則、副業が禁止されているにもかかわらず、昨年7月から約半年にわたって、札幌市内のバーの開業資金を出すなどの運営に関わっていた。開業準備の過程で、飲食店の取材で得た情報の一部を、運営を任せる知人と共有していたという。》
https://www.asahi.com/articles/ASN435TC5N43UCVL01B.html

JTBパブリッシングは、旅行情報誌「るるぶ情報版」の国内・海外版約200点の電子書籍を、4月3日(金)~4月26日(日)の期間限定で無料公開している。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000024732.html
新型コロナウイルスは出版のデジタル化を一気に進めている。

◎「日刊サイゾー」3月6日付が公開している「新型コロナ禍がテレビ業界を直撃! 収録が成立しなくなってきた“人気番組リスト”」。
海外ロケの『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)や『世ふしぎ発見!』(TBS系)はむろんのこと、空港で撮影する『YOUは何しに日本へ?』(テレビ東京系)も無理。『モヤモヤさまぁ~ず2』(テレビ東京系)、『じゅん散歩』(テレビ朝日系)、『正直さんぽ』(フジテレビ系)、『路線バスで寄り道の旅』(テレビ朝日系)といった散歩番組もNG。『バナナマンのせっかくグルメ』(TBS系)、『笑ってコラえて』(日本テレビ系)、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』(テレビ東京系)、『もしもツアーズ』(フジテレビ系)、『吉田類の酒場放浪記』(BS TBS)なども非常に厳しい。これらの番組は存続の危機を迎えるかもしれない。
https://www.cyzo.com/2020/04/post_236274_entry.html
スポーツもなければ、オリンピックもない。バラエティにせよ、ドラマにせよ、再放送や映画でやりくりするしかないのかもしれない

主婦の友社育児絵本ユニットでは、「こんなことやってみたら? たのしいかも!」という提案を、ツイッターとインスタグラムで、3月2日から1カ月間、毎日1つ無料配信してきたが、休校延長、在宅勤務で外出自粛を強いられている現状を踏まえて、さらに1ヶ月配信延長する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001189.000002372.html

集英社は、尾田栄一郎原作、坂上秋成著の小説「ONE PIECE novel LAW」を発売した。これは買うつもりでいる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000146.000011454.html
坂上がツイートしている。
《ノベルローは『ONE PIECE magazine』で連載していたものですが、そちらを読んでくださった方にもあらためて楽しんでもらえるよう、細かい修正の他に「エピローグ」を書き下ろさせていただきました
世界を貸してくださった尾田栄一郎さん、編集部の皆様に感謝です
よろしくお願いします!!》
https://twitter.com/ssakagami/status/1245294296711835648
惜日のアリス」や「夜を聴く者」の坂上秋成が「ONE PIECE」のノベライズを手がけているので私は期待している。坂上は批評も手がけていて「週刊読書人」では芸時評を担当していたこともある。「ユリイカ」に掲載された「〈現地語〉学の華やぎを見つめて 水村美苗への応答」なんか良かったんだけれど。これも坂上のツイート。
《仕事あってよかったなーと心から思う。とりあえず仕事してればちゃんと時間は経過してくれる。小中学生とか暇すぎて死ぬんじゃねーの。俺がいま中学生だったら確実に「ウイルスなんかにこの俺が負けるかよお!」とか叫んで友達と池袋とかの繁華街走り回ってると思う。》
https://twitter.com/ssakagami/status/1246735604085174273

◎光社クラッシィオンライン編集室が運営する「CLASSY.ONLINE」が、2020年3月期に423万4,145UU 、2539万2,851PVを達成したそうだ。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000336.000021468.html
4月2日付で「ロックダウンが起こるとどうなる? 【封鎖されたオーストラリアで過ごすアラサー女子が実態を語る】」を、4月4日付で「ロックダウン後に驚いた! 仰天エピソード4つ【封鎖中のオーストラリアでアラサー女子が体験したこと】」を公開している。
https://classy-online.jp/lifestyle/74735/

川村元気小学館庫「小説 映画ドラえもん のび太の新恐竜」の売行が好調のようだ。映画公開が延期されたので、まずは小説を読んでおこうというファン心理が働いたのだろう。「映画ドラえもん のび太の新恐竜」の公開日は8月7日(金)に決まった。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000623.000013640.html

