◎「デイリー新潮」は2月18日付で「朝日新聞の実売部数は今や350万部?新社長は創業以来の大赤字で前途多難の声」を発表している。
《朝日新聞の20年9月中間期の売上は1390億円で、前年同期比で22・5%減。純利益は419億円の赤字で、前年同期は14億円の黒字だった。2020年度の通年決算では、経常利益で約170億円の赤字になる見通しという。》
で、いろいろなことに手を出すのだが、これがなかなか結果を出せないでいる。例えば、こういうことだ。
《あまり知られていないようだが、朝日新聞は2016年12月、日本最大級の宅配ポータルサイト「出前館」の株式5%(約15億円)を取得、出前館と組み朝日の販売店でデリバリーサービスを開始した。ところが、販売店で宅配代行を行ったのはほんの一握りしかなく、昨年6月に提携を解消している。》
肝心の朝日新聞の部数は減少傾向に歯止めがかからない。
《20年8月には499万部になり、55年ぶりに500万部を割り込んだ。前年同月比43万部減だ。9月は497万部で、同43万部減、10月は496万部で、同42万部減となっている。読者に配達されないまま廃棄される「押し紙」を差し引くと、実売部数は350万部以下とも言われている。》
https://www.dailyshincho.jp/article/2021/02180600/?all=1
しかし、前途多難なのは朝日新聞社に限ったことではあるまい。灯台下暗しというけれど、「週刊新潮」にしてからが、全盛期に比べれば、部数を半減させているどろろではあるまい。新潮社は決算を公にはしていないが、誰の目からみても、前途多難なる未来が新潮社を待ち受けていることもまた間違いないのではないか。
しかも、未だ同族経営から脱しているとは言い難い。果たして人柄や決断力において朝日新聞社のサラリーマン社長よりも優れているのかどうか。新潮ジャーナリズムに判断をしてもらいたいところだ。まあ、新潮ジャーナリズムは、ひたすら「痩我慢の説」を実践するしかないのだろう。
◎毎日新聞社はニュースサイトを全面リニューアルし「毎日新聞デジタル」に名称変更した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000169.000032749.html
◎日販およびリブロプラスが運営する本屋「文喫」は、岩田屋三越が運営する岩田屋本店内に、「文喫 福岡天神」を3月31日(水)にオープンする。福岡県の老舗百貨店・岩田屋本店のカルチャースクール「学 IWATAYA(まなび いわたや)」と同一施設内に展開することになるわけだ。
https://www.nippan.co.jp/news/bunkitsu_20210218/
◎日販は4月1日付で代表取締役副社長の吉川英作が代表取締役社長に昇任する。平林彰は取締役会長。
https://www.nippan.co.jp/wp-content/uploads/2021/02/officers_20210219.pdf
◎朝日新聞デジタルは2月18日付で「倉持医師に中傷ビラ容疑で逮捕 『テレビに出たから』」(平賀拓史、中野渉)を掲載している。
《新型コロナウイルスについてテレビ番組などで発言している倉持仁医師(48)の病院に中傷ビラを貼ったなどとして、栃木県警は17日、宇都宮市北若松原2丁目、無職坂本淑子容疑者(67)を信用毀損(きそん)の疑いで逮捕し、発表した。「信用を毀損するつもりはなかった」と容疑を一部否認しているという。》
https://digital.asahi.com/articles/ASP2L2S6NP2KUUHB012.html
◎日刊ゲンダイによれば神楽坂で逮捕されたNHK職員は「ニュース7」担当だった。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/285345
◎メディアドゥ子会社で、世界最大級のアニメ・マンガコミュニティ「MyAnimeList」は、総額12億円の新株発行による増資を決定したが、うち6億円を、第三者割当方式により、講談社、集英社、小学館、メディアドゥが引受先として決定している。MyAnimeListは月間利用者数1,800万人、月間ページビュー数2億7,000万PV、世界230ヵ国以上のユーザーが利用する世界最大級の日本アニメ・マンガのコミュニティ&データベース。
https://mediado.jp/group/3781/
