【文徒】2020年(令和2)7月13日(第8巻128号・通巻1785号)

Index------------------------------------------------------
1)【記事】市中感染が始まっても「GoToキャンペーン」実施の「玉砕」マーケティング
2)【記事】「ポテトサラダ」ツイートが大反響!
3)【記事】「ジャーナリズム信頼回復のための6つの提言」をめぐって
4)【本日の一行情報】
5)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2020.7.13 Shuppanjin

1)【記事】市中感染が始まっても「GoToキャンペーン」実施の「玉砕」マーケティング

日刊スポーツは7月9日付で「テレ東社員コロナ感染 接触あった関係者に異変なし」を掲載している。
《同局によると、当該男性社員は先月30日に微熱とのどの痛みを感じ、医療機関を受診し自宅療養していた。一時平熱に戻ったものの再び発熱し、微熱が続いたため医療機関を再受診。その後PCR検査を実施し、この日陽性と診断されたという。》
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202007090000431.html
スポーツニッポンは7月9日付で「テレビ東京 30代男性社員が新型コロナに感染」を掲載している。
《同局は、マスコミ各社に宛てたファクスで「6月25日(木)以降在宅勤務となっており、現在は発熱などの症状はありません」と報告。「当該社員と接触のあった関係者に、現時点で体調の異変などは確認されておりません」と伝えた。》
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2020/07/09/kiji/20200709s00041000309000c.html
スポーツ報知は7月9日付で「テレビ東京の30代男性社員が新型コロナ感染…3月から全社員の2割出社で番組制作」を掲載している。
《同局では3月からコロナ対策を徹底。小孫茂社長(現・会長)の大号令のもと、在宅勤務を徹底。全社員2割の出社での番組作りなどに踏み切っていた。》
https://hochi.news/articles/20200709-OHT1T50148.html
市中感染が広がり始めたのだろう。産経新聞は7月10日付で「一気に最多224人感染『想定外』 都庁こわばる」を掲載している。
《東京都の新型コロナウイルスの新規感染者数が9日、緊急事態宣言下の4月17日以来の200人超えとなった。大幅な検査数増を背景に軽症、無症状の若年層の感染確認が全体数を押し上げ、前日の約3倍にまで激増した。「一気に過去最多は想定外」(都担当者)。医療提供体制を守るため、高齢者層などへの波及回避が急務で小池百合子知事は感染状況を伝える都の動画配信を再開し、感染防止徹底を呼び掛ける。》
https://www.sankei.com/life/news/200710/lif2007100002-n1.html
毎日新聞は7月10日付で「連日200人超は第2波か 保健所『手いっぱいだ』 病院『もう少し先か』」を掲載している。
新型コロナウイルスの感染者が急増している。東京都内では2日連続で200人を超え、過去最多を更新した。これは「第2波」の始まりなのか。病院や保健所は危機感を強める。
「想像以上に増えている。今は目の前の仕事で手いっぱいだ」。新宿区保健所の担当者は10日、逼迫しつつある状況を明かした。》
https://mainichi.jp/articles/20200710/k00/00m/040/320000c
都医師会の尾崎治夫会長は10日の記者会見で《「市中感染が起きていることはおそらく間違いない」と強調し、繁華街での飲み会などは可能な限り2~4週間程度控えるよう呼びかけた》そうだ。
https://mainichi.jp/articles/20200710/k00/00m/040/320000c
毎日新聞は7月10日付で「東京の感染者、『夜の街』関連110人 新宿でのアイドル舞台で10人感染『クラスター』か」を掲載している。
《東京都は10日、都内で新型コロナウイルスの感染者が243人確認されたと発表した。200人超えは初の2日連続となる。1日あたりの感染者数は9日の224人を上回り、過去最多を更新した。》
https://mainichi.jp/articles/20200710/k00/00m/040/363000c
毎日新聞は7月10日付で「感染拡大懸念でも…『GoToトラベル』7月22日開始 観光庁」を掲載している。
《東京都の新型コロナウイルスの感染者数が2日連続で200人を超えた。全国の感染者数も400人を超え、2カ月半ぶりの多さとなった。感染拡大への懸念が強まる中、政府は10日、イベントの開催制限を緩和する「ステップ3」への移行を予定通り実施。新型コロナで苦境に立つ観光産業を支援する「Go Toトラベル」事業も7月22日から開始すると発表し、対応のちぐはぐさが際立っている。》
https://mainichi.jp/articles/20200710/k00/00m/010/277000c
毎日新聞編集編成局次長兼写真・映像報道センター長の齊藤信宏は、この記事を引用ツイートしている。
《東京都、新たな感染者243人…。こんな時にGOTOトラベルとかイベントステップ3とか…。大丈夫なんでしょうか?》
https://twitter.com/nobusaitoh/status/1281465867184648192
清水潔のツイート。
《緊急事態の再宣言はせず、GOTOキャンペーンも強行。しかし記者会見の人数制限は続行。やりたい放題だな。》
https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1281222332275494917
笛美のツイート。
《先ほど同僚との雑談に政治ぶっこみ
同僚「東京は感染者240人って言ってるね」→私「東京アラート何だったんですかね?」→同僚「この夏に東京から旅行に行っても迷惑がられるよね」→私「Gotoキャンペーン意味あるんですかね?都内にGotoするんですか》
https://twitter.com/fuemiad/status/1281488278818971656