静岡新聞は4月4日付で「MARUZEN&ジュンク堂書店、大規模改装オープン 静岡」を掲載している。
《書籍販売のMARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店=静岡市区=が3日、新装オープンした。新静岡セノバに開店以来、初の大規模改装。売り場面積約2150平方メートルに約50万冊静岡県内有数の広さと蔵書数でサービスの一層の充実を図る。》
https://www.at-s.com/news/article/local/central/753764.html

MERY内で読めるwebマガジン「MERY mag」が創刊された。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000029212.html
ちょっと痛い…。

◎広告付き無料動画配信サービス「ネットもテレ東」のスマホアプリのダウンロード数が300万ダウンロードを突破した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001103.000002734.html

◎「BBC NEWS JAPAN」は4月3日付で「ホームレス支援雑誌『ビッグ・イシュー』、ロックダウンで販売困難に」を公開している。
《ビッグ・イシューは、ホームレスの人を販売パートナーとし、路上で雑誌を売ってもらうことで支援に取り組んでいる。しかしイギリスでは各都市がロックダウンされたために販売が困難になり、多くの人が収入のない「危険な状態」に置かれているという。》
https://www.bbc.com/japanese/52147203

共同通信は4月3日付で「『飛田新地』が全店休業 新型コロナ、再開未定」を発表している。
大阪市西成区の歓楽街「飛田新地」の飛田新地料理組合は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、加盟する約160の料亭全店の休業を始めた。再開時期は未定。》
https://www.47news.jp/news/4681596.html
4月4日に営業している店舗は組合から除名するという通達があったようだ。
https://twitter.com/vtee01/status/1246005896066396160
産経WESTは4月3日付で「『遊んでる時とちゃいまっせ』新型コロナで飛田新地が全店休業」を掲載している。
《3日夕、通りのちょうちんは外され、出歩く人はほとんどいなかった。「お客さん、今は遊んでる時とちゃいまっせ。じっとしときなはれ」と休業を知らせる紙が張られた店もあった。
https://www.sankei.com/west/news/200403/wst2004030032-n1.html

スポーツニッポンは4月3日付で「ゆず ぴあアリーナこけら落とし公演の開催を見合わせ」を掲載した。
北川悠仁(43)と岩沢厚治(43)による人気デュオ「ゆず」は3日、横浜・みなとみらい地区に開業する予定のアリーナ会場「ぴあアリーナMM」のこけら落とし公演の開催を見合わせると発表した。》
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/04/03/kiji/20200403s00041000148000c.html

◎「FUJI ROCK FESTIVAL」の特集企画「ぴあ×FUJI ROCK TV」が、4月3日にスマートフォンアプリ「ぴあ」でスタートした。
https://natalie.mu/music/news/374011

◎ネットアドバンスは、2021年春にインターネット辞書・事典サービス「ジャパンナレッジ」の新コンテンツとして、「大漢和辞典」をリリースする。Web版「大漢和辞典」はジャパンナレッジの総代理店である紀伊國屋書店の外商部門である営業総本部から、教育・研究機関や図書館といった法人の顧客に提供する。
https://kyodonewsprwire.jp/release/202004038786

◎ハイブリッドテクノロジーズは、ベトナム電通テクノキャンプを完全子会社化した。
https://www.viet-jo.com/news/nikkei/200403184651.html

◎4月2日、汐留の電通本社ビルに勤務する男性従業員 1名(40代)が新型コロナウイルスへの感染検査で「陽性」であることが確認された。入館記録を確認した結果、同社がリモートワークに移行した2月26日以降、この従業員は電通本社ビルの執務ゾーンに立ち入っていないことが分かっている。
https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2020023-0403.pdf

◎「少年ジャンプ+」は、かっぴー原作によるnifuni「左ききのエレン」の第1話から最新113話の全話を、4月13日まで無料公開している。
https://natalie.mu/comic/news/374272

田中康夫に紹介されて見たんだけれどエリザベス女王のスピーチが良いよね。
https://twitter.com/bbcnewsjapan/status/1247024905310187521

時事通信は4月4日付で「『コロナビール』生産停止へ 新型ウイルスで規制、風評被害も―メキシコ」を発表している。
《メキシコのビール最大手グルポ・モデロは2日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、人気銘柄「コロナビール」を含む全製品の生産を5日から一時停止すると発表した。》
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020040400202&g=int

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4)【深夜の誌人語録】

偶然もまた必然なのである。