◎東京新聞は2月20日付で「COCOA開発受注企業が事業費94%を3社に再委託、さらに2社に…不具合の原因企業『分からない』」(皆川剛)を掲載している。
《新型コロナウイルス陽性者との接触を知らせるアプリ「COCOA(ココア)」の開発で、厚生労働省の委託先の企業が別の3社に、契約金額の94%で事業を再委託していたことが分かった。同省は再委託比率を「原則2分の1未満」とする規定を設けているが、それを大きく超える比率で認めていた。ココアは不具合が続発。同省の調査や監督が及ぶ元請け企業の役割が小さく、原因把握が難航している。 》
《ココアを巡っては、昨年9月以降、アンドロイド版で陽性者との接触を通知できない不具合があった。厚労省は問題を把握するまで4カ月かかった。iPhone(アイフォーン)の一部でも不具合が発覚している。》
《平井卓也デジタル改革担当相は「管理も含めて発注者の能力が低いことが一番の問題だ」と指摘した。》
https://www.tokyo-np.co.jp/article/87051
◎「ORICON NEWS」は2月18日付で「集英社、『鬼滅の刃』海賊版確認で注意喚起 特徴発表で『排除のための協力要請をしております』」を公開している。
《集英社は18日、人気漫画『鬼滅の刃』(全23巻)を違法に印刷した紙の海賊版が、メルカリやAmazon、インターネット上で販売されていることを発表した。この“海賊版排除”のため、正規品と比較した特徴を『週刊少年ジャンプ』公式サイト&ツイッターで公表し、注意を呼びかけた。》
https://www.oricon.co.jp/news/2184941/full/
https://twitter.com/jump_henshubu/status/1362310889957822465
「NHK NEWS WEB」は2月19日付で「『鬼滅の刃』単行本海賊版に注意」を発表している。
《集英社によりますと、今月、インターネット上で単行本を購入したという人から本が不良品だったので交換してほしいという問い合わせがあり、実物を取り寄せて確認したところ、「海賊版」であることが分かったということです。
その後の調査で、先月から今月にかけてフリーマーケットアプリやネット通販サイトで「23巻全巻セット」などとして、同様の海賊版が相次いで出品されていることを確認したということです。
これらの海賊版は、正規の単行本よりも厚みが薄く、紙質が荒いことや、4巻の裏表紙の定価の表記がけい線で囲まれていないなどの特徴があるということです。》
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210219/1000060616.html
NHKはフリーマーケットサイト「メルカリ」やアマゾンの「マーケットプレイス」と書かずに「フリーマーケットアプリやネット通販サイト」と書いている。
◎日本経済新聞で欧州総局(ロンドン)、日本経済新聞編集員、日経ビジネス編集委員などを経て2016年4月に独立した大西康之の「起業の天才!」(東洋経済新報社)には、そそられる。日本経済新聞の「NIKKEI STYLE」が2月19日付で掲載した「ベゾス氏と同じ未来を見た リクルート江副氏の光と闇」は、八重洲ブックセンター本店が「起業の天才!」を注目しているとして、次のように書いている。
《著者はそのために、印象的なエピソードから本書を書き起こす。1987年のリクルートによる米国のベンチャー企業、ファイテルの買収だ。このベンチャーはインターネットが勃興する以前のこの時期に国際株取引のオンライン決済を手がけていた会社で、その出資交渉に来ていたのが大学を出たてのジェフ・ベゾスだったというのだ。
ベゾスは少し後にアマゾン・ドット・コムを立ち上げ、ネット時代のイノベーションの中心的存在となる。「ファイテルは創業まもないベンチャーでベゾスはそこの平社員。江副はそのファイテルを買収した会社のトップ。立場は天と地ほども違ったが、ふたりは間違いなく同じ未来を見ていた」と著者は書く。「江副浩正の生涯をたどることで、戦後日本が生んだ稀代の起業家があのとき見ていた景色、そして『もし』この男の夢が実現していれば、どんな日本になってたのかを考えてみたい」。これが著者の執筆意図だ。》
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO69198560X10C21A2000000/
こう書かれると読みたくなるよね。東洋経済新報社の桑原哲也がツイートしている。
《三省堂有楽町店様に『起業の天才!』コーナーが!