ロイターは7月10日付で「『Go To トラベル』7月22日開始に前倒し、代金の35%割引=国交相を配信している。
赤羽一嘉国土交通相は10日の会見で、新型コロナウイルスで打撃を受けている観光産業などを支援する需要喚起事業「Go To トラベルキャンペーン」について、7月22日から開始すると発表した。まずは、旅行代金の35%割引から先行して始める。旅行先の飲食店、小売店などで使える地域共通クーポンについては、9月以降の開始となるという。》
https://jp.reuters.com/article/akaba-goto-idJPKBN24B0CS
江川紹子は、このロイターの記事を引用ツイートしている。
《感染拡大していると思われる中で、あえて「前倒し」する、というのがよく分からない》
https://twitter.com/amneris84/status/1281577860612808704
よく分からないけれど、やる気なのだ。町山智浩は政府のやる気に首を傾げている。
《コロナ影響で深刻な打撃を受けている消費を喚起するために政府が実施する「Go Toキャンペーン」について、赤羽国土交通大臣は、観光分野の事業を今月22日からスタートさせると発表しました。
え? 感染増えてるのに政府が旅行を推奨するの?????》
https://twitter.com/TomoMachi/status/1281429035164200960
政府の新型コロナウイルス感染症対策を担う経済再生担当相・西村康稔はツイッターでGo To トラベル事業をPRしている。
《旅行を支援するGo To トラベル事業が開始。7月22日以降の旅行が対象。既に予約している方も旅行後の申請で対象に。1人1泊2万円が上限(日帰りは1万円)。例えば、2泊4万円の旅行の場合1万4千円分が割引に。9月以降は旅先で使えるクーポン6千円分もつきます。
https://twitter.com/nishy03/status/1281568433415450624
朝日新聞デジタルは7月10日付で「観光業界期待のGoTo前倒し 『国は責任ある対応を』」を掲載している。
《国内旅行を対象に、宿泊や日帰りの旅行代金の半額相当を補助する「Go To トラベル」事業。当初は8月上旬の開始を予定していたが、赤羽一国土交通相は10日の会見で、前倒しして7月22日から開始すると表明。「観光関連業界などからできるだけ早くという要望が強く寄せられた」と強調した。
コロナの影響でホテルや旅館の倒産が相次ぐなど、地方の観光地はどこも苦境にある。赤羽氏は夏休みの旅行シーズンを前に実施できるよう、準備を急がせてきた。だが、東京都の感染者数は200人を超え、連日過去最多を更新。「Go To」事業で観光目的の人の移動が活発になれば、感染者が全国に広がりかねない懸念もある。》
https://www.asahi.com/articles/ASN7B71JMN7BULFA01R.html
女優の毬谷友子は警告している。
《Go To Hell.  に ならないよう
祈りたいです。
もう 誰も止められないでしょう。》
https://twitter.com/mariyatomoko/status/1281445023184084993
宍戸開のツイート。
《7月後半が一番感染者数が増えると思うぞ!他府県から他県はまだいいが、都内から都道府県へ出掛けるというのは考えもの!政府はこのキャンペーンを貼るならそれなりの指標を示さないとトラブルのもと!》
https://twitter.com/quai44/status/1281458240769818624
スポーツ報知は7月11日付で「田崎史郎氏、『GoToキャンペーン』は『やった方がいい。コロナと共生していく以外に方法がない』」を掲載している。
https://hochi.news/articles/20200711-OHT1T50035.html
《…政治ジャーナリストの田崎史郎氏は「問題だって言われるんですけど、僕はやった方がいいと思う」と明かした。その上で「理由は、ひとつはウイズコロナっていうじゃないですか。コロナと共生していく以外に方法がないんです。そういった中で縮こまっているとどんどん景気悪くなる、失業者も増えていくと悪循環になる」と指摘した。》
https://hochi.news/articles/20200711-OHT1T50035.html
日刊ゲンダイDIGITALは7月11日付で「地方で感染増 ウイルスもバラまく“Go Toキャンペーン”の愚」を掲載している。
《コロナ禍で大打撃を受けた観光業を救済するのは国内経済にとって重要なことだが、全国各地の夜の街や職場、会食などでクラスターが発生している。都市部から地方に旅行客がどっと押し寄せたら、さらに「密」になり、地方にウイルスをバラまくことになりかねない。病床数が少ない離島などはパニックになる。
地方経済の支援策がクラスターを招くことになれば、目も当てられない。》
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/275814
インターパーク 倉持呼吸器内科院長・倉持仁は怒っている。
《医療体制がひっ迫していないから、検査数が増えたから、と無策で人命を危険にさらさないで。変なキャンペーンに無駄なお金を使わず、保育園、幼稚園、学校、福祉施設病院などをまずは守る検査体制作りを!金儲けの目的で子供たち、お年寄りをきけんにさらすな!》
https://twitter.com/UCiS7MEgWj6L7cV/status/1281537022134345728
Go Toキャンペーンは感染爆発を起こしかねないような施策ではないのだろうか。山川健一が指摘している。
《東京都で新たに243人感染確認。過去最多です。利権の巣窟のGoToキャンペーン、やめるべきです。1.7兆円もかけて「旅行に行け」「外食に行け」と、感染拡大にしか寄与しません。》
https://twitter.com/Yamakawakenichi/status/1281479420532801537
赤木智弘も呟く。
《県をまたいだ移動は控えてGotoキャンペーンとか東京都民は小笠原諸島に行くしかないじゃん。》
https://twitter.com/T_akagi/status/1280135347003813888
「YAHOO!ニュース」は西日本新聞が7月11日付に掲載した「『手放しには喜べない』記録的豪雨、コロナ拡大…被災地はGoTo開始に不安も」を発表している。
