【文徒】2020年(令和2)10月28日(第8巻200号・通巻1857号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】キメツノミクスの猛威がつづく
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2020.10.28 Shuppanjin

1)【記事】キメツノミクスの猛威がつづく

日刊スポーツが10月27日付で掲載した「『鬼滅の刃』100億突破 映画史に新たな1ページ」は書いている。
《アニメ映画「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」(外崎春雄監督)が、16日の封切りから10日目の25日に興行収入(興収)100億円を突破した。配給のアニプレックスは26日、25日までの興収が107億5423万2550円に達したと発表した。それまでの最速記録は、日本歴代最高の興収308億円を記録した、宮崎駿監督の01年のアニメ映画「千と千尋の神隠し」の25日で、その記録を19年ぶりに、15日間も更新した。》
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202010260000893.html
鬼滅の刃」は劇場アニメの記録破りの大ヒットでコミックスも更に売り上げを伸ばしている。愛媛新聞ONLINEが10月26日付で掲載した「『鬼滅』愛媛も全集中 複数スクリーン上映、異例の対応も」は次のように書いている。
《映画の大ヒットは、原作の漫画にも好影響を与える。明屋書店よると、映画公開前後の1週間を比較すると1巻の販売数は約3・3倍に急増。全巻をまとめ買いする新規層も多く、新書や児童書など関連書籍も売れている。》
https://www.ehime-np.co.jp/article/news202010260093
これは何も愛媛に限ってのことではあるまい。全国的な傾向だろう
西田宗千佳がツイッターで次のように指摘しているが、「鬼滅の刃」の配信が画期となったわけである。
Netflixによれば、この1年で全世界1億世帯以上がアニメを視聴。昨年比で50%伸びている。昨対比50%upは継続的傾向、とか。100以上の国々で、視聴量トップ10の中にアニメが入るようになっている。》
《日本では、Netflix加入者(500万世帯)の半分が、1ヶ月にアニメを5時間以上(およそ1シーズン分)を視聴している、とか。》
https://twitter.com/mnishi41/status/1320896314238857216
https://twitter.com/mnishi41/status/1320896758042353664
これは三重県知事・鈴木英敬のツイートだ。
三重県産ブランド米「結びの神」を「桃太郎」で食べて鬼退治!鬼滅の刃に便乗!?(笑)。
県内16店舗を展開する「おにぎりの桃太郎」。11月から「結びの神」を使ったおにぎりを発売。令和3年中には全店舗で切り替え。「結びの神」は不肖私の命名です。ぜひ皆さん、ご賞味くださいませ!!》
https://twitter.com/eikeisuzuki/status/1320837886099419138
様々な便乗商法が登場しそうだ。スポーツニッポンは10月26日付で「『鬼滅』グッズ 鬼より手ごわい!?“偽滅”の戦い 次々と出現 怪しい模倣品の数々」を掲載している。
《ただ、これらの多くが商標や著作権の侵害に当たるとは言い切れない。知的財産権に詳しい藪田崇之弁護士によると「市松模様もこの程度なら一般的な柄といえる。また、集英社は『鬼滅の刃字列とロゴは商標登録したが、鬼・滅・刃の漢字を個別に使う分には問題ない」という。》
《こうした背景から、集英社は6月「緑黒の市松模様」など作品の主要キャラを象徴する模様6種を商標出願した。ただ既存の模様の出願は異例で、ネット上では「伝統的な和柄を独占するのは横暴だ」と批判が上がっている。同社は本紙の取材に「ファンが意図に反して悪質な模倣品を入手する被害を防ぐためで、個人で楽しむ活動まで制限する意図はない」と強調した。》
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2020/10/26/kiji/20201026s00042000148000c.html
悪質な便乗商法は許さないということだ。
主人公ではないキャラクターである煉獄杏寿郎の人気に火が点いたようである。10月26日にツイッターで「煉獄さん100億の男」がトレンド入りを果たしたのである。ORICON NEWS「アニメ&ゲーム」は10月27日付で「映画『鬼滅の刃』興収300億円に向けファン団結『煉獄さんを300億の男に』 『コナン』に似た運動」を公開し、次のように書いている。
《そして今回、劇場版『鬼滅の刃』が興収100億円突破したことを受け、ネット上では「煉獄さんは100億の男じゃ留まらない。このまま300億目指して突き進んでほしい」「まじで300億以上の男になるじゃん煉獄さん」と興収300億円突破を期待する声が。
同時に“安室透を100億の男にする”ような動きもあり、「我々の次の目標は煉獄さんを300億の男にすることですね、オーケーマム」「煉獄杏寿郎は、あっさり100億超えた男になりましたね…300億の男になる瞬間、見たい。見たいぞw」「煉獄さんを300億の男にしたい」「おめでとうございます! もっともっと貢献するため今日も行きます! 煉獄さんを300億の男にするんだ!!」などと、“煉獄を300億の男にする”ために再び映画館へ足を運ぶファンの声が出ている。》
https://www.oricon.co.jp/news/2175290/full/
実写ドラマ化は決定していないが、「リアルサウンド」は10月26日付で「理想は海外ドラマとして世界配信? 『鬼滅の刃』実写化の可能性と問題点」(成馬零一)を公開している。
https://realsound.jp/movie/2020/10/post-643225_2.html

