【文徒】2020年(令和2)11月20日(第8巻216号・通巻1873号)


Index------------------------------------------------------
1)【記事】コロナとオリンピックは共存できるのか!?
2)【本日の一行情報】
3)【深夜の誌人語録】
----------------------------------------2020.11.20 Shuppanjin

1)【記事】コロナとオリンピックは共存できるのか!?

日刊ゲンダイDIGITAL」は11月18日付で「“開催ありき”のIOCバッハ会長訪日 海外メディアが酷評」を掲載している。
《辛辣なのは、仏紙ル・モンドだ。電子版(17日)で、五輪開催について〈日本国民は依然として懐疑的で、国内スポンサーの60%以上が契約延長をまだ約束していない〉〈(コロナの)パンデミックが抑制されない場合、来年の大会開催の可能性について再び疑問が投げかけられる〉などと手厳しい。》
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/281512
では国内メディアはどうか。少なくとも辛辣さはない。毎日新聞11月19日付で「海外の観客も五輪に IOC副会長、感染対策に自信」を掲載している。
新型コロナウイルスの感染再拡大で東京オリンピック・パラリンピック開催に懐疑論が根強い中、機運を高めるため、バッハ氏が「切り札」として準備してきたのが、海外選手らのワクチン接種推奨と費用のIOC負担だった。》
《日本側を安心させる狙いと見られたが、唐突過ぎた。日本側はワクチンに頼らなくても開催できる感染症対策を模索してきたこともあり「前のめり過ぎる」と案じる声が相次いだ。》
https://mainichi.jp/articles/20201119/ddn/041/050/006000c
朝日新聞デジタルは11月18日付で「IOCと組織委、認識にずれ 開会式の規模・参加選手数」を掲載している。
《・・・組織委の森喜朗会長は開会式の規模や参加選手数について「こだわりたい。安全な大会のため、ある程度我慢してもらわないといけない。選手の意向も聞いてみたい」と語った。一方、大会の準備状況を監督するIOC調整委員会のジョン・コーツ委員長は「伝統をあまり変えたくない」と話し、森会長の見解に否定的だった。》
https://digital.asahi.com/articles/ASNCL729LNCLUTQP010.html?iref=pc_ss_date
国立遺伝学研究所・教授の川上浩一のツイートは辛辣だ。
《バッハ氏は、今回の来日で開催・中止に関わらず損しない商談をまとめたのでしょうね。日本側は開かざるを得ない。中国を真似てコロナを克服しての開催ならまだしも、やることは野球場の実証実験やGoToによる感染拡大。東京や沖縄が焦土になっても降伏しなかった日帝と重なる。》
https://twitter.com/koichi_kawakami/status/1328804379852324865
清水 潔は皮肉たっぷりにツイートしている。
《某国が開催するというあるイベントでは、世界中から集まる参加者と観客は2週間の検疫待機を免除するそうです。その観客を会場にびっしり入れてホテルに泊め市内を自由に歩かせるそうです。そんな怖い国に皆さん行きたいですか?
それが東京オリンピックですよね。》
https://twitter.com/NOSUKE0607/status/1329017218508627968
これは鈴木耕のツイート。
《本気で聞きたい。
東京オリンピックが開催できると思っている人は、いったいどれくらいいるのだろうか?
私は、良し悪しは抜きにして、開催は不可能だと思っているのですが。》
https://twitter.com/kou_1970/status/1328958153896173568

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2)【本日の一行情報】

◎別に藝春秋に限らず、こういうことは復活させたほうが良いのではないだろうか。芸とジャーナリズムの間にしっかりとした通路を作れるのが出版社なのではないだろうか。木俣正剛は「ダイヤモンド・オンライン」の連載に「宮部みゆき宮城谷昌光担当編集者が垣間見た『天才作家』の横顔」を11月18日付で発表し、次のように書いている。
宮部みゆきさんが、「オール読物推理小説新人賞」をとったのが1987年。そのころ定例会のように、週刊春記者が宮部さんに世の中の出来事についてレクチャーするという時間をいただいていました。私がまだ週刊誌の書き手だったころの話です。》
https://diamond.jp/articles/-/254597

栗原裕一郎のツイートでアレサ・フランクリンがミック・ジャガーの「さっぱり満足することができない」(植草甚一)をカバーしていることを知った。
https://twitter.com/y_kurihara/status/1329292479263166464
https://twitter.com/y_kurihara/status/1329294141881159681

◎高橋英理の「観念結晶大系」が書肆侃侃房から刊行された。
http://www.kankanbou.com/books/novel/0426
高橋自身がツイートしている。
《昨日見本とサイン用本が来たので、必要分に署名と歌を入れてさっき再送した。本当に刊行されるのだとようやく実感できた。
町田康さん、装幀の柳川貴代さん、そして書肆侃侃房のみなさん、ありがとうございます。》
https://twitter.com/ellitic/status/1329268309758414849