《「Go To キャンペーン」の観光割引の22日開始が決まったことについて、九州の観光地や宿泊施設からは歓迎する声の一方、記録的豪雨の被災地では「手放しには喜べない」との声も聞かれた。東京などで新コロナウイルス感染者が再び増加しているのも懸念材料で、客足が伸びるかどうかは不透明だ。》
https://news.yahoo.co.jp/articles/d79a05f9663688029a99361d30f473868ec96699
乃南アサは、こう指摘している。
《GoToキャンペーンの予算を被災地の復興費用に回しても、句を言う人は、そうはいないんじゃないかと思うんだけどな。困った人はボランティア任せで、旅行できる余裕のある人に注力するのは、やっぱり何か違う気がする。》
https://twitter.com/asanonami/status/1281731697491369984
これはラサール石井の推理。
《誰かが言ってたけど、GO TOキャンペーンでわざわざ旅行券配って、それを観光地に使うなら、今豪雨の災害が起きてる地域のホテルや旅館に直接その予算出して、避難所に解放すれば、話早くてしかも衆院選向けの人気取りにもなると思うが。
あ、それだと中抜きできないのか。》
https://twitter.com/lasar141/status/1281880522059157505
朝日新聞記者・三浦英之は地方の観光業に補助金を支給すべきなのではないかと提案している。
《地方で生活をしていると、感染者が増えている東京から人が押し寄せてくるのはやっぱり怖いと感じる。地方の観光業に補助金を支給して、人の流れはもう少しだけ押さえた方がいいんじゃないかな。経済と同じく命を守る政治であってほしい》
https://twitter.com/miura_hideyuki/status/1281789116070289410
この政権は今に始まったことではないが想像力と創造力をどうも欠如させているのだ。武田砂鉄は、そう言いたいのではないだろうか
《やることにします。理由は、やることにしていたからです、みたいな事案が多すぎる。》
https://twitter.com/takedasatetsu/status/1281750410999431168
もう無茶苦茶なのである。歴史は「茶番」として繰り返そうとしているようだ。立川談四楼ツイッターで喝破する。
《赤羽国交相は、観光業界に助けてやるといい顔をしちまったからGoToキャンペーンをどうしてもやりたいんだね。だけど小池都知事は「県境を跨ぐな」と言ってるよ。つまり「都内にいろ」と。これどう整合性をつけんのさ。与党さん、数字を見てる? GoToは1兆数千億円かけた感染拡大キャンペーンなんだぜ。》
https://twitter.com/Dgoutokuji/status/1281796166196199424
原発はやっぱり割に合わない」(東洋経済新報社)の大島賢一のように思っている人は多いのではないだろうか。
《やることなすことハズレばかり。アベノマスクと安倍の動画の次はこれ。》
https://twitter.com/kenichioshima/status/1281600805410189312
国立遺伝学研究所教授・川上浩一の疑問。
《GoTo キャンペーンは、3月に言い出して、4月7日に閣議決定しています。一体どういう見通しの元、立案されたのでしょうか?》
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1281809683100008448
政府は新型コロナウイルスを軽く見ていたのではないだろうか。元朝日新聞記者・牧内昇平のツイート。
《この状況での #GoToキャンペーン 開始はまったく意味が分かりません。感染者を増やす戦略なのでしょうか?マスク2枚などとはレベルが違う話です。いったい誰のための政治をしているのかと考えてしまう。早急に見直すべきです。
https://twitter.com/makiuchi_shohei/status/1281781980544155648
「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」とは「論語」の一節である。ちなみに全国旅行業協会の会長は自民党幹事長の二階俊博である
毎日新聞は7月11日付で「東京の新規感染者206人確認 200人超は3日連続」を掲載している。
https://mainichi.jp/articles/20200711/k00/00m/040/082000c
朝日新聞デジタルは7月11日付で「共同通信の男性記者が感染 仙台市役所の記者室を閉鎖」を掲載している。
仙台市などの発表によると、共同通信社仙台支社編集部の30代の男性記者は8日に倦怠感があり、翌9日に味覚障害の症状が出てコールセンターに相談。10日に帰国者・接触者外来を受診した。9日まで勤務していて、濃厚接触は同僚の7人。感染経路は調査中だという。
記者は仙台市政の担当で、市役所内の記者室に出入りしていた。市は10日に記者室を封鎖し、13日に消毒を実施するという。
共同通信社総務局は「保健所など関係機関と協力し、感染拡大防止に努めてまいります」とコメントしている。》
https://www.asahi.com/articles/ASN7C6HPRN7CUNHB00W.html
これは映画「シン・ゴジラ」の台詞だ。
「大臣、先の戦争では、旧日本軍の希望的観測、机上の空論、こうあってほしいという発想などにしがみついたために、国民に300万人以上の犠牲者が出ています。根拠のない楽観は、禁物です」
最後にマルクスの「ルイ・ボナパルトブリュメール18日」のあまりにも有名な一節を!
《「ヘーゲルはどこかで〔『歴史哲学講義』で〕、すべての世界史的な大事件や大人物はいわば二度あらわれる、と言っている。だが、こうつけ加えるのを忘れた。一度は悲劇として、もう一度は茶番(ファルス)として、と。》
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000327251
毎日新聞は7月12日付で「東京都内で206人の感染確認 4日連続200人超」を掲載している。
https://mainichi.jp/articles/20200712/k00/00m/040/103000c