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2)【本日の一行情報】

日本財団は、10月27日から始まった読書週間にあたり、「読む・書く」をテーマにした30回目の18歳意識調査の結果を発表した。これによれば読書が好きな人は6割近くに上り、嫌いと答えた人は約1割に留まった。月に読む本数は「1、2冊」が44.8%でトップ、「全く読まない」との回答も32.7%に上っている。好きなジャンルは「小説」62.6%、「漫画」49.9%、ライトノベル」26.0%の順。コロナ禍で4人に1人は読書量が増えたと答えている。
新聞を読む人は32.7%で、2018年9月に実施した「第2回:新聞」の調査結果(47.5%)より14.8ポイントも落ち込んでいる。読む時間は「5分以上10分未満」が44.3%で最も多く、次いで「5分未満」32.7%。新聞は殆ど読まれていないということではないのか。
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2020/20201026-50523.html

◎「mashupNY」が10月25日付で公開した「NYの老舗書店ストランド 新型コロナで売上激減。支援訴え」は次のように書いている。
《マンハッタンにある創業93年目の独立系書店「ザ・ストランド・ブックストア」(Strand Book Store)が、新型コロナの影響により売上が約70%減少したとして、地元住民に支援を訴えた。
三代目のオーナー、ナンシー・バス・ワイデン(Nancy Bass Wyden)氏は、人々の往来や観光客の減少、店内でのイベントが開催できなくなったと窮状を説明。
声明で「今後数カ月でストランドの未来が決まる。ワクチンが完成するまで営業を継続できるよう、コミュニティを動員する必要がある」と述べ、購入を求めた。》
https://www.mashupreporter.com/strand-book-store-nyc-pleads-public-help/

毎日新聞が10月26日付で掲載している「#排除する政治~学術会議問題を考える
『だんまり決め込むなら、学術会議はなくなったらいい』木村幹教授の痛烈投稿 その真意は」(金志尚)で神戸大大学院教授(朝鮮半島地域研究)の木村幹は次のように発言している。木村の苛立ちは大いに理解できる。
《学術会議が今のままの状態だと、政府によって会員に任命されやすくなるために、一定の傾向性を持った発言をする人が当然出てきます。あるいは、国の方針からそれる発言を避けようとする人も出てくるでしょう。そうすると政府が「この人」と意図的に任用しなくても、ゆっくりと国の思惑通りに向かっていく。そして実際、事態は確実にその方向に向かっていると思います。今回、会員や連携会員の地位にありながら沈黙している人たちがいるのも、そうしたことの表れに見えなくもないと思います。》
《だけど、学術会議が本当に研究者の代表機関であるとするならば、今回の6人がなぜ選ばれなかったのかを、学術会議の構成員たちは政府に聞き続けるべきです。だって彼らが選んだ候補者に否を突きつけられた、ということは彼ら自身が否を突きつけられたことを意味しているわけですから。
彼らには自らの仕事を最後までやり抜く責任がある。自らの存在と尊厳を守るために闘うべきは学術会議であり、その構成員自身です。そして、個々の学会や研究者の協力が必要なら、まずは彼らが自らの所属する学会やその構成員に自らの名と自らの声で訴えかけるべきです。》
https://mainichi.jp/articles/20201026/k00/00m/040/096000c
木村幹は、こんなツイートを投稿している。
《そうか昨日の拙インタビューの様な事を言うと、「沈黙を保っている人達を追い込んで政府に有利なるから迷惑だ」という人たちもいるんだ。でもしかし、それってずいぶん「前衛理論」じゃね。国民同様、研究者自身も一人一人がきちんと考えるてこそ、「民主主義」が機能すると思うんだけど。》
https://twitter.com/kankimura/status/1320912405619077121