・はじめにに出てくる星新一さんの本
・序章に登場する有馬誠さん著『ギャップはチャンスだ!』
・江副の「バイブル」、ドラッカー著『現代の経営』
・馬場マコトさん、土屋洋さん著『江副浩正』
ありがとうございます!そして2位にランクイン!》
https://twitter.com/qwerty_toukei/status/1361600465335586819
映画化、あるいはテレビ化しないかな?
◎クリエイティブエージェンシー・かくしごと(本社:東京都品川区 代表取締役:黄孟志)が、様々な人気雑誌・WEBメディアの「編集長」たちと連携し、クライアントの課題解決を行うサービスを2月18日に開始した。「STREET」「FRUiTS」「TUNE」編集長・青木正一、「CHOKiCHOKi」編集長・三浦伸司、「egg」編集長・赤荻瞳、「NEUT」編集長・平山潤が参加しているというが、私は不勉強にして、これらの雑誌を購入はおろか、立ち読みさえしたことがない。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000072912.html
悪貨が良貨を駆逐しなければ良いのだが・・・。
◎ロイターは2月18日付で「アングル:TikTok米広告事業が好調、トランプ氏の脅威去る」を配信している。
《広告代理店幹部3人がロイターに明らかにしたところでは、トランプ前政権が求めたTikTok米国事業の売却をバイデン政権が棚上げしたことで、スポンサー企業が一斉にTikTokに回帰。広告キャンペーンの予約を入れたり、顧客にアピールする新たな手法を試みたりしている。
パトリック氏は、前政権下でのTikTokと国家安全保障を巡る騒ぎは「人目を引くための大芝居」の側面が強かったようだと指摘。広告主も実は深刻に懸念してはいなかったと解説する。》
https://jp.reuters.com/article/tiktok-us-ad-idJPKBN2AH0JY
◎明治28年創業の本格革工房・有限会社黒川鞄は、製造するランドセルにおいて、小学館の女性誌「Domani」とタイアップを実施した。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000074662.html
◎「PR TIMES」をチェックしていたら、小学館から「詩人になりたいわたしX」が刊行されていることを知った。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001028.000013640.html
「デヴィッド・ボウイ ─変幻するカルト・スター」(ちくま新書)の野中モモが1月21日にツイートしていた。
《『詩人になりたいわたしX』おもしろそう。昨晩、大統領就任式をちょっと見て、アメリカで神を信じない人たいへんそうだから応援したいよな…と改めて思っていたところ。》
https://twitter.com/momononaka/status/1352241803081121795
ポルベニールブックストアも推している。
《エリザベス・アセヴェド著, 田中亜希子訳『詩人になりたいわたしX』(小学館)。 ハーレムに暮らす少女シオマラは、厳格な母親に猛反発しながらも「言葉」の持つ世界に惹かれていく――。全編を詩で描く家族と恋と友情の心揺さぶる物語。すべての闘う少女に贈る、超パワフルなYA。》
https://twitter.com/porvenir_books1/status/1355414419488997379
yatobooksもインスタグラムで絶賛している。
《大学のゼミは米英近現代詩でした。1部現役生は私と「お前何にすんの?俺もそれにするわ」と言ってきた友達しかいなかった。日本ではだいぶ前から詩は人気が無かったんだと思います。でもシネマテークでかかるような映画の中では、世界中でまだまだ詩が健在だなと思うことが多いですが。
私軽くアレなのもので「よし、最初から考えてみるか」とラディカルにしか考えられないこともあるのですよね。「詩は全ての文化の中心であり、周縁である」と言ったのはI.A.リチャーズだったでしょうか、完全にうろ覚えですが。そういうこともあり詩に惹かれたのですが、何はともあれ私が言いたいことは『詩人になりたいわたしX』はとっても面白そうということです。》
https://www.instagram.com/p/CKf3fW9sW1f/?igshid=1s8kf8zc3sh8s
https://www.facebook.com/yatobooks/
◎庭のホテル 東京では、文春文庫とのコラボ企画 「春の読書プラン」の販売を開始した。
https://www.value-press.com/pressrelease/264803
◎「週刊ヤングジャンプ」(集英社)連載の「【推しの子】」と「週刊少年マガジン」(講談社)連載の「カッコウの許嫁」が、出版社の垣根を超えてコラボすることになった。