-----------------------------------------------------

2)【記事】「ポテトサラダ」ツイートが大反響!

「みつぱち」を名乗る人物の、このツイートが大反響。投稿したのは7月8日午前8:09だが、リツイートと引用リツイートが13.2万、38.5万の「いいね」を記録している。
《「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」の声に驚いて振り向くと、惣菜コーナーで高齢の男性と、幼児連れの女性。男性はサッサと立ち去ったけど、女性は惣菜パックを手にして俯いたまま。
私は咄嗟に娘を連れて、女性の目の前でポテトサラダ買った。2パックも買った。大丈夫ですよと念じながら。》
https://twitter.com/mitsu_bachi_bee/status/1280640234120568832
毎日新聞は7月10日付で「『母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ』 ツイートが大反響を呼んだ三つの視点」を掲載している。
《母親が見知らぬ男性に絡まれることは珍しくない。「女性は無知」という前提で男性が説教をするそうした行為は最近「マンスプレイニング」と呼ばれる。ツイートが反響を呼んだ理由の一つに、同じような体験をした人が多いということがありそうだ。》
《もう一つ、多くの人が反応したのは「母親なら」という言葉だ。こんなツイートがあった。
「『母親の手作り』なんて愛の形のひとつではあっても、良き母親をはかる物差しにはならない」
「手作りと愛情は比例しない」》
《さらにポテトサラダ「くらい」というフレーズにも多くの人が何かを言いたくなったようだ。
実際、ポテトサラダを作るのには手間がかかり、体力も使う。こんな投稿も相次いだ。
「じゃがいもを蒸したら、熱いうちに皮を剥(む)いて潰さないと、潰れてくれない」
「言った男性は、たぶんポテトサラダ作ったことないんですよ。だからポテトサラダがどれだけ手間がかかる料理かがわかってない。手間を知っていたらそんな言葉は絶対出ない」》
https://mainichi.jp/articles/20200710/k00/00m/040/199000c
「ヴァティカンの正体 究極のグローバル・メディア」 (ちくま新書)の青山学院大学総合化政策学部客員教授・岩渕潤子がリプライしている。
《ポテト・サラダ、2~300gを作るのは手間もですが、経済効率も悪いですよね。家でポテト・サラダを作る時って、最低でもジャガ芋5~6個、玉葱1個、キュウリや人参…となると1キロ超えの量になって、そう長持ちするものでもないから、毎食それだけ食べるようなことになっちゃう。子どもは飽きます。》
https://twitter.com/tawarayasotatsu/status/1280957803394297856
イスラム思想研究者・飯山陽がリツイートしている。
《中国でまだ0歳だった娘を抱っこして出歩いていた時、「薄着すぎる!そんなんじゃ子供が風邪をひく!」と多数の道ゆく中国人に注意されたのだが、いやいやあんたたちの子供、ものっすごい厚着してるようでお尻だけは丸出しでしょうが!と言いたいのを、何度もグッと堪えた体験を思い出した。》
https://twitter.com/IiyamaAkari/status/1281470904606666752
「鵺天妖四十八景」の漫画家・魅月乱のツイート。
《育児はなぁ…ガチャだからなぁ…。夜泣きするか否か、母乳出るか否か、保育園入れるか否か、離乳食食べてくれるか否か、産んでみないとわからんのだ。育児はみんな違う。経験者でも他人の育児を「こうすれば良いのに」などと軽々しくは言えんのだ。つまりポテサラじじいの発言がいかに下品かって事よ。》
https://twitter.com/Miduki18ran/status/1281794242763911168
「自炊力」「にっぽんのおにぎり」「ジャパめし」のフードライター・白央篤司も毎日新聞の記事に登場している。
《ポテサラはとっかかりに過ぎず、日本で「母ならこうしろ」という圧力が多すぎることが、拡散された理由なのだと私は思います。
https://twitter.com/hakuo416/status/1281570229575774210