◎日本出版者協議会は10月20日付で「令和3年度税制改正要望」を財務省、各党税制調査会および関係各所に提出した。
《私たちは以下の理由によって、「外税表示」の恒久化、「総額表示義務化」の廃止を強く要望する。
(1) そもそも商品の価格表示については事業者が、それぞれの業態の実情に応じて適切な方法を選択すべき問題であり、国が一律に強制すること自体に無理がある。
(2) 現状において、出版物をはじめ、多くの小売の現場で「外税表記」を含めた価格表記が混乱なく広く受け入れられており、「総額表示」でなければ支払い額が分からず困るといった消費者からの苦情は書店からは報告されておらず、一般的にも考えにくい。
(3) 特に、再販商品である出版物については、消費税率改定のたびに、定価表示義務者である出版社に新たな諸費用・負担がかかり、しかも書籍が長期にわたって販売される特性を持つ商品であることから、「総額表示」を徹底すればするほど、税率改定の際には多大な負担が繰り返されることになる。
(4) 出版物の市場は1996年をピークに減少を続けており、出版社は2004年の「総額表示義務化」施行当時に比しても厳しい経営環境のなかにある。さらに、このかんの合理化で、スリップは廃止の傾向にあり、2004年当時のスリップでの対応に準ずるとしても、スリップを廃止した出版社では、総額表示用のしおり等を作製し挟み込むという新たな負担を生むことになる。
(5) 「総額表示制度」の復活は、消費税導入時にも生じたロングテールの在庫書籍の絶版化などを再び招きかねず、このことが読者・消費者にとっての最大の化的不利益となる。また、総額表示のための費用負担は、出版物の定価に反映させざるを得ず、消費者にとっても不利益となる。
(6) とりわけ、現在のコロナ禍の下で、出版はじめ多くの産業が打撃を受けている。書店をはじめ小売の現場がさまざまな感染症対応に追われているなか、総額表記の義務化により各現場にさらなる手間や負担を強いるべきではない。》
https://www.shuppankyo.or.jp/post/oshirase20201022

◎日本出版者協議会は10月7日、アマゾンジャパン合同会社に次のような抗議・要望書を提出しているが、アマゾンジャパンからの回答は未だのようだ。
《2020年8月末ごろから9月にかけて、アマゾンジャパン(以下、貴社)からの商品(主に書籍)の返品の質の悪さや量の多さに関する報告が当会会員社である複数の出版社から寄せられております。いずれも貴社と直接取引を行っている社になります。
返品の質に関して具体的には、返品する書籍を段ボールに梱包する際、平置きすべきところを縦に差すことで傷んでいる、また空いた空間に緩衝材を入れるなどの措置を取っていないため、段ボール箱がつぶれて商品が損傷している、といった商品そのものの扱い方と破損に対する報告が複数あります。そのほか返品伝票が破れていたり、印字が薄くて読めないといった報告もありました。返品の量に関しては、8月になって急に大量に返品が増えた、という報告が複数ありました。
書籍は、返品後も出版社で改装を行い、読者の手に渡るまで繰り返し流通することを前提として作られています。貴社も、返品できることを前提として仕入れている以上は、返品に対する質を担保するべきです。当会としては、商品の破損につながる返品の仕方に対して抗議すると共に、返品する商品に関しても出荷する商品と同様の送品基準で、いずれ読者の手に渡ることを前提として扱うよう要望します。
また、書籍を大量に仕入れるということは、その本を別の書店で託せたかもしれない販売機会を貴社に託したわけですから、販売する努力をするべきです。いくら返品可能とはいえ、大量に返品することは、過剰な仕入れ量であった証左であり、単なる出版社の機会損失を意味します。加えてこれが破損品として返品されるなどもってのほかであり、改善を要望します。
貴社へ本件に関する回答を2020年10月21日までに要望します。なにとぞご検討のほどよろしくお願いいたします。》
https://www.shuppankyo.or.jp/post/oshirase20201015