毎日新聞が11月18日付で掲載した「#全集中!『鬼滅の刃考『子どもに見せて大丈夫?』 悩む親たちに説く、鬼滅ブームとの向き合い方」(山内真弓)で大妻女子大教授・小谷敏(現代化論)は次のように危惧している。
《今は、親子の化が地続きになっていて、アニメに限らずKーPOPも、ジャニーズも、ディズニーも、一緒に楽しむ世代です。「鬼滅」のブームは、親の趣味の世界に子どもを巻き込む現象が大きくなった一つのあらわれと言えるのではないでしょうか。ただ、「鬼滅」のような暴力的な場面を子どもに無制限に見せる流れになるのは、心配です。》
《「鬼滅」に限らず、日本のアニメや漫画は、子どもも目にする作品に残虐で暴力的な描写が目立ちます。ただちに暴力事件に結び付くわけではありませんが、だからといって「残虐シーンを子どもに見せても問題ない」というわけではないのです。》
https://mainichi.jp/articles/20201117/k00/00m/040/203000c

◎「呪術廻戦」が《週刊少年ジャンプの作品としては、人気絶頂で幕を閉じた漫画『鬼滅の刃』に続くヒットになりそうな気配を漂わせている》という。「ムビコレ」が11月16日付で公開した「『呪術廻戦』ヒットの予感 テイストは『HUNTER HUNTER』×『東京喰種』」がそう書いている。
http://dev.moviecollection.jp/news/detail.html?p=16667
鬼滅の刃」が柳田国男であるならば、「呪術廻戦」は折口信夫、なんちゃってね。

◎「鬼滅の刃」の公式アカウントが23巻の温かく笑顔を返す炭治郎と禰豆子の二人が描かれた表紙を公開している。これがそう。12月4日(金)に発売され、これをもって最終巻となる。
https://twitter.com/kimetsu_off/status/1328178479704154114
「いいね」が25.4万、リツイートが7.9万!映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」は、全国ロードショーから31日間の興行収入が233億円、観客動員数が1750万人に達する空前の大ヒットとなっている。
https://animeanime.jp/article/2020/11/17/57674.html

◎ワン・パブリッシングは、多数の専門メディアを抱える自社の強みを生かしたワンストップ型のLIVE配信サービスをスタートした。制作会社との協業によって、社内に動画専門チームを新設し、企画、構成、台本の作成から出演者のキャスティング、集客、配信、メディア拡散まで一連のソリューションをワンストップで手がける。
https://one-publishing.co.jp/info/p1855/
https://one-publishing.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/11/LIVEdougaplanver2.pdf

◎「ITmedia ビジネスオンライン」は11月18日付で「コンビニの『雑誌棚』と『書籍棚』がコロナ禍で変化 大手3社の戦略は」を発表している。この記事によればファミリーマートは雑誌売場は縮小する傾向にあり、ローソンは書籍専用棚を設置する店舗を増やし、セブンイレブン現時点で雑誌棚を減らす予定はなく、付録が充実している雑誌の強化に取り組んでいるということになる。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2011/18/news035.html

◎イベント管理アプリ「Peatix」は10月に不正アクセス受け、ユーザーの氏名やメールアドレス、暗号化されたパスワードなど最大677万件の個人情報が引き出されていたと発表した。「ITmedia NEWS」は11月18日付で「電子チケット販売『Peatix』に不正アクセス 最大677万件の個人情報流出」を掲載している。
《日系ベンチャーの米Peatixは11月17日、電子チケット販売プラットフォーム「Peatix」(ピーティックス)が10月に不正アクセスを受け、ユーザーの氏名やメールアドレス、暗号化されたパスワード最大677万件が引き出されていたと発表した。被害拡大を防ぐため11月15日から、全ユーザーに対して、パスワード再設定を依頼している。
同サービスは、一部の自治体でプレミアム商品券の販売にも使われており、波紋が広がりそうだ。》
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2011/18/news066.html
YAHOO!ニュース」のコメント欄に神戸大学大学院工学研究科教授の森井昌克が次のように投稿している。
《顧客やサービス利用者の個人情報を大量に漏えいさせた事例は国内でも数多いですが、Peatixの問題が過去の大量個人情報漏洩えいと大きく異なる点は直接的な利用者が個人ではなく、自治を含むイベント等を主催した事業者であるという点です。したがって、Peatixに登録されているにもかかわらず、利用しているという意識がない人も多いと考えられます。
Peatixが利用者に対して、今後の対策を含め、対応を登録者に通知してお願いすることはもちろんですが、Peatixを利用してイベントを開催した事業者も、(利用者管理をPeatixに依存している場合を除いて)可能な範囲で対策をアナウンスする必要があるでしょう。そういう意味でPeatixの個人情報漏えいは深刻であり、今後の利用者のセキュリティ意識を変える必要が出てくるでしょう。》
https://news.yahoo.co.jp/profile/author/moriimasakatsu/comments/posts/16056768036023.6a0f.09928/