-----------------------------------------------------

3)【記事】「ジャーナリズム信頼回復のための6つの提言」をめぐって

新聞労連委員長・南彰がツイートしている。
《#賭け麻雀 問題をめぐり、新聞労連の若手など取材者・研究者141人で「ジャーナリズム信頼回復のための提言」を全国の編集局長・報道局長に送付しました。
本日の不起訴でこの問題は終わりません。
日本メディアの職業化そのものを変えていく必要があると考えています。》
https://twitter.com/MINAMIAKIRA55/status/1281518619998908416
「ジャーナリズム信頼回復のための6つの提言」は7月10日付で「note」に公開されている。
《今回の事件から、市民はメディアと権力の癒着を感じ取っており、日本のジャーナリズムに厳しい視線が注がれています。「結果が全て」の報道から、取材手法も含めて信頼できる記事であるかどうかが問われる時代になったことを、報道に携わる人々は自覚する必要があります。
私たちは、今回の問題は、朝日新聞社産経新聞社だけではない、日本のすべてのメディア組織の職業化の根幹を問うものだと考えます。新聞・通信社やテレビ局などに所属し、記者クラブで取材をした経験のある人間なら、だれもが知っています。取材対象と親密な関係になることは「よくぞ食い込んだ」と評価されることを。記者会見という公開の場での質問よりも、 情報源を匿名にして報じる「オフレコ取材」が 重視されていることを。あるいは、発表予定の情報を他社より半日早く報道する「前打ち」記事が評価され、逆に他社報道に遅れを取れば「特落ち」という烙印(らくいん)を押されることを。》
https://note.com/journalism2020/n/n3b4c1e0648e0
発起人に名前を連ねているのは小島慶子東京大学大学院情報学環客員研究員)、中村進午(時事通信記者/元新聞労連新研部長)、林香里(東京大学大学院情報学環教授)、林美子(ジャーナリスト/元朝日新聞記者)、日比野敏陽(京都新聞東京編集部長・編集委員/元新聞労連委員長)、南彰(新聞労連委員長/朝日新聞記者)。
朝日新聞記者・太田泉生のツイート。
《「ジャーナリズム信頼回復のための提言」について、少し考えて今回は賛同者になることを見送りましたが、書かれていることの大半に内容としては賛成します。》
https://twitter.com/otaminao/status/1281563337239609344
フランクル『夜と霧』への旅」の朝日新聞編集委員・河原理子のツイート。
《「ジャーナリズム信頼回復のための提言」。私も同様。問題の指摘5点は大切なこと。提言の方は、ややうなづきかねる点もあり、今回賛同は見送ります。報道機関を主語にしたが多いのは、提出先が組織だから? 一人一人が(所属組織に対しても)自立自律した取材者であるように、議論が進むといいですね》
https://twitter.com/riko83ka/status/1281579777057452034
六つの提言は次のようなものである。
《●報道機関は権力と一線を画し、一丸となって、あらゆる公的機関にさらなる情報公開の徹底を求める。具体的には、市民の知る権利の保障の一環として開かれている記者会見など、公の場で責任ある発言をするよう求め、公書の保存と公開の徹底化を図るよう要請する。市民やフリーランス記者に開かれ、外部によって検証可能な報道を増やすべく、組織の壁を超えて改善を目指す。
●各報道機関は、社会からの信頼を取り戻すため、取材・編集手法に関する報道倫理のガイドラインを制定し、公開する。その際、記者が萎縮して裏取り取材を控えたり、調査報道の企画を躊躇したりしないよう、社会的な信頼と困難な取材を両立できるようにしっかり説明を尽くす。また、組織の不正をただすために声を上げた内部通報者や情報提供者が決して不利益を被らない社会の実現を目指す。
●各報道機関は、社会から真に要請されているジャーナリズムの実現のために、当局取材に集中している現状の人員配置、およびその他取材全般に関わるリソースの配分を見直す。
●記者は、取材源を匿名にする場合は、匿名使用の必要性について上記ガイドラインを参照する。とくに、権力者を安易に匿名化する一方、立場の弱い市民らには実名を求めるような二重基準は認められないことに十分留意する。
●現在批判されている取材慣行は、長時間労働の常態化につながっている。この労働環境は、日本人男性中心の均質的な企業化から生まれ、女性をはじめ多様な立場の人たちの活躍を妨げてきた。こうした反省の上に立ち、報道機関はもとより、メディア産業全体が、様々な属性や経歴の人を起用し、多様性ある言論・表現空間の実現を目指す。
●これらの施策について、過去の報道の検証も踏まえた記者教育ならびに多様性を尊重する倫理研修を強化すると共に、読者・視聴者や外部識者との意見交換の場を増やすことによって報道機関の説明責任を果たす。》
沖縄タイムス記者・阿部岳は賛同の署名を集めているという。
《黒川氏との賭け麻雀問題はメディアにとって最大の危機、再生の最後の機会。
それなのに、メディア上層部は「そんなもんだよ」と開き直り、騒ぎが収まるのを待っているように見える。
収まらせてはいけない。
まずメディア自身が努力すべきですが、リンク先で広く賛同の署名を集めています。》
https://twitter.com/ABETakashiOki/status/1281787990071668736
琉球新報の滝本匠は賛同人に名前を連ねた。
《賛同人に名前を連ねさせていただきました。今、それぞれが立っている場所から、それぞれの仕事をしていくことが大事なのではないかと思います。》
https://twitter.com/takotaki/status/1281847753899798535
「窓際記者」のツイート。
《言ってることはまともなんだけど、賛同人の数割が朝日新聞記者、ほかも新聞労連加盟組合の一部だけで、また左翼が俺たちの組合費使って身内でキャッキャやってるよという印象。
新聞労連委員長自ら、ご出身の朝日新聞が甲子園取材中の記者に対する性被害を隠蔽した件について問いただしてみたら?》
https://twitter.com/nekokisha/status/1281603038084567042
青木俊のツイート。
《気になったのは、発起人にも賛同者にも読売、日経、NHKの現役記者が1人もいないこと。メディアが「一丸となって」と提言は呼びかけるものの、大手メディアの中でさえ、「在野派」と「御用派」の分断が実情なのではないか。信頼回復の遠さ、まともな記者たちが闘う闇の濃さが滲んでいるようにも思えた。》
https://twitter.com/AokiTonko/status/1281641806942179329