https://www.oricon.co.jp/news/2184984/full/
◎毎日新聞デジタルが掲載している2月19日付「『LUNA SEA』『X JAPAN』のギタリスト、SUGIZOさん 二つの『緊急事態』に警鐘」でSUGIZOは次のように語っている。
《「アーティストも社会の一員であり、政治的、社会的発言や行動を否定される筋合いはない、というのが僕の考え方です。ベートーベンはナポレオンが皇帝に就任するとこき下ろしました。ワーグナーは階級の撤廃を求める活動の最前線に立ち、祖国から亡命することとなりました。僕が大好きなジョン・レノンもボブ・ディランもそうですが、音楽だけでなく、文学、絵画、彫刻といった多くの表現活動は社会のうねりの中で生まれる。だから、アーティストは政治的発言をすべきではない、というのはナンセンスです」》
https://mainichi.jp/articles/20210219/dde/012/040/004000c
◎毎日新聞デジタルは2月19日付で「この国はどこへ コロナの時代に 『旅先作家』浅田次郎さん あの幸福、取り戻す意志を」を掲載している。1年の3分の1の時間を取材やサイン会、講演会に費やしていた浅田次郎だったが、コロナ禍の現在、できる限り、家から出ないし、人とも会わないというが、例外があるそうだ。
《そんな浅田さんが唯一、定期的に出掛ける場所が書店だ。東京の書店街、神保町にふらりと出掛け、一日を過ごして帰ってくる。「本屋さんはほしい本を買いに行くところではなく、実際に行ってみて買いたい本を決める場所なんです」。コロナ下の生活で、最も大きく変化したのが読書量。「自粛生活でのフラストレーションを全部収めて余りあるのが読書です。極端に言えば、本さえ読んでいれば何がなくても困らない」。》
https://mainichi.jp/articles/20210219/dde/012/040/013000c
目的買いであればアマゾンで十分だが、アマゾンに出会いはないのである。
◎日本経済新聞は2月19日付で「講談社の20年11月期、デジタルなど売り上げが紙上回る」を掲載している。講談社にとってデジタルが紙を上回ったのは初めてのことだ。
《純利益は前の期比1.5倍の108億円、売上高は6%増の1449億円だった。》
《雑誌や書籍など紙の製品の売上高は2%減の635億円だった。電子書籍などデジタル関連収入と国内外の版権収入を合わせた「事業収入」は16%増の714億円で、紙の部門を上回った。》
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ1913F0Z10C21A2000000/?unlock=1
共同通信は2月19日付で「電子書籍+権利が『紙』上回る 講談社の11月期決算」を配信している。
《同社によると、紙の書籍と雑誌を合わせた売り上げが前期比1.2%減(約635億円)だった一方で、電子書籍は19.4%増の約532億円。アニメ化やゲーム化、映画化などに伴う権利ビジネスによる収入も海外向けを中心に好調で約170億円に上った。》
https://this.kiji.is/735383133594337280?c=39546741839462401
◎新潟日報は2020年12月24日付で「産経新聞社が本紙写真を無断引用」を掲載している。
《産経新聞社は23日、新潟日報社が撮影した写真を無断引用していたことを明らかにした。ラジオ局についてまとめた記事で「リスナー提供」と偽って掲載していた。
問題になったのは、産経新聞が今月1日付の関西広域面(大阪本社発行)と、11月30日付のウェブサイトに載せた写真。
この写真が、新潟日報社が新潟県民エフエム放送(FM PORT)の閉局の様子を撮影し、7月1日付朝刊やホームページに掲載したものと酷似していたため、新潟日報社が無断引用の疑いを指摘した。》
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20201224589228.html
讀賣新聞オンラインは2月19日付で「産経新聞記者、他社サイトの写真を無断引用…休職2か月の懲戒処分」を掲載している。
《産経新聞社は19日、新潟日報社(新潟市)のニュースサイトの写真を無断で引用したとして、大阪本社文化部に在籍していた30歳代の女性記者を休職2か月の懲戒処分にしたと明らかにした。監督責任を問い、島田耕・大阪本社編集局長を減給、大阪総局長をけん責とした。いずれも18日付。》
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210219-OYT1T50132/
産経新聞は2月19日付で「本紙記者を懲戒休職 写真無断引用で処分」を掲載している。