朝日新聞デジタルは11月17日付で「報知新聞社員、暴行容疑で逮捕 小学生に『右側を歩け』」を掲載している。
《路上で小学5年の男児(10)の胸ぐらをつかむなどしたとして、警視庁は17日、報知新聞社員の男(52)=東京都新宿区、病気のため休職中=を暴行容疑で逮捕し、発表した。調べに対し、「胸ぐらをつかむ暴行はしていない」と否認しているという。》
https://www.asahi.com/articles/ASNCK63JGNCKUTIL039.html#:~:text=%E8%B7%AF%E4%B8%8A%E3%81%A7%E5%B0%8F%E5%AD%A65%E5%B9%B4,%E5%90%A6%E8%AA%8D%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82
毎日新聞は11月17日付で「報知新聞社員を暴行容疑で逮捕 小学生の胸元つかみ左右に振る 警視庁」(斎藤太郎)を掲載している。
《戸塚署によると、三浦容疑者は男児に対して「(道路の)右側を歩け」と怒鳴っていた。「左側を歩いていたのを注意していただけで、暴行は加えていない」と容疑を否認しているという。三浦容疑者は、7月に新宿区内の路上で男子高校生の胸を押して軽傷を負わせたとして、傷害容疑で10月に書類送検されたばかりだった。》
https://mainichi.jp/articles/20201117/k00/00m/040/283000c
産経新聞は11月17日付で「報知新聞社員の52歳男逮捕 路上で小5男児暴行疑い」を掲載している。
《 報知新聞社によると、三浦容疑者は病気のため8月下旬から休職していた。同社は「社員の逮捕は極めて遺憾であり、被害に遭われた方に心からおわび申し上げます。事実関係を確認し、警察の捜査結果も踏まえて厳正に対処します」などとのコメントを出した。》
https://www.sankei.com/affairs/news/201117/afr2011170025-n1.html
朝日は匿名で、毎日と産経が実名報道であった。

◎LINEは、クッキングゲーム「LINE シェフ」(iPhoneAndroid対応/無料)において、クレヨンしんちゃん」とのコラボを開始した。これによって「しんちゃん」「シロ」「ひまわり」「アクション仮面しんちゃん」「パジャマしんちゃん」がプレイを助けてくれる限定バディとして登場するほか、期間限定のスペシャルステージや、Twitterツイートキャンペーン等、様々なイベントを開催。さらに、コラボ限定LINEスタンプも配信する。期間は11月17日(火)11:00 ~ 12月8日(火)23:59まで。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002696.000001594.html

朝日新聞デジタルが11月19日付で掲載している「人事で学問介入、軍国主義下でも 歴史家が見た任命拒否」(聞き手・桜井泉)で日本大学教授・古川隆久は次のように語っている。「昭和天皇―『理性の君主』の孤独な生涯」(中公新書)でサントリー学芸賞を受賞している古川が首相による日本学術会議会員の任命拒否に関して、撤回を求めるネット署名をはじめたのである。
《「拒否された6人に大学、大学院のゼミで2年上の加藤陽子・東京大学教授が含まれていたことがきっかけです。敬愛する加藤さんは実証的な歴史家で、福田康夫政権で公書管理に関する有識者議のメンバーも務めました。『そんな人がなぜ』と驚き、すぐに何かしなければと思いました。ネット署名活動の経験がある同僚にアバイスしてもらい、私と同期で、加藤さんの同僚の鈴木淳・東大教授とともに抗議の声を上げたのです」》
古川も加藤も伊藤隆のゼミの出身者である。周知のように伊藤隆新しい歴史教科書をつくる会」の理事をつとめたことでも知られている。古川は伊藤を引き継ぎ、「昭和戦中期の議会と行政」(吉川弘館)において、「日本ファシズム」論は学説として「論理的に破綻」していると喝破したことで知られている。そんな古川が次のように危惧しているのである。
《「映画監督や日本ペンクラブなど表現に関わる人たちも、菅政権のやり方に反対の声を上げています。表現の自由への危機感からでしょう。すでに昨年のあいちトリエンナーレでは、化庁の補助金交付が一時、取り消されました。私は、いずれ、NHK民間放送にも政府が強く介入してくるおそれがあると思います」》
https://digital.asahi.com/articles/ASNCK4QVBNC6UPQJ005.html