-----------------------------------------------------

4)【本日の一行情報】

マルクスの「ルイ・ボナパルトブリュメール18日」が丘沢静也の翻訳によって講談社学術庫から刊行された。7月11日付毎日新聞の書評欄で三浦雅士が取り上げている。
《古典新訳をなぜいま取り上げるのか。ナポレオンとその甥の関係が、毛沢東習近平の関係を思い起させるからだ。事実、習近平意識的に毛沢東を模倣していると言われる。毛沢東と鄧小平の関係は、習近平李克強に似ている。情報が多ければ、いっそう多くの対応関係を探ることができるだろう。》
「ルイ・ボナパルトブリュメール18日」に従えば習近平は「茶番」にほかならない。三浦は更に踏み込む。
《1%の人間が99%の富を所有するのは悪である。事実、中国ではそれが腐敗の結果だと誰もが知っている。言わないだけだ。米国においてそれが合法的であるとすれば、法律が間違っているのだ。なぜそういうことになるのか考える真剣さに欠けている。マルクスがいま習近平とルイ・ボナパルトを並べるとすれば、中国とアメリカのこの酷似を指摘するためだろう。》
https://mainichi.jp/articles/20200711/ddm/015/070/006000c
マルクスはジャーナリストとして優れているのである。周知のようマルクスは「ニューヨーク・トリビューン」(ニューヨーク・ヘラルド・トリビューンの前身である)のロンドン通信員として、多くの中国論を発表している。筑摩書房の「マルクスコレクション6」に「時局論」として収められている。
https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480401168/