《産経新聞社は、朝刊関西広域面で昨年12月1日に掲載した記事「Radioの時代 第2部(1) 涙雨 ラジオ局の一番長い日」(ウェブサイト「産経ニュース」では昨年11月30日に別タイトルで掲載)の写真1枚について、新潟日報社がウェブサイト「新潟日報モア」に掲載した写真を無断引用し、著作権を侵害したとして、担当した当時大阪本社文化部の30代記者=大阪本社編集局付=を懲戒休職2カ月とするなど、18日付で関係者を処分した。》
https://www.sankei.com/life/news/210219/lif2102190016-n1.html
◎学研プラスは、2月19日(金)より「体が硬くてもラクにできる! 1分おしり筋を伸ばすだけで劇的くびれ・美脚!」の予約を開始した。昨年3月に発売され、テレビ番組や雑誌などに取り上げられて20万部という大ヒットを記録した「1分おしり筋を伸ばすだけで劇的ペタ腹」の第二弾だ。今回は全エクササイズ動画サービス付きである。本体1,300円+税。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003181.000002535.html
◎「Spotify」のサービスや広告商品を活用し、広告主のキャンペーンに貢献した広告代理店や広告関連企業を評価し認定するパートナープログラム「Spotify Advertising PARTNER」は新たにADKマーケティング・ソリューションズ、サイバーエージェント、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム、博報堂DYメディアパートナーズを認定した。これまでの11社は次の通り。
アイレップ、エフエム東京、オトナル、サイバー・コミュニケーションズ、ザ・ゴール、JR西日本コミュニケーションズ、新通、トライバルメディアハウス、電通デジタ、VOYAGE GROUP、マッキャンエリクソン。
https://media-innovation.jp/2021/02/18/spotify-advertising-partner-renewal-and-new-advertising-partners/
◎デジタルクローン、P.A.I.(パーソナル人工知能)を開発するオルツは、大広と資本業務提携を締結した。
https://kyodonewsprwire.jp/release/202102181199
◎「Newsweekjapan」は2月19日付で「アメリカには公平中立な報道機関『BBC』が必要だ」(エリザベス・ブラウ)を発表している。
《アメリカではここ数年、偏向報道の嵐が吹き荒れ、手の施しようがないほど社会の分断が深まった。今この国に必要なのはBBCのような公共メディアかもしれない。》
《オックスフォード大学ロイター・ジャーナリズム研究所の昨年の報告書によると、アメリカ人の60%は中立なニュースを求めている。また56%はBBCの報道を信頼できると答えていて、BBCはアメリカ人が信頼する外国メディアのトップとなっている。
BBCニュースを視聴・閲覧しているアメリカ人は5000万人弱。この数はイギリス本国を除けば、インドに次いで多い。》
《アメリカの場合は明らかに、公共メディアを増やすことが改善につながる。60%の市民が中立な報道を求めているという事実は大手メディアも議会も無視できないはずだ。》
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/02/bbc-4_1.php
◎トーハンは、マリモクラフトの全株式を取得し子会社化することを決定し、1月22日に株式譲渡契約を締結した。マリモクラフトは、キャラクター雑貨の企画開発、販売において高いノウハウと実績を併せもつファンシー雑貨の専門卸であり、ディズニーキャラクターやスヌーピー、ムーミン、ミッフィー、ドラえもん、名探偵コナンほか、様々なキャラクターを使ったオリジナルグッズの企画開発を行っている。
https://www.tohan.jp/news/20210215_1695.html
◎KADOKAWAは、2月19日に、サイバーエージェントとソニーを割当先とする第三者割当増資284万4950株の払込が完了したことを明らかにした。割当の内訳は、サイバーエージェントとソニーがそれぞれ142万2475株ずつとなり、払込金額は総額で99億9999万9250円。同時に、第三者割当増資で発行する株式数と同数にあたる284万4950株(発行済株式の4.01%に相当)の消却が完了したことも明らかにした。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9468/tdnet/1937255/00.pdf
◎小学館はドラえもんのくじびき型ブックフェア第4弾を2月20日(土)より全国書店で実施している。今回のノベルティは、「みつめればしあわせポスター(全8種)」。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001032.000013640.html