創価学会の関係者が購入するだろうから、これは売れるだろう。佐藤優の「池田大作研究 世界宗教への道を追う」が朝日新聞出版から刊行された。
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22312
学会員からすれば佐藤優は「諸天善神」という位置づけになる。

日本経済新聞は10月26日付夕刊に「日本史漫画 講談社参入で『戦国時代』 最新研究と面白さ 両輪に」を掲載し、次のように書いている。
《「学習漫画を作るのでなく、漫画を作る」。7月、全20巻からなる「学習まんが 日本の歴史」を刊行した講談社の第六事業局担当部長、菅家洋也氏はこう意気込む。
紫式部清少納言が活躍する平安時代は、少女漫画タッチの華やかな絵を採用した。詳しい史実などはマメ知識としてコマの外に掲載し、現代の漫画を読み慣れた子どもたちを違和感なく奥の深い歴史物語へと誘う。10月時点で123万部と上々の滑り出しだ。》
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO65377260T21C20A0BE0P00/

◎エアークローゼットの運営する提案型ファッションEC「airCloset Fitting」(エアクロフィッティング)は、10月26日(月)より働く女性を応援する小学館の「Oggi」とのスペシャコラボ第二弾として先着200名限定で「Oggi BOX」を提供する。「Oggi」編集部が厳選した「nano・universe」(ナノ・ユニバース)の中から、「airCloset Fitting」のスタイリストがユーザーに似合うアイテムを提案する。スタイリング料金として3,980円(税抜)、配送料(片道)として各500円(税抜)が必要となる。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000011623.html

◎亡くなった秋田書店の秋田貞美最高顧問の「お別れの会」が1120日午前11時30分~午後1時、オークラ東京・オークラプレステージタワー1階平安の間で執り行われることになった。
https://note.com/nippan_tsushin/n/n63d337059a39?fbclid=IwAR0NlXHUqqjBrsi97Q4EDvQHCtKjHtkXG32SHZUCPhvkANMj_JyxkkFPp2Y

日本経済新聞は10月26日付で「サイバーエージェント時価総額で電通と拮抗 28日に本決算、1兆円クラブの試金石に」を掲載している。
サイバーエージェントが28日、2020年9月期の本決算を発表する。人工知能(AI)を活用したネット広告の収益をネットテレビ「ABEMA」の投資に回すモデルに期待が集まり、21日に株式分割を考慮した実質の上場来高値(7030円)をつけ、時価総額は8000億円を超える。電通グループと競る場面もあり株式市場で1兆円に迫るとの見方がある。》
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65282660R21C20A0000000/