◎白央篤司はツイッターで次のように連投している。胸に手を当てて考えてみよう。
《雑誌や広告、記事をつくる50代前後の人々と、それらを見る、関わる20~30代前後の人々との激しい感覚の差異を私はものすごく、如実に感じる。おしゃれ、おいしいは素敵だよね、素晴らしいよね、みんな根幹的に求めてるよねという50代と「それどころじゃねえんだよ!」という声にならない怒声と違和感。》
《「そういう現場の声ちゃんと聞いてます!」って編集部にかぎって「降りていってあげてまーす!!」という目線姿勢が強いなと思うこと多し。そういうの伝わってると思う。雑誌を購買できる時点でもう日本はメジャー層ではないのだ。じゃあどうするか、ということを真剣に考えている編集者はごく少ない。》
《ひとつ続けると新聞もそうです。「新聞とってて社会人当たり前」という意識のまま令和にきたことを恥じてほしい。素晴らしいライフラインだし地域情報網は絶対継続されてほしいけど、時代適合する歩み寄りを忘れすぎではありませんか。記者の方々はその問題意識強いけど、どうして根幹に届かないのか。》
https://twitter.com/hakuo416/status/1281597921209618432
https://twitter.com/hakuo416/status/1281598924965285892
https://twitter.com/hakuo416/status/1281599845711527938

◎首相動静(7月10日)には、こう書かれている。
《午前11時40分から正午まで、時事通信社の境克彦、大室真生新旧社長が交代あいさつ。》
《午後3時30分から同4時40分まで、月刊誌「中央公論」掲載用に橋本五郎読売新聞特別編集委員のインタビュー。》
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020071000293&g=pol
テレビ東京出身の青木俊がツイートしている。
《社長が交代すると首相に挨拶に行く日本の通信社。御用、御用の声がする。〝在野性〟をなくしたメディアほど、ミジメで汚いものはない。》
https://twitter.com/AokiTonko/status/1281726246670307328

日本推理作家協会賞が決まった。長編および連作短編集部門は呉勝浩「スワン」(KADOKAWA)だった。小説家・阿津川辰海のツイート。
《呉勝浩さん『スワン』受賞! おめでとうございます! 犯罪小説、群像劇、謎解きミステリ、全てにおいてハイレベルな傑作で、私も大好きな一冊です……まさに現代映したミステリだと思います……ミステリはこんなところまで行ける……》
https://twitter.com/tatsumi2017/status/1281161561067843586
矢樹純のツイート。
《ミステリー短編集『夫の骨』(祥伝社庫)表題作が第73回日本推理作家協会賞短編部門を受賞しました。大変な状況の中、選考会の日程等調整いただき、作品を選んでいただいたことに心から感謝いたします。ありがとうございました。》
https://twitter.com/yagi_jun/status/1281194995551068161
評論・研究部門は金承哲の「遠藤周作と探偵小説 痕跡と追跡の学」(教館)に決まった。
http://www.mystery.or.jp/information

◎「講談社 学習まんが 日本の歴史」全20巻が同時刊行された。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002702.000001719.html
https://rekishimanga.jp/

◎全国の目利き書店員が、いまもっとも売りたい徳間庫の1冊を選ぶ徳間庫大賞は、伊岡瞬の「痣」に決定した。
https://www.tokuma.jp/news/n34648.html
伊岡瞬はツイッターでこんなことを呟いている。
《私は、仕事が好きすぎて困っています。仕事中は雑念など一切湧きません。 
一日12時間以上、机の前に座っていないと体調を崩します。
一日100枚ぐらいはほとんど苦も無く書けるのですが、あまりはかどり過ぎても問題なので、自分でストップをかけます。
少しは仕事を嫌いになる方法はないでしょうか。》
https://twitter.com/IokaShun/status/1280316725112631296

◎日販による6月期の店頭売上前年比調査。前年比は全体で102.6%。雑誌 85.2%。新型コロナウイルスの影響により発売延期となるタイトルがあり、雑誌全体では前年超えとはならなかった。書籍 99.9%。コミック 130.3 %。9 か月連続での前年超えとなった。「キングダム 」と「鬼滅の刃」が牽引した。ともに集英社の作品である。開発品 105.9%。
https://www.nippan.co.jp/wp-content/uploads/2020/07/pos_202006.pdf

江頭2:50は、かつて「anan」(マガジンハウス)で「嫌いな男ランキング」3年連続1位を達成し取材を受けた以降、実に12年振りに同誌に登場している!
https://coconutsjapan.com/entertainment/egashira250-anan/39468/

トーハンは、「最強王図鑑シリーズ」(学研プラス)と連動した店頭活性化企画を7月9日(木)~9月6日(日)まで約2ヶ月間にわたり、全国775書店で実施する。
https://www.tohan.jp/news/20200709_1602.html
7月9日(木)に「異種最強王図鑑 闇の王者決定戦編」を発売した。これまでのシリーズで決定した「動物」「絶滅動物」「恐竜」「昆虫」の各「最強王」をはじめ、これら4種属の強者たちを集結させ、異種トーナメントを開催し、「異種最強王」を決める第二弾だ。8月24日からフルタ製菓より、「最強王図鑑シリーズ」の「幻獣」を起用したチョコエッグ玩具つき菓子)が発売される。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002849.000002535.html

