【文徒】2021年(令和3)1月5日(第9巻1号・通巻1898号)つづきパート2

◎地方紙で働いていると思しき「ちぃれん」のツイート。
《多くの新聞社が危機感を強めているのは間違いない。今年は地方紙でデジタル進出に挑戦する取り組みが目立ち、2021年もこの流れはさらに強まると思う。
人員規模や地域特性など条件は異なるため一律に成功する方法はないが、大きな鍵となるのは社員、特に編集部門の意識変革だろう。
《紙の売上を少しでも埋めるための小手先のデジタル化ではなく、組織を根本からつくり変えるぐらいのエネルギーが必要だろう。そこに気づき実践できる組織だけが、数年後になおメディア企業として存在感を発揮できるのだと思う。》
https://twitter.com/kr1926/status/1342993707411202048
https://twitter.com/kr1926/status/1342995087718895617
新聞記者歴10年以上という「ぶんや@社内業界記者」がリツイート。
《新聞社も、デジタル社会を前提として組織、業務フローを抜本的に転換しないといけないわけですね。
紙を前提とした収益構造に代わるモデルは見つけられないとはいえ、しがみつくだけでは想像以上の速さで崩れていくことでしょう。
https://twitter.com/bunyabunya2020/status/1343019889431355392
ちぃれんがリプライ。
《そうですね。これまでは「紙を守るためにデジタルや他の新規事業に取り組む」という発想がメインだったように感じるのですが、やはりコロナを経てのことなのか「紙に固執せずデジタルに軸足を移す」にフェーズが変わりつつあると思います。そこに踏み切るかどうかが分かれ目ではないでしょうか。》
https://twitter.com/kr1926/status/1343022000038502400

◎「FRONTROW」は2020年12月26日付で「ナタリー・ポートマン、愛読書は川上未映子の『乳と卵』」を公開している
《日本では2008年に発売されていた『乳と卵』だけれど、最近になりアメリカで翻訳されたものが発売され、ナタリーも手に取ることに。ナタリーは『乳と卵』を手にした写真をインスタグラムにアップすると「川上未映子の『乳と卵』は、タイトルが提案するのと同じくらい(問題を)まざまざと見せる作品であり現代的です。女性として今日の日本で生きることについての川上の描写がとても好きでした。もともとは2008年に日本で発売されていましたが、最近英語で出版されました!」とコメントしてお気に入りの1冊として紹介した。》
https://front-row.jp/_ct/17419042
このようにインスタグラムで紹介している。11.5万の「いいね」がついている。
https://www.instagram.com/p/CIpT0MkDUtE/
川上未映子が引用ツイート。
《ナタリーさんだけでなく、エイミー・シューマーさん、映画『ハニーボーイ』のアルマ・ハレル監督などが愛読、ハリウッドで『夏物語』への関心が高まっているという記事です。ありがとうございます》
https://twitter.com/mieko_kawakami/status/1343189012421349383