◎「MANTANWEB」は2月20日付で「少年ジャンプ+:アプリならではの緻密なデータ分析 よりとがったマンガ ライバルは『週刊少年ジャンプ』」を公開しているが、「少年ジャンプ+」編集長の細野修平が次のように語っている。
《ウェブは、斬新な作品がヒットを生む可能性を紙以上にはらんでいるのかもしれません》
https://mantan-web.jp/article/20210217dog00m200077000c.html
◎「NEWSポストセブン」は2月19日付で知念実希人の「ワクチン『打つ』『打たない』二元論に作家の知念実希人氏が警鐘」を発表している。
《知念:例えばある週刊誌では、医師へのアンケート調査の回答が「接種する」と「種類によって接種する」を合わせ6割近いのに、あえて「すぐ接種3割」という見出しを掲げて報じた記事がありました。あたかも7割が「接種しない」と答えたかのように誤読を誘う印象操作です。》
https://www.news-postseven.com/archives/20210219_1636646.html?DETAIL
これは「女性自身」のケースである。知念実希人が「女性自身」の版元である光文社の役員と話し合いの場を持ったそうである。知念は2月19日に連ツイを公開している。
《本日、光文社にお邪魔して先日の『女性自身』の表紙に掲載された新型コロナワクチンに対する問題のある見出しについて役員の方々と話し合いの場を設けて頂きました。
現状で、ワクチンに対して恐怖を煽る行為の危険性を共有したうえで、有意義な話し合いができ、以下のような結論を得ました。》
《今後、光文社が刊行する週刊誌等では、新型コロナ及びそのワクチンの記事に対して、表紙の見出しも合わせて厳しいチェック体制を敷き、問題のある記事が載らないよう細心の注意を払うこと。
また、ワクチンにつき、専門家から話を聞くなどして、出来る限り正確な情報を積極的に発信していくこと。》
《以上のことを確約して頂いたので、それが破られない限り、今後も光文社にこれまでと同様、私の作品を提供させて頂くことになりました。
また、来月から掲載予定の『小説宝石』でのエッセイ連載も予定通り開始させて頂く予定です。
皆様、お騒がせしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。》
《また、私も微力ながら『女性自身』等の雑誌の、正確な情報提供のお手伝いをさせて頂くことになりました。
具体的には、雑誌が新型コロナやそのワクチンについて特集を組む際、インタビューを受けたり、その内容に通じている専門家を紹介し、間を取り持っていく予定です。》
《つきましては、日頃からお付き合いのある医療関係者、研究者の方々に、インタビューや記事の監修等、皆様の専門知識をお借りするお願いをするかもしれません。
その際は、もしよろしければ可能な範囲でよろしいのでご協力いただけましたら幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。》
《いまは専門家の正確な知識を多くの方々に提供することが重要だと考えております。
医療従事者の方々が過去の様々な事例から、メディアに対し強い不信感を持っていることは重々承知ですが
今は一時的にでも過去のわだかまりを捨て、力を合わせてこのコロナ禍を乗り越える必要があると思っております。》
《作家であり医師でもあるという、メディアと医療、両方の業界にかかわっている者として、
僭越ではありますが私が両者の橋渡しの役目を担えればと思っております。
パンデミックという未曽有の事態を乗り越えるためにも、皆様のお力をお貸し頂ければ幸いです。
何卒、よろしくお願い申し上げます。》
《以上が報告となります。
真摯に対応して下さった光文社の皆様には、心から感謝いたします。
また、今回の件につきましては、共にエッセイ連載をはじめる中山七里さん、葉真中顕さん、佐藤青南さんをはじめ、多くの方にご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした。
知念 実希人》
https://twitter.com/MIKITO_777/status/1362746821185994755
~
https://twitter.com/MIKITO_777/status/1362753060229971971
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6)【深夜の誌人語録】
建設は破壊から始まる。
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7)【お知らせ】
「文徒」2000号まで、あと70号。