ドワンゴは、今年4月に初開催したニコニコ超会議のオンライン版「ニコニコネット超会議2020」に続き、来たる8月9日(日)~16日(日)の8日間、「ニコニコネット超会議2020夏」を開催する。
あわせて、ニコニコ超会議の出張版として毎年夏から秋にかけて全国各地で開催してきた「ニコニコ町会議」を、同イベント内で「ネット開催」することを決定した。
https://dwango.co.jp/news/press-release/2020/0708/news-360.html

◎「ブルームバーグ」は7月9日付で「ツイッター株が上昇、サブスクリプション型サービス準備中と関係者」を発表している。
《事情に詳しい関係者によると、ツイッターサブスクリプション形式のサービス提供を含め、従来とは異なるさまざまな収入源を検討している。非公開情報だとして匿名を条件に話した同関係者は、グリフォン」と呼ばれる新グループの人選作業はまだ続き、この有料サービスが実現しない可能性もあると付け加えた。》
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-07-09/QD66PAT0G1L301

博報堂は、プレジデント社と協業し、博報堂のグローススタジオ「TEKO」(テコ)の強みであるクリエイティブ面での専門性と、プレジデント社が持つ企業経営に関するコンテンツ制作力・情報発信力を融合させた新サービスを開始する。TEKOがクリエイティビティで企業の変革を支援し、その過程や成果をプレジデント社がドキュメンタリーとして制作・発信していくことで、変革を加速させ、非連続成長へとつなげていくという。
https://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2020/07/20200709.pdf

KADOKAWAは、8月、隈研吾が手掛け、所沢市にプレオープンする図書館と美術館、博物館を融合した「角川武蔵野ミュージアム」を報道陣に公開した。同施設は2F屋外広場に水盤が張られ、ついに外構すべてが完成した。11月6日(金)よりオープン予定のミュージアム内「本棚劇場」(4F~5F)の高さ約8メートル、およそ5万冊収蔵の巨大本棚も公開され、設計時のCGパース図と全く違わない、書籍排架前の貴重な空間披露となった。
KADOKAWAは、所沢市東所沢和田の旧・所沢浄化センター跡地およそ4万平方メートルの敷地に、書籍製造や物流の拠点、それにホテルなどが入る複合施設「ところざわサクラタウン」をいよいよ11月にグランドオープンする。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007244.000007006.html

新型コロナウイルスの感染拡大によって緊急事態宣言が出され外出自粛を強いられた5月上旬、サントリーは著名人37名が語り合うWeb動画「話そう。」を公開した。そうしたところ、6月15日の時点で計407媒体と、サントリーのキャンペーンとしては異例と言えるほど多くのメディアに露出し、シリーズとして公開された動画の累計再生数も計696万回という人気コンテンツとなった(20年6月17日で公開を終了している)。
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/00428/

◎泊まれる本屋「BOOK AND BED TOKYO」は、JR東日本「東京感動線」の取り組みとして、8月26日(水)JR高田馬場駅改札外(早稲田口) に新業態である、本をテーマにしたカフェ「STAND by bookandbedtokyo」を開業する。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000047851.html

大日本印刷DNP)は、目線の動きを誘導するようなレイアウトを自動的に行うことで、章の読みやすさを高める技術「読書アシスト」の研究・開発に2012年より取り組んでいるが、資本提携している日本ユニシスと共同で、専用サイト上でこの技術によって無料の青空庫の小説を変換後のレイアウトで閲覧できる実証実験を行う。この実験を通じて、読みやすさに関する利用者の声を集め、今後の商品化や機能拡張に活かすという。
https://www.dnp.co.jp/news/detail/10158391_1587.html

◎光社新書から和田泰明の「小池百合子 権力に憑かれた女」が刊行される。和田自身がツイッターで報告している。
自費出版でいいから刊行したいと書き貯めたものを形にしてくださった光社新書さん、何より週刊春編集部には感謝の気持ちでいっぱいです。
『女帝』が女一代記とすれば、本書は任期の4年間を追いかけました。》
https://twitter.com/yasuakiwada/status/1280824082036998146
和田は「岡山大学卒→山陽新聞社大下英治事務所→『週刊ポスト』契約記者」を経て「週刊春」記者である。

◎シャープの公式アカウント。相変わらずのユーモアだ。
《たいへん申し上げにくいのですが、とうとうシャープマスクに当選しました。》
https://twitter.com/SHARP_JP/status/1281445663717199873

巖谷國士のツイート。
吉岡実さんは下町育ちの不思議な人物で、剣玉の達人であり、目利きのポルノ研究家?であり、名編集者であり、かつ並はずれた装丁家だった。酒は一滴も飲まず、常時コーヒーとタバコを嗜み、編集や装丁の仕事で会うのはいつも喫茶店、渋谷なら「トップ」ときまっていた。そして偉大な詩人だった。》