◎「春オンライン」は2020年12月28日付で「【DHC現役社員が告発】ヘイト炎上の源泉は会長のヤバすぎる“差別通達”《タレントの出自に関する記述も》」を発表している。
《DHCは吉田氏が一代で築き上げた企業だ。A子さんは「社員の誰もが吉田会長を尊敬のまなざしで見ている」と語るが、その表情は暗い。
「会長の実績を疑う人はいません。しかし人格については、みな閉口しているんです。実は、炎上した章がサイトに載る数日前、社員に対して同様の内容がすでに開示されていました。みんなで『ひどい章だね』と話し合いましたが、一方で『会長らしいね』という諦めにも似た感想も出ていました」
実は、吉田氏はこれまでもDHCの公式サイト上やメディアで“ヘイト投稿”を繰り返しているのだ。》
https://bunshun.jp/articles/-/42628
春オンライン」は2020年12月28日付で「DHC会長が全社員に口コミサイトへ“サクラ投稿”奨励「ゴールド社員の称号を与える」《消費者庁は「非常にグレー」》」を発表している。
【同「通達」で、ついに吉田氏は社内に向けてこんな募集を始めた
《落書き版(原ママ)に書かれた内容をデジタル化して、それをファンの人に成り代わってあらゆるメディアに次から次へと投稿していく、これを副業でやってくれる人を募集する。固定給制度でスタートは月給10万円。毎月一度報告をしてもらい、貢献度によって11万円、12万円、・・・、20万円と上がっていく。DHCに愛社精神があり、是非やってみたいと思う人は応募せよ》(2020年8月20日「通達」より)
「つまり、消費者の方が書いた口コミを、あたかも自分が商品を使用した口コミであるかのようにSNSやほかの口コミサイトに投稿せよという社員への“サクラ投稿”の指示だったのです。投稿先として、InstagramTwitterFacebookYouTubeなどのSNSのほかに、『アットコスメ』などの大手口コミサイトも対象として指定されました」(A子さん)】
https://bunshun.jp/articles/-/42629
春オンライン」は2020年12月28日付で「【内部書入手】DHCのヤバすぎる勤務実態「産休取得で降格、査定基準に“愛社精神指数”、ボーナスのお礼を会長にファクス」を発表している。
《そのうえ、吉田氏の言う愛社精神は「アピールが上手いかどうかで決まるという側面もある」ようだ。A子さんが説明する。
「2020年8月7日に出された『通達』には、《(賞与の支払いについて)三千人もいる社員の中で小生にお礼のファックス送ってくれた社員はたったの一名のみであった。DHCは腐っている(ママ)》と書かれていました。《小生》というのはもちろん吉田会長のことです。ボーナスのお礼を社員がファクスで会長に伝えるなど、普通の会社ではあり得ませんよね? この会社では一生懸命仕事をするだけでは評価されない。やるせないですよ」》
https://bunshun.jp/articles/-/42630
「窓際さん」のツイートは例によって皮肉たっぷりだ。
春のDHC社員の暴露話、朝日新聞など左派系メディアがタレコミ先にならなかったのは地味に深刻な事態だな。Twitterで朝日の記者がDHC問題についてアレコレ放題騒いでても、内部告発者は「春にタレ込んだ方が世間を動かせる」と判断した訳で。政治家スキャンダルより遥かに大きな失点やで。》
https://twitter.com/nekokisha/status/1343926674635673600

朝日新聞デジタルは2020年12月29日付で「ももクロのあーりんが手話を学んだら 伝える心の大切さ」(佐藤啓介、土屋香乃子)を掲載している。「ももいろクローバーZ」のメンバー「あーりん」こと佐々木彩夏ソロライブでは毎回必ず1曲は手話を付けて歌っているそうだ。佐々木が次のように語っているのが印象に残った。
《こちらの気持ちをどう表現したらいいか、正確に伝えるのは難しいのですが、手話をやっていて思うのは、正確でなくても思いは伝わるということです。伝えようとする気持ち、身ぶりや表情、口を大きく動かすことが大切だと気づきました。口の形で読み取ってくれることもあります。「お話をしたい」という気持ちがあれば、伝わるんだなと思います。もっともっと多くの方と交流したいです。》
https://digital.asahi.com/articles/ASNDT3CX4NDHUHBI017.html

◎「情報・知識&オピニオン imidas - イミダス」は2020年12月29日付で三浦英之と阿部岳の対談「福島や沖縄の『今』をいかに語るか ルポルタージュとジャーナリズム」を掲載している。
《三浦 若い人たちに伝えたいことは、どんな本でもいい、若くて時間のあるうちに、そして目が健康なうちに、1冊でも多く本を読んでほしいということです。本をたくさん読むという行為こそが、章をうまくシンプルに、なめらかに書く最良の方法だと思う。新聞記者の中には、ファクトを詰め込めばいい本になると思っている人もいますが、僕はそうは思わない。ファクトはいわば「横糸」なんです。そのファクトの横糸を体の「縦糸」でしっかり織り込んでいくのが書籍であり、それをできるのが「書き手」と呼ばれる人々なんだと僕は信じています。横糸だけでは布にならないけれど、縦糸がしっかりしていれば、その横糸を変えることで、優れた書き手は様々な美しい「布」を織ることができる。》
三浦は良いことを語っているのだけれど、こういう認識では駄目だ
《なぜ、僕がルポライターという肩書を使っているかというと、沢木耕太郎さんや鎌田慧さん、児玉隆也さんに憧れたという影響が大きいです。彼らはルポライターという肩書を名乗った。でも、ルポライターという言葉自体は、海外ではあまり聞いたことがありません。きっと和製外来語なんだと思います。ルポは、ルポルタージュというフランス語からきているように思えるし、ライターは英語。なんかカッコ悪いんだけど、それがまたいいんですよね。》
https://imidas.jp/olympic/2/?article_id=l-89-014-20-12-g787
私たちの理解ではルポライターとは竹中労のことである。そういう歴史を三浦は知らないようだ。加えて言えば「竹中労児玉隆也=夢野京太郎」である。