朝日新聞デジタルは10月26日付で「川上未映子さん、ネット中傷受け提訴 同一人物書き込み」を掲載している。
《訴状によると、2018年10月、川上さんについて「レ(死)んでしまえと思っている。やるっきゃない、さ(刺)すしか」「(イベントがある)11月18日やろうと思えばやれる」などの投稿ネット掲示板に書き込まれた。警察に相談した川上さんは、イベント出演を急きょ中止。ほかにも、川上さんの小説を「私の書き込みの流用だった」として、川上さんが盗作したかのように読める投稿もあったという。》
https://digital.asahi.com/articles/ASNBV5VLTNBVUTIL01L.html
川上自身が引用ツイートを投稿している。
《報道の通り、2018年10月に私へ殺害予告をした人物を東京地裁に提訴しました。警察による家宅捜査が行われパソコン等が押収されましたが、初犯であり犯行を認め、保証人がおり逃亡の恐れがないことから逮捕は見送り。何があってもこのような卑劣な行為を許しません。》
《皆様にはご心配をおかけし、また励ましを頂戴し心から感謝申し上げます。本件以外にも10年に渡るストーカー被害、また同業者や匿名者による名誉毀損や誹謗中傷問題などもあり、過去のものも含め、今後、必要に応じて粛々と検討し進めて参ります。》
《また取材依頼をたくさん頂戴していますが、申し訳ありませんが、今は時間がとれません。しかし、被害届から提訴までの詳細、殺害予告なのになぜ逮捕されないか、費用、なぜこんなに時間がかかるのか等、誰もが被害者になりうるこのような事件に関する情報と顛末は、我々が共有するべきものと考えます。》
《いずれきちんとお話しするか、書き記したいと思います。なお、私の代理人弁護士は、喜田村洋一先生です。マスコミ各位、もし事実確認などのお尋ねがありましたら、事務所を通してご連絡頂けると幸いです。》
《すみません、各版元へ、また知人などを通してご依頼を下さっているマスコミの皆様、現時点で、テレビ出演やコメントや取材は、すべてお断りしている状態です。申し訳ありませんが、ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。》
https://twitter.com/mieko_kawakami/status/1320690907469864963

https://twitter.com/mieko_kawakami/status/1320953332609863680
「戦う姫、働く少女」の専修大教授・河野真太郎が川上が提訴したことの意義を次のようにツイートしている。
《直接的な被害が救済されることが第一ですが、川上さんのような方が毅然とした対応をされることで、ネット上の匿名のマイクロ中傷も牽制される効果があるでしょう。》
https://twitter.com/shintak400/status/1320756452886147078

朝日新聞デジタルは10月27日付で「目黒のタワマンで600万円脅し取った疑い 少年ら逮捕」を掲載している。
《目黒署によると、3人は26日午前10時半ごろ、同区上目黒1丁目のタワーマンションで、30代の女性が住む部屋のインターホン越しに「宅配業者です」とうそをついて侵入。両腕をつかんで引っ張るなどの暴行を加え、現金約600万円を奪った疑いがある。》
https://digital.asahi.com/articles/ASNBW3T4GNBWUTIL00C.html
この「30代の女性」という被害者が里美ゆりあだったのだ。この女性である。
https://www.instagram.com/p/CGw47ytJiJx/
「TBS NEWS」が10月27日付で発表している「『力ずくで入ってきた』タワマン600万円強盗、被害女性語る」は、こう書いている。
《被害にあったのはセクシー女優として活動している里美ゆりあんで、27日、JNNの取材に応じました。
「(荷物を)持っていたんです、何も入っていない段ボールだったんですけど。荷物に目を奪われている間に私服の方がさささっと。ぎゃあって叫んでドアを閉めたんですけど、ドドドって入ってきて。力ずくで入ってきました」(セクシー女優 里美ゆりあさん)》
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4111852.html
里美は2017年に「SEX&MONEY 私はそれを我慢できない」(モッツコーポレーション)を刊行した際に「週刊朝日」に取り上げられ、「アエラドット」は「リアル黒革の手帖? 2億4500万円も脱税した里美ゆりあの告白」を発表している。
《200本以上の作品に出演した人気AV女優の里美ゆりあ(32)が、初の告白本を出す。テレビ番組でも活躍し、今は東京・六本木のキャバクラで働く。2億4500万円もの所得隠しが発覚したことでも知られる。告白本では、これまでの交友関係やお金の問題にも触れるだけに、どんな秘密が明かされるのか。リアル“黒革の手帖”として注目されそうだ。
「嫌な事もお金をためるためにやってきた。家賃5万円のところにも住んだ。13年かけて貯金は3億円になったが、税金で1億7千万円引かれた」》
https://dot.asahi.com/wa/2017072300020.html?page=1

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3)【深夜の誌人語録】

時間に余裕をもって行動すれば急ぐ必要はあるまい。