KADOKAWAは、海外連結子会社であるKADOKAWA AMARIN COMPANY LIMITED(タイ バンコク、Managing Director:岩崎太郎)を通じて翻訳出版権を取得した、話題のタイBLドラマ原作、「Manner of Death」「SOTUS」「The Red Thread」(ドラマ「Until We Meet Again」原作)「A Tale of Thousand Stars」4作品の日本語訳版小説やコミカライズ版を2021年1月より続々と発売するという。
また、11月18日(水)よりタイBL情報を発信する公式Twitterアカウントも開始した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000007759.000007006.html
タイBLはブームになると思う。

多和田葉子の「献灯使」が2018年に受賞している全米図書賞の翻訳学部門に柳美里の小説「JR上野駅公園口」の英訳版「TOKYO UENO STATION」(モーガン・ジャイルズ訳)が選ばれた。
https://mainichi.jp/articles/20201119/k00/00m/040/057000c
「JR上野駅公園口」は河出書房新社から刊行されている。
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309415086/
柳美里が受賞スピーチで述べているように「JR上野駅公園口」は福島県南相馬の方言で書かれた小説であり、翻訳の難易度の高い作品である。ツイッターに受賞スピーチを公開している。しかもモーガン・ジャイルズにとって初めて翻訳した小説である。
https://twitter.com/yu_miri_0622/status/1329255961333178369
朝日新聞記者・小手川太朗がツイートしている。
《2年半前に福島に引っ越してすぐの頃、柳美里さんの書店フルハウス開店日に訪問し、サイン入りの「JR上野駅公園口」を買った。思い出。うれしい?》
https://twitter.com/tarokote/status/1329398686334414849
アメリカ大使館がお祝いのツイート。
柳美里氏 @yu_miri_0622 の著書「JR上野駅公園口」が名誉ある全米図書賞を受賞しました。おめでとうございます!美里さんは受賞を「震災・津波原発事故後、苦難の道を歩んできた南相馬の人々と共有したい」と語っています。》
https://twitter.com/usembassytokyo/status/1329330694766567425
予兆はあった。河出書房新社の広報アカウントは11月15日に次のようなツイートを発表していた。
ポートランドの書店「パウエルズブックス」が選ぶ「今年最高の翻訳学」の一冊に、柳美里『JR上野駅公園口(Tokyo Ueno Station)』(tr. Mogan Giles)が選ばれたそうです。柳美里さん、おめでとうございます。
この本、本当に訳された途端、世界中で熱狂をもって迎えられています…!》
https://twitter.com/Kawade_shobo/status/1327879760572084227
いずれにしても、アベ・スガーリン一派はシカト。

毎日新聞は11月19日付で「学術会議巡るデマ拡散で重なった『五つの条件』とは」(木許はるみ)を掲載している。東京工業大准教授の笹原和俊(計算社会科学)は拡散する条件について①政治的話題②賛成、反対の対立軸がある③著名人などの発言④情報のあいまいさ⑤怒りを挙げている。記事は⑤の「怒り」について、次のように書いている。
《笹原さんは、学術会議への「怒り」の感情はコロナ禍と「無関係ではない」とみている。「科学者は未来を予測できる人だと思っていたのに、新型コロナウイルス感染拡大が起きた。彼らは自分たちに何もしてくれないのに予算を使っている、中国にも協力している、という情報が入り、それぞれに反対する人たちが怒ったのではないか」》
https://mainichi.jp/articles/20201118/k00/00m/040/291000c

朝日新聞デジタルは11月18日付で「『らしさ』に違和感、集めた瞬間 当事者たちが雑誌創刊」(増山祐史)を掲載している。
《男は強く、女はおしとやかであるべきなのか――。性別ごとの「らしさ」に当てはめられることへの違和感を問う雑誌が10月に創刊された。タイトルは「IWAKAN」。「性への認識が変わるきっかけに」という願いを込めて、性的少数者たちが編集した。》
https://digital.asahi.com/articles/ASNCL33T7NCCUTIL042.html

◎日刊スポーツは11月18日付で「『コロコロコミック』表紙デザイナーがギネス認定」を掲載している。
小学館の児童向け漫画誌コロコロコミック」の表紙デザインを、1986年(昭61)以降、34年間にわたり書き続けている佐々木多利爾(ささき・たりじ)氏が、同一の児童向け雑誌の表紙を最も長く担当したデザイナーとして、ギネス世界記録に認定された。》
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202011180001091.html

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3)【深夜の誌人語録】

世界がどんなに変わっても個性は変えられない。