毎日新聞は12月30日付で「『知る権利が標的に』 1年で報道関係者50人が死亡、国境なき記者団が公表」(秋山信一)を掲載している。
《国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(本部パリ)は28日、世界で今年1年間(1月1日~12月15日)に50人の報道関係者が死亡したとの報告書を公表した。調査報道を手がける記者が意図的に狙われる割合が増えており、国境なき記者団のクリストフ・ドロワール事務局長は「職業上のリスクの犠牲になっていると考える人もいるかもしれないが、攻撃の標的になっているのは誰もが持つ知る権利なのだ」と警鐘を鳴らした。》
https://mainichi.jp/articles/20201229/k00/00m/030/264000c
国別ではメキシコが8人と多い。

◎「ONE PIECE」は、1997年に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始しているが、1月4日(火)発売の5・6合併特大号で1,000話を迎える。この1,000話到達を記念して71巻分が1月11日(月)までの期間限定で無料公開されている。
https://iphone-mania.jp/news-336817/

KADOKAWA Connected代表取締役社長・各務茂雄は「東洋経済ONLINE」に2020年12月30日付で「20億円のコスト削減が1年前倒しで実現した訳」を寄稿している。
《筆者は2017年1月にドワンゴのインフラチームの部長として、会社の門をくぐり、その年の2017年4月からインフラ改革を推進していくことになった。まず仕事の属人化を解消するために、サービス型チームを導入した。
サービス型チームとは、簡単に言えば、ほぼすべての仕事をサービス(機能)として定義し、その利用者(社内外)に対して、チームとしてサービスの提供と品質を約束するというものである。チームの中では、メンバー間でのロール(役割)の分担を明確にし、何に責任をもって仕事をするかということを各人が理解し、仕事に対するオーナーシップをもってもらう。》
《繰り返しになるが、DXの本質は「デジタル技術と合理的マネジメントの融合」である。いくらデジタル技術を導入しても、合理的マネジメントが存在しなければ、DXは実現しない。DXを推進しようとしている組織や、始めたもののなかなか進まない組織は、自社内に合理的なマネジメントがなされているかをチェックすることから始めてみてはいかがだろうか。》
https://toyokeizai.net/articles/-/398306

◎「ORICON NEWS」は2020年12月30日付で「40周年『ビッグコミックスピリッツ』が高い“実写化率”のワケ…骨太作品の裏にある脱アンケート至上主義」を発表している。
《40周年を記念して10月に刊行された『漫画家本SPECIAL スピリッツ本』には、初代編集長が88年1月に成人式を迎える読者たちに向けて、編集後記に「(スピリッツは)いつも、アナタ方の味方であり、仲間であることを約束します」と書いていたことが紹介されている。その言葉どおり、『スピリッツ』には、時代に合った身近な世界観の中で、共感したり、刺激を受けたり、感動したりと、読者に寄り添い、後押ししてくれるような作品が多いのだ。》
https://www.oricon.co.jp/special/55679/2/
かつては読者に対して堂々と仁義を切ってみせることもできたのである。いつのまにか君たちは読者よりも偉くなってしまったのではないだろうか。

◎ガースーも記者会見で、このくらいのことを言えないものなのか和歌山県知事・仁坂吉伸による「新型コロナウイルス感染症対策(その47) ‐データの示す急所‐」。
《H図はその一例で、赤丸の見ず知らずの2人の方が行動履歴の調査の結果、同一のダイニングバーに同一日に別々に行っていたということが分かり、それを県の野尻技監が見つけて、このダイニングバーに検査に入らせたところ、たった2人しかいない従業員が2人とも感染していたことが判明し、ここが感染源に相違ないということが分かりました。そこで店名を公表させてもらって、市内の利用者に呼びかけ、片っ端からPCR検査をした所、続々と感染者が出てきたのです。それで少し市民の行動を制限する措置をして、それ以上の感染を防げました。
よくメディアで放送されているように、保健医療当局が感染経路不明何人、はい終わり。でその後のトレースをしないと、感染は際限なく拡がるでしょう。報道に甘んじないようにしないといけません。H図はその「つながりました」の好例です。》
https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20201228.html

◎2020年12月31日付の新聞に掲載された見開き広告が時代を象徴している。
《あなたがボタンを押せば、/世界はもう一度はじまる。/何度でもはじまる。》
https://twitter.com/kotobatoad/status/1344409815179673600

朝日新聞は12月31日付で「ドラえもん・鬼滅読まない訳は…藤子Aさん曲折の漫画道」を掲載している。藤子不二雄(A)にとって2021年はデビュー70年にあたるという。
《・・・中学2年の時、運命の一冊、手塚治虫さんの「新宝島」と出会う。少年が乗り、疾走するスポーツカーを様々な方向から描いた絵に衝撃を受けた。
「偶然、高岡の本屋に1冊だけあるのが光って見えて、2人で読んで大感動した。戦争が終わって2年。そんな漫画見たこともなかった。映画が大好きだった僕にとって、それは紙に描かれた映画。これなら自分でもやれると思った」
手塚作品をまねて腕を磨き、県立高岡中部高校(現高岡高校)時代には、2人のデビュー作「天使の玉ちゃん」が毎日小学生新聞に連載されるまでになった。だが、卒業後は伯父が重役を務める地元の富山新聞社で記者の道を歩み始めた。》
https://digital.asahi.com/articles/ASNDR3CD6NDJPISC01D.html?ref=hiru_mail_topix2_6

◎こんな挑発的な本がKADOKAWAから刊行されていたのか。「日本大衆化史」がそうだ。
https://www.kadokawa.co.jp/product/321910000164/
リアルサウンド」が2020年12月31日付で公開した「大塚英志が語る、日本の大衆化の通史を描く意義 『はみ出し者こそが権力に吸収されやすい』」で、その存在を知った。大塚は「日本大衆化史」が刊行された経緯について次のように語っている。
《これは小松和彦が国際日本化研究センターで始めた大衆化研究プロジェクトの一部です。一応「日本」とつくけれど、僕はそれを懐疑し問いなおす意味だと理解している。彼は妖怪研究をやるなかで「従来のアカデミズムでは取り上げてこなかった領域を扱うことで豊かな暮らしや歴史が描ける」と彼なりに実感していた。ただ小松さんの専門の民俗学だと遡れるのが近世までという限界がある
それで古代から現代までのいろんな分野の研究者を集めて複数のチームが作られた。そのうちの「通史の教科書を作る」ミッションのチームが作ったのがこの本です。》
https://realsound.jp/book/2020/12/post-684058.html

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8)【2021年の一行情報】

◎「去年今年貫く棒の如きもの」は高浜虚子。オレは「初めての夢の中だけ放火犯」。30年前の一句だ。

末井昭が投稿した2021年最初のツイート。
《戦争絶対反対 !   2021年1月1日》
https://twitter.com/sueiakira/status/1344772572945108994

◎元新聞販売店経営者は元旦の新聞を手に取ってみて驚いたのだろう。
《こんなに薄くなっちまって…》
https://twitter.com/5ZXYr7qMVBmqeMk/status/1344779990135541760

◎「橋川三とその浪曼」は絶対に買う。杉田俊介のツイート。
《2021年の仕事の目標。まずは引き続き「対抗言論」2号と男性論続編の作業をし、そのあとに『橋川三とその浪曼』と評論集『神と革命の藝批評(仮)』の書籍化の作業。それと同時に引きこもって念願の理論/思想の勉強をはじめて、『無能革命論(仮)』と『男性自由論(仮)』の作業を開始すること》
https://twitter.com/sssugita/status/1344672650166059008

巖谷國士のツイート。
《謹賀新年。昨年の元旦にも同じ写真を出したと記憶するが、ニュアンスも意味作用も違ってしまっている。たとえばガースー退散、ベーアー逮捕を実現しなければ、埠頭が船になって対岸をめざすどころか、小さな方舟の到来も望めないだろう。それでも希望のはじまりは持続する。あきらめない。》
https://twitter.com/papi188920/status/1344669231741247488

◎「デイリー新潮」は1月1日付で「元記者の告白 NHKの『タクシー私的利用』と『受信料名簿のあり得ない使われ方』」を発表している。
《新聞記者時代に記者仲間と昼食に行くことはよくあったが、タクシーを利用したことなどなかった。まして業務外なので割り勘とすべきところだが、降車の際、記者の1人がてきぱきとタクシーチケットで支払った。1000円にも満たない金額だが、最初に体験した公私混同の現場として印象に残った。当時、こうしたタクシーの公私混同使用は日常茶飯事だった。》
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/01011131/?all=1&page=1
この記事は「YAHOO!ニュース」にも取り上げられた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/33ec892d2bb5fa295fbc689aae41fbf5968efdf9
すると元NHK記者の相澤冬樹が次のようなコメントを書き込んでいる。
《記事で「告白」されているタクシー私的利用と受信料名簿の使われ方の具体例は、いずれも20年以上前のことだ。筆者は2020年夏まで現職記者・デスクだったのだから直近の不正事案があるならそちらを指摘すべきだが、それはない。記事の中で筆者自身タクシーについて「社内のチェックは大幅に厳しくなった」受信料名簿について「こうした行為が、今も横行しているとは思えない」と書いている。具体例がないから書けないのだろう。するとこの「告白」に意味があるのだろうか?そして筆者は匿名である。現役職員なら匿名もわかるが、この人は退職している。そして大手新聞社を辞めて1997年に新潟放送局に勤務という経歴を見ればNHK内部の人間には誰のことだかすぐわかる。すると匿名にしているのはNHKではなく読者に対して、ということになる。退職しているのに匿名で「告白」するのはなぜなのか?新潮もこんな中身のない記事を載せては恥であろう。》
https://news.yahoo.co.jp/articles/33ec892d2bb5fa295fbc689aae41fbf5968efdf9/comments

◎「ぶんや@社内業界記者」が年頭の予言を発表している。
《今年は伝統メディアにとって大きな動きがする予感がします。
コロナという突発事態で販売店が瀕死です。広告出す側も効果が見えない新聞から削ります。何より部数減が加速。「磐石」と社内外に喧伝してきたAが陥落して希望退職続々、Yの陥落も時間の問題か。J、S、Mも追加リストラの声……》
https://twitter.com/bunyabunya2020/status/1344857075264864259
「元記者の紀谷理馬」がこんなツイートを投稿している。
《新聞社の現役社員を地味に苦しめてるのは退職後の社員の高額医療に保険費が圧迫されてる問題。自分が入社する遥か前に退職した爺さんたちの延命のために、若手社員は汗水垂らして胃に穴を開けて頑張っています。》
https://twitter.com/motokisha/status/1344551359157161985
これを「mizumizu1985jp」がリツイート
企業年金減らす提案をOB会が拒否したから、現役の給料を猛烈に減らし始めた築地さんとかもあるしね。それでもなんだかんだで高給の部類にはいるけど。》
https://twitter.com/mizzz_kki/status/1344857485660704768
「元記者の紀谷理馬」が返信。
《リリーフ登板の渡辺社長は結局現役世代の1割給与カットしかしてないですからね。あと置き土産としての夢待遇の早期退職募集。そんなぬるま湯の極みであった渡辺氏のお気に入りだった次の中村氏がどこまで根本にメスを入れられるか…》
https://twitter.com/motokisha/status/1344859592925200385

テレビ朝日報道ステーション」ディレクター・小松隆次郎が、箱根駅伝で山登りの五区を足が攣りながら完走した青学大5年生・竹石尚人についてツイートしている。
《痛みに耐えて最後まで走り切った青学大”5年生”の竹石尚人選手は、静岡朝日テレビに入社予定とのこと。人の弱さ、痛みを取材するメディアでは、輝かしい戦績しか残していない人より、たくさんの苦労や経験をしてきた人の方がいい仕事ができると思う。楽しみ!》
https://twitter.com/Kryujiro/status/1345255497876684801
こちらは静岡朝日テレビアナウンサー・片山真人のツイート。
《青山学院 竹石くんの紹介で「静岡の企業に就職」と紹介する寺島アナ。
静岡朝日テレビ」と言ってくれていいんですよ?》
https://twitter.com/katayaman19/status/1345220686420168705
早速、中日新聞が反応。1月2日付で「“留年で挑戦”の青学大竹石に静岡朝日テレビの先輩アナが『頑張れ…』内定者にエールも期待に応えられず【箱根駅伝】」を掲載している。
https://www.chunichi.co.jp/article/179600

◎渡辺京ニというオートレーサーがいることを米本浩ニのツイートで知った。
https://twitter.com/yonepenpen/status/1345234898789941251

◎PR会社として知られるサニーサイドアップ代表取締役・次原悦子がPCR検査で陽性となったことをツイッターで1月2日に報告している。
《陽性。28日以降私と接触した方が濃厚接触者。家族以外ほぼいないのがせめてもの救い。家族全員のPCR検査の手配をして、とにかく家族にうつさないように家中を消毒。関係各所に連絡。ご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません。》
《ちなみに今日の感染者数に私は入っていません。おそらく政府発表数字よりはるかに多い感染者数がいると思います。いつどこでかかってもおかしくない。マスクも手洗いもしていても明日は我身。人に言うなと言う人もいますが、顰蹙覚悟で私は陽性を公表して、経緯を報告します。》
《今クリニックから電話。味覚嗅覚がないので私の場合は無症状とは言わないらしい。医師の電話診断が明日の午後に行われ、その後彼らの本院のある中央区に報告され、その後に私の住む杉並区に報告されるらしい。つまり私が感染者にカウントされるのは2日後。
https://twitter.com/tsugihara/status/1345292650560143360
https://twitter.com/tsugihara/status/1345295755792171010
https://twitter.com/tsugihara/status/1345308680669970434

◎これは「嫌われる勇気」で知られる岸見一郎のツイート。
《生命より大事なものがあると考えるから決断できなくなる。》
https://twitter.com/kishimi/status/1345645889285623814

箱根駅伝の沿道観戦者は約18万人。昨年の約85%減ではあるが、決して少ない数字ではない。毎日新聞は1月3日付で掲載した箱根駅伝、自粛呼びかけも18万人沿道観戦 ネットで批判『異常な多さ』」(小林悠太)は、こう書いている。
《・・・沿道の一部では人が密集して観戦する姿も見られ、大会本部には25件の苦情電話が寄せられた。インターネット上のコメントでも「沿道の異常な多さは観戦を断念してテレビで応援している人たちの思いを踏みにじる」「選手の頑張りがかすんで見えるほど沿道の観戦が異常」などの批判が相次いだ。》
https://mainichi.jp/articles/20210103/k00/00m/050/106000c
そうそう、今回から各大学のユニホームにスポンサーのロゴが入れられるようになった。気が付きました?
https://digital.asahi.com/articles/ASNDV41K3NDPUTQP016.html
総合優勝は駒澤大学。最後の最後で創価大学を抜いての勝利だった。池田センセが禅天魔に敗れ去ったわけである。

NHKは「シュン@ひろしまタイムライン」のアカウントを閉鎖。これまでのツイートは丸ごと削除。島契嗣がツイートしている。
《公共メディアへの転換を掲げるNHKがこんなことしたらダメやって。アカウントごと削除して終わりなんて。信頼を失う。「説明責任」や「記録性」のかけらもない。一言で言うと失礼。向き合う覚悟を感じない。》
https://twitter.com/shima_keishi/status/1345866594279256065

◎玉川徹のツイート。
《2020年の「羽鳥慎一モーニングショー」の年間平均視聴率が初の同時間帯トップと4年連続の民放トップを獲得しました。世帯視聴率は去年からさらに1.2ポイントアップの10.6%(個人全体視聴率は5.5%)これもすべてコロナ禍にあってもご支持いただいた皆様のお陰です。ありがとうございました。》
https://twitter.com/tamakawat/status/1345991994934394880
コロナ禍で名前を上げたテレビタレントのひとりが玉川徹である。
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9)【深夜の誌人語録】

登ったままでは駄目で、登ったならば必ず下りるのだ。